ファイアーエムブレム 封印の剣 序章の戦士達


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ファイアーエムブレム 封印の剣 序章の戦士達

1: 手強い名無しさん:08/01/19 17:52 ID:Rg
エレブ大陸の伝説に残るリキア同盟軍の戦士達
その過去、出生などについての物語が今明かされる



2: 手強い名無しさん:08/01/19 17:58 ID:Rg
第一章 伝説の天馬騎士ユーノ編『二人の冬将軍』

ベルン動乱が起きる前、20年前のエレブ大陸、イリア地方では
小さな戦があった。北にあるエデッサ地方と西にある国境の者が領土の事で争っていた。エデッサ城に住む城主ガドレスは
民や兵士の犠牲を考えこの領土問題の早期解決をしようとしていた。 

3: 手強い名無しさん:08/01/19 18:15 ID:Rg
だが。裏切り者のせいで現状は悪化した。田畑を大半消滅させてしまい。国境を封鎖して他国の介入ができないようにする
そのためイリアは、激しい貧困な土地へと変わり果ててしまった
ガドレスは即和解を求め、争いを終わらせたが土地の貧困に
変わりはなかった・・・・

その5年後・・・・・

国境沿いにある一見の家
少女「やだ、お父さんお母さん行かないで!」
父親「だめだユーノ、それに絶対帰ってくるから」
(少女改め)ユーノ「本当?」
ユーノがそう言うと父親はニコリと笑って頷いた
この男の名はパラディン部隊隊長ブレーク、このイリアの騎士の中ででもっとも強いとされている騎士だ この男には3人の娘がいた。
1歳の赤ん坊のシャニーに5歳のティトそして10歳のユーノだ

4: 手強い名無しさん:08/01/19 18:16 ID:Rg
訂正、

国境沿いにある一軒の家
少女「お父さん行かないで!」

です申し訳ありません・・・・

5: 手強い名無しさん:08/01/19 22:23 ID:Rg
ブレーク「いいかいユーノ心して聞け」
ユーノ「うん」
ブレーク「これからお父さんは傭兵として他国の争いに介入してくる。もし私に何かあれば・・・・ユーノ、二人を・・頼むぞ」
ユーノ「・・・・・」
ブレーク「返事は?」
ユーノ「う・・うん」
ブレーク「お前は死んだ母さんに似ている優しさもためらう所も
・・・スマン!」そう言うとブレークはユーノに抱きついた
別れが悲しいのかブレークの目には涙が出ていた
ユーノ「う・・・うわああああん!!(泣)」
ブレーク「泣くな! 泣くなよ・・・・」
ユーノ「うう・・・ヒグッ!」
ゴンゴンゴン(ドアを叩く音)
ブレーク「誰だ!?」
兵士「ブレーク隊長、出撃準備が整いました」
ブレーク「ニコラスか・・・」
ブレーク隊のソシアルナイト、ニコラスが準備が出来たと
ブレークの方まで来て報告しにきた
ブレーク「ニコラス覚悟はできたのか。」
ニコラス「ハイ!もちろんですとも」
ブレーク「ではユーノ私は行く」
ユーノ「いってらっしゃい・・・・」
ブレーク「行く前にユーノこれをお前に渡そう。」
ニコラス「それはイリア天馬騎士団長でもあった隊長の奥さんのハチマキ!」ニコラスはそれに見覚えがあった。そう
自分の上司のブレークの妻の天馬騎士団長が付けていたハチマキだブレーク「何かあった時、これを持ってフィオーラさんの方へ行け、」ユーノ「う・・・うん!」
ブレーク「では、行ってくる・・・」バタン!(扉が閉まる音)

