D.C.ダ・カーポサイドストーリー小説スレ


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D.C.ダ・カーポサイドストーリー小説スレ

1: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/22 23:32 ID:PBZt1eKQ
ルールは特になし。
ダ・カーポのキャラが出てればどんな話でもOK。
できるだけ長文にしないように。

2: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/25 15:48 ID:OkNsxUE6
右手をパジャマの下に突っ込んだまま、ごろりとうつぶせになる。
以前は長い髪が枕に広がって邪魔だったが、短めに切ったいまはさらりと顔にかかる程度。
胸が体重とベッドに圧迫されていびつになる。
肩を浮かせて、その位置を直す。こうしておくと、前後に動いたときに乳首が気持ちいい。

肩が沈むと同時に、腰が上がる。
引き締まりながらも豊かなでん部の肉が、観客のいない部屋でそのラインを披露する。

貝のように盛り上がった秘密の肉が上になるように、膝の位置をもぞもぞともどかしげに直す。
いつもは友達とプリクラをとるときにするVサインで、下着を押し上げながら、その貝を開く。
その尻の向こうにいる人に、よく見えるように。
しっかり挿れてもらえるように。

「やあ…」

その想像だけで、自分の興奮は高まっていく。

「あんまり…見ないで…」

小声でつぶやく。
そう言いながら、Vサインを人差し指と薬指に切り替え、中指で肉芽を転がし始める。

「あっ… ぐッ」

亀裂から染み出てきた愛液をすくい、うずく芽にとろりとなすりつけ、さらに責める。

「うう…うーっ」



3: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/25 15:57 ID:MNB80OBs
Circus作品のエロ小説
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1077978923/

4: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/26 01:15 ID:97rbRwdA
ここでやるにしても告知せんと人来ないだろうのう。

5:   :04/04/27 20:04 ID:PBZt1eKQ
朝、窓から朝日が差し込む。
(ん・・・もう朝か・・・)
今朝は珍しく目覚ましが鳴る前に起きた。いつもは鳴っても起きないのに。
とてもすがすがしい朝だった。何か良い夢でも見ていたみたいだ。
なぜかはわからない。けど早く起きたい。そう思った。
(起きるか・・・)
目を開けるとそこには、音夢が静かに吐息を立て眠っていた。
(ねっ音夢!?)
一瞬驚き、声を上げそうになったが、なんとか抑えた。
(そうだ俺・・・音夢と・・・)
昨日の晩の事を全て思い出した。
(よかった。夢じゃなかったんだ。)
そう思い、安心するとまだ眠っている音夢を眺めた。
白く透き通るような肌、細長く柔らかい髪、まるで小猫のような寝顔。
とてもいとおしく思えた。
音夢のえりあしをなでてみた。なんの抵抗も無く指をすり抜けていく。
「んっ…」
その時音夢の身体がピクッと動いたかと思うと、目を開いた。
「えっ兄さん?」
音夢は目を丸くして、驚いたようだったがすぐにニコッと微笑んだ。
「おはよ。兄さん。」
俺も返事をした。

6: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/05 17:14 ID:qvz291iI
http://comic4.2ch.net/test/read.cgi/anime/1083374179/212-213nの続き

音夢が元気になって数日後、ひとりの女の子が朝倉家を訪ねてきた。
「ごめんくださ〜い。純一さん、音夢さん、いらっしゃるんでしょ」
少女は少し大きめのスーツケースを重たそうに持ち、メイド服を着ていた。
純一は呼ばれる声に引き込まれるかのように玄関に向かった。
「よ、よりこさん」
純一は驚いたような声を上げながらその少女を凝視した。
「純一さん、私、純一さんの所に戻ることが出来ました。。また、
朝倉家に置いてください」
その少女はそう言うと、自分が持ってきたスーツケースを開け、中から
風見学園本校の制服を取り出した。
「純一さん、私、ここに来る前に転校届を済ませてきました。純一さんと
風見学園に通うのがユメの終わりだったんです。一生懸命に外に出る練習を
したのに、それがかなう前に。。。」
少女はそう言うと泣き出した。しかし、それは少女にとって【うれし泣き】
だったようだ。

続きはお願いします。



7: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/05 19:01 ID:pjuSV4.g

初音島に植わる一本の桜は、静寂を称えるように咲き誇り続けている。
桜は、さくらが思う無意識の願い全てを具現化し、現実の事として影響を与え続けてきた。
真摯に発せられた望みは必ず叶うが故に、どんな残酷な結末が待とうとも、取り消しは聞かない。
だけど、融通の聞かないと言う致命的な欠陥を孕んだ桜は、決して枯れる事がなかった。
何故なら、今まで主立った問題は起こらなかったし、初音島は今日も時を刻み続けているからだ。
さくらがそれを認め、初音島の人々もまた、そうなのだと認識する限り桜は枯れない。
だから、多少の破錠が生じようとも、ある程度は無視しようと、心の奥底で思っていたのだろう。
たとえ何もかもが、自分自身の思い通りに進まなくとも。
他人の心を自分の方へ向ける事が出来なくとも。
だから、そう――これもきっと、仕方のない事の一つに過ぎない。

「ね……音夢? ――音夢ッ!」
「兄さん、ごめん……ね? 私の体、おかしくなっちゃった――みたぃ」

明るいはずの室内が、粘着質の闇が張り付いたように黒く染め上げられている。
あらゆる言葉が無へと吸い込まれ、視界が喪失感と虚無感で残らず食い潰されてしまう。
それを嘲笑うかのように、窓の向こう、桜が狂った様に舞っていた。


8: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/05 19:02 ID:pjuSV4.g

何の前触れも予兆もなく、激しい咳と共に、音夢が桜の花びらを吐き出した。
これは幾度と無く目にしてきた、原因不明の発作に近い奇病。
呆然と立ち尽くす俺は、弱っていく音夢を見つめながら、ただ絶望にまみれるしかなかった。
口元を押さえつけようとも、何処から生じているのか、花びらは果てもなく床へとこぼれ落ちる。
それは、まるで音夢の命を象徴している様で、俺は滲み出る汗を止める事が出来ない。
絶対に死なせたくないと思っているにも関わらず、無力な自分がたまらなく憎かった。
痛みからか、体を激しくよじらせながら、音夢がふと、左手を電灯にかざすようにして持ち上げる。
汚れ無き五本の指の一本、すらりと伸びた薬指の根本に、光を受けた純白の指輪が輝いていた。
「この指輪……嬉しかった……。私の一生の……たから――もの」
「音夢――音夢ッ!」
「もっと……これから先も、二人の思い出を……作りたかった。もっと、生きたかっ――た……」
胸を鋭利な刃物に貫かれ、豪快に根本から抉られた様な痛みが全身を駆ける。
気が付くと、思い出に浸るように指輪を見つめる音夢の瞳から、一筋の涙が流れていた。
段々と鼓動が荒くなる音夢に比例して、窓の外の桜は一層ざわめきを増している。
胸中では、これ以上、この場にいても事態は何ら好転しないと言う事を告げていた。
だからこそ、俺は僅かな望みと希望をかけ、気が付くと玄関から外へと飛び出していたのだと思う。
萎えた足を引きずりながら、一心不乱に向かった先は、幼い頃に秘密基地と呼んでいた場所。
そして何故か、さくらはそこに居るのだと言う、確信に近い思いが俺の胸を満たしていた――。


9: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/05 19:02 ID:pjuSV4.g

夜桜が見る者に異様な威圧感を与える存在である事を、俺は初めて知った。
今の秘密基地は、幻想的かつ神秘的な雰囲気を携えていたが、同時に狂気をも感じさせられた。
そして、桜の樹の根本部分に片手を当てるさくらは、まるで桜と対話している様でもあった。
その背中からは何も感じる事は出来ず、俺は躊躇しつつも、ゆっくりと歩み寄っていく。
次第に距離は詰まるに連れ、俺は、さくらが呟くような声で言葉を発している事に気が付いた。
「いけない、いけないんだよ。だって、ボクはそんな事、望んでない……のに」
「さくら、音夢が……音夢がまた、桜の花びらを――」
「違う――違うよ。そうまでして、音夢ちゃんを病気にしてまで……違う、違うんだよぉ――!」
俺の言葉が聞こえていないのか、それとも敢えて無視しているのか、返答は戻ってこなかった。
ただ、さくらが誰かに語りかける際の言葉の節々が棘となって、俺の胸を断続的に刺激する。
やがて永遠と呼べる時間が流れ、さくらが何の前触れもなく、こちらへと向き直った。
その瞳は言いしれぬ哀しみを帯びている様に見えたが、それも一瞬で消え失せてしまう。
「えっと、音夢ちゃんは助かるよっ。凄く簡単な方法で、今すぐ元気になりますっ」
「さく――ら?」
「だから、最後に一つだけ質問させてくださいっ」
俺に全く返答の時間を与える事無く、会話は淡々と、しかし確実に進んでいく。
「ボクはこれ以上、お兄ちゃんを悲しませたらダメだよね――?」
情けなく歪んださくらの笑顔、そして、その目尻には大粒の涙が浮かんでいた。
両手は何かを決意した様に固く握られ、容赦なく吹き付ける風にツインテールがなびいている。
返答に窮し、困惑気味の表情の俺を見て、さくらはもう一度、力無く笑った。
「ボクはお兄ちゃんが好きだから――。だから、もう、わがままは言いません」
それだけ言うと、さくらは幹部分にゆっくりと手を当て、そうして緩やかに、夜空を見上げた。
刹那、青白い光が桜を纏い、鮮やかな花びらが、冷たい大気の中へ勢い良く放出されていく。
散り行く桜に、去りし思い出の日々を見ながら、俺は目元に熱いものが込み上げてくるのを感じた。
涙でくしゃくしゃに濡らした顔を拭いながら、さくらは悲しみを打ち消すようにして囁く。
「さようなら。――また、春に会おうね」

10: 名も無きSS職人見習い FU7s931A:04/05/06 20:36 ID:BqV8oc.M
清々しい音色が放課を告げる。
教室は雑談を始める生徒や、鞄をもって帰りの準備をする生徒で一杯になった。
普段は気にも止めない音色が清々しく感じるのは、今日は3時間目以降一睡もしなかったからだ。
これは奇跡的だ。この喜びを誰に伝えよう。
お、ちょうど、音夢がこちらへ向かってくる。
「聞いてくれ、音夢。今日はなんと3時間目以‥」
「よかったね、兄さん。私、今日風紀委員で帰るの遅れるから。それじゃあね」
無表情でそう言い残すと、足早に去っていった。俺は泣いた。
この仕打ちはあんまりじゃないか。俺はそこまでのことをしたっていうのか。
ああ、俺の心はこの窓の外の空模様のようだ。
心に咲いていた一本の桜の木も枯れ果ててしまった。
って今度は、ポエマーっぽくなってしまった。
どうしようもないな、俺。
「どうした、朝倉よ。妹君と何かあったのか?」
いつの間にか、杉並が前にいた。


11: 名も無きSS職人見習い FU7s931A:04/05/06 20:38 ID:BqV8oc.M
本スレのSSの続きです
一つ上のレスから始まってます

12: 名も無きSS職人見習い FU7s931A:04/05/06 20:39 ID:BqV8oc.M
「ああ、杉並か。いや、話しかけても無視された。昨日から冷たいんだ、あいつ。」
「それはまずいな。」
「そうか?確かに今回はきつすぎるような気もするけど、
時々そういうことあるからそんなに気にかけるほどでもないだろ。」
それを聞くと、目を閉じてなにやら語り始めた。
「一人で眠れないとき、壁越しにノックしあったことも今は昔。
お兄ちゃんが白馬の上に乗って来るの、と目を輝かせて語ったときのあどけない笑顔はどこ知れず‥‥‥。
いくら昔をなつかしんでも、距離を感じてしまったときにはすでに遅く、
互いの心は遠く離れすぎていた‥‥‥。」
俺はどっか行っちゃってる杉並から距離をとる。
「‥‥‥意味不明すぎなんだが。そんなことした覚えないし。
なんか勘違いしてるだろ。人違いっていうか‥‥‥、妹違い?」
「むしろ義妹違いだな。」
「たいして変わんないだろ。義理だって妹に変わりない。
俺はいつだって音夢を本当の妹としてみなしてきたんだ。」
それを聞いた杉並は目をくわっと開いてまた語りだす。
「なにを言う!全く無知とは愚かなものだな、朝倉よ。
いいか、義妹というのはな、妹と比較するとローリスクハイリターンであるのだ。
妹はその特異な性質ゆえに社会的、法律的、倫理的な問題を抱え込みすぎている。
確かにそれらを解決する必要もないという意見も多く、
実際それこそが妹の最大の利点だと唱える過激派の存在も確認されている。
しかしな、それらを解決し、とりあえず体裁をとりつくろい、
某倫理機構を納得させることは必要悪(?)なのだ。
そしてその解決策の最たるものとして義妹が存在するわけだ。
加えて妹であるということへの葛藤とそれに起因する抑止といった諸問題が発生しても、
その度合いがかなり緩和させられる。さらには、妹になる‥‥‥」



