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1: ＡＫＢ＆嵐夢小説(40) 2: Say to oneself...(1) 3: 全ジャグラー！ＢＩＧをピンポイントで狙う～(1) 4: デビルメイクライレジェンド・オブ・バージル(11) 5: 僕等はいつもねじれの位置。(12) 6: 恋愛ゲーム(17) 7: ﾓﾃ俺様×ﾂﾝﾃﾞﾚ王女(36) 8: My proof～暑い八月の恋～ (13) 9: イナイレLOVE☆　＞ｗ＜(11) 10: ほんとにあるんだな(18) 11: 夢小説かきます!!!(16) 12: テスト(12) 13: 裏切少女-絶エナイ哀シミ-(16) 14: 最終話(10) 15: 僕ノ恋、恋ノ君。(16) 16: 赤い糸(62) 17: prime(13) 18: 山田クエスト(13) 19: あなたが居るなら生きてゆける(14) 20: 　(87) 21: 恋の色(14) 22: 君と僕のLove Motion！(49) 23: 守護天使☆(16) 24: テスト(10) 25: 片思いの主が赤い糸の夢(31) 26: 新規小説スレ (17) 27: 君が執事で俺が主で(15) 28: 明日の詩(25) 29: 幸せの条件(15) 30: 私は呪い人形(18) 31: 片思いの夢(125) 32: 星に願いを(25) 33: ひぐらしのなく頃に(13) 34: ー+￣)小　説(￣ー+(12) 35: ＺＥＲＯ(37) 36: リレー小説やってみない？？(52) 37: 儚い夢(18) 38: ３かく・４かく何関係っ！？(16) 39: 世界で一番小ッちゃな恋(16) 40: ありがとうございました。(11) 41: 僕等。(16) 42: 描き空。(16) 43: 一緒の道へ―――――――(11) 44: 世界一かっこいいジャッキーの小説(10) 45: 学校の人気者（脇野友樹）に関する小説(11)

スレッド一覧はこちら

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1 名前：胡桃投稿日：10/10/13 10:42 ID:P. [ p2180-ipbf1001aobadori.miyagi.ocn.ne.jp ]

【1:40】　ＡＫＢ＆嵐夢小説
夢小説書きます。

書く小説は、メイちゃんの執事、嵐、ＡＫＢ４８です。

えー、名前変換機能が無いのでリクエストください。

リクエストの方は下の事を書いてください。

　　？リクエスト？
名前:(フルネーム)

年齢:

性格:(できるだけ詳しく)

一人称:(自分のことをなんて呼ぶか)

職業:(学生、モデル、女優などなど)

相手の名前:(男女どちらでもOK。フルネーム)

相手との関係:(姉妹、兄弟、恋人、親友など)

備考:(どんな小説がいいか希望があれば。)

ではリクエストよろしくお願いします。

31 名前：人気唯一 11/05/06 12:51 ID:r2 [ 121.57.73.110 ]

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33 名前：vcxvcx 11/05/09 06:35 ID:jY [ 121.57.73.110 ]

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34 名前：ブランドバッグ 11/06/21 23:52 ID:oI [ 116.21.0.114 ]

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35 名前：藤原里恵 11/06/24 19:03 ID:OU [ 61.241.204.23 ]

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36 名前：ブランドバッグ、財布、手帳、腕時計m95566 11/06/29 13:49 ID:TM [ 116.22.33.108 ]

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38 名前：藤原里恵 11/08/16 15:02 ID:mMQ [ 61.241.205.244 ]

39 名前：加藤真紀 11/08/16 15:02 ID:mMQ [ 61.241.205.244 ]

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40 名前：高木雪奈 12/05/09 21:15 ID:k0o [ w62.jp-t.ne.jp ]

恋愛

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1 名前：葵投稿日：11/12/09 19:02 ID:主 [ proxy30040.docomo.ne.jp ]

【2:1】　Say to oneself...ゆっくり書いてきます(´･･｀)

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1 名前：ROM 投稿日：11/11/19 22:41 ID:主 [ w52.jp-t.ne.jp ]

【3:1】　全ジャグラー！ＢＩＧをピンポイントで狙う～まだまだ知らない人が星の数ほど…そう、知らぬは一生の負け組です。

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1 名前：睡魔千 投稿日：11/01/22 16:21 ID:uI [ proxy30002.docomo.ne.jp ]

【4:11】　デビルメイクライレジェンド・オブ・バージルデビルメイクライ3に登場したバージルの、スタイリッシュクレイジーアクション小説です。

2 名前：睡魔千 11/01/24 23:01 ID:46 [ proxycg010.docomo.ne.jp ]

　今から約2000年前、魔界で大戦争が勃発した。だが戦争といっても、人間界のような国対国の渇いた争いではない。1対6660000――究極のバトル・ロワイヤルに挑んだ彼の名は「スパーダ」。弱肉強食の広大な世界でも一目置かれるほどの魔力を秘め、剣において右に出る者はいなかった。その強さを恐れた当時の魔帝・ムンドゥスは、彼を優遇し、自分の配下に置くことで長い間監視し続けた。がしかし、キレ者のスパーダは逆に魔界の動きを監視していたのだ。それはムンドゥスの底無しの支配欲を警戒していたからである。　ムンドゥス「全ての星はワシの所有物だ。地上を乗っ取り、抵抗勢力をすべからく排除せよ。」　　　　　魔界を統べるだけでは足りず、人間界までも呑み込まんとする蛮行に、スパーダは激怒した。
スパーダ「あきれた王だ。生かしておけぬ。」
スパーダが人間界侵攻をくい止める理由はただの正義感からではなかった。　　　以前に一度だけ、彼は次元の歪みから地上へ来たことがあった。害意はなく、純粋に異界の地に好奇心をもった「観光」である。ただ、人間界と魔界との間には約2000年もの時差が生じるため、スパーダは現代のとある大陸に降り立った。上級悪魔には稀に擬態の能力を備える者がいて、スパーダもその１人だった。(人間たちはこの姿を見たら怖がるだろうな…)そう考えた彼は、白人男性に変身し、魔力で形成した紫のマントを羽織って中世の貴族のような外観になった。魔界でモテていたスパーダは、人間の姿になってもハンサムだった。美しい銀髪をオールバックにかき上げてんのもスゴくセクシ[省略]。しばらくして、スパーダは人気のない町並みで出会った金髪の女性・エヴァに一目惚れする。
スパーダ「俺の子を産んでくれないか…?」
魔界の住人は手順を知らないのだ。このあと両者が時間をかけて愛を深めていったか、スパーダがエヴァを○イ○したかは分からないが、数ヵ月後に二人の間に命が芽生えた。
人間が好きになったスパーダは、逆賊として魔界を裏切ることを決意した。悪魔たちのほとんどが怒り狂い、その内の半分はムンドゥスの手先として、もう半分は自主的に裏切り者を抹殺するために彼の敵になった。
後に戦争に参加しなかった者はこう証言する――
悪魔A「奴らは何も分かっちゃいなかった。あのスパーダが本気を出したら、どれだけ兵を集めたって闘いにすらなりゃしないンだ。おそらくあれが愛の力ってやつなんだろうな。分かるよ。まー俺にもあったんだよ、そん(割愛)」

スパーダ「おもしろい…」スパーダは気分が高揚してくるのを感じた。今まで戦いの中で一度も本気を出せる相手がいなかった。しかし今度は星の数ほどのチャレンジャーときたもんだ。おまけに不可侵の絶対神・ムンドゥスまでデザートに用意されている…。スパーダは剣を手に取った。剣の名も「スパーダ」という。彼のためだけに存在し、装備する者に圧倒的な攻撃範囲を与える、至高の武器である。スパーダはまさに鬼に金棒となり、大軍を竜巻のごとく斬り払った。恐怖で逃げ出す者には目もくれず、向かってくる者・人間界に入れてはいけない強力な悪魔をひたすら斬り、その数は600万以上に及んだ。そして数えるほどしかいない上級悪魔すべてを各地に封印した。魔界No.2と謳われた剣士は、ついに魔界No.1と対峙する。
ムンドゥス「魔界最強の剣士も堕ちたものだな、スパーダよ…。人間風情に惑わされたか。」
スパーダ「否定はしない。だが俺は…己の魂にのみ従って生きている。」
ムンドゥス「勝ち目はないぞ。」
勝ちました。
ムンドゥス「バカな…！ワシは…負けるのか…！?
スパーダ「悪いが政権交代といこうか。お前は調子に乗りすぎた…。」
ムンドゥス「ワ…ワシは不死身だ…。必ず復活する……！」
ムンドゥス封印。
スパーダ「その時は俺の息子に任せるさ。」
こうして悪魔たちによる侵略は１人の悪魔によって阻止された。魔界にはまだ大勢の悪魔がいたが、自力で地上へのゲートを開く魔力もなく、魔帝もいないとあっては、人間たちに干渉することは不可能だった。スパーダは再び時空を越えてエヴァに会いにもどった。ちょうど双子の男の子が生まれたばかりだった。
エヴァ「おかえりなさい。」
スパーダ「………。」　　ずっと迷っていたが、彼はついに自分の正体を彼女に明かした。反応が恐くてまともに顔をあわせられない…。だが、予期せぬ言葉が聞こえた。
エヴァ「たとえあなたが人間でなくとも、私はあなたが好きです…。」
そう言うと、エヴァはベッドから上半身を起こし、スパーダの手を握った。
スパーダ「…本当にいいのか…?俺が…怖くないのか…?」
彼女は目を閉じて微笑みながらうなずいた。
エヴァ「あなたと一緒にいると、心が暖まります。どんな人間よりも…人間らしい人ですよ…」
スパーダの目から何かがこぼれた。(何だ…?)今までに覚えのない感情が全身を優しく包み込む。悪魔は泣かない――スパーダは純粋な悪魔だが、人を愛することができる心は人間そのものであった。
彼らは子どもたちの名前について話し始めた。
エヴァ「この子が兄で…この子が弟。」
スパーダ「実はいい名前があるんだが、１人分しか用意してなかった。」
エヴァ「ホント?私も１つだけあるんだ。」
こうして双子の兄弟は両親からそれぞれ名前を授かった。兄の「バージル」と弟の「ダンテ」。今、新しい伝説(レジェンド)が夜明けを迎える――。
つづく

3 名前：ドラゴンネスト RMT 11/01/27 18:10 ID:GM [ 58.246.251.131 ]

4 名前：モンクレール 11/01/27 18:11 ID:GM [ 58.246.251.131 ]

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7 名前：終極痩身 11/02/10 18:21 ID:m6 [ 58.247.160.36 ]

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8 名前：bag881 11/03/05 12:15 ID:Dw [ 114.106.233.188 ]

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9 名前：アイ 11/04/14 14:36 ID:vM [ EM114-48-46-152.pool.e-mobile.ne.jp ]

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10 名前：アバクロ 11/05/11 17:41 ID:q2 [ 202.181.96.173 ]

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11 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 11/06/04 21:56 ID:T6 [ ZF043241.ppp.dion.ne.jp ]

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1 名前：炉澪投稿日：08/06/20 19:26 ID:pM [ p3052-ipbfp03motosinmat.mie.ocn.ne.jp ]

【5:12】　僕等はいつもねじれの位置。皆さん、初めまして＾＾
圭新と殺鬼の友達の炉澪（ロミオ）です！
下手くそですが、小説を書かせて頂きます
読んでくれれば幸いです（汗
一応言っておく！…フィクションですので（笑

3 名前：炉澪 08/06/20 22:41 ID:pM [ p3052-ipbfp03motosinmat.mie.ocn.ne.jp ]

　
　雨は更に激しさを増し、教室にこもる熱気も増してしまった。だがしかし、そんな熱気を感じていないんじゃないか、と言うくらい能天気なヤツがいた。言うまでもない、橋ヶ谷…通称『ハチ』だ。何故『ハチ』かと言うのは、また別の機会に。
　
　「な～ユウ～！起きろよ～！な～ってば～！」
　そう言うとハチは、突っ伏している俺の肩を掴むと、無理やり前後に揺らした。頭がぐわんぐわんした。…あ、そうそう！『ユウ』ってのは俺のアダ名だ。『悠一』だから『ユウ』。解りやすいだろ？まぁ、センスはいいとして。
　あまりにハチが、俺を必死に揺らしているから、周りに居たヤツ等は何処かに行ってしまった。暑苦しさが約３割減。ただ、ハチの所為でイラつき度が約５割増。
　「…何か、今日のユウ冷たいのな」
　「はぁ？俺はいつも通りだけど？」
　「む～そういうのが冷たいって言ってるんだよ～！」
　…別に俺はいつも通りなのに…。でも、蒸し暑くて苛立ってるというのはいつもとは違う。それをハチは解ってるのか？それならスゴいが…多分解ってないんだろう。
　「あの可愛かった頃のユウは何処に行ってしまったんだ～！いっつも俺の後ろ追っかけて『ヒロちゃん、ヒロちゃん』って呼んでくれてたのは嘘だったのか～！！見損なったぞ！俺は所詮、お遊び程度の存在だっ…ぐふッ！？」
　俺は、気がつくとハチのみぞおちに肘鉄を食らわせていた。…あ、スマン…じゃなくて！！
　「てめぇ…勝手に話作ってんじゃねぇよ！ってか、誰だよ『ヒロちゃん』って！！そんな風に呼んだ事ねぇだろッ！しかも、誤解されるような言い方しやがって！俺等そんなんじゃねぇだろッ！何なんだお前は！！」
　現に、クラスのヤツ等の視線が痛い。多分、いやきっと、俺等がそういう関係だと思われている…。バカも休み休み言え。俺は一度も、ハチをそんな風に思ったことはないし、今後もない。…ハチはどうなのかは知らんが…。
　
　「うん。いつものユウに戻った」
　ハチは、さっき殴られたみぞおちを押さえながら、笑顔でそう言った。そんな格好で言われても説得力に欠けるが、我ながら呆れた。―…そういえば、今日はまだハチに怒ってなかったっけ…？俺は気がつけばハチを怒っている。そんな日常だった。だからハチはいつもと違うと言ったのか…。
　「何か俺、ユウに怒られないと一日が始まった気がしないんだよな～」
　「うわ…何だそれ、気持ち悪いわッ！」
　「へっへ～！ユウになら何言われても平気だも～ん！」
　「キモッ！ちょ…死んでこい！！」
　俺は、ハチとふざけ合ってる時だけ、暑苦しさだとか蒸し暑さだとか、そんな物を忘れられる気がした。―…この調子なら今日一日頑張れるかもな…。

続く…

4 名前：炉澪 08/06/24 18:40 ID:4g [ p3052-ipbfp03motosinmat.mie.ocn.ne.jp ]

　一日が過ぎるのは早いもので、気がつけばもう４限目が終わっていた。
　「…ぃ…ーい！…おーい！」
　遠くでハチの声が聞こえる。何だろう？
　「おーい！ユウ～！起きろ～ッ！！」
　そう言いながらハチは、俺の机をバンバン叩いた。俺はその音で我にかえった。
　「ん？…何？」
　俺は無意識に声が発せられた方、つまりハチの方を向いた。ハチは最近裸眼だが、授業中は主に眼鏡を掛けている。現に今も眼鏡を掛けていた。
　「何って…お前、２限目から爆睡してたぞ…？大丈夫か？」
　俺は一瞬耳を疑った。机には、４限目は理科だったのに国語の教科書が広げられていた。確か今日の時間割は、１限目・体育、２限目・国語、３限目・自習、４限目・理科だったはずだが…何で誰も起こしてくれなかったんだああぁぁぁ…！！！
　教師と言うものは結構、授業が優先・あえて注意をしないと言うのが多かったりする。ま、個人差や例外もあるけど。俺はそんな環境にいるんだから、寝てしまっても無理は無い…かな？
　「あ～あ、やっちまったな～！テストも近いのにね～？ま、自業自得ってヤツだな！精々頑張れよ～」
　ハチは、ずれた眼鏡をくいっと指で直すと、あっはっは～と高笑いをしながら去っていった。…賢いヤツはいいよな。
　あーあ、どうすっかなー…。ただでさえ授業についていけてないってのに…。俺は、はぁっと大きくため息をつくと、机に突っ伏して倒れこんだ。
　「…大丈夫ぅ？」
　すると、前から女子の声が聞こえた。俺は少しびっくりして前を向いた。
　「ぁ、驚かした？ゴメン！」
　そこには、えっと確か…岡崎零奈（おかざきれいな）とか言う俺等のクラスの女子が立っていた。
　「いや、いいけど。…で、何？何か用？」
　「別に用ってワケじゃないんだけど。…藤本君さっきまで寝てたよね？だから、ちゃぁんと授業解ったかなぁ？って思って」
　岡崎はくすくす笑いながらそう言った。何か、バカにされてるみたいでちょっとムカついた。
　「そんなの解るわけ無ぇじゃん！」
　「あはは！そうだよね！じゃあ…はい、コレ！」
　岡崎はけらけらと笑いながら、２冊のノートを俺に差し出してきた。それは、国語と理科のノートだった。
　「え？何これ？」
　「何って、私のノートだよ！ノート…書いてないんでしょ？だったら―…私のノート見せてあげる！」
　そう言うと、ぐいぐいと俺にノートを押し付けてきた。心なしか、岡崎の顔が少し赤くなっている様な気がした。
　「え？貸してくれんの？サンキュー！」
　「か、貸すなんて言ってないよ！？み、見せてあげるって言ったの！」
　岡崎は更に顔が赤くなったかと思うと、２冊のノートを俺に投げつけてきた。
　「痛ぇ！何すんだよ！？」
　バサッとノートが呆気なく床に落ちた。
　「べ、別に藤本君のために…か、貸してあげるんじゃ無いんだからねッ！自惚れんなぁ！」
　そう言うと岡崎は、逃げるように教室を後にした。
　「いや…俺別に、自惚れて無ぇし…」
　俺はしばらく呆気に取られてしまった。…さっきのは一体何だったんだ…？？