6: 手強い名無しさん:08/01/19 22:47 ID:Rg
二日後、戦場の地

ブレーク隊はとてつもない危機に直面していた
魔導士のファイアーにより周囲に火事が発生して全員囲まれてしまい逃げ道を塞がれたのだ。
ブレーク「全員、遠距離から投げ槍攻撃だ!
力一杯飛ばせー!」全員「ハッ!」
ニコラス「でぇーーーい!」「えいやっ!」
ブスッ! ドスッ! ザクッ!
魔導士「ガハッ」「グフッ!」
次々と倒れていく、敵の魔導士達
ファイアーにより出来た火も止んで、残ったのは魔導士達の死骸だった。
ニコラス「やったー! 勝利だ。」「よし!」「おっしゃー!」
ブレーク「おかしい・・」ニコラス「どうなされましたか隊長」
ブレーク「解らないのかニコラス何で魔導士だけが居て、しかも
我々に依頼した味方が居ないのか。」
ニコラス「まさか、依頼主は俺たちを滅ぼそうと・・・・」
ブレーク「・・・・・シュバン!」
シュバン「何ですか?隊長殿」
ブレーク「依頼主は、どんな奴だったか?」
シュバン「確か、ボルケラーとか言っていましたね・・・」
ブレーク「何!? ボルケラーだと!」
シュバン「知って居るんですか?」
ブレーク「悪名高い将軍だ。このイリアで以前自分に逆らったとして、イリアの民を虐殺し、悪の限りを尽くした男だ
5年前、ガトレス様によりイリアから追放状を出されてこのイリアから追放されたハズ・・・」ニコラス「俺たちに復讐するんですかね」ブレーク「虐殺を考える奴がする事と言えばこれ以外に何があるシュバン、ニコラス、ベーギル、クライクよ」
部下のソシアルナイトに訪ねるブレーク
皆、現状がよく解っていないのか慌てふためいている
帰ってきてはならない悪将軍が帰ってきたと、その事で頭は
いっぱいらしい。

7: 手強い名無しさん:08/01/20 01:01 ID:b.
おつかれさまです。
同じイリアをテーマにしているし、小説仲間が増えて嬉しいなぁ。
続き楽しみにしてます。

8: 手強い名無しさん:08/01/20 08:45 ID:32
ヒュン! 兵「グワ!」
ブレーク「しまった! 全員退避!」
矢の雨が突然襲いかかってきたのだ。これもボルケラーの仕業なのか
ニコラス「隊長も!早く」
森へ入ろうと全員突き進む。
ブレーク「よし待って・・・・グワ!」ブスリ(ナイフの刺さる音)
背後から何者かがブレークの背中を刺した
それはブレーク隊の一般兵の一人だった
ブレーク「貴様・・・・まさか」
兵士「生きててもらっては困るのですよ隊長殿」
ブレーク「まさか、ボルケラーの・・・」

9: 手強い名無しさん:08/01/20 14:06 ID:32
兵士「あなたにボルケラー様の事を報告されたら困りますのでねえ死んでもらいますよ」
ブレーク「そうはさせん・・・・」
兵士「何?」
ブレーク「イリアの大地は渡さん!」ザシュッ!(斬りつける音)ブレークは力を振り絞り裏切った兵士を斬りつけた
ニコラス「隊長今、傷薬を・・・」
ブレーク「ニコラス・・・・私はもう駄目だ」
ニコラス「え!? 今更何を・・・娘さんに帰って来ると言ったじゃないですか!帰りましょう!」


10: 手強い名無しさん:08/01/20 21:05 ID:32
ブレーク「早く行け・・・アーチャー達が狙っている・・・」
ニコラス「でも・・・・」
ブレーク「早く行け! これはイリアパラディン部隊隊長ブレークの命令だ!」
ニコラス「・・・・・解りました」
ブレーク「娘達を見守ってくれ・・・・・」
そう言うとニコラスは森へ急いで入っていった
ヒュン ヒュン ヒュン! ザクザクザク!
ブレーク「ぐうっ! 神将・・・バリガンが統一してくれた
・・・イリアよ・・・・幸アレ」
矢の雨を喰らい、そしてブレークはこときれた
ニコラス「隊長ォォォォォォ!!」
後から炎の燃える音とニコラスの叫びが響いていた・・・・