13: 名も無きSS職人見習い FU7s931A:04/05/06 20:39 ID:BqV8oc.M
「もうお前の妹論には飽きた。」
延々と続きそうなので遮っておく。
ていうか『俺はいつだって音夢を本当の妹としてみなしてきたんだ。』発言はスルーなのか。
『さすがだな、朝倉よ。それこそ義兄の鑑だ』くらいの言葉が返ってくると期待したのだが、
長々と意味のない会話を続けやがって。
杉並にそんなことを求めるのは間違いだったらしい。
しかし、杉並にとっては妹と義妹の違いがそんなにも重要なのか?
「妹論ではない。義妹論だ。」
そうか。それが答えか。果てしなくどうでもいい。
かったるい、と口に出そうとしたがやめた。
本当にかったるいときには、かったるいと発することさえかったるいらしい。
「朝倉、見るからにかったるそうな顔しているな。
俺にはわかるぞ。
今、4回ほどかったるいと思ったはずだ。」
「まじか。なんでそんなことわかるんだよ?」
「俺とお前のつきあいだからな。お前のことなど‥‥‥お見通しだ。」
杉並はどこか誇らしげに言い放った。
どうでもいいことを見通されても困る。
「感動したか、朝倉よ。まあ、友としては普通のことだがな。」
「その友とやらに言いたいことがあるんだが。」
「ほお、何でも聞いてやろう。ネッシーのことから、宇宙人によるアブダクションのことまでな」
範囲狭っ。つーか、誰も話さないだろ、そんなこと。
「それでは気兼ねなく言うぞ。俺はお前の顔を見るといつも‥‥‥」
「なんだ?世界はなんて謎に満ちているのだ、とか思ったか」
ある意味な。しかし嬉々として話す杉並にそんなことは言わない。言うべきは‥‥‥、
「全てのことがかったるく思えてくる。」
そう言い終えると、杉並に背を向け、歩き出す。
背後から、ぬおーとか奇声が聞こえるが無視しておく。
「おい、待て。朝倉よ」
肩をがっしり掴まれ、仕方なく振り返る。
「なんだよ、杉並。ショックで打ちひしがれてるんじゃなかったのか」
「甘く見るなよ。その程度のダメージでは俺を倒せはしない。」
いや、倒すつもりはないが。
「用がないなら帰るぞ。」



14: 名も無きSS職人見習い FU7s931A:04/05/06 20:40 ID:BqV8oc.M
肩を掴む手を振り切って帰ろうとするが、一向に杉並は手を放してくれない。
「おい。いい加減に‥」
その目があまりにも真剣だったので、そう言い掛けて止めた。
いつもの杉並には似つかわしくない表情。
こういう時に杉並が言う言葉は決まって、
「失望したぞ、朝倉よ。
いつだって本当の妹としてみなしてきた、とか言いながら妹を置いて先に帰るのか」
ピンポイントで一番痛いところを刺してくる。
「いつも、一緒に帰ってるわけじゃない。
杉並もそれは知ってるだろ。それに今日は音夢だって一緒に帰りたくないはずだ」
語尾が弱くなるのを感じた。当然だ、自分が一番わかってるはずだから。
「本当にそう思ってるのか。音夢嬢がお前と帰りたくないって本気で言ってるのか」
やめてくれ、これ以上は。まだ何も、崩したくは、ない。
「お前はいつだって逃げてないか。
音夢嬢が機嫌悪くなった理由も、音夢嬢の本当の気持ちも知っていながら、
ごまかしてるだけなんじゃないのか。
適当にあしらって、そのうち時間が経てば元に戻るだろうとか高をくくって待ってるだけなんだろ。
何一つとして壊れていくのを怖がっているだけなのだろ。
今は確かにそれでいいかもしれない。
だがな、覚えておけよ。お前が自分に嘘をつき続けてもな、いつか絶対壁にぶつかる。
そして、そのときにはもう全てが手遅れになってるはずだ。
それでも、お前は動くつもりがないのか」
痛かった、胸の辺りがどうしようもなく。
そして驚いた。ここまで見透かされているとは思ってもみなかった。
なぜこいつは全てを知った風に言えるんだ。


15: 名も無きSS職人見習い FU7s931A:04/05/06 20:41 ID:BqV8oc.M
「どのみち、朝倉が判断することだがな。
ただ、音夢嬢に対しての態度は早めに明確化しておいたほうがいいと思ってな。
生殺しにされるのが一番つらいはずだ」
そう言って肩から手を離す。
それほど強く握られたようには思えなかったが、
まだ握られているような感覚が残って、微かに痛んでいた。
「話はこれで終わりだ。さらばだ、朝倉よ」
杉並はすっかりいつも通りになっていた。
先刻の烈々な目など微塵に感じさせない。
そのまま鞄を抱えて、背を向けて教室を出ようとする。
「杉並、ありがとな」
俺は思わずその後姿に声を掛けていた。杉並は振り返ることなく、
「当然だ。友だからな」
と言い残し去っていった。
気づくと、教室に残ってるのは俺だけになっていた。
一度、上を見上げるが、天井が見えるだけだ。
視線を外に移してみる。
まだ雨は止みそうになかった。

16: 名も無きSS職人見習い FU7s931A:04/05/06 20:41 ID:BqV8oc.M
ガラス越しに雨が流れるのをぼんやりと眺めていた。
雲が空を包んだまま、世界はさらに暗く不気味な様相を増してきた。
その景色を見るだけで気が滅入ってくる。
校内に目をむけても、ここ数日よりどんよりとした空気が流れている。
既に帰る生徒も滅多に通らない。
杉並の言葉を思い出す。わかっていた。
言われるまでもなく、結論を出さなくてはならないということは。
杉並も感づいていたが、音夢はおそらく俺のことを只の兄貴としては見ていない。
しかし、俺はどうだろうか。
俺は音夢をただの妹として見ているのか。
それともそれ以上の存在として見ているのか。
迷った振りをしたところで、その答えは、もう出ている。


17: 名も無きSS職人見習い FU7s931A:04/05/06 20:42 ID:BqV8oc.M
上履きが濡れた廊下と奏でる不快な音とともに、奥から人影が近づいてくるのがわかる。
人影は俺を見て一瞬立ち止まるが、すぐに駆け寄ってくる。
「用のない生徒は早く帰りましょう」
そいつはにっこりと微笑んで、風紀委員らしいことを言う。
いつもの笑顔だった。ただ待っていただけなのに、音夢の機嫌は戻ったらしい。
いや、それもわかっていたことか。だから、待っていたわけだし。
「悪いかよ。待ち人がなかなか来なくてな」
「普通、教室で待ってない?てっきり帰ってるものだと思ったわよ」
音夢は下駄箱から靴を取り出しながら文句をつける。
「そう思わせるためにここにいたんだ。」
本当は違う。いっそのこと、雨の中で濡れていたかった。
でもそれができなかったからここに立っている。
校舎から一歩外へ踏み出せば、雨が勢い良く傘を叩きつける。
水たまりの部分を避けながら歩くものの、靴が水を跳ねては、中に浸水してくる。
校庭を抜け、桜並木に差し掛かったところで、隣に目をやる。
すると、音夢は毎度の笑顔を見せ、桜に目を移して話しかけてくる。



18: 名も無きSS職人見習い FU7s931A:04/05/06 20:43 ID:BqV8oc.M
「すごい雨だねー。桜もかなり散っちゃったよ」
そうだな、と相槌をうって、音夢に従い桜を眺める。
何気ない光景だったが、ひどく懐かしく思えた。
それは一抹の寂しさを誘引し、その正体を知る間もなく立ち消えていった。
「兄さん、怒ってないの」
音夢は不意に立ち止まってそう口にした。
「いや。どうせ俺が悪いんだし」
その質問が意味するところを察して答える。
「ううん、兄さんが悪いわけじゃないの。私が、その、なんていうか」
いや、俺が悪い。
音夢が人一倍嫉妬心の強いのを知ってて、気づかない振りをしているのだから。
俺の態度がはっきりしたものであれば、こんなに音夢が悩むこともなかっただろう。
「本当は怒ってるでしょ。いつもより淡白というか、素っ気無いような気がする」
音夢も感づき始めたらしい。
しかし、これ以上後伸ばしにするつもりはない。
音夢に向き直って、覚悟を決める。
「音夢、俺のこと、どう思ってる」
まずは探りを入れる。かたちだけではあるが。
「え、兄さんは、妹思いのいい兄さん、かな」
真剣な表情に気圧されてか、無難な答えが返ってくる。
だが、そういう模範解答はいらない。
「兄としてではなく、だ」
困惑する表情が見て取れる。
「兄さんはどうなのよ。私のこと、どう見てるの?」
そうきたか。本当ならいつもみたいに、ばか言うなよ、って言ってはぐらかしたい。
でもそうするわけにはいかない。
音夢への態度を明確にするって決めたのだから。
だから、俺は、


19: 名も無きSS職人見習い FU7s931A:04/05/06 20:44 ID:BqV8oc.M
「ただの妹だ」
冷たく突き放した。
音夢は一瞬凍りついた。が、すぐに目を伏せ、かろうじて聞き取れる小声で言葉を繰り出す。
「そう、なんだ」
その言葉を聞いて、少し後悔した。しかし、躊躇うわけにはいかなかった。
いつまでも淡い期待を持たせるのは音夢のためにならないから。
「俺、音夢の気持ちに気づいてた。けど、そのことで壊れるのが怖くて、ずっと逃げてた。
このままの関係が一番いいって思ってたから。
でも、考えてみたら、それって俺の勝手な思い込みだよな。
音夢からしたらそれは不本意な関係で、もう一歩進みたいって思うんだけど、
兄妹っていう理不尽な壁が邪魔をする。
その上、頼みの兄も気づいてない振りを決め込んでいながらも、時々思わせ振りな態度を見せてくる。
だから、淡い期待を持ちながら、どうにも身動きがとれなくなって、
兄妹の関係で妥協せざるを得なくなる。
そのうちにその関係に居心地の良さを感じてしまい、逆に変わることを恐れるようになってしまう。
‥‥‥まったく、最低な兄だよな。
妹を守るとか言いながら、結局は自分のことしか考えてなかったんだから。
そして、そのせいで今、傷つけることになってるんだから」
話の間中、音夢は下を向き続けていた。
唇を噛んでるようにも見えた。

20: 名も無きSS職人見習い FU7s931A:04/05/06 20:45 ID:BqV8oc.M
しばらく沈黙が続き、雨音だけが鳴り響く。
いつまでも雨の中で立ち尽くしているわけにはいかない。
そう思って、音夢に声を掛けようとした瞬間、
「眞子でしょ」
と不意に問いかけられる。何のことかわからなかった。
「眞子と付き合ってるんでしょ。クラスの友達が言ってた。
聞いたときは、まさか、そんなはずないって思ってたけど、やっぱりそうなんだね」
声が出なかった。寝耳に水ってのはまさにこのことだと思った。
「考えればわかることだったのにね。最近仲良かったし、今日は特に親しげだったしね。
自習のとき二人で楽しそうに話してたり、一緒に学食にいるのも見かけたから」
音夢は震える声で押し出すように言う。
何も言えなかった。否定しようとしても声が出てこない。
「でもね、眞子ならいいよ。眞子になら、兄さんのこと安心して任せられるから。
それに兄さんが選んだんなら、それでいいと思う」
そういい終えると、音夢は顔を上げた。
傘に隠れて、表情がわからなかったが、微笑んでいるのだけはわかった。
俺に反論する隙も与えず、音夢は握ったままの右の拳を、
手の甲が下になるように胸の前に突き出した。
そのまま殴られるのか、と覚悟したが、拳は飛んでこなかった。
音夢は、その代わりに閉じた拳を開いた。