続く…
　
　

5 名前：炉澪 08/07/04 21:03 ID:ck [ p8025-ipbfp401motosinmat.mie.ocn.ne.jp ]

　翌日。テストが近いと言う事もあって、昨日は夜の１２時まで勉強していたのでとにかく眠い。果てしなく眠い。この調子だとまた居眠りしてしまいそうで怖い。これ以上遅れを取るわけには…。そんな事を考えながら、俺は、若干ふらふらしながら学校に向かった。
　今朝もいつも通り、ハチに振り回され、とっぷりと疲れが溜まった。…まだ朝のＨＲも始まってないのにこんなに疲れるとは…。ま、いつも通りだけどな。
　最近の授業は、テスト勉強が多い。これで溜まってた課題も終わらせる事も出来る。解らないところは先生に聞けば教えてくれるし…とは言うが、俺は聞かない。いや聞けない。だって恥ずかしいじゃん！…解らないところがないわけじゃない。むしろ、さっぱり解らない。自信を持って言える。先生に聞くくらいなら、ハチとかに聞かば教えてくれるしな。
　「はぁ…とりあえず国語でもしとくかな…」
　俺は机の中から国語のノートとワークを取り出した。ん？国語のノートが何か違う？…あ、そうか昨日岡崎に借りたんだった。すっかり忘れていた。やべ、早く返さないと…！
　やっと授業が終わり、もう給食の時間だ。ぁ、ノートは…まぁ写さなきゃいけないから…う～ん、放課後には返せるだろう。多分。
　「な～ユウ～、テスト勉強進んでる～？」
　「…俺？全然！ってーか、意味わかんないし。問題の。」
　ハチは、そうだろうなとでも言いたそうな顔で俺を見てきた。悪かったなバカで！ハチとは頭のつくりが違うんだよ！
　「おいおい。ユウ、頑張れよ～？ま、今日は居眠りもしてなかったみたいだし…いいか」
　ハチは、にゃははと笑いながらそう言った。…だが俺は知ってるぞ。こいつは１限目から４限目までの授業を全て居眠りをしていたんだ。他のヤツ等に気づかれないよう、うまくごまかしてたみたいだが、俺は知っているぞ。…ハチも人のこと言えないじゃないかー！！
　「…あれ？何で岡崎のノートがユウのとこにあんの？」
　ハチは、俺の机を見ながらそう言った。あ、ハチには言ってなかったか。
　「あぁ、それな。昨日借りた…ってーか、貸してくれた」
　「ハァ！？借りたぁ！？」
　ハチは、俺の肩をがっしりと掴むと、大声で叫んだ。周りのヤツ等がこっちを見た。そりゃあ、あんなに大声で言われたら気になるわな。
　「そうだけど…？何、何かヤバかった？」
　周りのヤツ等は、一瞬だけこっちを見ただけで、あっさりスルーした。当たり前の反応だな。ハチの顔を見ると、どんどん青ざめていってるのが解った。
　「ヤバいも何も！アレは止めとけ！うん、マジで！」
　「ちょ…何？そんなにヤバいの？」
　「あぁ。…悪い事は言わん、あいつは近づかない方がいい！だから…このノートは没収！」
　…なんじゃそら。どんだけ危険物扱いなんだ。まぁ、ハチがそう言うならしょうがないか…。俺は、国語と理科のノートをハチに渡した。
　「あ、このノートは俺が責任を持って岡崎に返しとくから。」
　「そうですか。じゃ、よろしく」
　俺はそう言うと教室を後にした。…俺には、岡崎はヤバいから近づくなとか言っといて、ハチは責任を持って返すとか…。何か、矛盾してないか？
　俺が教室を後にした後、ハチはその２冊のノートを、顔を赤らめなが胸に抱いていた事なんて…俺は知るよしもなかった。

続く…

6 名前：炉澪 08/07/06 20:33 ID:c6 [ p8025-ipbfp401motosinmat.mie.ocn.ne.jp ]

　やっと長い一日が終わり、もう放課後だ。普段なら部活があるのだが、今はテスト期間なので部活は停止している。…つまんねぇの。ま、その分早く帰れるからいいとするか。
　「おーい、藤本ー！」
　俺が教室を出ようとした時、後ろから担任の野太い声がした。
　「…はい？何ですか」
　「はぁ…何ですかじゃないだろ？何帰ろうとしてるんだよ。今日はお前、補習があるって言っただろ？」
　担任は、呆れたようにそう言った。…補習？……あ！そうだった！確か昨日そんな事を言ってた気がする！
　「え～！！マジですか～！？」
　「マジだ。ほれ、席に着け！」
　はぁ～…。さっきまでの幸せな気持ちを返してくれ～…。俺はよろよろと自分の席に着いた。補習なんて嫌だよ～！しかも、よりによって課題は数学だよ～！？…終わったな。
　補習で居残りのヤツは俺のほかにも数名いた。と言っても、俺を合わせて５～６人ってとこだけどな。…あれ？あそこに居るのって…。俺は左斜め前のヤツを見ると、シャーペンの後ろのところでこんっとそいつの背中を突いた。
　「痛っ…ってユウじゃん！何？ユウも補習？」
　やっぱりハチだった。ハチは俺と解ると小声で話し始めた。先生に見つかるとヤバいからな。…あれ？何でハチが補習にいるんだ？ハチは結構、いやかなり成績良いはずなのに…。
　「何でハチ補習にいんの？」
　「何でって…先生に呼ばれたからだよ」
　解っとるわそれくらい！そうじゃなくてここで補習を受けてるのは何でかってことだよ！俺は少しむっとした顔でハチを見つめると、ハチは少しだけ引きつった笑みを浮かべて言った。
　「…いや、大した理由じゃないけど…授業態度が悪いから補習受けろってさ～。」
　……って、大した理由だろ！それ！おいおい、大丈夫か？…って、俺も人のこと言えないけどな。
　
　補習は４０分という短いようで長い時間だったが、それもようやく終わった。全く、何で俺がこんな事をしなくてはならんのだ…って、それは俺の所為であって、自業自得と言うヤツだ。
　「…あ、やべ、岡崎にノート返すの忘れてた…」
　ハチは、カバンの中を漁りながらそう言った。
　「あーあ。俺は知らんぞー」
　「は、薄情者～！」
　ハチは、そう言うと俺の腕にしがみ付いて離れなくなった。こらー！離せー！俺はもう帰りたいんだー！俺はぶんぶんと腕を振ってハチを振り払って、教室のドアを開けた。するとそこには、見覚えのある人影があった。それは、肩よりも長い髪を無造作に下ろした少女―岡崎だった。
　「…あれ、岡崎？何で居るの？」
　「何でって…この前藤本君に貸したノートを取立てに来たの！」
　岡崎は、俺の目を見るでもなくそっぽを向いたままそう言った。少し声が震えてる様にも聞こえた。
　「ちょっと、早くノート返しなさいよ！」
　岡崎は、ようやく俺の顔を見てそう言った。あれ？おーい、目が泳いでるぞー？
　「岡崎～！ノートならこっちだぜ～！」
　「なッ…！？何でアンタが持ってんの！？」
　「何でって…ねぇ。何でだろうね？」
　ハチは、俺の肩に肘をつき眼鏡くいっと上げてそう言った。あ、今眼鏡がキラーンって光った…。それを見た岡崎は、むむむと黒いオーラを帯びていた。…こいつ等、犬猿の仲ってヤツ？…何でもいいが…
　「…早く俺を解放してくれーッ！！」

7 名前：炉澪 08/07/09 19:32 ID:vs [ p8025-ipbfp401motosinmat.mie.ocn.ne.jp ]

　それから２週間後。テストという恐ろしい試練は終わり、開放感に満ち溢れてていたが、近々テスト返しという、ある意味テストより恐ろしい試練が待ち構えていた。皆それぞれ、多少の希望や多大な不安を胸に、休み時間を過ごしていた。
　「はぁ…最悪だ…」
　俺は、頭をかかえて机に突っ伏していた。何しろ、今日はテストが返ってくる。しかも数学…。俺はもうダメかもしれない…。あぁ、目の前にお花畑が見える…。
　「…お～い！戻って来～い！お花畑なんて何処にも無ぇぞ～」
　ハチは、俺の目の前で手を振ったり、肩を叩いたりして、俺を現実世界に呼び戻した。
　「だってテスト返しだぜ？数学だぜ？？もう無理じゃん！」
　「…だからって現実逃避はやめろよ…」
　あ、ハチが珍しくまともな事を言った。…そういうお前だって、いっつも人の話聞いてないし、何考えてんだか解んないし、ぼーっとしてるじゃないか！主に授業中に！！それこそやめろよ！
　「いいよな、ハチは賢くて！」
　「そうか～？フツウだよ」
　ハチは、指で眼鏡のずれを直しながらそう言った。…お前の何処がフツウかッ！！テストにしたって、５教科全て９０点以上だぞ？学年１０位に入ってるんだぞ？…凄いとは思うが、少しムカッとしてしまうのは何故だ…？
　
　しばらく話してる間にチャイムが鳴った。先生がドアをガラッと開けると、皆バタバタと席に着いた。委員長が号令をかけ授業が始まった。
　「えー、皆解ってると思うけどー、テスト返しまーす。じゃあ出席順に取りに来てー！はい安藤！……はい伊藤！…」
　あぁ、始まってしまった…あの忌々しいテスト返しが…。どうか…どうか、平均以上でありますように…！！
　「…えっと次は、藤本！」
　うわー、俺だよ。呼ばれちゃったよ…。もう返さなくてもいいよ…。あー、見たく無ぇ…。俺は、渋々テストを貰いに行った。そして自分の席に戻り、点数を確認したのだった―…。

続く…
（あ、前のヤツに『続く…』って付けんの忘れてた…）
　
　
　

8 名前：炉澪 08/07/12 22:19 ID:es [ p8025-ipbfp401motosinmat.mie.ocn.ne.jp ]

　それから数時間後。テスト返し地獄からやっと開放された。…と言うかもう放課後で、部活の時間だ。テスト期間は部活停止だったから、久しぶりの部活だ。おそらく、いや絶対、体が鈍ってるに違いない！カンを取り戻さないと…！
　俺は急いで体育館に向かった。あ、前にも言ったけど、俺はバスケ部で、一応レギュラー（候補）だから。この夏には３年生が引退して、俺等２年生がキャプテンになるから…誰がなるのかなぁ？…俺？無理無理！絶対無理！！

　体育館は熱気で溢れかえっていた。この時期の体育館は蒸し暑くて嫌いだ。あ、でも冬も寒いから勘弁…。こんな初夏の蒸し暑さ、それに人口密度が高さが加わる所為で余計暑苦しい。部活をする前から疲れる…。はぁ、気が滅入る…。俺は嫌々部室に入った。予想通り蒸し暑い、かつ男独特の暑苦しさというか何というかが漂っている。さらに気が滅入る…。
　出席をとり、早速俺等は校舎沿いの道（通称・３角コース。１周約７００ｍ）を５周走った。俺等にしてみれば当たり前だが、文化部のヤツ等から見ると凄い、と以前岡崎が言っていた。そんな事を考えながら俺は、遅れを取るまいと必死に走っていた。
　こうやって３角コースを走ってると、外クラブの様子がよく解る。野球部が必死にダッシュしていたり、サッカー部はボールがあさっての方向に飛んで行き、職員室の窓を割ってしまったり、テニス部は…ネットでよく見えないけど、頑張ってると思うし、あと陸上部は…あれ？俺はふいに陸上部の方を見ると、見覚えのあるヤツがいた―ハチだった。俺は走っていた足を止め、グラウンドの真ん中まで駆け寄り、陸上部を見に行った。
　「…ハチ、頑張ってんなぁ…」
　ハチは、大きく助走をつけて軽く走ってくると、ハチとほぼ同じ高さのバーを、軽々と綺麗に曲線を描きながら飛び越えて見せた。俺はしばらく見惚れてしまった。
　「…あ！ユウじゃ～んッ！！」
　俺が帰ろうとしたとき、丁度後ろから声がした。振り向くと、ハチは満面の笑みで俺を見つめ、ブンブンと手を振り近寄ってきた。
　「どした？何か用でもあった？」
　ハチは、何処か嬉しそうに聞いてきた。用って言うか何て言うか…。
　「…ん？いや、見てただけ」
　「ぇ…もしかして、俺の飛んだとこ見てた？」
　「見たよ。すっげぇカッコよかったぜー！」
　俺はにっこりと笑ってそう言った。ハチの事だ、マジで？サンキュ～！、みたいな能天気な返事が返ってくると思った。でも、違ったんだ。ヤツはかろうじて笑っていたが、目が何だか寂しそう、と言うか全体的に少しだけ影を帯びていた。え？俺、悪い事言ったかな？変な事言ったかな？俺は、不安で仕方がなかった。

続く…

今更だけど、見難くてスミマセン…（汗

9 名前：炉澪 08/07/14 20:03 ID:Mo [ p8025-ipbfp401motosinmat.mie.ocn.ne.jp ]

　遠くで、あるいは近くで運動部の声やボールの跳ねる音が聞こえた。というか、それしか聞こえなかった。俺等がほんの一瞬、黙ってしまったからだ。すると、ハチが重かった口を開いた。
　「…カッコよかった？サンキュー！！」
　ハチはさっきまでとは裏腹に、とびきりの笑顔でそう言うと、俺に抱きついてきた。…それでも、いつものハチじゃなかった。何て言うか…顔は笑ってるけど、心が寂しそうというか―…。
　「なぁハチ？何かさっきからおかしいぞ？」
　俺は抱きついていたハチを払い除けると、少しムッとした様に言った。それでもなお、ハチは笑顔でこう続けた。
　「…うん？別に、何でもないけど？…何～？そんなにも俺の事が心配か～？そうか～…。そんなに言うんなら…」
　「何でごまかすんだよ…」
　「えっ…別にごまかしてなんか…」
　「嘘だ！」
　俺はハチの言葉を遮った。ハチは呆気に取られた様な顔をしていたが、少し視線を下ろしフッと笑うと言った。
　「は～…やっぱ、ユウにはお見通しか～、敵わないよ」
　ハチはお見事と言いながらパチパチと小さく拍手をした。
　「…俺は…もう跳べないんだよ。あれ以上高く跳ぶなんて無理なんだ…。」
　ハチは少し悲しそうに言った。それでも強がって、顔だけは笑っていたが。
　「何で無理なんて…」
　「怖いんだよ…。あれ以上跳ぶと…兄貴みたいになりそうで…」
　ハチはとうとう笑顔ではなくなった。今にも泣きそうなくらい体が震えていた。
　
　ハチの兄貴―昌裕（まさひろ）は今はとっくに卒業してるが元陸上部で、大会にも何度か出場して、１位２位をとっていた凄い人だった。でも、ある時練習中に大怪我を負ってしまったんだ。
　それは彼が中３だった時（ハチは小６）、いつもより高いバーを跳ぼうとした。彼はその高さのバーをひらりと跳んで見せた。…が、着地に失敗してしまったのだ。普通なら背中から着地するものを、彼は誤って頭から着いてしまったんだ。それで全治一ヶ月の大怪我…。
　ハチはいつも、心のどこかでそんな事を考えながら跳んでいたんだ。
　
　「…そっか…。」
　俺はそれきり何も言えなくなってしまった。…兄貴がそんなんなったら怖いよな。
　「…じゃあ、何でお前は陸上部に入ったんだ？」
　「え…」
　ハチは予想外の質問に少々驚いていた。
　「だって、そんな事があったのに陸上部に入るって事はさ、何か理由があったんじゃないの？」
　「理由…」
　ハチは、むぅと言いながら空を見上げた。少しだけ赤く染まった雲が流れていて、綺麗だった。
　「…好きだったからかな」
　「じゃあ、無理とか言うなよ」
　俺は即答だった。
　「怖いとかそんなん、跳んでるヤツは皆そうだよ。いつ落ちるか解んないし。…皆怖いんだよ。それでも挑戦するってのは、俺は凄いと思うけどな？自分の限界知りたいんだろ？なのに勝手に限界だって決め付けてどうすんだよ！それを乗り越えてこそ…」
　一人前ってもんだろ、という一言がかき消されてしまった。ハチが思いっきり抱きついてきたからだ。いつもの冗談の抱きつき方じゃなく、本気でギュッと抱きついてきた。
　「…サンキューな、ユウ…」
　「お、おう！」
　
　ハチはしばらくして俺を離した。
　「俺、頑張るから！…じゃ！ユウも頑張れよ～！！」
　ハチは満面の笑みでそう言うと、バーのところまで走っていった。さっきまでの憂いはすっかり無くなり、いつものハチになっていた。
　「…俺もそろそろ戻らねぇと…」
　俺はそう言うと、また３角コースを走り出した。グラウンドの方では、ハチが綺麗に弧を描いて跳んでいる姿が見えた。