11: 手強い名無しさん:08/01/20 21:26 ID:32
二日後
ティト「お姉ちゃん、お父しゃんはまだ?」
ユーノ「もう少しだよ、もう少ししたら帰ってくるから・・・」
ティト「あ・・・お姉ちゃん、お客さんだよ。」
ユーノ「どちらさま・・・お父さんの所の・・・・」
ニコラス「ハイ・・・・」
ニコラスがそこに居た。傷だらけになりながら帰ってきたらしい
後ろには兵士が3人も居た
ユーノ「あのお父さんは・・・・」
ニコラス「隊長は・・・イリアの裏切り者ボルケラーの罠に
かかってしまった俺たちを助けようと自ら囮になって・・・・
戦死しました・・・・」
ユーノ「え・・・・・・・・・・・・・嘘」
ニコラス「これは、裏切り者が隊長を後ろから刺した時に使われたナイフです・・・・」
ユーノ「そんな、お父さん・・・・」
放心状態のような顔をしているユーノ
ニコラス「我々、イリア騎士団の中で一番・・・尊敬・・・
出来る人物でした・・・・・我々はボルケラーの行方を捜しています隊長の敵は、私たちで・・・・取ります」
ニコラスや兵士の目にも涙が出ていた
ユーノは今まで父と過ごしてきた日々を思い出していた

ユーノの回想
ある時は
ブレーク「ユーノ知ってるか? バリガンの弟子アイスノ
がこの大地の何処かに幻の剣を埋めたのを。」
ユーノ 「知っているよ、聖剣アイスガルムとブリザーラでしょう?」 ブレーク「ハハハ、言われちまったな。これはその剣の図と埋めた場所らしいぜ」ユーノ「うわー凄い」

またある時は
シャニー(赤ん坊)「ウワアアアン!!」
ブレーク「うわああ! 泣きやんでくれよ」
ユーノ「お父さん! 乳瓶の中の量が違うよ!」
ブレーク「何!?」

ブレーク「ユーノは二十歳になったら何に入るんだ?」
ユーノ「イリア騎士団!」ブレーク「オイオイ俺を超える気か?」ユーノ「皆を私が守るんだ」ブレーク「頼りになるなあ
コノコノ!」ユーノ「もうお父さんったら!」ブレーク「ハハハ」ユーノ「アハハハアハハハハハアハハハ・・・・・」

楽しかった日々が走馬燈のように蘇る

ユーノ「お父さん・・・・シャニーやティトが泣いちゃうよ・・・・」

12: 手強い名無しさん:08/01/21 10:11 ID:wM
乙です
続き頑張ってください
>>7
双竜な人?
もしそうなら続きうpうp

13: 手強い名無しさん:08/01/21 21:55 ID:fM
言い忘れていたけど

話の予定です
2章『ランス編 戦が目覚めさせた鬼神』
3章『シン編 族長の影を追い求め・・・』
4章『ティト編 傭兵故の哀れ』
5章『イグレーヌ編 砂漠の闇に出た光(アストール)』
6章『ガレット編  時代が故に・・・・・』

この話の登場人物
・ユーノ
イリア パラディン部隊隊長ブレークを
父に持つ騎士で15歳の時フィオーラの方に弟子入りして
そこにいたシグーネと腕を競う。
16歳の時、ゼロットと出会い、そこから交際が始まる
必殺技を持っていて技の名はブリザードスラッシュ

・ゼロット
エデッサ城主ガトレスの息子の16歳のソシアルナイトでかなりの荒くれ者。だが本心は恥ずかしがり屋
父ガトレスに命じられユーノと共にアイスガルム、ブリザーラ
を探すことになる

14: 手強い名無しさん:08/01/26 22:44 ID:ys
続き

イリアに1年分の食料が支給された新しいオスティア候ヘクトルの妻でイリアの天馬騎士のファリナが頼んでヘクトルがしたのだ
何とか、イリアの経済は安定したのだが問題はまだある寒冷の事だイリアは今極寒の冬食料が来たとしてもこの寒さで餓死してしまう事がある





15: 手強い名無しさん:08/01/30 19:34 ID:RI
フィオーラの家

彼女は騎士団に入り、恐慌状態だった軍隊を復活させた
やはり彼女もブレーク目当てでこの軍に入り
強くなったのであろう

16: 手強い名無しさん:08/03/17 11:50 ID:Oo
>>1乙です、上手ですねぇ、
続きが楽しみです
がんばってください!


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