21: 名も無きSS職人見習い FU7s931A:04/05/06 20:46 ID:BqV8oc.M
「兄さんの幸せが、私の幸せだから」
開いた掌には、一片の桜が乗っていた。見覚えのある桜の花びらが‥‥‥。
そうだ。唐突に全てを理解した。
俺は望んでしまったんだ。それでも、もう一度だけ、あの平凡だった日々を生きていきたいと。
だから、それを桜が叶えてくれた。
俺が魔法を使うにあたって最も馴染んだ方法、つまり夢をみせることで。
俺は最後に言いたいことがあったんだ。
それはもう現実では二度と叶いはしないことだから、せめて夢の中でくらいは言いたかった。
それなのに、これが夢だって忘れてしまっていた。
「音夢っ」
そう呼びかけるものの、その声は届かない。
変わらない微笑が微かにのぞく。またなのか。
俺は言いたくないことばかり言って、言いたいことなんて殆ど言えなかったけど、
それでもお前は、俺が一番望んでいた言葉を言ってくれるのか。
お前を守れなかったのも、たった今傷つけたのも俺だっていうのに、
それでもお前は光を与えてくれるのか。
俺は、お前がいなくなってから前へ進めなかった。
いつまでも後悔して、悲観に暮れてた。無力感に打ちひしがれてた。
でもそれじゃ駄目だって思って、桜の前で誓ってみたんだ。
そんなことに何の意味もないってわかってたけど、
そうすれば俺は進めるんじゃないかって思ったんだ。
でも、無理だった。
どうしても疑念が消えなかった。
俺だけがのうのうと幸せそうに暮らしていっていいのか、
そんな俺を見て音夢は心を痛めるんじゃないかって。
そう思うと最初の一歩がどうしても踏み出せなかった。
そんなわけあるはずないのに。音夢がそんなこと思うはずないのにな。
だから、最後の一押しが欲しかった。
たとえ夢だったとしても、俺を押し出してくれる確実な一言が。

22: 名も無きSS職人見習い FU7s931A:04/05/06 20:47 ID:BqV8oc.M
急激に世界が色纈せていく、自分の存在目的が遂行されたと知って。
音夢の顔も、掌に乗る桜の花びらも、もう明確には認識できない。
あれ程までにしつこかった雑音も既に、聞き取るのも困難になっていた。
音夢が口を動かしてるように見えるが、何て話してるのか聞き取れない。
やがて、通じないと悟ったのか、音夢は俺のほうへ手を伸ばしてきた。
俺の温もりを確かめようとするように、そっと伸ばしてきた。
その手は届きそうで届かない。胸の前をかすめるばかりだ。
俺も手を伸ばせば届くと思った。
しかし、それだけはできなかった。するわけにはいかなかった。
せっかくの決心が揺らいでしまうから。
さらに少しずつ、音夢の姿は見えなくなっていく。
音夢の不安そうな顔が見えたような気がした。
だから、せめて最後に、
‥‥‥俺は
‥‥‥その手を
‥‥‥振った。思いっきり左右に振った。
もう未練の残らないよう、俺も音夢も違う道を歩けるように、と。
そして、同時に最後の別れと感謝の言葉であるように。
世界は再び消えていった。しかし、残ったのは暗闇ではなかった。
かといって、光でもなかった。ただ温かかった。
何かに包まれるような、乳白色のような温かさ。
それだけを感じていた。
もう、聞こえるものは何もない。
激しく地面に打ち付ける、五月雨の郷愁をかきたてる音さえもどこにもなかった。

音夢、俺はお前のいない世界で生きていくから。

23: 名も無きSS職人見習い FU7s931A:04/05/06 20:48 ID:BqV8oc.M
目を開けると、真っ白な天井が見えた。照明の光がやけに眩しかった。
「朝倉先輩っ」
声がする方に向けば、見覚えある顔が並んでいた。
美春に、眞子に、萌先輩、それと杉並だった。
いや、後ろに工藤と看護士さんの姿も見える。
美春だけ目に涙をためているが、他の面々からは安堵の表情が見て取れる。
ここは病院か。すぐに事態を察した。
おそらく、あの後、桜の前で倒れて、ここに運ばれたのだろう。
「朝倉君、お体のほうは大丈夫ですか」
「朝倉。本当にしんぱいしたんだから」
「朝倉先輩。美春は、心配のあまりバナナがのどを(以下略)」
「目覚めたか、朝倉よ。おそらく俺の、コスタリカのオーパーツであ(以下略)」
「あさ(以下略)」
一同が次々に話しかけてくる。胸に込み上げてくるものがあった。
「どうしたんだ。こんなに無駄に集まって。パーティでもするのか」
精一杯強がって見せた。
俺はもう大丈夫だから、と。
皆が俺の様子に満足そうに笑う中、眞子が提案する。
「そうね。今日は鍋焼きうどんパーティでもしようかしら。
朝倉の退院祝いにさ」


24: 名も無きSS職人見習い FU7s931A:04/05/06 20:51 ID:BqV8oc.M
以上で終了です


25: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/06 22:29 ID:UzoVGqik
>>6の続き
「でも頼子さんはあの時。。」
純一は何かを思い出したかのように口を開いた。
「頼子さん、君はいったい何者なんだ! いまだに信じられないよ。君が。。。だなんて」
純一も少女と同じように目から涙を流しながら叫んだ。興奮しているのか言葉がとぎれどきれになっている。やはり、少女が自分の所に戻ってきたのがうれしいようだ。
「純一さん、私、なぜ、純一さんの所に戻ってきたか分かりますか?」
「えっ!?」
純一は驚いた顔で少女を見た。少女は自慢のロングヘアを片手でかきあげながら純一を見た。
「私、知ってしまったんです。純一さんの家に前にいた時に、純一さんの秘密を。。その秘密を確かめるために戻ってきたんです」
少女はうっすらと笑みを浮かべると持ってきたスーツケースの中から一枚の写真を純一に見せた。
「これが純一さんの秘密です。私、こっそりと隠し撮りをしたんですよ」
純一はその写真を見ると驚くやいなや、すぐにそれを少女から取り上げてビリビリに引き裂いた。
「頼子さん、信じられないよ。君がそんな女の子だったなんて。。」
純一は何もかも信じられないといったような表情で少女を見た。
「純一さん、無駄ですよ。私はまだ、その写真のネガを持っていますから。これを誰かに見せたら、どうなるでしょうね? 特に音夢さんに。。」
少女は純一がビリビリに引き裂いた写真を集めてゴミ箱に捨てた。

続く

26: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/06 22:52 ID:UzoVGqik
「私、復讐に来たんです。私から幸福を奪った人たちに。特に純一さん、あなたは特に。。純一さんが私の方に振り向いていてくれていたら良かったのに。。。私、純一さんの秘密を知ってしまった時、純一さんにそのことを最初は伝えようかと思いました。しかし、あなたは私ではなく音夢さんを選んだ。義理の妹である音夢さんを。。それでこの純一さんの秘密をあばいた写真を撮った後、こっそりと鷺澤家に送ったんです」
少女はまた別の写真を純一に見せた。
「この写真も良く撮れてるでしょ。私、自分が元々は猫だったとはいえ、屋敷にいた頃、美咲さんが部屋の窓から外の風景をカメラで撮っているところを見てましたからカメラの使い方ぐらいは知ってました。これがこんな所で役に立つとは。。」
純一はもう、少女の言いなりになるしかなかった。少女は次々と【秘密の写真】をさくら、音夢に見せた。彼らも少女の言いなりになるしかなかった。純一はもっと早く気づくべきだった。猫は復讐を忘れない動物だということを。。。

終わり

27: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/07 02:53 ID:BDRv7gC.
このスレ終了

28: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/07 03:24 ID:yBOXOYxo
再開

29: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/07 17:48 ID:OkNsxUE6
グッジョブ

30: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/08 17:58 ID:c5J/SCy2
>>25-26
写真って一体何が写ってたんだろうか?
例えば誰にも知られたくない秘うわなにするやめ(rぬふあうえおやゆよわほへー


31: 30:04/05/08 17:59 ID:c5J/SCy2
すまん、ageちまった、

ちょっと外で吊ってくる。

32: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/08 22:23 ID:57KlloY2
>>30
そりゃあ、絶対人に見られたくないものって言ったらコレしかないだろう。

        |                            /ヾ
        |                          ゝイノ
        |                           / /
        |                          / /
        |                          / /
        |                         / /     _____
        |           シコ   n_     ./ /     .|       |
        |                (  ヨ    / /     .|       |
        |           シコ   | `|.     /⊂//    |       |
        |                 | |.    /⊂//    |       |
        |                / ノ ̄ `/  /      |  ,ィ〜r、  |
        |              / / イ  O○ヽ     |、ーr ´ ⌒`ヽ--;
        |       ズン13→ ( `ノ )/(/|  |'^ \ \   ヾj(イノハノ)))シ
        |             (。Д。'')~ |  |   \ \  琶l,リ;゜ヮ゜ノリ   .|
        |       ____.   ∨∨  |  )    |  ) | ⊂{H}(つ |
        |.|  ̄ | ̄ /   /||      / /     / /  て(´f/.ヽニ'ヽ .|
       /|. : | | ̄ ̄| || ̄ ̄ ̄ / / ̄ ̄ ̄ ∪  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        |=| .\ ̄ ̄\|| ∧   ∪
  人人人人人人人人人人人人人/ `人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人
  )                                                    (
  ) ああ〜!頼子さぁぁん!頼子さぁぁん、猫耳かーいいよーーー!かーいい〜!(




・・・・・絶対音夢やさくらには見せられない

33: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/09 06:24 ID:u3kQ7vC.
うわぁ…(;´д`) たしかにそいつはキツすぎる。秘密バラされるか氏ぬかの2択迫られたら
速攻で腹かっさばきそう…

34: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/09 21:01 ID:UzoVGqik
>>25-26n
これを読んで市原悦子の【家政婦は見た】を思い出したのは
漏れだけか? 
頼子さんって、優しかったけど、裏の顔もあったような気がする。

35: 34:04/05/09 21:05 ID:UzoVGqik
ちなみに>>25-26を書いたのは漏れ。頼子さんって、なんか裏の顔があった
ような気がしてならないんだよね。
優しさの裏に彼女の本性があったような気がするよ。

36: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/10 00:27 ID:i3hj9322
後から恨みを晴らしに来るような腹黒猫だったなら、最初っから自分の幸福を手放すような
選択をさくらに勧めはしないと思うが。

37: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/10 01:18 ID:i3hj9322
ロボ美春との別れから数年が経った。純一はほどなくしてさくらと共にアメリカへ渡り、
人が変わったように猛勉強をし、今や世界的なロボ工学の権威となっていた。純一は
天枷研究所の主任となり、磅余曲折ありつつも美春と結婚し、平凡ながらも暖かな
家庭を築いていた。そんなある日、美春は研究室の奥まった一室に呼ばれる。そこは
純一の他には暦先生他ごく数人しか立ち入りを許されていない部屋だった。
部屋に入った美春は、暦先生の隣で椅子に安置されたひとつの人影を発見する。
「美・・・春? 美春なの?」

そう、純一が技術者の道を志したのはこの為だった。いつの日か自分の手で『美春』の
時を再び動かす為に。只その為だけに。
不思議と美春に驚きはなかった。嫉妬もなかった。納得と、そして感謝の気持ちがあった。
只の先輩と後輩でしかなかった純一との関係が動いたのは、たしかに彼女のおかげだったのだから。


ゼンマイが巻かれる。スイッチが入れられる。 そして再び、ゆっくりと時が流れ始める・・・
『・・・あ、あれ、美春さん? ・・・よかった、『美春』は無事、お役目を果たせたんですねぇ・・・』
「うん・・・うん、ありがとう、そして・・・ おかえり、『美春』」




                              (パクリ元:「ドラえもん最終回」)


38: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/19 17:33 ID:SN3av.xU
age