続く…

10 名前：炉澪 08/07/14 20:08 ID:Mo [ p8025-ipbfp401motosinmat.mie.ocn.ne.jp ]

↑↑までがユウが主役の
『第一章　ユウの日常』でした。

次からはハチが主役の
『第二章　ハチの想い』になります
読んでくれると嬉しい限りです（汗

11 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 10/08/18 06:21 ID:k. [ pl863.nas821.p-osaka.nttpc.ne.jp ]

さっきＳЕΧたら5万円くれたよ！
これhttp://imageoff.net/hck/7q3qq06

12 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 11/04/16 21:30 ID:.Y [ 221x115x21x141.ap221.ftth.ucom.ne.jp ]

これはアメリカのゲームです。１度やってみてください。
これは、たった３分でできるゲームです。試してみてください。
驚く結果をご覧いただけます。
このゲームを考えた本人は、メールを読んでからたった１０分で願い事が
かなったそうです。このゲームは、おもしろく、かつ、あっと驚く結果を
貴方にもたらすでしょう。

約束してください。絶対に先を読まず、１行ずつ進む事。
たった３分ですから、ためす価値ありです。

まず、ペンと、紙をご用意下さい。
先を読むと、願い事が叶わなくなります。

①まず、１番から、１１番まで、縦に数字を書いてください。
②１番と２番の横に好きな３～７の数字をそれぞれお書き下さい。

③３番と７番の横に知っている人の名前をお書き下さい。（必ず、興味の
ある性別名前を書く事。男なら女の人、女なら男の人、ゲイなら同姓の名
前をかく）

必ず、１行ずつ進んでください。先を読むと、なにもかもなくなります。

④４，５，６番の横それぞれに、自分の知っている人の名前をお書き下さ
い。これは、家族の人でも知り合いや、友人、誰でも結構です。

まだ、先を見てはいけませんよ！！

⑤８、９、１０、１１番の横に、歌のタイトルをお書き下さい。

⑥最後にお願い事をして下さい。さて、ゲームの解説です。

１）このゲームの事を、２番に書いた数字の人に伝えて下さい。

２）３番に書いた人は貴方の愛する人です。

３）７番に書いた人は、好きだけれど叶わぬ恋の相手です。

４）４番に書いた人は、貴方がとても大切に思う人です。

５）５番に書いた人は、貴方の事をとても良く理解してくれる相手です。

６）６番に書いた人は、貴方に幸運をもたらしてくれる人です。

７）８番に書いた歌は、３番に書いた人を表す歌。

８）９番に書いた歌は、７番に書いた人を表す歌。

９）１０番に書いた歌は、貴方の心の中を表す歌。

１０）そして、１１番に書いた歌は、貴方の人生を表す歌です。この書き
込みを読んでから、１時間以内に１０個の掲示板にこの書き込みをコピー
して貼って下さい。そうすれば、あなたの願い事は叶うでしょう。もし、
貼らなければ、願い事を逆のことが起こるでしょう。とても奇妙ですが当
たってませんか？

■▲▼

1 名前：ピク投稿日：08/09/09 21:15 ID:Qg [ softbank221017020170.bbtec.net ]

【6:17】　恋愛ゲーム
初めてここに来させてもらいます、ピクと申します。
これからちょくちょく小説を投稿させていただきますが、
こんなヘナチョコなものでよければ読んでくださると光栄です。
では！これからお世話になります、よろしくお願いします。

＜主な登場人物紹介＞

山本友里（やまもとゆり）通称ユリ。主人公。いつも明るいが、少々天然。
牧野ありさ（まきのありさ）通称アリサ。優しくて、いつもモテモテ。
小泉晶（こいずみあきら）通称アキラ。無口or無表情の不思議ちゃん。
東鈴音（ひがしすずね）通称スズネ。わがままでお嬢さま口調。
菊野ひな（きくのひな）通称ヒナ。いつも笑顔。自分のことを「僕」という。
石川美紗（いしかわみさ）通称ミサ。見た目も精神も幼く、子供。

古川涼（ふるかわりょう）通称リョウ。ちょっとエロくて、おちゃらけくん。
上田隼人（うえだはやと）通称ハヤト。クールで女に興味が無い。
岡村秀（おかむらしゅう）通称シュウ。頭がいい。メガネくん。
高石純希（たかいしじゅんき）通称ジュンキ。モテモテ。意地悪なドＳ。
速瀬悠介（はやせゆうすけ）通称ユウスケ。チビ。みんなから可愛がられている。
藤田和紀（ふじたかずき）通称カズキ。スポーツ万能。不良っぽい。

では、次回から始まります！

8 名前：ピク 08/09/12 19:06 ID:oM [ softbank221017020170.bbtec.net ]

＞メグさま
　わざわざレスありがとうございます。励みになりまｓ（ｒｙ
　メグさまの小説も読んでみますね＼（＾o＾）／

9 名前：ピク 08/09/12 19:53 ID:oM [ softbank221017020170.bbtec.net ]

キーンコーンカーンコーン…

「あぁ…。なんとか間に合ったぁ」
「そうだな」
私たちは息を切らしながら勢いよく教室に飛び込んだ。
「おそいなー。シュウたち一体何やってたんだよー」
ユウスケがふくれっつらをしながらシュウの顔を引っ張った。
「い、いでででで！」
「お仕置きだ、この！この！」
「やっ、やめろぉぉぉ」
「シュウなんてこうしてやるー！」
「い、いい、いでぇぇぇぇぇ！やめっやめっ…あぁ"」
必死にもがくシュウ。その光景を私たちは笑いながら見ていた。
「この野朗！笑ってねぇで助け…いででで！」
さ…さすがにちょっとかわいそうかも。顔が真っ赤だぁ。
「んもー、しょうがないね！やめてやるよー」
ユウスケがぱっと手を放した。
「痛かったぁ………じゃねぇ！てめーら、何で俺を助けなかったんだよぉぉぉ！」
そう言ったと思うと、シュウは私たちを追いかけてきた。ひぇぇー、捕まったらただじゃ済まされないかも！
必死で逃げていると、机に脚を引っ掛けてしまった。
「あっ…」

ズッテーン！

「うぅ、痛………くない………？」
あれれ？何で痛くないんだろう、そう思った時、下を見ると私はジュンキの上に乗っかっていたんだ。
「…重いなー！さっさとどけ！おめぇ何回俺に助けらりゃーいいんだよ！？」
「わ、わわっ！ごめんなさいっ」
私はその場で必死に謝った。
「もうわかったから…早くどけっ…！」
「あ、あぁっ」
私は急いでどいた。ひぇぇ、ジュンキ怒ってる？ホントごめんなさい…。
「たく。お前あぶなっかしいなぁ…。気をつけろよ？」
「は、はぃ…」
ちょっぴりジュンキにお説教されてしまった私。うわぁん＞＜
「つーか、早く逃げねぇとシュウに捕まるぜ？じゃ、お先に失礼♪」
え、えぇぇぇぇぇ！？そっか！私今、シュウから逃げてるところだったんだ…！
私が急いで逃げようと思ったその時。背後からすごい殺気を感じた。ま、まさか…。
私はおそるおそる後ろを振り返った。そこには、すごい殺気でただようシュウの姿が…。
「き…きゃああああああぁぁぁぁぁ…」
―――誰か、私をこの悪夢から助けてください☆

その後、ユリがシュウにこっぴどく怒られたということは、言うまでもない。

―続―

10 名前：ピク 08/09/13 20:53 ID:AI [ softbank221017020170.bbtec.net ]

次の日…

私たちと１つ上の学年に転校生がやってきた。違う学年だし…。話す機会も無いと思うけど。
確か名前は加藤蓮（かとうれん）さんっていうらしい。多分だけどね。
そういえば顔はまだ見たこと無いなぁ。そんなことを思いながら廊下をふらふら歩いていると…。

ドンッ―――

「いっ、痛っ…」
誰かとぶつかってしまった。
「すまん、大丈夫か？」
相手はすぐに謝ってきた。…ん？見たこと無い顔だ…。もしかしてこの人がレンさん…？
「わ、私の方こそっ＞＜」
「おー、気をつけろよな」
そう言うと、レンさんは走り去ってしまった。顔、初めて見た…。ちょっとかっこよかったかも。
そんなことを思ってしまった自分がいた。

―続―

ちょっと短文ですが、きょうはこの辺で。

11 名前：ピク 08/09/14 23:08 ID:5w [ softbank221017020170.bbtec.net ]

「ただいまー」
私はへとへとになりながら家にたどり着いた。もちろんシュウもいるけどね。
「あらおかえり、シュウくんも。今日はあんたのいとこが家に遊びに来てるわよ、ユリ」
いとこ…？そういえば私、いとこの顔も見たことなければ会ったことも無いなぁ。
どんな人なんだろう！私はとても楽しみだった。
「いとこ、どこどこ！？」
「こっちよ」
お母さんが案内してくれた。
「ほら、この子がいとこのレンくん。あいさつしなさいよ」
え―――？「レン」―――？なんか聞いたことのある名前だなぁ…。
そう思いながら、ふと顔を見てみた。
「あっ…！」
私は思わず声を上げてしまった。だってだって！この人が、今日転向してきて、
私とぶつかった加藤蓮さんだったなんて…！レンさんも私に気づいたらしく、話しかけてきた。
「おー、お前は今日俺とぶつかったドジ娘じゃんか。いとこってお前のことだったん？」
ど、ドジ娘って…。ひどーい。でもまさか、私と同じ高校で１つ上の学年だったんだ。
「こら、ユリ！あいさつしなさい」
「うわぁぁわ、やっ山本友里ですううっ」
思わず声が裏返ってしまう。
「ふうん。ユリっていうん？よっしくなー」
「は、はいいっ」
わぁ、すっごく驚いたよ…。心臓がどきどきしてる。ホント、これは偶然だな…。
「あ、お母さん！私お風呂入ってくるね」
「いいわよー」
こうして、私はお風呂場へと向かった。それにしても、ホントにびっくりしたよー＞＜
服を脱いでいき、下着姿になったとき。

ガチャ―――

お風呂場のドアが急に開いた。
え―――？えぇぇ？目の前にはレンさんの姿が。
「ちょっ…、き、きゃあああぁぁぁぁぁ！」
「わっ、すまんすまん！まさかお前がここにいるとは思わなくて…」
「風呂入るっていったじゃん！」
「知らねぇよ、そんなん！」
「…ってか早くドア閉めてー！このド変態！」

…ガチャン

レンさんはドアを閉めた。もう！ホントにびっくりした！最悪最悪、最低最低！
裸見られるなんてトンット最悪！私はふてくされながら風呂へと入っていった。

―続―

12 名前：ｋｋｋ 09/07/10 16:30 ID:I. [ 194.185.net3.hinocatv.ne.jp ]

もっとよみたい！！
おもしろいです！！

13 名前：明希帆 09/07/18 10:30 ID:Dg [ pa20139.osakea05.ap.so-net.ne.jp ]

続き読みたいケド・・いないよね？？

14 名前：明希帆 09/07/18 16:08 ID:Dg [ pa20139.osakea05.ap.so-net.ne.jp ]

もぉ少し間を開けて書いたほうが読みやすいよ♪

15 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 10/04/30 04:13 ID:og [ NWTfb-01p1-200.ppp11.odn.ad.jp ]

うはｗｗｗホントに人妻ってうまいのなｗｗｗｗ
一回ヤっただけで10万貰えたしｗ
http://xabrina.net/om/00onkfl

16 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 10/07/14 22:59 ID:mo [ ntoska297008.oska.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp ]

脱サラして逆エン一本に絞ったんだけど、マジ正解だったよ！
時間あるから複数の女相手しても全然余裕だしｗｗ

昨日は中だし 2回だけで8万も貰っちゃったよｗ
http://imageoff.net/hck/9arvtho

17 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 11/04/16 21:30 ID:.Y [ 221x115x21x141.ap221.ftth.ucom.ne.jp ]

■▲▼

1 名前：明希帆 投稿日：09/07/18 10:35 ID:Dg [ pa20139.osakea05.ap.so-net.ne.jp ]

【7:36】　ﾓﾃ俺様×ﾂﾝﾃﾞﾚ王女++++++プロローグ++++++

今日から中１。

山田涼介。［やまだ　りょうすけ］

スポーツ万能。

超イケメン。

リーダーシップもあって、頼りになる。

勉強は…汗)))

ちょっとぬけてる所がいい。

まさに!!

女子にはモテル

男子には好かれる

人気者――☆

『学年１のﾓﾃ俺様!!!』

同じく今日から中１。

井波愛姫。［いなみ　あき］

成績優秀。

音楽が得意。

大人ぽくて頼りになる。

お姉さん系の大人顔。

運動は…汗))

一番の姉っぽさは、

男女問わず

容赦ない毒舌。

そこが皆の憧れの的!!!

『学年１のﾂﾝﾃﾞﾚ王女!!』

『ﾓﾃ俺様×ﾂﾝﾃﾞﾚ王女』

２人の不器用なLovestoryの始まり☆☆

27 名前：明希帆 09/08/01 19:24 ID:mE [ pa20138.osakea05.ap.so-net.ne.jp ]

～涼介side

愛姫)…何読んでんの。

涼介)い、いや…落ちてたから…

珍しく慌てる俺に対し…

愛姫)…返して。

いつもと同じ口調の井波。

涼介)あっ…はい。

あれ…？

愛姫)…じゃあ。

涼介)ちょ、待て…

愛姫)…ダッ！！

涼介)お、おい!!

――

パシッ…

愛姫)何…離して

涼介)井波…泣いてるよな…

さっき封筒返した時、井波の瞳がうるんでた…

愛姫)泣いてなんか…ない…から

声…震えてる…

俺の…性…だよな。

ギュッ…

愛姫)何すんのよ!!離し「ごめん!!俺が悪かった…」

涼介)…ごめん。

愛姫)…

涼介…話…聞いて

続く♪

28 名前：明希帆 09/08/01 19:29 ID:mE [ pa20138.osakea05.ap.so-net.ne.jp ]

◎次から「更新」っていうのを省略いたします！！

～涼介side

愛姫)私…転校する前は…いじ、められ、てたんだ…。

涼介)…！？

愛姫)学年１モテてた…海斗と…付き合ってたから…

さっきの手紙の…？

愛姫)だから…「手紙…読んじまったけどさ」

涼介)まだ、きっとお前の事好きだぜ？

愛姫)……。

涼介)お前はもう海斗って奴嫌い？

愛姫)嫌い…じゃない…でも今は「じゃあ」

井波の言葉を遮る俺。

涼介)じゃあ…会いに行けばいいんじゃね？

愛姫)…けど…今は「ほら」

涼介)意地はってねーで行け!!この俺が応援してんだぞ^^

ゆっくりと井波を離す

愛姫)…………ぁりがと。

愛姫の後ろ姿を見送る。

…目の奥が熱かった。

続く♪"

29 名前：明希帆 09/08/01 19:44 ID:mE [ pa20138.osakea05.ap.so-net.ne.jp ]

拾われた手紙…

しかも勝手に読んでて…

一発殴ってやりたかった…のに

「意地はってねーで行け!!」

ずっと欲しかった言葉。

一番の心友の京華にも話してなかった私の過去…

気付いたらアイツに喋ってて…

分かってくれて励ましてくれて…

嬉しかった…

だけど…気付いたんだ

「この俺が応援してんだぞ^^」

"応援してんだぞ"

この一言で。

入学式にあんな態度をとったこと…

ムカつきながらも気にしてたこと…

何で手紙を読まれたくなかったかも…

私は

ずっと忘れられなかった

海斗よりも

いつの間にか

涼介が好きになってたんだ…

続く♪

30 名前：明希帆 09/08/01 19:53 ID:mE [ pa20138.osakea05.ap.so-net.ne.jp ]

京華)そうだったんだ…

私は全部京華に話した。

京華)大丈夫☆私は離れないよ？

愛姫)…ぁりがと。

いじめられてたなんて聞いて…

京華は私から離れるかな…

って思ってたけど

ほっとした…

私が長い息を吐いたその時だった。

京華)愛姫。涼介に告るのよ!!

愛姫)へっ!?////

京華)言っちゃえ!!愛姫なら大丈夫だから!!

愛姫)でも…海斗の事…応援するって…

京華)気にしない!!愛姫は好きなんでしょ!?

愛姫)っ…///

自分でも、いきなり言われて顔が熱くなるのが分かった。

そんな私に

京華)大丈夫、応援してるから^^

京華の優しい言葉

私は

決めた。

続く★

31 名前：明希帆 09/08/01 19:59 ID:mE [ pa20138.osakea05.ap.so-net.ne.jp ]

尚輝)…鈍い…

涼介)はぁ!?

尚輝)お前は要するに…井波が好きなんだろ？

涼介)…っ…//

自分の気持ちがよく分かんねー俺…

今尚輝に相談中。

尚輝)素直になれよ!!

涼介)えっ!?////

尚輝)それは絶対恋だって!!!

涼介)…俺が!?アイツに!?

尚輝)いつまで意地はってんだ!!誰かに取られていいのか!?

涼介)…!!

アイツが…井波が…

とられる…

涼介)そんなの…嫌だ。俺…井波が好きだ…

尚輝)…やっと素直になったな♪

涼介)…ぅるせーよ///

尚輝)俺応援してるから…!!頑張れよ^^

井波は

まだ海斗って奴が好きかもしれねー。

でも俺は…アイツが好きだ。

続く★

次、最終話デス！！！

期待はずれちゃってたらごめんなさーい汗

32 名前：明希帆 09/08/01 20:03 ID:mE [ pa20138.osakea05.ap.so-net.ne.jp ]

涼介)あ、あのよ…

愛姫)な、何…？

涼介)…深呼吸))俺…井波が好きだ!!!

