B'z うp、交換スレ second RUN


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B'z うp、交換スレ second RUN

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310: 石川五右衛門:20/06/18 01:12 ID:32
まだコンサート録音文化は根強く存続しているようでうれしく思うので
若者たちに向けてここに歴史の備忘録を記すものである。
現在広く知られてきたライブの密録の世界(ブートレグ)
かなり古い音源が存在する事でも古くからの文化である事がわかると思います。
古くはカセットテープから始まり巨大なラジカセ録音装置でした。
高級機として電スケという単1電池でマイク録音するタイプが主流でした。
カセットテープもハイポジション・メタルポジションと進化し
電スケもメタル対応やドルビー対応と進化し第2世代機器が登場。
その後単3電池で動作可能なSONYウォークマンに録音機能が追加され
AIWAなどから録音レベル付きのステレオカセットなどの台頭により
第三ブート世代が到来します。
デジタル化の波も押し寄せSONYのDATがポータブル化され第4世代TCD-D8が激震を与えます。
ほどなくMDが販売されデジタル保存が主流をむかえます。
同時にコンサートグッズのパチ物文化も栄華を極めコンサートの会場外には
露店がならび偽物グッズが本物を超えるクオリティーや数で圧倒する事もありました。
露店の中には写真も販売され、昨夜の○○公演の写真など翌日には販売されていたものです。
ビデオカメラにより会場内での動画撮影が出てきてアイドル系が中古レコード店で普通に販売されていました
第5世代、海賊版の登場です。
需要と供給のマッチングにより当時、文化として確立していきます。
海賊版の露呈がブートという闇の世界を一気に表の世界での認知に結び付ける出来事となりました。
アイドル以外ではではBOOWYやサザン、浜田省吾、長渕剛、吉田拓郎、ゴダイゴ オフコース矢沢栄吉など
VIDEOが1本1万円ほどで売られていました。
ダビングのダビングのダビングのダビングなど当たり前に存在し
よりマスターテープに近いテープが高値を呼ぶ文化となっていました。
現在でもYOUTUBEなどでダビングのダビングぐらいの映像がアップされていたりします。
海外ではビートルズ、デビッドボウイ、U2、ローリングストーンズなど多くのブートが存在し
日本と比べて録音や撮影に関しては寛容なイベンター対応が多く見られます。
海外ではブートはもらう物であり買うほどではないといった文化や解釈でしょうか。
コンサート会場でも撮影は当たり前に観客がやっているのも周知となっています。
海外ではコンサートの録音・録画などは普通の客が当たり前のように録画してますが
後ろの客の視界の妨げになる事の方が録音よりも罪深く感じられてます。
日本では録音自体はあくまでも録音はしないでくださいというお願い程度の規制でしたが
1980年代、海賊版が社会問題と化し著作権法が取り締まり強化されました。
アーティストの権利を侵害し利益を搾取する行為と位置づけられました。
現在では中古レコードショップなどから海賊版は消滅し
ブートレグは一部の個人がお互いに交換など、嗜好品となっているのが現状です。
その中でも海賊版を収入源としていたもの達は中国・台湾・韓国などに販路を模索し
結果的には日本のエンターテイメントをアジアに広げる一端を担ったと言っても過言ではないかもしれない。
日本でもブーター(録音者達)は存続し、YO音源、BU音源、TA音源、FU音源、AS音源、NA音源など有名どころは数知れない
YO音源やTA音源に関しては販売を継続していたため、著作権を侵害した事による圧力で表から姿を消したのは闇の部分である。
そんな中、マイクやギター無線を傍受する手法が現れ第6世代へと突入する。無線時代が主流になりつつあった。
むかしから(1970年代)存在していたが受信機の性能の飛躍により頭角を現した。
ブーター達もみずからのスタンスを大きく変えていく分岐点となった時代である
客録を得意としたYO音源(何でも手当たりしだい職人としてブート活動)
業界人でありながらあらゆるライン音源を放出しまくっていたNA音源(BOOWY・尾崎豊・清志朗etc)
無線音源編集マトリックスの祖であるBU音源(B'zのELEVEN鹿児島アリーナ・J&M福岡などが現存する)
Y.Tさんの海賊版を販売しすぎて逮捕されたTA音源など(3人で組織を作りチームとしても有名だった)
レジェンド達も高齢となり現在は若い世代が主流となってブート文化は続いている
現在はIEMが第7世代とでも言うべき状況であるが
当面は問題ないが技術が進みデジタル化されたときは無線ブート文化も終焉となる
音にこだわるアーティストは音の遅延を嫌って今はアナログを使わざるをえないが
デジタルIEMに音遅延がなくなれば総デジタル化時代は到来するであろう
そう考えると現代は音質黄金期とも言える現代である
すでに音にこだわりのないアイドル系(大手の金持ちレーベル)はデジタルに移行している。
数年後に、あのころは良かったと言われる時代が今かもしれない
多くのブーターはYOやTAやNAのように音源は流出しないのが定石だが
手に入れるためには意外と海賊版を扱っていた中古レコードショップオーナーなどが
トップコレクターかもしれないのでそちらを視野にいれるのも手段かもしれない
実際にレジェンドブーターの故アサノ氏は膨大な音源をレコードショップオーナーに相続し
業界では遺品音源整理に追われているとかいないとか・・・


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