39: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/20 19:06 ID:qvz291iI
「音夢せんぱ〜い」
音夢が授業が終わり、校門から帰宅しようとすると美春が呼びかけてきた。
「音夢先輩、一緒に帰りましょう。音夢先輩に伝えたいことがあるんです」
「えっ!? 伝えたいことって?」
「それは歩きながら話します。そうだ、音夢先輩のカバン、お持ちします」
そう美春は言うと、音夢から無理矢理カバンを取った。
「美春〜 ちょっと強引過ぎるんじゃない?」
音夢は軽く美春を叱った。でも、顔はニコニコしている。自分を慕ってくれる後輩に
感謝しているようだ。
「で、さっきの話ですけど、私、実は見ちゃったんです。休み時間に音夢先輩が教室に一人でいる時に××××しているのを」
「えっ!」
音夢は明らかにうろたえていた。プールの前の休み時間、音夢は級友が更衣室にみな行くのを確認すると、机の上に座り、、、 まさか、その姿を誰かに見られているとは想像だにしていなかった。ホンの一分間の出来事。よく、その時に大胆になれたと、自分自身を信じられないでいた。
「で、音夢先輩にお願いがあるんですけど。このこと、誰かに話しても良いですか? 私、うずうずしてるんですよね。【王様の耳はロバの耳】に出てきた理容師の気持ちかよく分かります。私の口って意外と軽いんですよ」
美春はそう言うと持っていた自分のカメラつき携帯の液晶画面を音夢に見せた。
「こうして証拠写真もばっちし撮れてます。言い逃れは出来ませんよ、音夢先輩!」
その液晶画面を見た音夢はもう頭の中が完全にパニックになった。
『美春にだけは見られたくなかった』
音夢はそう後悔したが、もう遅かった。美春は音夢を完全に自分の支配化においた。二人はもう先輩・後輩の間柄ではなく、立場が完全に逆転した。気がついた時、純一は美春のモノになっていた。
『私があの時に××××していなければ。。。』

40: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/22 20:32 ID:UzoVGqik
初音島の商店街で喫茶店【山小屋】のマスターの店に一週間ほど前、メイド服を着た正体不明の女の子が彼の喫茶店を訪ねてきた。
「私を住み込みで雇って下さい。桜の木が復活したので屋敷に戻れないのです」
「えっ!?」
夜遅く閉店準備をしているマスターは声をした方を見て振り向いて驚かずにはいられなかった。猫のような耳をしたメイド服を着た可愛い女の子が立っていたからだ。
「『雇ってください』って君はいったい?」
「給料はいりません。ここに置いてもらえればなんでもします」
その猫耳の女の子は目から涙をポロポロと流しながらマスターに訴えた。マスターは少し考えると、思い立ったかのようにその女の子に話し掛けた。
「もしかして君は本当の姿はネコなんだろ。僕には分かるよ。初音島の不思議な桜が枯れたのが十年前の初春でそれが新たに復活したのが最近。君のことは噂で聞いていたよ。十年前、不思議桜が枯れた時にずっと行方不明だった鷺澤というお屋敷のネコが戻ってきたとか。君はそのネコなんだろ。最近、不思議桜が復活したから鷺澤家にいられなくなった。図星じゃないかな〜」
マスターは何もかもお見通しかのように少女に話し掛けた。
「な なんでそこまで知っているんですか? 私の正体まで」
「喫茶店のマスターをしていると客の小声で話している会話も聞けるんでね」
マスターはそう言うと少女を背後から軽く抱きしめた。
「もう心配する必要はないよ。頼子さん。僕が君をずっと守ってあげるから」
「何で私の名前まで!?」
「さっき言っただろ。僕は君のことはすべてお見通しだって。僕の名前は朝倉純一。頼子さん、ずっと君のことを捜していたんだ。もう放さないよ」
マスターは目から涙を流しながら少女をずっと抱きしめていた。少女も目から大量の涙を流していた。
それからその少女は【山小屋】で働き始めた。猫耳少女がウエイトレスをしている、と評判でその喫茶店は大評判になり、多くの客が押しかけたそうだ。

おわり

41: >>39の続きを書いてみる:04/05/23 00:13 ID:AIisFVqo
音夢は美春の家へ連れてこられた。何度も来たことがある。しかし今日はいつもと違った。
数時間前

「私、実は見ちゃったんです。休み時間に音夢先輩が教室に一人でいる時に××××しているのを」
「えっ!私そんな事・・・」
「こうして証拠写真もばっちし撮れてます。言い逃れは出来ませんよ、音夢先輩!」
美春は音夢に携帯の液晶画面を見せた。そこには確かに机の上に座り淫らな行為をしている自分の姿があった。
音夢は体から血の気が引いていくのがわかった。
「先輩って見かけによらず大胆ですよねぇ〜。まさか学校でこんな事してるなんて。私、驚いちゃいました。」
音夢は恐ろしくて声がでなかった。そしてあんな行為をしてしまった自分に後悔した。しかしもう遅い。
「これって先生に報告した方が良いんでしょうかね?学校でこんなことしてたら退学かも・・・」
美春がそう言い出したとき、音夢が叫んだ。
「お願いやめて!!」
「え〜。でもいけない事ですし・・・」
音夢の頭の中はパニックになっていた。自分のした行為が知れたら学校にいられなくなる。友達に軽蔑される。そして兄にも・・・
「お願い・・・お願いだから・・・やめて・・・何でもするから・・・」
音夢は必死になって美春に頼む。目からは涙がにじみ出ていて、今にも泣きそうだ。
美春はクスッと笑うと音夢の耳元でこう答えた。
「じゃあ先輩は今日から私の奴隷です。私の言った事は何でも聞いて貰いますよ。」


家に入る。
「どうぞ上がって下さい。」
美春はいつもと同じだった。さっきの事など忘れたような気さえした。
美春と音夢は部屋に入る。美春は部屋のドアの鍵を閉めた。
「みっ美春・・・」
落ち着きを取り戻した音夢は恐る恐る美春に声をかける。今まで悪い夢でも見たいたと信じたかった。しかし全て現実だった。
「先輩は奴隷ですよ。ご主人様のいう事は絶対ですからね。」
美春はニコッと微笑む。まるでママゴト遊びでもしているような口調だ。
美春は自分の勉強机のイスに座るとこう言った。
「じゃあまずさっきの続きをやって下さい。」
「えっ?」
「さっき学校でやってた事ですよ。まだやり足りないでしょ?」
音夢には一瞬言葉の意味が分からなかった。いや、理解したくなかった。
「いや・・・そんな・・・」
身体中に震えが走った。怖い。逃げ出したい。そう思った。
「あれ?学校ではあんなに気持ち良さそうにやっていてのに。この事、純一先輩に教えちゃおうかな〜」
手には携帯があった。
「わかった。やるよ。」
音夢はその先を聞きたく無かった。
「じゃあとりあえずそこに立って、邪魔なスカートを脱いじゃって下さい。」
音夢は震えの止まらない手でスカートのホックをはずす。パサッとスカートが床に落ちる。それだけで太ももが涼しくなった気がした。
「ちゃんと見えるようにやって下さいね。演技しちゃだめですよ。」
楽しそうに美春は喋る。


疲れた。誰か続き書いて。中途半端でスマソ。

42: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/23 00:25 ID:gkkchqh2
美春を悪者にしないでぇ(つД`)

43: 41:04/05/23 00:37 ID:AIisFVqo
なんとか書いてたらこうなりました(つД`)

44: 間違い:04/05/23 00:38 ID:AIisFVqo
なんとか→なんか

45: >>40の続きも書いてみた:04/05/23 07:08 ID:cQnpe7Pk
「で、なんでこの喫茶店で働きたいと思ったの? 頼子さん」
純一は頼子に尋ねた。
「私、この店の前を通り過ぎようとした時、なにか懐かしい匂いを感じたのです。もしかしてと、思ったら、やはり、純一さんがこの店のマスターをしていたんですね。私ここに来る前に朝倉家の前を通ったんですよ。そしたら、表札が別の名字になっていたから。私、純一さんたちがどこかに引っ越されたと思って初音島の中をずっと捜していたら。。。」
純一と頼子は閉店後の喫茶店【山小屋】の店内でテーブルに向かい合って座っていた。
「頼子さんは昔と全然変わらないな〜 僕なんて話し口調も変わっちゃったし。。年月の経過を最近感じるようになったよ。音夢なんてこの初音島をとうの昔に出ていったし、僕もこの店の二階に住んでいるし。この店は家を売ったお金の残りで建てたんだ。頼子さんが望むなら、ここの二階に住んでいいよ。両親は八年前に協議離婚したよ」
「ありがとう、純一さん。純一さんの優しさは昔と変わりませんね」
頼子はハンカチで目頭を押さえた。純一の優しさが目に染みたらしい。
「で、明日から働いてもらうけど、頼子さん、たった今、一つだけ僕の願いを聞いてくれるかな〜」
純一はそう言うと頼子を奥の狭い厨房に案内した。そして、口を開いた
「頼子さんが十年前、別れ際に残していったカレーの味、いまだに忘れられないんだ。また、作って
くれるかな〜 この店の一押しのメニューに加えたいんだ」
それから頼子さんが作るカレーは初音島で評判になり、観光客も【山小屋】に押し寄せるようになった。

46: >>41の続きです:04/05/23 16:51 ID:qvz291iI
「美春、どうしてもやらなきゃダメ?」
音夢は半べそをかきながら美春に尋ねた。
「やらなかったら、これを純一先輩に見せるだけですよ」
美春は手に持っていた携帯を開いてみせた。とても喜んでいる。
何が起きるのか、分かってはいるが音夢がこれからどういう行動をするのか
楽しみにしているようだ
『音夢先輩にどんなポーズをとってもらおうかな〜 そういえば、私、音夢先輩の恥ずかしい姿を見たことなかったっけ』
「じゃ、まず最初に股間に左手を当ててください」
「こう?」
音夢はしぶしぶ美春の命令に従った。涙が頬を伝わって流れている。自分の過ちとは
いえ、後輩に命令される立場になるとはユメにも思わなかった。
「次に右手で××に指を入れて中を掻き回してください」
音夢は指を入れたいとは思わなかったが自分の【秘密】が公になるのはイヤなので
美春の言う通りにした。掻き回すにつれ、自分の顔がうっとりとするのを感じた。
「音夢先輩、いい表情ですよ。一枚撮りますね」
「美春、いったい何を!」
音夢がハッと気づいた時、美春は持っていた携帯で音夢の全体を撮影していた。
「先輩は奴隷ですよ。主人に逆らってはダメじゃないですか」
そう美春は言うと、携帯を脇に置き、隠し持っていた鞭で音夢の尻を股間を叩いた。
いつの間に持って来たんだろう。音夢がそう思う間に鞭がアソコに食い込み、
音夢は痛さと快感で失神した。しかし、美春の攻撃は止まない。
「せんぱ〜い、これ、なんだか分かります」
音夢が失神から覚めた時、美春はSMの【女王様】の姿をしていることに音夢は気づいた。ラバースーツに身をかため、手には蝋燭とあの鞭を持っている。
「ここまでやったからには、蝋燭も体験しないとね。私、先輩のこと、前からいじめたかったんです」
美春はうすら笑いを浮かべた。もう、彼女は正気ではない。美春は人格が完全に変わってしまっていた。

続きはお願いします。

47: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/23 17:29 ID:QCgiiMaA
もうやめてよぉ(つД`)

48: >>46のつづき:04/05/23 21:23 ID:UzoVGqik
美春は鞭を音夢の前で軽く振った。ピューと音と共に部屋のホコリが
舞い上がった。
「音夢先輩、これからショーの始まりですよ。もちろん、ショーの主役は先輩です。
実はこれも用意していたんです」
美春はカバンからデジタルムービーカメラを取り出した。
「私って用意いいでしょ。音夢先輩が教室でイヤらしいことをしていた時から、
考えていたんです。それにこのラバースーツと鞭と蝋燭も通販で買いました。
お小遣い2ヶ月分使いましたけどね」
美春は薄気味笑いをすると鞭をもう一度軽く振った。音夢は恐怖でその場から逃げ出す
ことも出来なかった。鞭の撓る音はますます音夢を恐怖のどん底に落としていった。
「先輩、私、昔から先輩のこと、好きだったんです。いつ、告白しようかと考えていました。でも、先輩にはその気がなかった。。」
「えっ!?}
「私には先輩に告白する勇気がなかったんです。でも、こうして二人っきりになれましたね。私、先輩のすべてを知りたいんです」
美春はそう言うとデジタルムービーカメラの電源ボタンを押した。そしてファインダー越しに音夢を見た。音夢はまだ恐怖におびえている。美春の手にはまだ鞭がある。
「先輩、そんなに怖がる必要はないですよ。私、先輩を傷つけようなんてこれっぽっちも思っていないですから。ただ、先輩に私のことを好きになって欲しいんです」
「何を言っているのか分かっているの? 美春!」
「私は最初から正気ですよ。音夢先輩が私のことを『好き』と言っていただければ、鞭は手から離しますし、
このカメラの電源も切ります。私、先輩の【秘密】を学校で偶然見つけた時、チャンスがやっと来た、
と思いました。先輩に告白するチャンスが。。」