愛姫)…えぇ!!?///私も……好き////

涼介)えっ!!?////俺ら…両思い…？？

愛姫)…////

涼介)井波…じゃなくて…愛姫…こっち向いて？

愛姫)…？

*Chu*

愛姫＆涼介)…////

愛姫)…涼介顔赤いよ？

涼介)…何言ってんだよ…馬ぁ鹿!!

愛姫)馬鹿!!!?あんたに言われたくない!!!

涼介)俺、スポーツなら誰にも負けねぇよ!!

愛姫)関係ないし!!?

入学して…

１週間でできた彼氏…///

素直じゃない私達だけど…

昔を繰り返さないで…

ずっと一緒にいれるといいな…///

ねぇ…涼介？

ＥＮＤ♪

33 名前：明希帆 09/08/01 20:07 ID:mE [ pa20138.osakea05.ap.so-net.ne.jp ]

最後まで見てくれた人、期待はずれだったと思いますが

どうもありがとうございましたo≧∀≦o

34 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 10/07/04 21:25 ID:BY [ 46.125.105.175.ap.yournet.ne.jp ]

チ●コしゃぶらせたらカネくれたｗｗｗｗ
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35 名前：玲 10/07/14 18:44 ID:dg [ pc623e1.osakea06.ap.so-net.ne.jp ]

ふはははははは

36 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 11/04/16 21:30 ID:.Y [ 221x115x21x141.ap221.ftth.ucom.ne.jp ]

■▲▼

1 名前：知念さやか 投稿日：09/08/11 16:52 ID:16 [ p675e78.osakea05.ap.so-net.ne.jp ]

【8:13】　My proof～暑い八月の恋～ １プロローグ

一見、クールで無口だけど

鋭い観察力と洞察力を持つ

何でもできる美少年。

天草流(14)

でも、そんな彼には

１つの秘密が。

彼がこんなにも心を閉ざすようになってしまったのは

ある理由があった―――。

*･ﾟﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟﾟ･*:.｡. .｡.:*･ﾟﾟ･**･ﾟﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟﾟ･*:.｡. .｡.:*

ねえ、美夏。

僕はまだ、美夏のいない毎日で生かされてるよ。

どうしてあの日、僕の前から

いなくなったの―――・・・。

美夏が消えたあの季節。

僕は一生忘れない。

好きになんかなれないし

嫌いにもなれないだろう。

どうして、美夏なんだろう・・・。

美夏を失ってから

僕の１年には、１つぽっかりと穴が開いた。

どうしたら、この季節は埋まるのかな？

美夏、教えてよ・・・。

―――僕の中から、八月は消えた・・・。

*･ﾟﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟﾟ･*:.｡. .｡.:*･ﾟﾟ･**･ﾟﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟﾟ･*:.｡. .｡.:*

これから始まる物語は

流の心だけが知っている

秘密で切なく、少し甘い

流の恋愛ストーリー。

＊つづく＊

新作です☆

コレもよろしくお願いします♪

4 名前：知念さやか 09/08/15 18:37 ID:WE [ p675e78.osakea05.ap.so-net.ne.jp ]

４また来るよ

茶色の瞳の少女は

僕をまじまじと見つめた。

なんだろう。

こんなに見つめられたの・・・初めて。

美夏　「・・・ねえ、誰なの？」

流　「・・・天草流。」

美夏　「あまくさ・・・りゅう？」

流　「うん・・・。僕、君の隣の席だから・・・。」

美夏　「お見舞いに来たってワケか。」

流　「・・・病気、大丈夫？」

美夏　「・・・。」

普通、お見舞いに来てもらったら

笑って喜ぶものじゃないの？

特に女の子って。

なのに、その子は二コリともせずに

そっぽを向いて、僕にこう吐き捨てた。

美夏　「同情なんかいらない。早く帰ってよ。」

流　「同情なんかしてないよ。本心だよ。」

美夏　「ウソなんかつかないで。」

流　「・・・！？」

なんなんだろう。

この・・・美夏って女の子。

まったくと言っていいほど

人を信じる様子がなかった。

僕の言うこと全てにイチャモンつけて・・・。

無愛想で。

この子、笑ったことないんじゃないの？

美夏　「プリントもいらない！もう二度と来ないで！」

流　「・・・また来るよ。」

美夏　「・・・～～～っ！？」

僕は美夏にそう言うと

プリントを置いて病室を出た。

そして、病院を出た頃

気付いた。

――何、ムキになってるんだろう。

来ないでと言われたのなら

行かなくていい。

でも僕は、確かにまた来ると言っていた。

僕は、焦りを感じた。

自分が、美夏の掌で躍らされているようで・・・。

美夏といると、調子が狂う。

それを、認めたくなくて―――・・・。

＊つづく＊

えっと上の自慢話、気にしないでください＞＜

こんなところに書くんじゃない！！

と思われても仕方ないデス。。。

すいませんでした・・・

5 名前：知念さやか 09/08/17 11:19 ID:1M [ p675e78.osakea05.ap.so-net.ne.jp ]

５人を守る気持ち

家に帰っても

考えるのは美夏のことばかり。

きっと、わけがある。

あんなに笑わないのは。

どうして、彼女はあんなに

心を閉ざすようになってしまったのだろう・・・。

僕は、あの茶色い瞳に隠された真実が

気になってしまってしょうがなかった。

なぜか、気になる――。

+*◆*・。+．*.◇+*・。+．.◆+・。*◇・．｡ +*◆*・。+．*.◇+*・。+．

次の日。

僕が学校で先生に呼び出されることは

だいたい予想がついていた。

きっと、先生も

あの茶色の瞳の少女が

なぜあんなに心を閉ざしているのか

気になっているのだろう。

先生　「昨日は・・・どうだった？」

流　「どうって・・・無愛想で、素直じゃない子でしたよ？」

先生　「はあ・・・どうしてなのか・・・。」

先生も、お手上げのようだ。

何があるんだろう。

あの子は絶対に何か持っている。

なぜか・・・気になる。

今まで、こんなに好奇心というものが

湧いたことは無かった。

でも、あの少女に対しての好奇心は

・・・誰にも止められない。

流　「僕が・・・あの子を変えて見せます。」

先生　「それで変わるといいんだがな。」

流　「・・・病院に行きます。」

今日も来たのかと

きっと追い返されるだろう。

それでもいい、と思った。

あの子が笑顔になれるなら―――・・・。

僕は人を愛した事が無かった。

この感情がなんなのかも分からない。

でも、あの子を救いたかったんだ―――。

＊つづく＊

「君と僕の…」をたくさん書きたいので、

これの更新は、あと2回します。

それと、PCｵﾀｸと間違えないでください！！

長く（毎日のように）使っていると思いますが、

不登校でもありません。

軽く1時間から2時間使っているだけです。

これでもｵﾀｸと言えますが、友達は重傷しています。

10時間以上使っています。半日潰れますね笑

私がPCｵﾀと今まで思っていた方、違います。

そう思っていただいても構いませんが。

6 名前：知念さやか 09/08/17 11:27 ID:1M [ p675e78.osakea05.ap.so-net.ne.jp ]

生意気でしたね笑

特に最後の方です・・

友達と比べては、いけませんがとにかく私が

ｵﾀｸではないことを知って欲しかっただけです。

悪口、荒し、迷惑ｺﾒは無視しますので私が嫌いな方は

何度でも悪口、荒し、迷惑ｺﾒ書いてください。

無視致します。

その他、悪口等のｺﾒ以外は、何でも言ってください。

あ、ｴﾛ系発言も拒否・無視するので御了承ください！！

7 名前：知念さやか 09/08/17 11:36 ID:1M [ p675e78.osakea05.ap.so-net.ne.jp ]

６曇った表情

昨日見た５０９号室。

また来ることになるなんて。

僕は扉をノックした。

・・・。

応答はなかった。

扉を開ける。

昨日見たように

ベッドの上に横たわり

窓から空を眺めていた。

昨日は扉の音に反応して振り向いたのに。

今日は振り向きもしない。

流　「・・・美夏ちゃん。」

美夏　「・・・。」

流　「美夏ちゃん。」

美夏　「・・・来んなって言ったでしょう？」

僕のことを見ない。

振り向きもしない。

顔さえ・・見えない。

流　「ねえ、美夏ちゃん・・・。」

美夏　「・・・。」

流　「僕に・・・話してみてくれないか・・・？」

美夏　「・・・はぁ？」

流　「何があったの・・・？」

窓側に回り込み

美夏の顔を覗きこむ。

微かに、美夏の表情が曇った気がした。

でも、それもつかの間。

美夏は、顔を真っ赤にして

僕に怒鳴った。

美夏　「あんたに話すことなんて無いわよ！！」

流　「・・・。」

美夏　「早く帰って！！」

流　「・・・美夏ちゃん。」

美夏　「っ何よぉ・・・。」

流　「僕は・・・美夏ちゃんの味方だよ・・・？」

美夏　「・・・うるさい！帰って！」

流　「・・・また来る。」

美夏が、笑顔になるのなら。

僕は何でもするよ。

美夏の笑顔が

見たくなったんだ―――。

僕が、美夏の光になる。

そんなことを考えていた。

この気持ちは・・・なんだろう。

好奇心が・・・止まらない。

もっともっと・・・。

美夏が知りたい。

＊つづく＊

ちょっとｴﾛ入るかもしれません！！

8 名前：知念さやか 09/08/17 11:45 ID:1M [ p675e78.osakea05.ap.so-net.ne.jp ]

７心の変化

あれから日課になっていた

美夏のお見舞い。

毎日行っても

結果は同じ。

むしろひどくなる一方だった。

ある日、僕は聞いた。

流　「僕は、美夏ちゃんの友達になれない・・・？」

美夏　「・・・。」

流　「ねえ？」

美夏　「・・・うん。」

流　「・・・そっか。」

友達、なれないのか・・・。

なんて思ったのを覚えてる。

少し、傷ついてたな・・・。

でも、人は誰でも変われる。

どんなに

醜い心の持ち主だったとしても。

この時、美夏の心にも

変化が訪れていたのかもしれない―――。

+*◆*・。+．*.◇+*・。+．.◆+・。*◇・．｡ +*◆*・。+．*.◇+*・。+．

それは、突然だった。

僕はお見舞いに通いながらも

ちゃんと自分のやるべき事は

こなしているつもりだった。

でも、ある日。

かなりのやる事が重なって

お見舞いにいけない日が続いた。

やっと行けるようになったのは

３日後だった。

３日ぶりの病室。

美夏は僕を覚えているのだろうか？

忘れていたりして。

・・・なんて。

僕は病室の扉を開けた。

”ガラ・・・。”

いつもの風景。

何も変わらない。

いつもの香り。

いつものベッド。

いつもベッドに座る

後姿―――・・・。

あれ？

今日は・・・目が合った。

僕を見てい・・・る？

扉の音に反応して

美夏はとっさに僕の方を見ていた――。

ねえ、美夏。

どうして、振り向いた・・・？

僕と美夏の距離が縮まったって

―――期待してもいいのかなあ・・・？

＊つづく＊

9 名前：知念さやか 09/09/04 18:32 ID:xU [ pa2011d.osakea05.ap.so-net.ne.jp ]

せっかく新作を始めたのにすいません。

でもこれは、私が決めたことなので。

文句、言いたければいってください。

続きを書きますので。

ただし、悪口等は無視いたします。

10 名前：里穂 09/10/11 13:53 ID:wk [ cmu02f121.cncm.ne.jp ]

これ,,,私の友達が書いてた小説なんだけど……。

コピーして、自分が作ったように見せたいのかな…??

それは…止めてよ。

友達の『著作権』侵害だよ!!

これは…、止めたほうがいいよ!!!!

11 名前：知念さやか 10/06/02 23:23 ID:Vc [ p422c55.osakea05.ap.so-net.ne.jp ]

そうですね

12 名前：愛莉 10/06/06 11:58 ID:sE [ p422c55.osakea05.ap.so-net.ne.jp ]

みなさん、ごめんなさいっ
この作品、あたしの双子の妹がしたんだと思います…
本当にすみませんでした。
あたしが出かけてる間に……　
妹、バカなんで。許してもらえないと思いますが
どうかあたしの気持ちだけでもわかってもらえたらな、と。
本当に本当に申し訳ありませんでした＞＜

13 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 11/04/16 21:29 ID:.Y [ 221x115x21x141.ap221.ftth.ucom.ne.jp ]

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1 名前：吹風　久美 投稿日：10/08/23 10:38 ID:vA [ 221x115x21x141.ap221.ftth.ucom.ne.jp ]

【9:11】　イナイレLOVE☆　＞ｗ＜イナズマイレブン超大好きな久美ですっ！！＞ｗ＜
ここでイナイレ夢小説を書いて行きたいと思います☆^^

2 名前：みい ◆OPpz.TZE 10/08/25 02:37 ID:SU [ p3105-ipbfp1902fukuokachu.fukuoka.ocn.ne.jp ]

イナイレすきです☆
頑張って下さいっ！！！！

3 名前：吹風　久美 10/08/31 19:12 ID:XE [ 221x115x21x141.ap221.ftth.ucom.ne.jp ]

みいさん、ありがとうございます！！；ｖ；
頑張って書きます！

4 名前：吹風　久美 10/08/31 19:21 ID:XE [ 221x115x21x141.ap221.ftth.ucom.ne.jp ]

見ている人がいるかは分かりませんが、
アンケート！

貴方はどんな夢小説が良いですか？
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見てくれている人はぜひお願いします！！＞＜

5 名前：井上夏娜 10/09/04 20:26 ID:ZE [ 116.23.91.101 ]

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了解しました！^P^/
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投稿者真木恵美子
東京都三鷹市井の頭3-24-13
？京都？？-0001

17 名前：品質保証。 11/03/05 10:58 ID:4w [ 123.179.224.251 ]

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18 名前：アイ 11/04/14 14:36 ID:vM [ EM114-48-46-152.pool.e-mobile.ne.jp ]

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1 名前：餡蜜投稿日：08/11/18 20:23 ID:5. [ softbank126070020010.bbtec.net ]

【11:16】　夢小説かきます!!!初めましてミ☆餡蜜という甘い名前の女の仔です？ｗｗ
題名道理、夢小説を此処でかきたいと思っています。
夢小説って・・・知ってますよね？
で、基本的には、ジャニーズを主人公にして書きたいと思います。
後は、アニメのキャラとか、芸能人とかをかくのも頑張りたいです。
一応は自分でどんどん書いていくﾂﾓﾘですが、皆様から依頼を受けたいのですっ(；´Д`A
男女問わず、下手ですが何でも書くので、良かったら『○○書いて』というのをもらえれば・・・と思いますｯｯ!!!
最初は、自分の大好きな嵐の松本潤君から書いていきます☆
しつこいようですが、良かったら依頼下さい；

7 名前：殺鬼 08/12/03 16:05 ID:EU [ softbank126070020010.bbtec.net ]

寛和：「お疲れ様♪翔君。」

翔：「お疲れ様っつったって、会議してただけなんだけど・・・・・って寛和？今日は仕事があるって・・・」

寛和：「なくなったんだ☆いっつも行って頑張ってくれてるから、今日はもう良いって♪」

翔：「そう・・・か。」

寛和：「うん♪楽屋行こう。」

翔：「あぁ。」

潤：「翔君・・・」

暁：「潤！いいじゃん・・・」

スタッフ：「あの～嵐の皆さん。」

翔：「ハイ？」

潤：「？」

スタッフ：「今さっき話したように、今回の、大掛かりだから、頑張ってね。きっと君たちの将来にも関わりそうだから。」

翔：「ハイ！」

潤：「・・・。」

暁：「潤っ。」

寛和：「・・・。」

ーーー楽屋ーーー

がちゃ・・・

雅紀：「いやぁ・・・大掛かりってねぇ。ありがたいね。こんな事できるなんて。」

和也：「まぁなぁ・・・。俺達もついにこんな事できるようになったんだな。。」

潤：「暁！雑誌とってくんねぇ？」

暁：「もぅ～・・・読まない癖にカッコつけちゃってぇ。」

潤：「五月蝿いっ！」

寛和：「翔くん、●●新聞読んだ？」

翔：「あぁ、それはもう。」

寛和：「じゃあ▲▲新聞は？」

翔：「あ、それまだ」

寛和：「じゃあハイ。」

翔：「有難う。」

ピリリリリッッッ

翔：「寛和の？」

寛和：「あぁ、うん。」

翔：「今日は仕事休みだったんだよな？」

寛和：「あぁ・・・・・・うん・・・。」

誰だろうか・・・。
寛和が浮気をするわけないし・・・。

ーーー違う

そんな事・・・これっぽっちも思ってないのに・・・・・

大好きな彼女を

　　－－－－－－－－－－－疑ってしまった

寛和：「はい、もしもし。」

？：「水木さん？今日・・・本当にこれないの？」

翔：「！？」

寛和：「あぁ・・・ごめんなさい。。」

？：「い・・・ひとでが・・・・ないってい・・・・・・・できたら・・・・・・・・てちょう・・・・・」

プツッッッ

寛和：「・・・・。」

翔：「寛和？誰だったの？」

寛和：「あぁ、お母さん。元気？って。」

翔：「そっか。いいの？」

寛和：「え？何が？」

翔：「もっとゆっくり話せばよかったのに。」

寛和：「いいよ～そんなの。お母さんなんて、いつでもできるじゃん♪」

違うのに

この笑顔は

嘘だって

僕が心配してたのは・・・・

僕の所為で・・・・・・・・・

～続く～

8 名前：殺鬼 08/12/03 20:44 ID:EU [ softbank126070020010.bbtec.net ]

～続き～

潤：「暁・・・」

暁：「・・・。」

潤：「言わないほうが・・・良いんだよな･・・。」

翔：「寛和？明日は仕事・・・」

寛和：「翔くん、仕事の話ばっか。」

翔：「・・・え」

寛和：「せっかく一緒に居れるんだから違う事話そう？」

翔：「・・・・ごめん・・・」

寛和：「あっ！ごめん！追い詰めちゃったね；ゴメンね!!!」

－－－しまった

心配してるつもりが

逆に相手を怒らせてしまった

―――――僕は馬鹿か？

そうじゃないか

僕も寛和も忙しくて会える時間が少ないのに

その時間さえも仕事の話ばかりして

その上寛和に謝らさせて

－－－最低だ

こんなつもりじゃ　なかったのにーーー

ーーーーーーーーーー

9 名前：餡蜜 08/12/10 16:11 ID:c2 [ softbank126070020010.bbtec.net ]

～続き～

寛和：「もう・・・帰るね。」

翔：「え？」

寛和：「ばいばい。」

翔：「う・・・うん。」

寛和：「暁ちゃん、潤君、和也くん、智くん、雅紀くん、さよなら。」

皆：「ばいば～い」

ーーー

寛和：「うっ・・・うっ・・・」

私・・・翔くんと付き合ってていいの？

私なんかって思いながら付き合ってるのに・・・

その上あんな感じになっちゃって・・・

もう・・・終わりだぁ・・・・

？：「水木さん・・・」

寛和：「あ・・・斉藤・・・さん」

斉藤：「水木さん、何でこんな所にいるの？」

寛和：「あ・・・ごめ・・・んなさい。。。」

斉藤と呼ばれた彼女は、寛和の上司だ。

斉藤：「水木さん！？逃げるの？」

寛和：「よっ、用があるので・・・」

斉藤：「今から何処へ行くの？」

寛和：「い、家です・・・」

斉藤：「家へ帰るんだったら、仕事へ来て頂戴！今金屋さんも、愛川さんもいないんだから！水木さんはとても働いてくれる人だから・・・抜けられたら、大変なのよ。」

寛和：「・・・・・・・・失礼します」

斉藤：「水木さん！待ちなさい！」

翔：「僕が話をします、寛和を放してやってくれませんか。」

斉藤：「貴方は・・・？」

翔：「・・・寛和の兄です。」

斉藤：「・・・話を聞きましょうか。」

寛和：「翔・・・くん・・・」

翔：「寛和、帰りな。」

寛和：「翔くん・・・・・ありがとう。」

僕が君を守るよ。

守ってみせるよ。

～続く～

10 名前：蒼 09/07/14 17:35 ID:PY [ softbank219028138002.bbtec.net ]

えと、殺鬼さんは、なんて読むんですか？　(って、関係ないこと書くな。)
おもしろいです！　単純な反応で、すいません…。

11 名前：aoba 09/12/28 17:27 ID:No [ 210-135-210-241.parkcity.ne.jp ]

けっこう、おもしろいと思います。

12 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 10/01/10 21:25 ID:5M [ 119-231-144-211.eonet.ne.jp ]

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（無視した場合→仲良くなれずもっと、仲が悪くなります）
５、貧乏な生活が金持ちの生活に変わる☆
（無視した場合→貧乏どころじゃなくホームレスみたいになっちゃいます）
６、今友達と喧嘩中、又はいじめられたりする人はその問題から解放される
（無視した場合→喧嘩やいじめがもっとひどくなります）→これを１４箇所にはってネ♪あなたの願い事が叶いま～す!!
これをやった貴方は夢や学校一のモテ子に
なりますｗ
やんなかったら不幸が突撃します
もうココまで読んでしまった人は最低３ヵ所は回さないと絶対不幸が１００％突撃して死亡するでしょう
これをやった人は実際に
両思いになれたり、
学校一のモテ子になれたり、
夢が叶ったり
欲しい物が手に入ったり
キスされたり
告られたり
一気に幸せが手に入ります
だから移せば移すほどお得！
その他にもたっくさん叶った人がいます
だから回してね失敗した人なんていません

13 名前：みみ 10/06/09 15:46 ID:ds [ p5083-ipbfp405wakayama.wakayama.ocn.ne.jp ]

よかったです

14 名前：ｒ 11/03/13 22:26 ID:mU [ softbank126123238083.bbtec.net ]

15 名前：夢嫌 11/04/07 22:34 ID:/2 [ p1041-ipbf301funabasi.chiba.ocn.ne.jp ]

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1 名前：テスト 投稿日：10/03/25 00:34 ID:Jk [ ntkgwa030209.kgwa.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp ]

【12:12】　テストテスト

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ってか俺ｗｗｗチＯポ勃ててｗｗｗｗ喘いでただけだけどなｗｗｗｗｗｗ
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1 名前：八咲投稿日：08/12/21 15:18 ID:Jc [ softbank221017020170.bbtec.net ]

【13:16】　裏切少女-絶エナイ哀シミ-
今「明日の詩」という恋愛小説を書いていますが、
同時に第２作としてホラー小説を書いていきたいと思います。
ホラーを書くのは初めてなので、あまり怖くないと思いますが（汗
こちらの方も楽しめて頂けたら幸いです。
両立するのは大変ですが、頑張って続けていくので
そうかよろしくお願いいたします。
ではっ次回からお楽しみくださいませー（

7 名前：八咲 08/12/22 18:11 ID:Ok [ softbank221017020170.bbtec.net ]

うわぁ…。
さすがにちょっと暗いな、
この池。

ジメジメしてて、
…気味悪い。

「………ぶ…り………」

「…そく………や…ぶ……り………」

…え？
今…声が聞こえたような…。

哀しくも、怒りが込み上がってきそうな、
そんな声…。

誰…？

気が付いたら、
もう声は聞こえなくなっていた。

気のせい…？

その時。

「あぶないっ！！！！！
　その池から
　早く離れてぇぇぇぇぇぇっっ！！！！！」

8 名前：八咲 08/12/23 12:25 ID:gg [ softbank221017020170.bbtec.net ]

私の背後から、
耳を劈くような声がした。

「え…っ」

後ろを振り向くと、
そこには今までに見たことのない
表情の優花ちゃんが立っていた。

「優花ちゃ…」

「早く！こっちへ！」

優花ちゃんは私の腕を掴み、
校舎の中へと駆け込んだ…―――

「はぁっ…はぁっ…」

私は息を切らしながら
廊下に座り込む。

なんで優花ちゃんは
あんなに急いで…。

「あやねちゃん…。
　あそこの池には絶対近寄らないで。
　じゃないと…」

じゃないと…？

「あなた、
　杏子さんに
　殺されるわよ」

「は…？」

杏子さんって…。
誰？

「優花ちゃん？
　殺されるとか
　杏子さんって、何…！？」

私は優花ちゃんに
攻め寄った。

すると、優花ちゃんは
慌てて自分の口を押さえる。

「あ、あらやだ…。
　先生としたことが、つい…」

「やっぱり何か隠してるでしょ！？
　ねぇ…教えて？
　私は真実を知りたいの」

「………。
　わかった。
　あなたには隠し事は出来ないようね…」

先生はやつれた顔で
苦笑いをした。

「いいわ、
　教えてあげる…。
　１０年前の出来事を…―――」

9 名前：八咲 08/12/25 07:21 ID:G6 [ softbank221017020170.bbtec.net ]

１０年前、ここ東中央高校には
１人の可愛い女の子がいた。

名前は高野杏子（タカノキョウコ）。

…なぜそんなことを
知っているかって？

私、杏子さんと同い年だったの。
だから、私も１０年前の
ここの生徒だったわ…。

そうそう、その杏子さんって子なんだけど。
凄く可愛らしくて、いい子だったの。

だけど反面、
人と馴染めないところがあってね。

いつも１人ぼっちだった…―――

実は私も、杏子さんとは
あまり話したことがなかった。

今思うと、どうしてもっと
杏子さんに話しかけて
あげなかったんだろうって
後悔してるわ。

けど、そんな彼女には
好きな人がいたわ。

私だけに教えくれた。

一条隆太（イチジョウリュウタ）くん。

杏子さんは、隆太くんのことが
ずっとずっと
好きだったの…―――

10 名前：八咲 08/12/26 16:50 ID:i. [ softbank221017020170.bbtec.net ]

でも、人と話すのが苦手な
杏子さん。

当然、告白なんて
夢のまた夢のようだったみたい。

そんなある日のこと。
なぜか、
杏子さんが隆太くんのことが
好きっていう噂が流れ始めちゃって。

…あ、私は言いふらしてないけど…。
多分、風の噂ってやつね。

その噂をクラスメイトみんなが
知ってしまったの。

…そこで、悪夢が
始まってしまったわ…―――

とうとう隆太くんにまで
その噂が届いてしまったの。

その噂を聞いた隆太くん…。

何て言ったと思う？

「うぇーっ、
　こんな気持ち悪ぃ女やだよ！
　誰がこんなの好きになるか！
　きっめーなー」

こんな冷たい言葉を
杏子さんに向かって吐き出したの。

しかも、クラスメイト
みんながいる前で。

そして、クラスメイト全員が
笑い始めた。

勿論、私は笑ってないわ。

しかもね、その笑い声…。
決して温かいものではなかった。

冷たい笑い声…―――

「ははは、一条ナイス！」

「振って当然だろ！」

「確かにキモいなー」

「こんな根暗な女子、
　一条くんが好きになるはず
　ないじゃない！」

―――さまざまな冷たい言葉が、
容赦なく彼女に
ぶっ放される。

私はとてもいたたまれない
気持ちになった。

だけど、黙って見ていることしか
出来なかったの。

そして、とうとう
杏子さんは
教室を飛び出してしまったわ。

きっと、教室にいるのが
嫌で仕方がなかったのね…。

それからしばらくは、
杏子さんは教室に
戻ることはなかった…―――

11 名前：八咲 08/12/26 17:31 ID:i. [ softbank221017020170.bbtec.net ]

そして、しばらく経った
ある日のこと。

杏子さんが久しぶりに
学校に来た。

正直、私はとても
安心した気分になった。

「ねぇ…一条さん」

何かと思えば、
杏子さんが隆太くんに
話しかけていた。

「…あんだよ」

隆太くんは杏子さんを睨み、
面倒くさそうな声で
返事をした。

「あの…今から屋上に
　来てください…」

杏子さんは弱々しい声で
そう言った。

一体、屋上で何の用だろう…。

「面倒くせぇーな…。
　話あんならここで話せ」

「どうしても…屋上で…」

彼女がそう言いかけた瞬間、
隆太くんは杏子さんに怒鳴りつけた。

「うっぜぇな！
　そのうじうじした話し方きめぇんだよ！
　おらぁ！
　さっさと屋上行って
　話済ますぞ！」

…すごい声。

クラスも一気にしーんとなる。
私も２人の様子を見ていたわ。

杏子さんは勿論、
その怒鳴り声に怯えていた。

そして、２人は教室を
出ていったんだけど…。

多分私の目の錯覚かもしれないんだけど、
その時、確かに杏子さんは
ニタァと怪しい笑みを浮かべていた。

２人は屋上に行ったようで、
もう姿は見えなくなっていた。

心配になった私は
２人の跡をこっそり着いていき、
屋上の陰に忍び込んだ。

12 名前：八咲 08/12/26 17:49 ID:i. [ softbank221017020170.bbtec.net ]

びゅうびゅうと
風のうなり声だけが聞こえる、
静かな屋上。

私は物陰に隠れて、
２人の会話を盗み聞きをしていた。

「たく、何の用だよ」

「あのね…一条さん…」

杏子さんは
ゆっくりと口を開き始める。

そして、杏子さんの口から
とんでもない一言が
ぶっ放された。

「…シンデ？」

…シンデ…？
私は杏子さんの言葉に
耳を疑った。

「シンデ」…？
シンデ…シンデ…
しんで………。

…死んで！？

杏子さんの口から吐き出された
意外な言葉は、
「死んで」という
驚きの言葉だった。

手や足が震えてくる。
冷や汗も止まらない。

「お前…何言って…」

さすがの隆太くんも
驚きの隠せない表情をしている。

しかし、杏子さんは
隆太くんの言葉には
耳を傾ける気は無いようだ。

「私ねぇ…
　君が嫌いなんだぁー。
　だからー、
　死んでー？」

杏子さんは狂ったように
奇怪な喋り方をする。

杏子さんの目は…
杏子さんではなかった。

何の感情もないような、
見開いた目。

「散々私を傷つけてー。
　散々私を泣かせてぇー。
　もう、あんたなんて
　生きてる価値ないわよー。
　だからぁー、
　死のうよー。
　今なら私がコロシテアゲル」

「こ…殺してあげるって…」

この光景は…現実？

隆太くんの足や手が震えている。
そんな隆太くんを追い詰めるように、
杏子さんはじりじりと
近づく。

「く…っ来るなぁ…っ！」

「えぇー？
　そんなお願い聞きたくないなー？
　ねー死のうよ？
　ねぇってばー」

杏子さんの奇怪な顔。

目はこれでもかという程
見開き、
口はニタァと笑っている。

…怖い…―――

「あんたなんかあんたなんか
　私の気持ちなんて気持ちなんて
　わからないわからないわからない！」

今度は、気が狂ったように
叫びだす。

隆太くんの顔は…
いつものように
ふざけて笑ってなどいなかった。

13 名前：八咲 08/12/26 18:12 ID:i. [ softbank221017020170.bbtec.net ]

「お前なんか！お前なんか…
　オマエナンカオマエナンカ
　シンデシマエェェェェェェ！
　シネシネシネシネシネシネシネシネ！」

気が狂ったように叫びだす
杏子さん。

私は怖くなって逃げ出したかったわ。
でも…。
足が全く動かなかった。

「オマエナンカ…」

杏子さんがそう言った瞬間。

杏子さんはその辺に落ちていた
ノコギリを拾い上げた。

まさか…―――

「シンデシマエ！」

「うわぁ………っ」

２人の叫び声と同時に、
杏子さんは一気に
ノコギリを振り下ろした。

そのノコギリは勢い良く
隆太くんの首に突き刺さった。

「ぐあぁぁぁぁぁぁっ！」

血が物凄い勢いで吹き出る。

私は「うっ」と声を出しそうに
なったが、必死でこらえた。

ただただ、目の前で
起こっていることが
恐ろしくて…―――

首に深く突き刺さった
ノコギリを、
思い切り引っ張る杏子さん。

それでもなかなか
ノコギリは抜けなくて。

その勢いに引っ張られる隆太くん。

「あぁぁぁぁぁぁっ…ヴヴヴッ…」

「アッハハハハハハ！」

隆太くんが物凄い
うなり声を上げる度、
杏子さんは狂ったように
叫びだす。

首に突き刺さった
ノコギリの横から、
だんだんと生皮が剥がれてくる。

ものすごい血の量。
赤黒い血が噴出す。

皮は深くえぐれていている。

隆太くんの顔は…。
目は眼球が飛び出ていて、
口からは血が滴っている。

…もう、生きていないだろう…。

「フフフッ…もう死んじゃったの？
　つまらないわぁ」

杏子さんはニタァと笑う。
その笑いに、背筋が凍った。

「じゃあ、もうもう少し
　お料理してあげましょ」

杏子さんは
そう言ったかと思うと、
首に突き刺さったノコギリを
無理やり引っ張った。

すると、ブチッという
凄い音を立てて
ノコギリが取れる。

…そして、私は見てしまった。

ノコギリの刃の部分には、
肉だの皮だのがびっしりと
突き刺さっていた。

吐きそう…。
私は目の前がくらくらしてきた。

だけど、やはりその場から
立ち去ることは出来なかったの…―――

14 名前：名無し 09/01/16 19:33 ID:tM [ p7081-ipbfp1602fukuokachu.fukuoka.ocn.ne.jp ]

私ホラーﾔﾊﾞ好きなんですよぉ～っ！
更新ﾒﾁｬ楽しみにしてますね！

15 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 10/10/09 05:47 ID:5s [ flets-n-osk-2-186.dsn.jp ]

ここで昨日、フェラで1回、ナカで2回出して報酬4万円GET！(ﾟ∀ﾟ)
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これだから逆エンは止められねぇｗｗ

16 名前：千代子 10/11/28 10:47 ID:BM [ 112.111.62.79 ]

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1 名前：さくら 投稿日：08/08/03 03:39 ID:a2 [ user096-211.himawarinet.ne.jp ]

【14:10】　最終話あ・・・うん大丈夫よ心配してくれてありがと♪じゃあねーと手を振ってダッシュで逃げた・・・
そして・・・・、　今日も雨だった・・・傘をさして走りながらいくとまた彼と出会った
・・・今日も君は・・素敵だよ。　　　－おしまいー

2 名前：りんご 08/08/03 04:18 ID:a2 [ user096-211.himawarinet.ne.jp ]