続く

49: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/23 21:58 ID:SOky0n9w
続ききぼんぬ

50: >>48のつづき:04/05/23 22:22 ID:UzoVGqik
美春、実は私も。。」
音夢はそう言うやいなや立ち上がると美春の首の後ろに両手を回した。そして、美春が驚く間に顔を美春に近づけた。一瞬の出来事だった。音夢は両手で美春の顔を自分の顔に近づけると、自分から美春にキスをした。美春は呆然とすると手から鞭を離した。
「先輩。。。」
「美春 私もあなたのことをずっと思っていたの。でも私にも勇気がなかった。美春に告白する勇気が。あの時、教室で自分を慰めていたのよ。我慢できなかった。本当は美春に慰めて欲しかった。。」
音夢は顔からボロボロと涙を流し始めた。そして、やっと告白できた安心感から、へなへなとへたり込んでしまった。
「先輩と私って実は『両思い』だったんですね。私、先輩のこと、誤解していました。先輩は女の子なんかに興味はないと。。でも、安心しました。私と先輩の思考回路が同じということに。。」
美春はそう言うと音夢の××に指を入れ、掻き回し始めた。音夢は好きな人に掻き回されているので自分でやるよりずっと快感を感じ始めた。
「美春って女の子の扱い、慣れているのね」
「そりゃ、もう私自身が女の子ですから。先輩の××からたくさん出てますね。先輩っていやらしい子だったんですね」
音夢の××からラブジュースが大量に涌き始めた。とめどもなく流れてくる。
「私も美春を慰めてあげる」
音夢はそう言うと、美春のラバースーツの股間にあるチャックを下ろすと指を美春の秘部に入れた。そして、美春と同じ様に指で掻き回し始めた。しばらくすると美春も感じ始めた。
「先輩もお上手ですね。私、感じずにはいられません」

つづく

51: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/24 01:15 ID:yBOXOYxo
意外な展開

52: 50を書いた人:04/05/24 07:26 ID:cQnpe7Pk
美春と音夢の百合百合な話を書こうと思っていますが、つづきを読みたいですか?

53: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/24 16:17 ID:ovY5auZE
>>52
きぼんぬ

54: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/24 22:28 ID:PBZt1eKQ
ラブジュース ワロタ

55: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/24 22:56 ID:pmXtq3mI
この展開(・∀・)イイ!!

56: D.C.名無しさん Nemu6GTs:04/05/25 01:00 ID:WHMnG.8U
KGBのアルファチームを突入させて、全て無かったことに・・・

57: 50を書いた人:04/05/25 21:35 ID:UzoVGqik
>>50のつづき
「美春、私、これ使っていい?」
音夢はそう言うと、自分の鞄からバイブレーターと中身が減ったローションの瓶を取り出した。
「私、いつもこの二つを学校に持って来ているの。要求不満の時、学校のトイレでこれで自分自身を慰めているのよ」
音夢はそう言うとバイブレーターの先にローションを塗りたくり、バイブのスイッチを入れた。ウィーンという機械的な音と共に先端が振動する。
「先輩、私、そのバイブが欲しいです。入れてくれませんか」
美春はそう言って音夢に頼んだ。もう二人は固い信頼関係で結ばれているようだ。美春は股を大きく開き、ラバースーツの股間のチャックを全開にした。
「じゃ、入れるよ。美春」
振動するバイブの先端はウィーンという音と共に美春の××の中に入っていった。少しずつ進むにつれ、美春の顔がゆがんできた。
「か・かんじる。。。もう、私、いっちゃいそう」
美春は体全体を揺らし、全身から大量の汗を流し始めた。したたり落ちる汗で部屋のカーペットに大きな染みが出来た。
「いく〜」
美春はそう叫ぶと快楽と苦痛で失神した。音夢はその後、失神した美春を眺めているだけだった。

つづく

58: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/26 02:37 ID:cpGzga56
>>57
どうでもいいことですが要求不満ではなく欲求不満なのでは。

59: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/26 23:06 ID:UzoVGqik
>>57 ×要求不満⇒○欲求不満

>>57のつづき
数分が経過しただろうか。美春は目を覚ました。美春にとっては数時間に感じたような時間の経過だった。
「う。うーん。あ〜 気持ち良かった」
美春は何事もなかったかのように座ったまま、背伸びをした。そして音夢のほうを見た。
「先輩って本当に女の子の扱い、お上手ですね。私の性感帯の位置をピタリとあてたんですからね。じゃ、今度は先輩の番ですよ」
美春はそう言うと、バイブにまたローションを塗り始めた。ローションを塗るのはオイルと同じで、バイブを××に入れるとき、××とバイブの間の摩擦を少しでも減らすためだ。
「じゃ、先輩、股を開いてうつ伏せになって下さい」
「美春、お願いね」
美春はバイブのスイッチを入れるといきなり、音夢のア×スに入れ始めた。
「美春! 入れる場所が違うって!」
音夢は叫んだ。しかし、美春は強引にア×スに入れていく。少しずつバイブが中に入るにつれ、音夢の顔が歪んでいく。音夢の顔が完全に壊れた、と美春が思った時、ア×スから大量の液体が噴出した。
「先輩、恥知らずですね。後輩の部屋で出してはいけないモノを出すんですから」
美春はその言葉を発すると共に、バイブを引き抜き、今度は別の穴に入れ始めた。少しずつ進んでいくにつれ、音夢は苦痛と快楽で絶叫した。
「もう、私、ダメ。耐えられないよ〜 いっちゃいそ〜」
「先輩、いきたいのなら、勝手にいって下さい」

つづく(どこまで続くんだろ?)

60: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/26 23:44 ID:pmXtq3mI
アヌスから液体?

61: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/28 20:45 ID:PBZt1eKQ

         チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          ヽ ___\(\・∀・)<新作まだー?
             \_/⊂ ⊂_)_ \_______
           / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/|
        |  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| :|
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62: 新作:04/05/28 22:22 ID:UzoVGqik
「頼子さんって、もしかして兄さんのこと、好きでしょ」
頼子がキッチンで夕食後に食器を洗っていた時、居間でテレビを見ていた音夢が尋ねた。純一は美春に映画に誘われてここにはいない。音夢と頼子の二人だけの夕食だった。純一たちはどんな映画を見てるんだろう?
「えっ!? 音夢さん、なんでそう思うの?」
頼子も音夢に尋ねた。頼子は音夢に言い当てられているので少し慌てたが、そんな素振りを見せないようにしていた。
「だって、頼子さんが兄さんに接する時って、いつもなんか変だから。なんか、兄さんに見せない感情が頼子さんにあるような気がするの」
音夢は頼子の純一に対する感情を見事に言い当てた。
「音夢さん、私はこの朝倉家に仕えるメイドです。昔からマスターに使えるメイドはマスターに好意を持つのは当たり前です」
頼子はなんとかして音夢に言い当てられているのを分からないように言い逃れをしようとした。しかし、無駄だった。
「私、知ってるんだから。頼子さんが兄さんの写真をいつも持っているのを」
「えっ!! どうしてそれを知ってるのですか?」
「しかも、その写真は兄さんの『秘密』がばっちし映っているのを。頼子さん、よくそんな兄さんの恥ずかしい写真を持っていられるわね」
「純一さんはそんな恥ずかしいことはしていません!」
頼子は音夢に反論した。確かにその写真には純一の恥ずかしい行為が映っている。しかし、人に見せたら恥ずかしいと思っているのはこの頼子と音夢の二人ぐらいだ。普通の人に見せてもたいした反応はない写真だ。
「私がこの写真を持って、なんで悪いんですか? 私にとってこの写真は純一さんと私の思い出。。。」
頼子はそこまで言うと、ワーッと泣き出してしまった。
「頼子さん、ごめんなさい。私、そんなつもりで言ったんじゃないんです」
音夢はなんとか頼子を泣き止ませようとした。しかし、頼子はそれに反して泣き声がさらに大きくなった。
「私が純一さんを好きになってなんで悪いの? 私が本当の正体が猫だから。。」

つづく(つづきは誰か書いて下さい。お願いします)

63: 59の続き:04/05/28 22:54 ID:UzoVGqik
「美春〜 もう、私、いっちゃうね」
音夢はそう言うと、人間とは思えないような叫び声をあげた。快楽の頂点に達した時、人は野獣に戻ると言います。音夢は野獣に戻ったのです。音夢のカラダは自分の体液と汗でびっしょりになった。
「美春、私だけいい思いをするのもなんだから。。」
音夢はそう言うと美春に反撃を開始した。美春を上から押さえつけて寝かし、ラバースーツを脱がすと、自分のカバンの中に隠し持っていた七味唐辛子の小瓶の中身を美春の性器に振りかけた。
「あ〜 あそこが熱いです。先輩!」
効果は絶大だった。美春の攻撃能力は著しく低下した。さらに音夢は美春の性器を大きく開くとローションをたっぷり塗ったバイブを挿入した。入れると共に美春のカラダも振動する。振動するたびに美春のカラダから汗が流れる。
「美春ってやっぱりまだ子供ね。私にくらべるとまだまだよ」
美春がぐったりしたので音夢はバイブを抜いてスイッチを切った。
音夢と美春の闘いは終わった。音夢の完全勝利だった。

おわり

64: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/28 23:39 ID:qQH14k4M
>63
乙でした。

65: 62の続き:04/05/30 08:00 ID:cQnpe7Pk
「えっ!? 頼子さん、今なんて?」
「え? 今、私、何か言いましたか?」
頼子は洗い物の手を休めると、涙で濡れた顔で音夢の方を見た。キッチンの水が流しっぱなしになっている。
「確か『私の本当の正体は猫』という風に聞こえたんだけど。私ね、仮に頼子さんが猫だったとしても、私、そんなことはどうでも良いと思うの。人を愛するのに、猫とは人間とかは関係ないと思うんだけど。猫だから人を愛してはいけないという決まりは無いんだし。。」
音夢は少し驚いてはいたが、頼子にゆっくりとした口調で話し掛けた。やはり、音夢は頭の良い娘だ。驚いたことにあっても自分の意見をはっきりと言える。
純一だったらこうはいかないだろう。
「え〜っ! 頼子さん、猫だったんですか〜?」と、
腰を抜かさないばかりに驚いたかもしれない。
頼子は音夢の話を聞いて、前に屋敷にいた頃を思い出した。
「頼子、おまえは猫だけど、『人を愛する』ことって知ってる?」
初音島の大きな屋敷に住む鷺澤美咲は椅子に座り、自分の愛猫を膝に乗せると話し掛けた。
「にゃ〜」
猫はにっこりと美咲に微笑んだ。微笑んだ、と言うよりは美咲にはそう見えたのかもしれない。
「『人を愛する』にはね、自分も相手に好きになってもらわなければならないの。猫であるおまえには難し過ぎたかな」
美咲は猫に微笑んだ。美咲は屋敷をいまだに自分の意思で出たことが無い。
「音夢さん、私に純一さんを愛する資格ってありますか? こんな私でも純一さんは私のことを好きになってくれるでしょうか?」
頼子は洗い終わった食器の水分を布巾で取り始めた。まだ、涙は止まらない。
「兄さんが頼子さんのことをどう思っているか、それが問題ね。頼子さんに好意は持っているようには見えるけど」

つづく

66: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/30 09:05 ID:XE0jdhm2
>>65
純一ならかったりーの一言で済ますような…。