主人公桜野あいりはつぼみ町に引っ越してきたばかりあいりは母から部屋を片付けてきてといわれ
その部屋を整理しはじめたあいりはダンボールを運んできて部屋に置くとうさぎのぬいぐるみがでてしまい拾ってダンボールに
入れたでもそのうさぎのぬいぐるみはぴょこん！と立ち上がってこう言った・・・「お前あとで俺をあとで捨てようとかおもったろう？」
と言うと、あいりはビックリした「あなた誰・・・？」と震えた声でいうと答えた「俺か俺はジュンだ!!お前を守るために来た！あるいわ守護天使というべきだな」
「しゅ・・ごてん・・し？」「あぁ・・お前体が悪いんだってな」「え？どうしてそれをしってるのよ!!」「フンッ・・・守護天使様にはおみとおしだぜ」
ー続くー

3 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 08/08/25 13:27 ID:Dw [ KD124214190157.ppp-bb.dion.ne.jp ]

私ゎ紗希といいます。
このまえ彼氏と初Ｈをしました(＞ω＜)↑↑
彼氏の家でしました～。
初めてだったから最初ゎちょっと痛かった(汗)
んで！！彼氏が写メとったのッッ(＞д＜)
私、恥ずかしいんだけど・・見られるのゎ好きなんだっ♪
だから・・・みんなに見てほしいんだ～(＞Ａ＜)↑↑
でも、モロ見られるのゎ嫌だから、
この文章を５箇所に貼ってくれた人のみにみせようと
思いますっ♪
５箇所に貼れば、【★】←がクリックできるようになるの！
こんなのありきたりで誰も信じてくれないかもっ！と思うけど、コレゎ本当なんだよっっ！！！
ぜひ見たい人ゎやってみてねっ(＞ω＜)↑↑
なんかぁ～すっごいエロいみたい！
もろアソコとか濡れまくりだった・・・(汗)
ぢゃ、貼ってね～♪本当だからね

4 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 08/08/25 13:28 ID:Dw [ KD124214190157.ppp-bb.dion.ne.jp ]

5 名前：ﾗｲﾑ 08/09/15 23:39 ID:Bo [ chokai203192109052.itakita.net ]

6 名前：ﾗｲﾑ 08/09/15 23:51 ID:Bo [ chokai203192109052.itakita.net ]

7 名前：ﾗｲﾑ 08/09/15 23:52 ID:Bo [ chokai203192109052.itakita.net ]

8 名前：ﾗｲﾑ 08/09/15 23:53 ID:Bo [ chokai203192109052.itakita.net ]

9 名前：ﾗｲﾑ 08/09/15 23:54 ID:Bo [ chokai203192109052.itakita.net ]

10 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 10/10/23 15:05 ID:T6 [ d198.NGNosakaFL2.vectant.ne.jp ]

自分のペニーさん貸したら、キャッシュで5万もえましたよ（笑）
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■▲▼

1 名前：殺鬼投稿日：08/09/08 20:48 ID:TI [ softbank126070020010.bbtec.net ]

【15:16】　僕ノ恋、恋ノ君。【登場人物】

東間　かずき

野江　花里

海老谷　心愛

福原　迅

設楽　萌

設楽　広一

僕ノ恋、恋ノ君。

7 名前：殺鬼 08/09/12 20:38 ID:eQ [ softbank126070020010.bbtec.net ]

ごめんなさい

「設楽萌でぇっすぅぅぅ？？？」
の所、
「設楽萌でぇっすぅぅぅ」
です。ごめんなさい。

8 名前：殺鬼 08/09/14 18:43 ID:wQ [ softbank126070020010.bbtec.net ]

僕ノ恋、恋ノ君。

「はぁ・・・」

知ってる奴もいない学校へいく事をうんざりしている僕。

またあの子に出会えたら・・・

何て思えば少し前向きになれる。

それが恋だと･･･

「やっと気づいたの？」

え！？えぇ！？！？

僕は後ろを振り向いた。

するとそこにはあの双子が居た。

「広一やっと気づいたのぉ！？」
「んなこと気づくわけねぇしぃ・・・」
「萌もっと前から気づいてたよ？」
「もっと前っつっても昨日だろ？」

何の話をしてるんだ？この二人は・・・

“昨日”って・・・

当てはまる・・・

わざわざ僕の後ろで言うなんて・・・

こいつらっ・・・!!!

「“アイツが犯人ぐらいわかるじゃぁんっっ!!!”」

・・・・え？

「いや、あいつかと思ったんだよ･・・」

・・・？

「ってかあの小説難しくね？」

・・・小説？

小説の話か・・・？

「広一は馬鹿だもんねぇ！」

・・・なんだ。
小説の話か。

はぁ・・・・

心が重くなったっつの・・・

「・・・あれ？」
「どうした？萌。」
「あの前に居る人、東間かずきって人じゃない？？」

「・・・え？」

僕は焦った。
何故コイツが知っているのか。

「・・・あ、そうだ。ホントダ。」

男の方も。

「・・・え？なんでしってんの・・・？」
「だって昨日自己紹介してたしぃ・・・」
「そんなのわざわざ憶えてるのか？」
「コイツ、結構人の名前憶える奴だから。」
「・・・・」

女の方は僕の横へ小走りでやってきて、笑顔でこういった。

「ねぇ、ねぇ！カズって呼んでもいい？」
「・・・別にいいけど。」
「ホント！？じゃぁ私は萌って呼んで!!!」
「・・・あぁ・・・」
「広一！広一!早く！！」
「何だよ・・・」

「コイツは広一！広一って呼んでやって!!!」
「判った。ヨロシクな。」
「あぁ。カズ。」

・・・今、僕に友達が出来た？

初めての、友達が。

「・・・有難う。萌、広一。」

「え？私、何かした？？えっへへ♪」
「俺何もしてねぇけどｗ」

「いや・・・なんもねぇ。」

9 名前：殺鬼 08/09/16 21:24 ID:g. [ softbank126070020010.bbtec.net ]

「でさでさぁ～！？聞いてよカズゥ!!!」
「うんうん・・・・」
「広一がさぁ～～～！？・・・・・・・・・・

長いな話が・・・
しかも何故僕に愚痴る・・・

全く。

「うるせーよ！お前だってそういう時多いじゃねえか!!!」
「萌！？萌なんもしてないよ！？してんのは広一でしょぅ!!!」
「気づいてねぇだけだっつの!!!お前も多いんだって!!!」
「だーかーらーそれは広一の思い込み!!!バッカじゃないの！？思い込みヤローめっっ!!!ねぇ！？カズ!!!」
「思い込みなんかじゃねぇよ!!!お前だってしてるっつったらしてんだよ!!!なぁ！？カズ!!!」

「・・・・・・・そうだな。」

「お前らさ、どうでもいいことで喧嘩すんのやめろよ？」
「う～ん・・・だってぇ・・・・」
「んだよカズつめてえな・・・」

お前の所為ダヨッ!!!!!!

僕は思わずその言葉を発しそうになった。

しかし、折角できた友達を傷つけるわけには・・・・

友達関係とはこんなに難しいものだったのかー・・・。

ー学校ー

「かぁずっき君っっ!!!」
「はぃ？」

話しかけてきたのは見た事もない見知らぬ女だった。

「何？」
「私、１年Ｄ組みの油田愛美！放課後・・・話があるんだけど、いいかな？」
「・・・・うん。」
「本当！？じゃぁ、教室に来るから、待っててくれない？」
「判った」

女は去っていった。

僕はこのことを“告白”という事にまだ気づかなかった・・・

「カズ、告白かなっ！？」
「！？」

次に話しかけてきたのは萌でも、広一でもなかった。

そう・・・子猫の件で恋（!?）している女の子だった。

「えっと・・・野江花里さん・・・だっけ？」
「うん！憶えてくれたんだ!!!ありがとっ」
「で・・・野江さん、何の様？」
「ヤダ!野江さんだなんて～!!!花里でいいよっ!!!」
「え・・・・あ・・・・判った。」

「っていうかぁ？カズ、あれ絶対告白だよ。」
「え？」
「さっきの人。油田さんだっけ。」

「・・・・・・」
「一目ぼれって奴ね。アハハ、カズ、モテモテ。」
「いや、絶対からかう気だって。あういうの。」
「そうかな？私はそうは思わないよ？」
「え？」
「いや、カズ、結構カッコイイし、性格もよさそうだしさ。」
「・・・・・花里・・・」

「なぁんちゃって♪私何言ってんだろうね!/////」

これが“嫉妬”という事をしるのはハッピーエンドを迎えるとき・・・

ってそんなとき来るのかよ!!!

10 名前：殺鬼 08/12/25 10:43 ID:Fw [ softbank126070020010.bbtec.net ]

ーーーー放課後ーーーー

“っていうかぁ？カズ、あれ絶対告白だよ”

“一目ぼれって奴ね。アハハ、カズ、モテモテ”

“いや、カズ、結構カッコイイし、性格もよさそうだしさ”

さっきからそんな言葉ばかり頭を流れる。

消しては現れ、消えては現れ。

そんな期待、そんな幸福があるわけないのに。

何故？何故？一体何故？

彼女が言ったから俺の期待は高鳴るばかり。

ガチャ・・・

「ごめん、遅れて」
「あ、かずき君！来てくれたんだ!!!」
「う、うん。で、話って？」

11 名前：名無し 09/01/16 19:29 ID:tM [ p7081-ipbfp1602fukuokachu.fukuoka.ocn.ne.jp ]

すごい気になるんですけど…

12 名前：殺鬼 09/01/18 13:53 ID:5. [ softbank126070020010.bbtec.net ]

ごめんなさい･･･
今から書くので！

あの、赤い糸と私は呪い人形に来て下さった名無しさんですか？

13 名前：殺鬼 09/01/20 17:04 ID:jU [ softbank126070020010.bbtec.net ]

「あのっ･･･ね。私･･･」
「･･･」
「かずき君のことが好きなのッッッ!!!」

花里が言ったとおりだ･･･

「･･･僕の何処が好きなの？」
「っ･･･何処だろう･･･」

･･･ないのかよ･･･。

「好きなものに･･･理由ってないと思う！何か･･･自然になってるって言うか･･」

いい子なんだけどな･･･

でも僕には･･･

“野江花里でぇっっす!!!あだ名は、ノエリンとか、カッサンとかかなっ!!!えへ★”

「ゴメン･･･」
「え？」
「･･･僕には･･･好きな人が居る」
「･････････････そっか･･･」

「ごめんね」
「ううん!!!」

酷かったかな？

14 名前：アイマス信者 09/04/05 13:06 ID:z6 [ 203.141.152.22.static.zoot.jp ]

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16 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 10/08/20 02:11 ID:v2 [ pl863.nas821.p-osaka.nttpc.ne.jp ]

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1 名前：殺鬼投稿日：08/07/22 15:11 ID:Us [ softbank126070020010.bbtec.net ]

【16:62】　赤い糸一作目がまだ完成してませんがはじめようと思います。
一作目、二作目とも両方楽しんでいただければと思います。

53 名前：殺鬼 09/01/12 21:04 ID:eQ [ softbank126070020010.bbtec.net ]

第二章　もう一つの赤い糸　～ⅷ～

私は天井を眺めながらベッドに寝転ぶ。

「･･･はぁ」

静かにため息をつく。

そして眼の横に涙が流れる。

「涼･･･････････････」

思い出しては泣いてしまう。

楽しかった想い出を、

苦しかった想い出を。

54 名前：名無し 09/01/16 19:31 ID:tM [ p7081-ipbfp1602fukuokachu.fukuoka.ocn.ne.jp ]

殺鬼さんの小説好きです！
更新大変でしょうが、頑張って下さいね！応援してますので！

55 名前：殺鬼 09/01/18 13:52 ID:5. [ softbank126070020010.bbtec.net ]

あっ、有難う御座います!!!
そんなこと言われたら･･･てれちゃいますｗテヘ（いやキモイから；）
冗談抜きで、本当に有難う御座います!!!
これからも頑張っていきますのでっ、よろしくおねがいします☆

56 名前：殺鬼 09/01/18 14:16 ID:5. [ softbank126070020010.bbtec.net ]

第二章　もう一つの赤い糸　～ⅸ～

次の日

「うっいか～～！」
「水面。オハヨ。」
「倖は？休み？」
「･･･ううん」

そう言って･･･初夏は怪しい笑顔を浮かべる。

ガラガラ･･･

教室に入る。

すると、黒板にあるものが･･･

「あ、、、金森････」
「天音くん･･･何？これ･･･････」
「･･･誰か心当たりはないのかよ･･･？」
「何･･･これ･･･」

黒板にかかれてあったものとは････

「･･･誰がこんな事･･･」

『金森水面うざい』
『死んじゃえ』
『キモイ』

「は･･･？水面の事･･････こんなに嫌ってるコ何てまだいないでしょ？」
「初夏･･･これはどういう･･･」

初夏に聞いたって解らない

「誰よ！水面にこんな事したの!!!」

初夏はバン！と黒板を叩く。

教室はシーン･･･としている。

57 名前：殺鬼 09/01/31 20:34 ID:5. [ softbank126070020010.bbtec.net ]

「誰だって聞いてんだよ！」

初夏は真剣な眼で皆を責めてる。

「天音も何か言いなよ！おかしいよ！こんな事！」
「何か言えっつったって！犯人がわかんなきゃ言いようがねぇだろ！」
「だからって黙っておくなんて･･･ひどいよ」

どうしてこんな事されてるの･･･？

誰がこんな事したの･･･？

あ、、、もしかして･･･

　　　水面は久方ゆうきの方を見た。

「まさか･･･ねぇ･･･。。。」

久方ゆうきはこっちに気づいて、立ち上がった。

「･･･なんだよ」

「･･･ううん」

「言ってほしいのかよ、犯人」

「･･･え？」

「!!!」

皆驚いている。

だって犯人を知っているような振りをしているから･･･。

58 名前：殺鬼 09/02/04 20:45 ID:WU [ softbank126070020010.bbtec.net ]

「久方さん･･･教えて？」

初夏が真剣に言う。

「･･･此処で言っちゃっていいのか？柿初夏･･･」

「･･･ふふっ」

何の話をしているのか、私には全く解らなかった。

ただ、二人とも、不適な笑みを浮かべていた。

「―――金森水面」

「？」

「･･･犯人は」

「･･･」

「コイツだ」

そういって指差したのは、初夏の方だった。

「･･･え？」

「コイツだって言ってんの。

　　まぁ、指図しただけだけどな。」

「え？ね、ねぇ、さっきから何言ってるの･･･？初夏が犯人･･･？そんなわけ無いじゃん･･･！初夏は…」

必死に訴えた。

誰か、誰か嘘だと言って。

59 名前：殺鬼 09/02/04 20:56 ID:WU [ softbank126070020010.bbtec.net ]

嘘でしょ？

初夏が犯人なわけないよね？

私は涙目で初夏を見た。

「･･･フフフ･･･アーッハハハハハハハハハハ!!!!!!!」

「！？」

「･･･。」

「そのとおり！さぁすが久方ゆうき！よぉく解ったねぇ!!!アーッハハハハハハハハハハハ!!!」

「誰だって解る事だよ。」

「そんな･･･初夏･･･なんで･･･？」

「オイ･･･!!!柿！見損なったぞ!!!」

「別にぃ？どうでもいいですよぉーだぁ･･･。好印象持とうなんて思ってないしぃ。」

「何で･･･！？何で初夏がこんな事ぉ!!!!!」

「あそこは！

　
　　　あの家は･･･アンタの家は！前和也さんが住んでいたのよ！」

「和也さん･･･？」

タイヨー･･･の？和也さん？柚貝和也さん？

「私と和也さんは付き合ってた･･･

　　なのに･･･急に引っ越しちゃって･･･！！！

　　“此処に家を立てる人が出来た”って言って!!!」

「･･･」

「アンタさえこなかったら！

　　アンタが立てなかったら!!!!!!!!!!」

60 名前：アイマス信者 09/04/06 13:42 ID:Yk [ 203.141.152.22.static.zoot.jp ]

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61 名前：きょぬーマニア 09/04/16 12:43 ID:5Q [ 203.141.152.22.static.zoot.jp ]

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62 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 10/07/18 20:12 ID:Mg [ pl482.nas923.p-osaka.nttpc.ne.jp ]

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1 名前：実生 ◆CIhha3Cw 投稿日：09/04/01 18:10 ID:b2 [ p8239-ipbfp1403fukuokachu.fukuoka.ocn.ne.jp ]

【17:13】　prime
小説クリックありがとうございます！
実生と申します

恋愛・青春・学園・友情など色々なものを取り入れた小説を書かせて頂きます
あまり小説を書く機会も無いので更新も遅めですが、どうぞよろしくおねがいします！

お気軽に感想下さると嬉しいです
その時に出来れば何の小説を書いてるか言って下さると見に行きますので…（^^*

ではこれからよろしくお願いします！

4 名前：実生 ◆CIhha3Cw 09/04/02 06:59 ID:3Y [ p8239-ipbfp1403fukuokachu.fukuoka.ocn.ne.jp ]

「さっくらーいさーん！一緒に弁当食べよ！！」

桐生と友達になってから一日目。
授業を終えお昼ご飯の時間になって、パンを片手に彼が大声で誘いに来る。
また注目を浴びて顔を赤くしながら桐生君の腕を引っ張って階段を上って行く