67: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/30 15:28 ID:qvz291iI
>>65の続き
「私がなにげなく聞いてあげようか。頼子さんみたいな女の子を嫌いなんていう男はいなと思うよ」
音夢はにっこり微笑むと、手元にあった少女向けの雑誌の記事を頼子に見せた。その雑誌には【恋愛相談室】という記事があり、そのページを開いたみせた。そのページにはこう載っていた。
『はじめまして。私は14歳の女の子です。ミウと言います。好きな男の子がいるんですけど、私は内気で告白することができません。どうしたらよいでしょうか?』
この記事の回答はこうだった。
『ミウちゃん。好きな男の子にミウちゃんの友達に頼んでミウちゃんの印象を聞いてもらったらどう? もし、その男の子がミウちゃんのことを好きだったら告白すればいいし、《嫌い》とか《好きじゃない》と言われたら、その時はまた考えればいいよ》
「どう? 頼子さん、これ、頼子さんと同じ様な相談事だね」
音夢は頼子の顔を見た。さっきまで泣き顔だったのが微笑んでいる。顔の表面に残った涙がキラキラに光っていた。
「このミウさんって私と似たような女の子ですね。勇気がわいてきました。純一さんの気持ちを知る方法があったのですね」
頼子はそう言うと布巾で水分を取った食器を食器棚に戻し始めた。音夢は時々、思う。頼子は朝倉家に最初、来た時は何も出来ない【落第メイド】だったが、今は家事はなんでもこなせる優秀な【スーパーメイド】になったと。。。
「音夢さん、じゃお願いしていいですか? 純一さんが私に対する気持ちを聞き出してください。私がもうちょっと外向的だったら。。。自分で純一さんに聞くんですけど。。」

つづく

68: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/03 20:46 ID:p1EGnJ7U
あげ

69: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/04 07:07 ID:cQnpe7Pk
>>67のつづき
頼子はそこまで言うと、また、泣き出してしまった。
「私ってなんで自分から純一さんに告白する勇気がないんだろう。音夢さんの力を借りないと純一さんの本当の気持ちを知ることが出来ないなんて。。。」
「えっ!?」
「私、本当は人間として生まれたかった。引き篭りの飼い主に育てられた猫なんかじゃなくて。。」
頼子はそう言うと、顔を両手で被いつくして号泣した。最初、音夢は頼子の様子をただ眺めているだけだったが、しばらくして口を開いた。
「頼子さん、私、思うんだけど、頼子さんが臆病な性格なのは、頼子さんが育った環境じゃなくて、頼子さん自身に問題があると思うよ。頼子さんってなんでもネガティブに考える傾向があるように私には思えるんだけど」
音夢は優しい言葉で頼子に話し掛けた。頼子は音夢の言葉を噛みしめるように聞くと、しばらくして、口を開いた。
「私って物事をネガティブに考えるクセがついていたんですね。純一さんに告白して、悪い結果になったらどうしようか、とか。純一さんはもしかして私のこと嫌いだとか。音夢さんの言葉で目が覚めました。私、自分の言葉で純一さんに告白します!」
頼子は長いあるモノの束縛から開放されたかのように言い放った。

つづく

70: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/12 23:04 ID:UzoVGqik
>>69のつづき
「で、一つ、音夢さんにお願いがあるのですけど」
「私にお願い?」
「少し、待っていて下さい。私、少し、用意することがあります」
頼子はそう言うと冷蔵庫を開け、中から得体の知れない液体が入った封がしてある瓶を取り出した。そして、その液体をコップに注ぐと一気に飲み干した。
「音夢さん、私のお願いというのは、音夢さんに純一さんの役をこの場でして欲しいのです。私、実際に純一さんに告白する前に練習したいんです」
「『兄さん』の役?」
「そうつまり、私が音夢さんにこれから純一さんのつもりで話し掛けますから、純一さんのフリをして欲しいんです」
「頼子さん、一つ聞きたいんだけど、頼子さんがさっき飲んだモノはなに?」
「あ、あれですか。あれは『マタタビ酒』なんですよ。ワインに干したマタタビを漬け込んだお酒です。私、勇気を出す必要がある時に飲もうと思って作ったんです。シラフだと勇気が出ないので」
頼子はそう言うと、また液体をコップに入れて飲み干した。
「じゃ、音夢さん。は・じ・め・ま・す・ね。立ち上がっていただけますか」
音夢は頼子に言われるままにその場で立った。良く見ると、頼子は目がトローンとしていた。どうやら、マタタビ酒の飲み過ぎらしい。頼子は音夢に少しずつ近寄っていった。
「純一さん、私、純一さんのことが好きなんです」
頼子はそう言うと、音夢の後頭部を左手で自分の方に引き寄せ、いきなり、音夢の顔にキスをした。そして、音夢のロングフレアスカートを前から左手で捲るとパンティーの中に右手を入れた。
「よ、よりこさん、何を?」
「音夢さん、純一さんのフリをしてってさっき言ったでしょ」
頼子は次にパンティーの中に入れた手をまさぐりながら、音夢の××に指を入れた。強烈な快感が音夢を襲った! 頼子の左手は音夢の腰をがっちりと回りこむようにつかんでいる。
《頼子さん、完全に酔ってるみたい。早くこの危機を抜け出さないと。。》
音夢はなんとかして、危機を回避しようとカラダの向きを変えたが無駄だった。頼子の右手の人差し指は音夢の××を掻き回しはじめた。掻き回すにつれ、××から匂いのする液体が出てくる。
「頼子さん、もう、やめて〜 イッちゃうよ」
床にポタポタと××から液体がたれている。音夢のパンティはその液体で完全に濡れている。
「音夢さん、私、実は純一さんから音夢さん、あなたに乗り換えたんですよ。純一さんは私の方を決して振り向いてくれない。でも、音夢さん、あなたは違った。真意に私の悩みを聞いてくれた」
頼子はそう言うと、右手を音夢のパンティから出し、音夢に見せた。
「音夢さんってイヤらしい女の子だったんですね。私がちょっと掻き回しただけで、こんなに出して」
頼子の右手は強烈な匂いを発していた。音夢自身も驚いていた。自分がこんなに淫乱な女の子だと初めて分かったからだ。
頼子は自分の右手を再び、××に戻した。そして再び掻き回し始めた。頼子の攻撃はまだ止まらない。掻き回すにつれ、音夢の顔は苦痛と快感でゆがんだ表情になってきた。

つづく(エロ路線に変更してしまいました)

71: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/13 21:15 ID:UzoVGqik
>>70の続き
その時、突然、さくらが二人の前に現れた! 頼子は突然の事態にあたふたした。
「あ〜っ、音夢ちゃんと頼子さん、二人で楽しいことしてる〜 ボクも入れてよ」
よく見るとさくらは右手にバイブレーター、左手にローションの瓶を持っていた。
「さ、さくらさん、その手に持っているのは何ですか?」
頼子が尋ねた。まだ気が動転しているのか、息が上がっている。音夢はまだ快楽の頂上にいるのかソファーに横たわってぐったりとしている。
「あっ、これ? 新製品を買ったんで、お兄ちゃんと遊ぼうと思って持って来たんだ。ボクのうちにこんなのあと、20本はあるよ」
さくらは笑顔でバイブを見せびらかした。どうやら、バイブは使い慣れているらしい。
「でも、お兄ちゃんがいないみたいだから、今日はこれで音夢ちゃんと遊ぼうから〜。音夢ちゃん、新製品の実験台になってよ。ボクが自分の××で試す前に音夢ちゃんの××に入れさせてね」
そう、さくらは言うと、バイブの先端にローションを塗り始めた。音夢はまだ動く気配すらない。音夢、危うし。。。

つづく さくらも【その気】があったのね。

72: q6iS3jc2:04/06/19 17:45 ID:OkNsxUE6
今夜は月が丸い。

(外に出てみようかな)

外に出ると夜の匂いと雨上がりの森の匂いがした。
僕は大きく背伸びをした。やっと外に出れた。
昼は雨ばかりでとても退屈だった。
夜の町をあても無くと歩く。夜の世界とても静かだ。
足元に大きな水溜りがあった。その中にもお月様があった。

(これはニセモノだ)

このお月様は、捕まえられない。この前の夜に教えてもらったことだ。
突然、ウォーンという大きな声が聞えた。
僕はビクッ驚いて毛が逆立った。声の聞えた方向を睨みつけた。
声は遠くの方かららしい。しばらく動けなかったが、
安全だとわかると僕はダッと駆け足で走った。

色々な所を歩いてみる。

公園、学校、商店街、桜並木・・・・

そうして歩いていると、空き地に着いた。
空き地にあるのは土管と木が2,3本生えているだけだ。

「こんばんわ。久しぶり。」

土管の上に影が見えた。

「こんばんわ。久しぶりだね。」

僕も返事をする。

彼の名前はやまと。やまとは体がとても大きく、茶色のしましま。
僕はかなり小柄で、誰と話すのにも大抵首を上げなくてはいけないが、
こいつの場合ほとんど上を向いて話さなくてはいけない。
やまとはここに来て初めての友達だ。
僕が道に迷っているところを、助けて貰った。(それも2,3度ではない)
彼は物知りで、色んな事を知っている。
「水溜りのお月様は捕まえられない」という事も彼に教えてもらった。
他にも毎晩見ている色んな形の月は同じ月だと教えてもらった。
僕はそれまで色んな形の月があって、交替に出ているのだと思っていた。
僕は彼を尊敬している。

僕はぴょんと土管に駆け上がる。
「ホントに久しぶり。雨やっと止んだね。」
「うん。今夜会えて良かった。ここにくると思って待ってたんだ。」
何かいつもとは様子が違う。
「どうしたの?」
「えっ?」
「なんか元気無いから・・・」


73: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/15 21:57 ID:ag9hcwZU
オレは必死に抵抗する音夢の腕をつかみおさえつけた
「おい音夢、はぁ、はぁ。
  やめろよ・・・」
それでも音夢は抵抗した
「放して!兄さん!!」
「どうかしてるぞ、ほらもうこんなに大きいのどうしろっていうんだ」
「・・・」
「さぁ」
そう、音夢は犬を買おうとしていた

74: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/21 23:43 ID:PBZt1eKQ
兄「おい、もっと開けよ。よく見えないだろ」
妹「これ以上はダメ。恥ずかしいもん」
兄「小学生のころはよく見せ合いっこしたろ」
妹「あのころはまだ子供だったから・・・。私もう中学生なんだよ」
兄「親父には見せたんだろ、オレにはダメだっていうのかよ!」
妹「だってパパは・・・」
兄「じれったいな。オレが開いてやるよ!」
妹「ダメ、お兄ちゃん、ああ・・・」
兄「すげぇ、小学生のときとは全然ちがう」
妹「やめて、そんなに開いたら全部見えちゃうよ・・・」
兄「なんか複雑になってる」
妹「あたりまえでしょ、中学生になって科目も増えてるんだから」
妹の通信簿を無理矢理見ようとする兄。




75: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/24 19:23 ID:i2kFxGiU
  
   (´ー`)y─┛~~



76: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/24 21:38 ID:Cn0mIQMo
>>74
ファミ通の投稿コーナーのネタだな。
随分古いものだが。

77: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/30 00:51 ID:AIisFVqo
                        r‐-、          _,.....__            /!_,ィ
         r‐‐┐     ト、  ト、   |  ハ         ,ィ::::::::::::::::`ヽ.   r=ー- 、._  !  /    ./〉  ,..、
          l  l       ! | ! .l   |ヾ'' /7!      /::::::::ハi\:::::::::ヽ  ゝ、 .._  `┘ /、_   //  / ./
            l  !     l | l l    ! } { i l      !::::/リ  l ∠\:::::::ヽ     `` 7 ,、 _ `ン´〈_//
          i  L... ---┘'┘!    ',/ヘヽ7ヾ.    |:::{ >     ヽ:::::::l        ,' /  ``ーァ /
     r= '' ´ ̄ ̄   _,.. --┐ l    ヽ ヽj. ヾヽ.  |ハ!  r‐ '^i  l::::::::|       / ./    //
     ヽ--─¬ 弋 「       ! .!     `rr'   ヾヽーl::ム  ヽ__ノ _/::::::ハ!    / /    //
             ヽ ヽ      | |      {.i    〈   ヽ、`>r‐_‐' 〉/リ.ノ     l_jヘ     〈/
            ヽ ヽ  ∧ ヽl       l !     ヽ- 、  ` ー─-r- '´ ヽ     \\
             \} く ヽ       ゝ‐、___,..く ` ーr- ___i.    |       ヽZヽー_=''"
                 \\ ,. -ァ'"  { ヘ!     !  !   l。lヽ  ,.イ!       「-r'´rT 「 l
                 ト/!>' _/トイ n `rj'´ ̄ ̄ ̄lj_,ィ!  l l     |      _/ /___j L.!/
            r--  ....__|  /   | リ//           l!  l。|      |    r‐''"  _,.. -‐ /
           {____ `` ー┘-'_!          !   | |     |    ー 1 /   / /
                   | | ̄ ̄`/ /             L.  l。l  ____ l        | l   /_/
                  | !   / /             l l  | | |    |      |_jィ、
           _,. -=ニー-l |   マ\     _,     l ノ   l。l ヽ._,ノ|      \ ヽ.  /7
          /:::::::__- 、二-!i    \\ //     |'´   | |     |       \\/ /
           ,イ::::::r^ー-、f'⌒ヽ\   /ト //_,...  -一 ''""" ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.          ,'::::::::{`ヽ_, ´ヽ、.ノ   ヽー':::::::|ニァ'
        {::::::::ハ/,ゝ-、  /`ヽ、  !::::::::::::::::/
      _,. i:::::::::::N._ _,ノ/    ヽ}_,...-ァ'
   _,.  '´/ハ:::::::::ヽ    \    ,リヽ.  /
,. '´   /    \(⌒ヽ_    ` ー=イー'´ /
      /     \ー一'ー ':´:::::::::::\./
    i          `ヽ:::::::::::::::::::::::::::::/
    ヽ、         ヽ、_,.--、::::::::/
                    ̄/