「桐生君…」
「んー？何？」
「あの…あんまり注目される様な事しないでね…？」

まだ顔が赤い私に比べ、桐生君はにこやかに笑っている。
桐生君、クラスでも人気なのになんで私なんかと食べてくれるんだろう。
女子からも男子からも誘われてたのに…。

「桐生君…良いの？私なんかと一緒で」
「は？何が？」
「弁当。他の子達からも誘われてたでしょ？」

桐生君はパンを口に入れてしばらく無言になる

「…だって、こういうのは食べたい人と食べた方が良いじゃん」
「食べたい人って…」
「桜井さんは直ぐ卑屈になりすぎ！そんな事考えなくても良いってば！」

べしっ！と私の頭に指で軽くデコピンする
こういう所、本当に優しいよなぁ…。
まだ出会って一日目だけど最初の印象と全然違う。どこがヤンキーなんだか…。いや、私がヤンキーって言ったんだけどさ。

「ねぇ、桐生君って何で…金髪とかにしてるの？ピアスも。」
「え？」
「あっ！答えたくなかったら答えなくても良いよ！」

私はつい口からポロリと出た言葉に口を塞ぎ
桐生君は一瞬パンを食べる手を止めて唖然とした表情になるが、すぐに顔をいつもの様に優しくする

「だって金髪とかピアスってカッコイイじゃん！」

「…それだけ？」
「え。それだけだけど」

予想外の答えに呆気に取られる。
なんていうか…うん。凄く予想外。彼らしいといえば彼らしいのだがもっと凄い答えを期待してたので何だかなぁ…と溜息を吐く

「桜井さんもうお腹一杯？」
「あ、ううん。そんな事無いよ」

桐生君は既にパンを全部食べ終わって袋をポケットの中にしまい込む
…ん？…そういえば桐生君って何でパンなんだろう
別に珍しい訳じゃないけど昨日もパンだったっけ…パンが好きなのかなぁ…。
聞いてみたい…けど、お母さんが居ないからパンを買ってる。とかだったら凄い失礼だよね…でも…えーい！一か八かだ！

「あ、あの、桐生君って家族何人？」
「え？お父さんとお母さんと妹が一人ずつ。どうして？」
「あっ、いや…別に。………あの、パンが、好き…なの？」

聞いてしまった
でもお父さんお母さん…ってちゃんとカウントしてるんなら＝居るって取っても良い筈だよね。

「ん？パンは好きだけど」
「あ、だからいつもパンなの？」
「いやー。本当は手作り弁当食べたいんだけど俺の母さん料理下手だから。」
「えっ！？」

料理下手。って料理下手？
桐生君の意外な言葉にまたもや声を出して驚く。
対する桐生君は頬を染めて軽く俯いている。

「…うちの母親、本当に家事駄目だから…父親は忙しいし、だからパンで済ませるしか無いんだ」
「あ、じゃぁ私料理これでも得意だから作ってあげ……っ」

思わず零れる言葉を慌てて口で塞ぐ。
弁当、弁当作ってあげようかって言いそうになった！うわ絶対引かれるよ！！
まだ友達一日目なのに…！こんな事彼女がやるものでしょ！
ああ…穴があったら入りたいっ…
しばらく沈黙が流れ空気に耐えられず、弁当を急いで持って屋上から出て行こうとする

「あっ、のっ、…ごめん！私…もう帰るね！」
「待って！」

左腕をぎゅっと掴まれて引き止められる

「作って」
「………え？」
「弁当、出来れば…作ってくれる？」

いつもの様にへらっと笑っているのではなく、目を細めて優しく笑う
途端顔が熱くなって勢い良く桐生君の手を振りほどいて後ろに振り向く

「…やっぱ、図々しいか。ごめん…」

握られてた手を弱められて、そっと放される
むしろ図々しかったのは私、彼女でもないのに弁当作るなんて気持ち悪いだけなのに…

「あのっ、桐生君さえ良ければ私は…。」
「えっ！じゃぁ作ってくれるの！？」
「う、うん…」
「やったー！じゃぁ玉子焼きも入れて！あ、金もちゃんと払うから」
「やっ、いいよ。私が勝手に言い出したんだし」
「そうはいかないよ！いくら？400円くらい？」
「高いよ、私の料理なんだから50円くらいで良いよ。」

それにインスタント物とかも入れるし、と付け加えて言うと、そっかぁと笑い返してくれた
良い人だなぁ…前のクラスの男子ってウザかったり性格悪かったりしたけど…桐生君は全然そんな感じしないし

「あ、そろそろ時間だから戻らな「亮ー！！」

桐生君が立った瞬間屋上のドアがドンと激しい音を立てる
振り向くと、茶色い髪をポニーテールにした女の子。目も茶色がかっていて、白い肌。綺麗な子…。

「亮！何でこんな所に居るのよ！今日ご飯食べながら遊ぶ予定の話する約束だったじゃない！」
「あー悪い悪い忘れてたわ」
「もう…！…って、その子…誰？」
「あっ、一年B組の桜井岐咲です。桐生君と仲良くしてもらってます。」

女の子は私の名前を聞いて何故か目を大きく見開き
桐生君の腕をぐいっと引っ張って、小声で耳打ちしている
聞こえないな…

「（ちょっ、何だよ怜華！）」
「（桜井岐咲ってあれでしょ？ハンカチ貸してくれた子でしょ？うちの学校だったんだー！）」
「（そっ、そうだけど…）」
「（うわー！予想より可愛い！おとなし清楚系って感じがするー！ってか何何？急接近？手出すの早い男は嫌われるよ。特にこういったタイプの女の子はさぁ…）」
「（あーもー分かったから！貴重な時間を壊すな！…っておい！）」

女の子は耳打ちしたのを止めたかと思うと、くるっと後ろに振り向いて私に手を差し出してきた

「始めましてー！あたし亮の幼馴染の水樹怜華（ﾐｽﾞｷﾚｲｶ）。ちなみに一年Ｃ組。出来れば呼び捨てで呼んでくれる？苗字呼びって慣れてないから」
「あっ、うん。えっと……怜華。」

水樹怜華。…名前負けしてない綺麗な名前だなぁ
握手を交わすと怜華はにっこり笑って手を振りながら屋上から出て行った
…うーん…
悪い子じゃなさそうだけどちょっとギャルっぽいし私の苦手なタイプだなぁ…いきなり呼び捨てだし…
…桐生君ってああいう子が好みなのかなぁ。幼馴染って言ってたし。

「ったく…怜華の奴め…」
「あの…さっき何耳打ちされてたの？」
「や、つまんない事だから…。えっと、俺、先に教室戻るわ！じゃぁね！」
「あっ！」

腕を持とうと手を伸ばしたけど触れる前に一瞬躊躇ってしまった
―まだ馴れ馴れし過ぎるよね…馬鹿みたい…私

明日から桐生君の弁当作りが始まる

5 名前：実生 ◆CIhha3Cw 09/04/02 12:28 ID:3Y [ p8239-ipbfp1403fukuokachu.fukuoka.ocn.ne.jp ]

「やっほー岐咲！」

桐生君の弁当と私の弁当を両手に持って昨日と同じ様に屋上へ向かうと既に怜華が弁当を食べていた
当然の様に居座っている怜華に唖然とする私と眉間に皺を寄せている桐生君

「怜華…何でお前が此処に居るんだよ」
「だって教室嫌いだもーん。あ、岐咲の弁当見せてー！」
「おいっ！」

桐生君の言葉に聞く耳も持たずに私の横に座る
あの、そんなに見られると緊張するのですが…
なんて言える筈も無く不器用に弁当を開ける
今日は早起きしたのでインスタントではなく一から作ったり、栄養バランスも良い様に作った。
お陰で寝不足だけど最初なんだからちゃんと丁寧に作ったご飯を食べて欲しいしね。

「うぉぉぉ！桜井さんすげーっ！旨そう！食って良い？食って良い？」
「あ、どうぞ…」

桐生君は箸を手に取り唐揚げを一つ口にくわえる
どうしよう、黙っちゃった
あ、不味いのかなもしかして…不味いのかな…あぁぁ…やっぱインスタントにすれば良かったかも…

「…口に合わなかったかな…？」
「旨い…」
「え？」
「旨っ！これメッチャ旨いじゃん！え？インスタントじゃないよね？カリカリしててうめーっ！」

桐生君はもう一つ唐揚げを口に入れる
お世辞じゃなく、本当に子供みたいに笑顔で食べる桐生君を見て、ほっと胸を撫で下ろす
マズいって言われたらやっぱそれなりにショックだしね…

「良いなぁ…亮だけ岐咲の弁当ー。あたしも食べたい…」
「俺は金払ってるから良いんですー」
「ねー唐揚げ一個ちょうだい亮くーん」
「あっ！こら！」

ひょいっと器用に自分の箸で桐生君の唐揚げを取って口にくわえる

「ん～っ！うまっ！岐咲料理上手だねぇ」
「あ、ありがとう…」
「ってもうこんな時間！やばっ、先生から呼び出されてたんだった！じゃぁね、唐揚げありがとう！！」

弁当を手に持って駆け足で屋上のドアを開けて出て行った。
なんか…嵐っていうか台風みたいな子だなぁ。悪い子じゃないんだけどちょっと疲れるって言うかなんていうか…。
重い溜息を一つ吐いて、食べ終わった弁当を閉じる

「桜井さんゴメンね。あいつちょっと変だから…」
「えっ、何が？」
「引っ張りまわすから疲れたら疲れたって言ってあげてね。でも悪い奴じゃないから」
「あ…うん。大丈夫。」
「そっか！良かったー。あいつちょっと人見知りするタイプなんだよ」
「え？」

桐生君の口から出た言葉に目を見開く。

「あいつ、俺以外と仲良くして無いし、人が多い所って苦手なんだよ。」
「れ、怜華が？」

意外。ああいうタイプって誰とでも仲良く出来そうだし、直ぐに呼び捨てするタイプだし、クラスの中心に居るって感じなのに。
だから桐生君とあんなにくっついてたのかな。「亮」って呼び捨てしてるし

「…でも何で私にはあんなにくっついたりしたのかな？」
「え？あ、…何となく話しやすい雰囲気が合ったんじゃない？」

桐生君は顔を若干俯かせてそう言った
でも私って近寄りがたい雰囲気があるとか言ってなかったっけ？って言うと益々顔を俯かせる
「…多分…桜井さんがおとなしそうだから、だと思う」と曖昧な答えを出した
前の学校でもおとなしそうとかは良く言われてたっけなぁ。声も小さいし。
素で居られる友達って数えるほどしか居なかったしね。

「そういえば桜井さん部活決まった？」

話を摩り替えるかのようにまったく違う話題を出す

「…あ、うん。美術部とか文科系に入ろうかなって…。桐生君は？」
「俺はバスケ部！」
「へぇ…バスケ好きなの？」
「うん。ちっさい頃から母さんから教えてもらってた。結構強いよー。」

へらっと笑いながらそう自慢する。
そっか…バスケかぁ…
バスケ部のマネージャーとか一瞬頭の中に思い浮かんだがやっぱルールとか知らないし、バスケが好きな人に失礼な気もするし駄目だよね。

「あと五月に修学旅行あったよね。班分けどうなるんだろう」
「しゅうがくりょこ…う？」
「え？先生言ってたじゃん」

聞いてませんでした

っていうか修学旅行って…あれだよね
まだ入学したてなのにクラスの女子と一緒に寝たりご飯食べたり移動したりする奴
ハブられたらどうしよう…。うわぁぁぁ鬱だ…

「あっ！でも女子は二人部屋とかじゃなかったっけ！ほら、仲良くなれるチャンスかもよ！」
「二人部屋かぁ…うちのクラスの女の子達の事良く知らないし…」
「あ！出席番号で決まるんじゃなかったっけ！ほら、桜井さんの次の女子って誰だった？」

記憶を辿って見るが思い出せない
桜井、だからさしすせそ…さ行かし行だとは思うんだけど…顔だけしか…

「えっと…茶色いを下ろしてるストレートで、ちょっと背が高くって大人っぽい子。」
「茶色い髪を下ろしてる…って、もしかしたら五月原若菜？」
「あっ！そうそう、五月原さんだ！五月原若菜（ｻﾂｷﾊﾞﾗﾜｶﾅ）さん！」

確か凄い大人っぽい人だったと思う。最初見たとき上級生かと思ったもん。
でもあんな大人っぽい人かぁ…話した事無いし疲れそうだなぁ…。
頭を抱えて溜息を吐く私の頭に桐生君がポン、と手を乗せる

「若菜は結構優しいしサバサバしてるから話しやすいと思うよ」
「…あ、ありが………って、え？」

呼び捨て？

「五月原さんと仲良いの？」
「え？何で？」
「だ、だって呼び捨てだし」
「あー。うん、それなりに仲良いよ」

何でだろ、ちょっとモヤッとする
怜華は性格的に呼び捨てで、って言ってるし、幼馴染だから分かるけど
まだ一週間も経ってない子の事は呼び捨てにするんだ…私は苗字でさん付けなのに…って！私何考えてるんだろう！きもいよ！

「あ、もう帰ろうか。チャイム鳴るし」
「あっ、うん…」

桐生君の分と私の分の弁当袋を持って立ち上がって、汚れたスカートを軽く叩く

「…」

なんだろう、このモヤモヤ感
私も苗字で呼び捨てにしてほしいって訳じゃない…だけど

桐生君ってみんなの事呼び捨てにしてるのに、私だけ苗字呼び
何でだろう、モヤモヤする

6 名前：実生 ◆CIhha3Cw 09/04/02 12:48 ID:3Y [ p8239-ipbfp1403fukuokachu.fukuoka.ocn.ne.jp ]

【後書きならぬ途中書き】
一レスにつき一話って事で量がかなり多めになって大変ですが頑張ります
予定では中学生編と高校生編に分けます、予定では
今更ですがキャラ紹介でもしようかと。一応出てくるたびにしようと思います、私の気力さえ続けば！（すぐに飽きるタイプなので…）

7 名前：実生 ◆CIhha3Cw 09/04/02 12:53 ID:3Y [ p8239-ipbfp1403fukuokachu.fukuoka.ocn.ne.jp ]

人物紹介・その一

【桜井岐咲】ｻｸﾗｲｷｻｸ（♀）

容姿は黒髪で腰まで伸びたロング
肌が白くて目も黒目勝ち、本人は自分の容姿が幽霊みたいで怖い…とか思ってる。でも普通に綺麗な顔立ち
手足は細く体も全体的に華奢で小さい

学年十位以内で成績だけはかなり良い、スポーツはまったくと言って良いほど出来ない

性格はおとなしめ、慣れた環境では仲良く出来るが、慣れない環境だと緊張してしまう。声も小さい。
うじうじしたり、被害妄想ばっかり浮かんだり…そんな自分の性格が嫌いなのでクラスの明るい女の子達の事を憧れている
決して暗いという訳では無い
ちなみにチャラチャラした人、不良は大嫌い。好みのタイプは真面目な人

【得意な事】
料理＞＞勉強

【苦手な事・人】
慣れない環境＞＞＞＞不良＞＞チャラチャラしてる人

8 名前：実生 ◆CIhha3Cw 09/04/02 13:10 ID:3Y [ p8239-ipbfp1403fukuokachu.fukuoka.ocn.ne.jp ]

人物紹介・その二

【桐生亮】ｷﾘｳﾘｮｳ（♂）

容姿は短めの金髪、ピアスを耳に幾つも刺している
顔立ちも良く美形だが本人はあまりそういう事は気にしていない

バスケをやっているため結構長身でがっしりした体系

頭は学年で下から二十位くらい、スポーツだけは得意

性格は明るくクラスの人気者タイプ
いわゆる「人から好かれやすい、憎まれにくいタイプ」故に友達は多い
好みのタイプは大和撫子系

【得意な事】
バスケ＞＞友達作り

【苦手な事・人】
勉強＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞無愛想な人

9 名前：実生 ◆CIhha3Cw 09/04/02 13:21 ID:3Y [ p8239-ipbfp1403fukuokachu.fukuoka.ocn.ne.jp ]

人物紹介・その三

【水樹怜華】ﾐｽﾞｷﾚｲｶ（♀）

容姿は茶色い髪をポニーテールにした髪
白い肌に茶色い瞳でハーフ。顔立ちが良く美少女

手足は細め、でもスタイルは十人並み

頭は桐生と同じく下から二、三十番目位
スポーツはそれなりに出来る

根は明るくてギャルっぽいが、人が多い場所、人付き合いが苦手
桐生の幼馴染故に仲が良く、それなりに相談を受けていた
何故か岐咲にも心を開いている（詳しい事情は後ほど本編で）
好みのタイプは自分を守ってくれる人

【得意な事】
メイク（化粧）＞＞相談受けること

【苦手な事・人】
人が多い場所＞＞人から注目される事＞＞＞性格悪い女子

10 名前：あ 09/04/02 15:34 ID:HY [ 203.141.152.22.static.zoot.jp ]

見て損はしないはず！
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11 名前：アイマス信者 09/04/06 14:53 ID:Yk [ 203.141.152.22.static.zoot.jp ]

無料で遊べる
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捨てアド登録おｋ
可愛い女の子が目の前で☆

12 名前：きょぬーマニア 09/04/17 14:41 ID:HY [ 203.141.152.22.static.zoot.jp ]

13 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 10/06/27 03:14 ID:4o [ 46.125.105.175.ap.yournet.ne.jp ]

俺ブサメンだけど、セっクスで稼いでるしｗｗｗ
まぁ、3人中2人には断られたけど、それでも今月の収入41万だぜｗ
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1 名前：キルア 投稿日：07/12/28 18:53 ID:ws [ p1138-ipbf901osakakita.osaka.ocn.ne.jp ]