78: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/06 00:23 ID:4aRVvUt.
おきろ おきろ おきろったら♪

79: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/02 04:55 ID:fOO/C1iE
今日は登校日なんだ
今日は登校日なんだ
今日は登校日なんだ


80: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/03 04:18 ID:uyGW3uEU
      \起っきろ〜♪起っきろ〜♪./
        \ 起っきろったら〜♪ ./
         \          /
              '⌒ヽ
    カンカン!     ,' ,., ヘ ̄ノヘ.〜♪
      . .  <> `゙|》《ノノ从))〉) く>  カンカンカン!
       \ . lll\,ノ从!゚ ヮ゚ノ!)/lll //
  .        ,-[]-- '((つ つ--[]-
           { .___. }く/_|j〉´{ .___. }
          ._T____.し'フ__T_
          | ______. |.
          | |   12  ...| |
          | | 9   |  3..| |
          | |   /.   ...| |
          | |    6  ....| |
          | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄!
           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



81: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/11 19:36 ID:qvz291iI
>>71のつづき
さくらはローションでバイブの先端をきっちりと湿らすと、バイブのスイッチを入れた。
ウィーンという金属音と共にバイブの先端が振動し始めた。さくらをバイブが正常に作動
していることを確認すると、バイブの先端を音夢の××に挿入し始めた。バイブの先端が
少しずつ××に入るにつれ、意識がもうろうとしている音夢の表情が変わった。頼子は
ただ、それを眺めていた。まだ酔っているようだ。
「音夢ちゃんって、やはりイヤらしい娘だったんだね。××から◎◎◎◎から勢いよく
でてるよ」
音夢の××から噴水のように噴出して、回りに飛び散った液体をさくらは頼子から借りた
タオルでで拭き始めた。まだ、パイブは××の中で振動している。
「さ、さくらちゃん、もう、や・め・て!」
音夢は意識がもうろうとしている中で微かな声で叫んだ。しかし、その音はバイブの振動
する音でかき消されて、さくらの耳には届かなかった。しかも、音夢のその時の顔の表情が
さくらには快感でよろこんでいるように見えた。
「音夢ちゃんに喜んでもらえるなんて、ボク、思ってもいなかったよ。でも本当の快楽は
これからだからね」
さくらはそういうとバイブを音夢の××から引き抜くとバイブの先端にたっぷりと唐辛子入り
のローションを塗り始めた。

(つづく)

誰か終わらせて下さい。

82: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/11 20:14 ID:0Gst2Faw
>81
次はそのバイブを頼子さんに膣に入れるんでつね。(・∀・)
果たして猫舌の猫は下のほうも猫舌なのか!?(・∀・)

83: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/23 11:17 ID:3c0AvuQ6
ピンポ〜ン
突然ベルが鳴った。頼子さんが玄関を開けたところ(不用心すぎ)、
眞子と美春が立っていた。頼子さんは立て込んでいるので、と断ったが
そこにさくらがきて居間へ二人を通してしまった。
じつは、さくらはここに来る前に二人に電話しておもしろいことするからと誘っていたのだ。
居間に通された眞子と美春はいつもの朝倉家の居間と雰囲気が違っていることに気付いた。
足元は◎◎◎◎が散らばり、音夢はソファで下半身をあらわにした姿で倒れこんでいた
頼子さんとさくらの××責めで気を失っていたのだ。
全員が居間に入ったところでさくらは「眞子ちん、美春ちゃん、頼子さんを押さえつけて」と叫んだ。
眞子と美春は訳が分からないうちに頼子さんを床に押し倒した。
頼子さんは眞子に両腕を、美春に両足を広げた状態で押さえつけられた。
「な、何をするんですかぁ〜やめてください〜」と頼子さんが叫んでもさくらは眞子と美春に
押さえ続けるよう指示した。頼子さんも先程のマタタビ酒が残っていて抵抗する力もなかった。
さくらはいつのいまにか黒のラバースーツに着替えていた。さくらではバスト回りがかなり
不足だったが何故か上手く着こなしていた。多分、あらかじめ着込んでいたのだろう。
さくらは頼子さんのメイド服のスカートをめくり、パンティーを脱がせ、××に指を入れた。
頼子さんの××は感度がいいのかさくらが掻き回すたびに喘ぎ声を出し続けた。
××から液体がたれてきたところで先程から用意していた唐辛子入りのローションを塗ったバイブを
頼子さんの××に挿入しようとしていた。

つづく

これから、とゆうところでつづくはねぇだろう!とゆうお叱りはごもっともですが
(ってゆうか、この先考えてません)
初の長文で読みにくいかもしれませんが、この先宜しく。

>>81
期待裏切ってゴメンね

84: ↑↑↑↑↑の人:04/10/10 15:06 ID:CRgBxHxM
あれから3週間…
先にすすみませんね〜

85: 期待を裏切られた人:04/10/11 13:01 ID:qvz291iI
>>83の続き
でも、さくらは挿入する寸前でバイブを入れるのを止めた。
「どうしたんですか?」
美春はさくらに尋ねた。
「ちょっとね。喉が乾いたからジュースでも飲みたいな〜と思って。この家の台所の冷蔵庫に
ジュースがあるから、誰か持って来てくれる? コップも三人分持って来て」
「じゃ、私が取りに行きます」
眞子はそう言うと台所にジュースを取りに行った。ジュースを取りに行っている間にさくら
は慎重にバイブにローションを再び塗った。塗り残しがあったらしかった。しばらくして眞子が
台所から戻ってきた。そして、何も言わずにテーブルの上で三個のコップにジュースを入れ、
さくらと美春に渡した。美春と眞子はおいしそうにジュースを飲んだ。しかし、さくらはコップを
一度手に取ったが二人の様子を確認すると口をつけずに、そっとコップをテープルの上に置いた。
「やっぱり、いいや。後で飲むよ」
そう言うと、横たわっている頼子のそばにバイブを持って近寄った。

さくらは唐辛子入りのローションを先端に塗ったバイブを頼子の××に入れ始めた。
すると、頼子の××の中にバイブが少しずつ入るにつれ、彼女の顔に苦悶の顔が浮かんだ。
「ん。。イ イク イッちゃいそう〜」
彼女はそう一声叫んだ。耳につんざくような大きな叫び声が五人がいる部屋の中で反響すると
共に頼子の××から大量の粘液が火山が噴火するかの如く噴出した。。
でも、まだマタタビ酒が効いているのか起き上がろうとする気配さえなかった。さくらはそっと
バイブを頼子の××から抜いた。大量の粘液が彼女のメイド服のスカートとエプロンと下着を濡らした。
「まだ、お酒が効いているみたいだね」
さくらは微笑んだ。だぼだぼのラバースーツに包まれた彼女はまるで別人のようだ。
「で、これからどうするんですか?」
美春はさくらに尋ねた。少し怯えている様子だった。彼女も自分が音夢や頼子のように
さくらの毒牙にかかるかもしれないと思い始めたのだ。
「これ、なんだか知ってる?」
そう言いながら、さくらはある緑色のピーマンに似た野菜らしいモノを眞子と美春に見せた。
「それって××××でしょ。たしか中南米原産の世界一辛いとか聞いた事があるよ」
眞子が答えた。彼女も美春同様に怯え始めた。やはり自分にも災難が来ると思っているようだ。
「実はこれを乾燥させて粉末にしたモノを溶かしたローションも持って来てるんだよね。で、これから
試したいと思ってるんだけど、音夢ちゃんと頼子さんはあの状態だし、、、二人のうちのどっちに試そう
かな〜 実はね、さっきのジュースはボクがこの家に持ち込んだモンなんだよね。あれには大量の睡眠薬
をボクが入れておいたんだ。二人ともコップをカラにしちゃったね」
さくらはうっすらと含み笑いをした。

つづく

>>81です。終わる様子がないので続きを書きました。続きを書く気なんてなかったのに。。


86: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/08 08:40 ID:dYVtc.Qw
 この男の名は朝倉純一。最近よくサーカスに出入りしている
フリーのシナリオライターである。
 彼は今、団長に作品を読んでもらっていた。

朝「いかがです団長! 主人公が音夢に告白して
 ハッピーエンドの話です!」
団「…はじめのすべり出しが退屈だ。スキップされるぞ」
朝「はあ」
団「このラスト、告白してOKされるところを起承転結の
 終わりにではなく、起・承にもってきたほうがいい」
朝「でもそうしたら話がすぐ終わっちゃう…」
団「この程度のインパクトで話を終わらせられると思うな!
 このエピソードのレベルはせいぜい起・承のランクだ!」
朝「じゃ、じゃあどうやってこれから『転』へもっていくんです
 かっ?」
団「好きな女の子に告白する…OKされてうれしい…それだけの
 話を何人のプレイヤーが面白がってくれるっていうんだ!」
朝「しっ、しかし!」
団「たとえばだ、男は好きで告白して付き合ったのはいいけれ
 ど、すぐ飽きちゃって意外にに長続きしなくなる…」
朝「(ギクッ)そ、それで…その男はどうするんですか?」
団「それから先はお前が考えるんだよ!」
朝「……」

87: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/08 15:50 ID:Y0UDTZCI
そして数日

朝「団長、また考えてきました!」
団「うむ、聞かせてみろ」
朝「あのですね、実はこの主人公を憧れの目で見ている従妹がいるんです」
団「ふむふむ」
朝「音夢がいるってのに主人公は従妹のさくらに好かれて好かれて……」
団「……」
朝「やっぱ男ってのは自分のことが好きなのかどうか分からない音夢よりも、
 確実にモーションをかけてくるさくらの方に気持ちが傾いちゃいますよね」
団「そ、それは人それぞれだと思うが……」
朝「それで主人公はさくらと付き合い始めたんですが……実はその後、
 音夢が自分のことを好きだということが分かって」
団「ほう! 結構緊張感があるな……」
朝「でしょう!? 当然そうなると元々本命だった音夢の方に気持ちが
 行っちゃいますよねえ! 体はさくらと腕組んだりキスしたりしても、
 心はもう音夢の物なんですよ!」
団「……それで? それでどうなる!?」
朝「フッフッフ、まあ落ち着いてくださいよ」

88: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/09 02:44 ID:xmpz6YYs
朝「それで主人公はさくらを捨てて、音夢と一緒になるんです。
  男らしくきっぱりさくらに別れを告げるんですよ!」
団「……それで? 主人公は音夢とうまく行くのか……?」
朝「そりゃあハッピーエンドですよ! いろいろあったけど、
  最後は一番好きな女の子とカップルになるんです!」
 
 次の瞬間、団長の左ストレートが朝倉の顔面に突き刺さっていた。
朝倉は事務所のデスクの上に豪快に倒れこんだ。

朝「だ、団長!?」
団「起承転結が問題ではない! それ以前での人間のレベルでの問題だ!
  貴様、そのラストでいいと思ってるのかっ!? 
  さくらちゃんはどうなる、さくらちゃんはどうすればいいんだ!?
  さくらちゃんはあ…!!」
朝「だって……」
団「書いたものが何万本ものゲームとして世に出される作家がだ、
  男が女を安易に裏切って幸せになるなんてストーリーを
  ハッピーに描いて……そんな……そんな情けないフィクションを
  堂々と書くなーっ!!」

89: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/09 07:08 ID:xmpz6YYs
団「貴様の世界では女をボロボロにして捨てる男が幸せになるのかっ!?
  え? 答えんかっ朝倉!!」
朝「う、ううっ」
団「この主人公は幸せになんかなれるもんか!! いつまでも尾を引いて、
  さくらちゃんのことが尾を引いて、音夢と一緒にいたって
  楽しくなんかなれないはずだ! 違うかっ!?(号泣)」
朝「そ、そのとおり、そのとおりです団長! いつも俺は音夢と
  付き合っていても、早くさくらにいい彼氏ができてくれないか……
  そんなことばかり考えているんです!」
団「お、お前……」
朝「僕はもう疲れました……いっそのこと音夢と別れて
  さくらとまたやり直そうかと……(号泣)」
団「まっ、まさか朝倉、そ、それは実話なのか!?」
朝「俺はどうしたらいいんですか団長っ!?」
団「……俺は一介の燃えるゲーム屋に過ぎん。起承転結は教えることが
  できても、男女関係のもつれを解いてやることはできない……」
朝「……ヒック……ヒック」
団「ただ、ひとつだけ言わせてくれ……」  

90: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/09 12:25 ID:Y90W2ZNo
×従妹
○従姉

91: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/09 17:27 ID:nmMvp.H6
なんとなく続きがきになる俺ガイル

92: 名無しさん@お腹いっぱい。:04/11/09 22:22 ID:rERz7sCo
 団長は今日2発目の左ストレートをお見舞いした。不意に殴られた朝倉は、
床に叩きつけられ、白目をむいて気絶した。

団「自分がどうしていいかわからんものを、作品の中でいいかげんな結末を
  つけるなーっ!! しかもハッピーエンドだとおっ……片腹痛いわっ!!」

 それから一週間後、また、奴はやって来た。

朝「団長! 例のやつの結末、変えました!」
団「そうか、見せてみろ(こいつ、いろいろ考えて成長しやがったかな……)」
朝「実は、この主人公を影から見つめていた第3の女がいて、
  これが結構美人で……
  過去の女のことは忘れて、主人公は新しい人生の一歩を踏み出すんですよ。
  新しい女と!」

団「………………………………………………………………ブチッ」

 その後、朝倉の姿をサーカスで見た者はいない。
                        
 おわり

( ・∀)< 元ネタは「燃えよペン」だよ

93: 96のつづき:05/02/06 23:35 ID:dd85IAxA
突然、眞子は美春を押し倒した。
「きゃっ!な、何するんですか、眞子先輩?あっ、…」
そして、眞子は美春の唇を強引に奪った。
美春は自分の身に起きた事態にただ呆然とするだけだった。
眞子は再び美春にキスをした。そして眞子の舌が美春の口の中に入ってきた。
美春もそれに反応するかの如く舌を眞子の口の中に入れてきた。
お互いの舌が絡み合い、更に濃厚なキスを続けた。
眞子の手はいつの間にか美春の秘所に伸びていた。そしてスーツ越しにその場所をこすりだした。
「ひゃうっ!」
一瞬美春が声を発したが、その声はいつしか喘ぎ声に変わってた。
美春の秘所は既に粘りを持った液体で溢れてた。美春は抵抗を試みたが、
眞子の指が奥深くまで入り込んできたので諦めたようだった。
眞子は美春が身に着けてたラバースーツを脱がせた。そして眞子が目にしたのは
小振りではあるが形の良い乳房と、粘液で一杯の秘所をあらわにした美春の裸体であった。
                                                
                                                         つづく


94: 名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/09 01:42 ID:G08JdX06
95 名前:85の続き(終)[sage] 投稿日:04/12/19 21:12 ID:dd85IAxA
さくらが用意した睡眠薬入りジュースを飲んでしまった眞子と美春。
「よ、芳乃さん、どうしてこんなこと…」
眞子がこう言った直後、床に倒れこむように眠ってしまった。
美春はもう既に夢の中のような顔をして眠り込んでいた。
さくらは世界一辛いといわれる××××入りのローションをバイブに塗り始めた。
これを入れられたらたまったものではないだろうとさくらは思っていた。
塗り終えたさくらは冷蔵庫に向かい、冷蔵庫からジュースを取り出し、コップに注ぎ飲み干した。
勿論自分で用意した睡眠薬入りではなく朝倉家の冷蔵庫にあったものである。
喉を潤し居間に戻ったところ、突然、意識が朦朧としてきた。
「どうして……」と言葉を発した後、さくらは意識を失った。


「う…………ここは……」
意識を取り戻したさくらが辺りに目を配るとどこかで見た光景が見えてた。
そこは芳乃家の居間だった。身に着けてたぶかぶかのラバースーツは無く、
かなり恥ずかしい格好で拘束されてた。
「おはよう、さくらちゃん」
「おはようございます、さくらさん」
そこには音夢と頼子さんがいた。しかも音夢の手にはあの××××の粉末入りローションたっぷりの
バイブがあった。
「さくらちゃん、今度は私がいろいろとしてあ・げ・る。」
「音夢さん、私にもやらせてくださいね」
そして、さくらの◎◎◎にあのバイブが挿入され、叫び声が家中に響きわたるのであった。

このあと、芳乃家では五人の少女の宴が朝まで続くのであった。

================================ 完 ===============================================

さくらが意識を失った間、どうしてたかは頭の中でまとめてからにします。

>>85の方へ
かな〜り強引ですが何とか終わらせました。

95: 過去ログ95を書いた人:05/02/09 22:04 ID:dd85IAxA
>================================ 完 ===============================================

>さくらが意識を失った間、どうしてたかは頭の中でまとめてからにします。

ログが吹っ飛んだことだし、この話はここまで。
また別のSSを構想してみます。

96: 名無しさん@お腹いっぱい。 05:05/04/19 22:22 ID:UzoVGqik
アニメ版の最終回の続き

頼子が朝倉家からいなくなって数ヶ月経過した。純一は彼女の事を忘れられずに初音島の中をワケもなく歩き回っていた。
『これほど、探してもみつからないということは、頼子さんはやはり。。』
ふとそう思った時、純一は島の中心から離れたある屋敷の前を歩いていた事に気づいた。その時、純一は見覚えがある女の子が前から歩いて来ているのに気づいた。
「よ、よりこさん?」
純一はそう声をかけた。しかし、すぐに頼子とは別人であることに気づいた。その女の子は膝下まで伸びるストレートのロングヘアの根元をリボンで結んでいた。顔はどう見ても頼子にそっくりだ。しかし、頼子にあった特徴の猫耳がその女の子にはなかった。
「よりこ? 誰かと勘違いされているようですね」
その女の子はそう言うとクスッと笑った。
「なにかおかしいんですか?」
純一は尋ねた。
「いや、私が飼っている雌猫の名前が頼子というんです」
「えっ!?」
「あと、あなたのことは存じています。朝倉純一さんでしょ」
「な、なんで俺の事を。。。」
「私の名前は鷺澤美咲。この屋敷に住んでいます」
「鷺澤ってもしかして。。」
「そう。そのもしかしてですよ。純一さんのことは頼子から伺っています」
「あの〜 一つお願いがあるんだけど。その猫に会わせてくれないか。俺、頼子さんの気持ちが全然分からなかったんだ。遅いかもしれないけど、一言彼女に謝りたいんだ」


(つづく) 希望があったら続きを書きますね。

97: 名無しさん@お腹いっぱい。:05/04/19 23:01 ID:AKPIFHYs
久々の新作キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
続き希望!

98: 96 :05/05/03 17:33 ID:qvz291iI
「謝って、どうするんですか?」
美咲はキッと純一を睨みつけた。
「さっきも言ったけど、俺、頼子さんの気持ちに全然気づかなかったんだ。気づいていれば。。」
そこまで言いかけた時、美咲は急に口を開いた。
「純一さん、『覆水、盆にかえらず』という中国の諺をご存知ですか?」
「えっ、俺、博学じゃないから。。。」
「この諺の意味は、『過去に起こったことは、決して元の状態には戻せない』という意味です。純一さんは。。」
その時だった、遠くから走ってくる女の子が見えた。その女の子は最初は砂粒ほどにしか見えなかったが、どんどん近づいてきて大きく見えた。女の子は二人に近づくと、体を前に折り曲げると両膝に両手をついて、息もたえだに口を開いた。
「にいさん、やっと見つけたよ。もう、こんなバカなことはやめて。頼子さんはね。自分からいなくなっ。。」
その女の子は息を切らしながら話していた。そして、何気なく顔を上げると美咲に気づいた。
「こんにちは」
美咲は女の子に微笑んだ。
「頼子さん? でも頼子さんじゃない。でも、頼子さんにうりふたつ」
「朝倉音夢さんでしたっけ。よく存じてます 純一さんの義理の妹でしょ」
「音夢、この人はね。この屋敷に住んでいるお嬢さんで鷺澤美咲さんだ」
「えっ!? 頼子さんと同じ名字。。。」
音夢はそう言うと絶句した。やはり頼子の秘密にうすうす気づいていたんだろう。ま、猫耳が生えた少女なんて普通は絶対に有り得ないが。。
三人の間に静かに少し時が流れた。そよ風が葉を揺らす音で三人は我に返った。
「あの美咲さん。一つ聞きたいんですけど、頼子さんと美咲さんはどういう関係なんですか?」
「あっ、バカ! やめろ、音夢。そんな質問をするんじゃない!」
純一が止めるのも聞かずに音夢が美咲に尋ねてしまった。純一はうすうす頼子の秘密に気づいていたので、あえて美咲に質問しようとはしなかったが、自分の想いに反して音夢が尋ねてしまった。
「二人とも、こんな場所ではなんですので、私の屋敷に入ってください」
そういうと美咲は音夢と純一を自分の屋敷に招き入れた。

つづく  一応、構想は練っていますが、反響がなければ続きは書きません。

99: 名無しさん@お腹いっぱい。:05/05/04 12:04 ID:btfH9PCk
>>98
続き激しく希望!!お願いします。

100: 96=98:05/05/04 22:06 ID:UzoVGqik
「で、何から話しましょうか」
音夢と純一の二人は美咲に先導されて鷺澤家の食堂に通されていた。燦然と輝くシャンデリアに二人は驚いていた。床は大理石でテーブルは木目が入った高級テーブル。テーブルの上を白いテーブルクロスが覆っていた。どう見てもこの部屋は二人には場違いな場所だった。二人は執事に椅子を引いてもらって向かい合って座った。
美咲はテーブルのご主人席に座った。美咲の後方の上にあるステンドグラスが太陽の光で燦然と輝いている。
「あの〜 まずは美咲さんと頼子さんの関係から教えて下さい。美咲さんは知っているんでしょ。頼子さんが何者だったのか。。。」
そう言うと音夢は自分が持っていたバッグから音夢・純一・頼子の三人で朝倉家の庭で撮影した写真を取り出して美咲に見せた。三人とも微笑んでいる。
美咲は少し驚いていた。少しうつむき加減で声にならない声を発しようとしていた。
やはり動揺しているようだ。
「頼子はさきほども言いましたけど、私が飼っている雌猫です。一年ほど前、頼子は急に私の前から姿を消しました。だからこの初音島中に【迷い猫】のポスターを貼って、頼子を捜していたんです。もう頼子は見つからないと諦めていました。その時。。」
美咲がそこまで言った時、三人の前に料理が運ばれてきた。最初は前菜。その次は魚料理、次は肉料理と。。どう見てもフランス料理のフルコースだ。
料理を味わっていた純一は不思議な感覚に襲われた。
『なんだろう? こんな豪華なフランス料理は俺が生まれてきて一度も食べたことないのに。。。なぜなんだろう? なぜか懐かしい。。』
純一は気づかないうちに自分の眼から一粒の涙を流した。確かに朝倉家ではフランス料理なんて食べる機会はなかったし、だいたい初音島にはフランス料理店はない。
純一が前を見ると音夢も目の周囲が少し濡れていた。

つづく いちおうこのSSのラストパートはすでに書き上げています。


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