【18:13】　山田クエスト近日公開！！！！

4 名前：2 08/01/03 09:12 ID:hY [ p3117-ipad07kyoto.kyoto.ocn.ne.jp ]

それは・・・・小説にするのか・・・・・？

5 名前：ギルア 08/01/04 21:24 ID:ig [ 202-71-73-231.ap-w01.canvas.ne.jp ]

脇野クエストかいてくれぃ

6 名前：ギルア 08/01/06 13:46 ID:DI [ 202-71-73-231.ap-w01.canvas.ne.jp ]

　／￣￣￣￣￣ミ
　 /　　 ,――――-ミ
　/　　／　／　　＼ |
　|　 /　　　,（･）　（･） |
　 (6　　　　　　つ　　|
　 |　　　　　　＿＿_　 |　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　 | 　　　　 /＿＿/ ／　＜　山田クエスト？
／|　　　　　　　　／＼　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

7 名前：ギルア 08/01/06 13:48 ID:DI [ 202-71-73-231.ap-w01.canvas.ne.jp ]

　　　　　　　　　　　　／~＼
　　＿　　　　　　　　　　　/ヾヽヽヽ
　〈三三ミ丶、　　　　／ミヾヽヽヽ
　ヽ三三ミミﾐ丶､_　<ﾐ_ﾐヾヾ-ヽ- |_
　　ヽ二ニニ＝　　　~`´？？？　　＼
　　　　　` -二ニ＝　　 _: : : : 　　　,　☆ ｀ヽ､　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　〉ニ＝　 //　､､､、、（　　 (○) >　＜　ともきんぎょです
　　　　, -‐'´彡彡ノノ　{　、ｘ x x < ヽ　　　,フ　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　,／三　彡彡ノ／　　ヽ､ｘ X X X/lll|_／
　（二ニ　彡-‐'"´　　　 ,-‐'｀‐,-‐‐/川|
　　｀ ‐'"´　　　　　　　 /彡''/　　 !彡"
　　　　　　　　　　　　　{彡'/
　　　　　　　　　　　　　ヽノ

8 名前：キルア 08/01/11 20:13 ID:WQ [ p1138-ipbf901osakakita.osaka.ocn.ne.jp ]

なんかめんどいからまた今度ということで

9 名前：まったに 08/01/16 20:58 ID:4k [ 202-71-73-231.ap-w01.canvas.ne.jp ]

,,‐''-''ヽ　,,-‐'''‐-､　／ノ　　　/　ﾉ　　／　　／,,-─／
　　　　　　　　　　／　／　　　　　　'" /　　　／ ,,-､　/､ヽ＼　ﾞi;,-''"　　／ .／　／─''''"￣ ,,／
　　　　　　　／　 ./　/　　　,,,-‐'"-/　　　/ .／　ﾞ"　"＼　ﾞi;,　 |　､／／／　　 "　　　　,,,／
　　　　　　　／　,-''/　/　　　　,,-''"_ /　　 /／　　　　　　ヽ　ｌ　/　　ﾚ'／～　　　　　　　／‐／
　　　　　 /　／　 |　ｌ|　　,,-'"／ﾞ/,」|　　　 /　　　　..::;;;,,,　｝　／　　 |～　,,-‐,,,-'''　　／／～
　　　　　/　／-'''''|　|　/ｌ /‐'''／'' .人　　 i'　　　　.::　:;'"　/ ／　ｌ　　ﾉﾞi／／　,,-‐'"──＝=
　　　　 /／'"　　ﾞi;: | /‐' .／,,　,,ﾉ　ﾞi;,.　 |　　　　　_,,-ヾ./／ﾉ　,-''" ｌ |　　‐'"　　 ,,,-‐二
　　　　ﾚ'　　　　　ヽｌ:i' .／　　）'､‐,＼ﾞi;:　| ,,,-‐二-┬ナ"　／‐'"‐ 〉　,i'───'''"￣～-''"
　　　　　　　　　,-‐',ヽ|'"　　.／ﾞヽ-ゝ='＼ﾞi,'''ヽ -ﾞ＝‐'　　　'"　,‐'ノ,, ／‐''"　,,-‐'''"～
　　　　　　　　/　/ ;;:.　 ──ヽ,　ﾞi;''''''　,　ﾞ "-‐'''''"""　　　　〔＿,／ﾞヽ'-'"～　　　おめぇら、ココ
　　　　　　　/　/　　　/ ,;　,,＿｝_　ﾞ､ ./__,,　　_,,　　　　　　　/　　　　　＼
　　　　　 ,;'　 /　,;;;:;:/;:　,,　　　～ヽ　ヽ.　ヽニ‐'､　　　　　／ /　　　　　　ﾞi,_　　　　おかしいんじゃねぇか？
　　　　.／　　　　　　　 ''　　,ｌ,,,,,,/ 〉　　ﾞヽ､　'''' :;ｌ　　,,-''"　／　　　　　　　ﾞi.＼
　　　 /　　　　　　　　　　／ヽ　/　　　　　ﾞヽ､--イ～;;:'" ／／　　　::;:;:;:　　　|　＼
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　　./　　　　ﾞ''''ヽ､,,-‐''"　　　　　　　　　　　　　　.i　／,;'"　　　＿,,,,,,,,,＿,,,-‐'''-''"～　　　　 |
　("￣"'''''‐--､,,_i'　　　　　　　　　　　　　　　　　/／ '",,-─'''"　 ,,,-‐'",-‐'"　　,,,,-‐　.__＿|
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10 名前：夜神　月 08/02/06 15:35 ID:nw [ p1138-ipbf901osakakita.osaka.ocn.ne.jp ]

？？？？？？？？？？？？？？？？？？？TH NOTE？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？
この掲示板に投稿した物は全て死ぬ。だが死なない方法が１つだけある。それは・・自分の最もうざい物の本名を書け。それだけだ。だが今から挙げる説に心当たりがあるものは１週間後死ぬ。
①エロい奴　②秘密を隠そうとするやつ　③友達に無視された事のあるやつ　④りんご病（顔が赤い奴）
以上。この中に２つでもあたいする者があれば・・・・・・・。
もう救い様がありません。

11 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 08/02/07 17:34 ID:l. [ pdd3070.spprac00.ap.so-net.ne.jp ]

http://adaruto10.80code.com/

12 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 08/02/21 20:02 ID:2Q [ 202-71-73-231.ap-w01.canvas.ne.jp ]

○山だ

13 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 10/05/31 17:35 ID:WI [ osk9-p6.flets.hi-ho.ne.jp ]

ぬちょマンが気持ちよくて抜かずの3連続しちゃいました！

というか、まさか本当にお金貰えるとは思わなかったですよ(笑)
http://cybersyndrome.info/kida/3ft40b1

■▲▼

1 名前：殺鬼投稿日：08/10/26 20:53 ID:Co [ softbank126070020010.bbtec.net ]

【19:14】　あなたが居るなら生きてゆける貴方が居るなら生きてゆける

あなたが居なければ生きてゆけない

せめて最期まで・・・傍にー・・・

【登場人物】

＋望　楓＋ノゾミカエデ

＋片山　竜司＋カタヤマリュウジ

＋愛川　餡蜜＋アイカワアンミツ

＋比良　由果子＋ヒラユカコ

楽しい日々が続く。

そう。

ずっと・

ずっと続くはずー・・・

だったのに・・・

5 名前：殺鬼 08/11/03 20:35 ID:EU [ softbank126070020010.bbtec.net ]

「おなか減った・・・何か買いにいこーっっと」

いつもの様に私はコンビニへ向かった。

ー・・・

「いらっしゃいませ～」

何買おう・・・

ん？誰かいる。
同い年ぐらいの子・・・

「望さん。」
「あ・・・えっと・・・」
「安西杏子です。学級委員になった。」

＞続く。

6 名前：殺鬼 08/11/04 21:09 ID:WU [ softbank126070020010.bbtec.net ]

「安西杏子さん・・・。」

そうだ・・・確か皆にしたわれてて、学級委員になった・・・

「楓・・・って、美しい名前よね・・・」
「え？」

突然の言葉に私はあ然とした。

「いや・・・私、子がつくから・・・。楓みたいな名前に憧れてたの。」
「そう・・・なんだ・・・。でも、私は杏子、いいとおもうよ？」
「そうかしら？」
「うん！」

それより・・・どうして安西さんがこんな時間にコンビニに？

「安西さん・・・何買いに来たの？」
「え？今日の晩御飯を。」
「・・・え？」

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

お父様

お母様

お爺様

お婆様

私はこれからどうやって生きてゆけばいいのでしょうかー・・・？

どうすればいいのでしょうかー・・・？

遺族だなんて・・・恐ろしいわ・・・

どうして・・・？

どうして・・・私・・・・一人だけー・・・

安西杏子　
卒業式三ヶ月前
卒業式の練習

私は市民なら必ず知っている安西家の一人娘だった。

とてもお金持ちで、家も豪邸で目立っていた。

お金持ちだと、悪いイメージをもたれるが、安西家の場合は違うかった。

皆優しくて、したわれてる一家だったー・・・

はずだったー・・・

「次！安西杏子！」

一人一人舞台の上から将来の夢を言ってる。

ー将来の夢？

ふざけないで

家族もいない私に未来があるものですか

お父様の古い彼女が憎しみで家族一家を殺した

そんな事がさっくりあっていいものですかー・・・？

私一人を残していって・・・

１２の私に訴える事なんかできやしないー・・・

この苦しみの鎖は

解かれるときが来るのだろうか・・・？

ーーー

卒業式

私は家族の居ないこの講堂で卒業を迎える事になってしまった

最後の記念撮影も笑って・泣いてないのは私だけだった。

友達は気にかけてくれたが何の意味もない言葉ばかりだった。

『卒業だね！おめでとっ』
ー何の嫌がらせ？

『写真とろうよ!』
ー私の顔・・・見えてるの？

『卒業・・・悲しいねぇ・・・泣いちゃうよー』
ー私にはもう散々涙を流したわ。泣けないわよ

どうして

どうして私が？

私が・・・

ワタシガー・・・

＞続く。

7 名前：殺鬼 08/11/05 20:54 ID:EU [ softbank126070020010.bbtec.net ]

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

「安西・・・さん？どうしたの？」
「えっ？あ、あぁごめんなさい・・・」
「何か悪い質問だったかな・・・？」
「え、あ、晩御飯の事？ううん！そんなことないよ！全然、いいんだよっ」
「そう・・・？」
「うん！
　・・・私・・・家族が居ないからさ！」
「え？」
「忙しくて、買い物にいけなくて。だから買いに来たの。」
「そう・・・な・・・んだ。。。」
「じゃぁ・・もうそろそろ遅いし、かえろっか。」
「うん！」
「バイバイ！・・・楓！」
「杏子・・・バイバイ！」

三人目の友達ができた。
杏子は・・・何かつながってるきがする・・・

>続く。

8 名前：殺鬼 08/11/07 21:12 ID:lE [ softbank126070020010.bbtec.net ]

次の日・・・

「楓～～～!!!」
「ん？」
「おはよぉ～～～♪」
「由果子、餡蜜。」
「朝っぱらからうるせーよな。コイツ・・・。」
「いや別に・・・・というか・・・餡蜜って・・・男？」
「え！？女だよ！昨日言ったじゃん？」
「うん・・・だけど・・・何でそんな口悪いの？」
「俺の勝手だろ？」
「ごっごめん！！！」

怖い！怖すぎる!!!

はぁっ！親分かよっ!!!

「楓ちゃん。」
「あ、お早う。杏子。」
「そういえばさ、楓ちゃん、部活どうするの？」
「あぁ・・・部活か・・・」

＞続く。

9 名前：殺鬼 08/11/10 20:45 ID:c2 [ softbank126070020010.bbtec.net ]

部活・・・どうしよう。

「因みに私はバスケだよ☆
　由果子ちゃんも餡蜜ちゃんもバスケ。楓ちゃんもバスケ入らない？」
「う～ん・・・バスケかぁ・・・いいねぇ！私もバスケ入ろうかなっ」
「本当！？」
「うん！」

皆バスケやってるんだ・・・。
小学校の体育の時間でやったけど・・・
結構難しいよね・・・。

まっ！頑張ってみようかな!!!

ーーー部活にて

「えっと、望楓です！よろしくおねがいしますっ！」
「部長の桃山なみよ。ヨロシクね。精一杯頑張りましょう。」
「ハイっ！」

部長、優しそうな人でよかった♪
よーし！
これから頑張るぞ！

＞続く。

10 名前：殺鬼 08/11/11 21:27 ID:8Q [ softbank126070020010.bbtec.net ]

「楓ー！部活いこうぜ!!!」
「うん！ちょっとまって～～～！」

ーーー

「さぁ、今日も一日頑張りましょう！
　来週の練習試合に備えて、一生懸命やってください！」
「ハイ！」
「では、円形ドリブル（ドリブルの練習みたいなの・・・）からやりましょう！」

「円形ドリブルって何？？」
「楓。私が教えてあげるよぉ～♪」
「ありがとう。」

ありりっ？バスケって、こんなに難しかったっけ・・・！？
ひやｯ!!!ボールがどっかいっちゃう；
むずかしぃ・・・・・。

＞続く。

11 名前：殺鬼 08/11/12 21:29 ID:eQ [ softbank126070020010.bbtec.net ]

あれから数ヵ月後ー・・・

「今日は五対五でゲームをしましょう！」
「ゲッげーむーーー！？」

嘘！私もやるのかな！？
無理だって！

「じゃぁ・・・まずは、楓、餡蜜、由果子、杏子、私のチーム対、○○・・・・・・・」

えぇぇぇっっ！？

三年一人に１年四人か・・・
此処は部長に任せるしかっっっ！！！

「あ、三年生はﾊﾟｽだけで、一年生、責める事！」

・・・え？
強制？

「餡蜜・・・」
「がんばるか・・。」
「由果子・・・」
「負けらんないね！」
「杏子・・・」
「面白そう！」

・・・・皆ぁぁぁぁぁぁーーーーーーー!!!

＞続く。

12 名前：殺鬼 08/12/23 20:28 ID:DE [ softbank126070020010.bbtec.net ]

ピーーーッッッ

ちょ、ちょっと!!!もう始まってるの？

え？どっち？ディフェンスから？オフェンス？

何してるの！？

「楓ぇぇ！！！」
「はぃぃっっ！？」

だから餡蜜怖いって！

「さっさとっ動けええーーー!!!!!!」
「ごっごめんなさいぃぃぃぃぃ!!!（泣」

私は適当にぱっぱと動いた。

あれ？邪魔？

いやぁ!!!

もーいやーーーー!!!!

ーーーーーーーーーーーーーー

「楓ぇ、なんもしてなかったねぇ。」
「ご、ごめん。」
「ったく・・・動けっつったろーがよ！」
「はいぃっ！」
「もっと自信持てばよかったのに？」
「う・・・うん・・・」

なんだ・・・これ・・・

反省会ですか？

私だけ？

・・・無理だよ

私には無理だ

バスケなんか・・・むいてない

―――やめようかな

13 名前：殺鬼 08/12/25 10:33 ID:Fw [ softbank126070020010.bbtec.net ]

ーーーーー次の日

「かっえでーーー！おっはよん～～～」
「あ・・・由果子。」
「どうしたの？元気ないねー。」
「杏子・・。」

あれから、何だかんだで四人仲良くなった。

「へっ！昨日の事まだ落ち込んでんのか？」
「・・・・・」
「こら！餡蜜ぅ！そんなの言ったらいくら楓でも傷つくよ！」

14 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 10/05/06 15:58 ID:5U [ ntt1-ppp940.osaka.sannet.ne.jp ]

毎日変態オンナども相手にパコパコやってたら一ヶ月で100万返済できたぞ！！
http://okamikakushi.net/jp/2csvu8f

■▲▼

1 名前：@ひろ@ 投稿日：10/02/13 11:33 ID:CA [ ntkgwa021020.kgwa.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp ]

【20:87】 　　ここよ～♪

78 名前：さな 10/04/01 19:09 ID:bw [ fch248203.fch.ne.jp ]

？

79 名前：@ひろ@ 10/04/01 21:09 ID:/E [ ntkgwa030083.kgwa.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp ]

>>77
シグマ＝Σ

80 名前：さな 10/04/02 05:01 ID:tg [ fch248203.fch.ne.jp ]

Σ(>□<)

81 名前：@ひろ@ 10/04/02 17:41 ID:fU [ ntkgwa030083.kgwa.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp ]

時給2万w
これって釣りなんかな？

82 名前：@ひろ@ 10/04/02 21:04 ID:fU [ ntkgwa030083.kgwa.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp ]

にょ～ん♪

83 名前：さな 10/04/03 01:59 ID:Q2 [ fch248203.fch.ne.jp ]

2万?
にょーん♪

84 名前：@ひろ@ 10/04/03 02:47 ID:Io [ ntkgwa030083.kgwa.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp ]

ちつるsいい人やんw

85 名前：さな 10/04/03 03:05 ID:Q2 [ fch248203.fch.ne.jp ]

いいひと

86 名前：さな 10/04/07 22:47 ID:II [ fch248067.fch.ne.jp ]

87 名前：@ひろ@ 10/04/09 00:08 ID:yM [ ntkgwa030083.kgwa.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp ]

だーるーいー

疲れたぁ・・・

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