【アク】エロゲー、阪神などはオレに聞け沖ノ鳥島【禁】


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【アク】エロゲー、阪神などはオレに聞け沖ノ鳥島【禁】

1: 名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/07/26 12:23 ID:U0hue5DU
アァ。

ココハエスパスヲナマアタタカクミマモルスレナノナ。

クスクス。

エスパスハヤク素人童貞卒業シヨウヨエスパス。

アンアン。

本スレ
【姉】エロゲー、阪神などはオレに聞け3【しよ】
http://money4.2ch.net/test/read.cgi/pachik/1122294416





807: STAGE0146 憤る力:05/12/12 02:05 ID:???
突如として現れたのはTレックス
その獰猛かつ驚異的な姿の前に心野は逃げるしかなかった

無理もない 今の彼にはスーツがないのだ
星人に力で打ち据えられようものなら生身の彼は一瞬にして肉塊と化すことだろう
さらに15点以上とらなければ死ぬという難題
いまの心野には誰かをかばうとか気を遣う余裕はなかった
まず一番死に近いのは自分なのだ

心野「とばすぞ 気をつけろッ」

藁にもすがる思いで手当たりに部屋から持ってきたバイクにまたがる
その特異な形状に不安はあったが──
みるみる加速し見事に恐竜たちをふりきるに至った

トウフおっちゃん「やッたッ あきらめたよッ」
心野「すげーッ このバイクッ」

そう それはもうひとつの安心を心野に与えた
星人たちに殺されるという不安からの開放だ
このバイクを使っていれば恐竜にはまず捕まらない
あとは別の人間が襲われている隙を見て遠くから銃で狙撃し点数を
稼ぐことだけを考えればいい そう、コテ西のしていたように…

いつまでも逃げても仕方ない 戻ろうと思ったときふと倒れている人間たちが目に入った
トウフおっちゃん「あれ?あの人達あの部屋に…恐竜も倒れてる」
心野「そーとーケガしてるな まさか生身であのオッサンが…?」

心野は愕然とした もし事前にスーツのこと──ミッシヨンのこと──説明していれば…
わけの分からない状況でもこのオッサンは自分のように腐ったりせず果敢に恐竜に立ち向かい
見事家族を守り抜いた そこへくると自分はどうだろう
銃がある バイクがある 多少の制約があっても自分はむしろ一番戦える人間ではないのか

808: No.2:05/12/12 02:07 ID:???

トウフおっちゃん「戻るんだよね…すぐ…あの人達救えるの、きみしかいないんだよ」
心野「…。」
トウフおっちゃん「また2人でやっつけようよ ね!!」
心野「…。(簡単に言ってくれるよな)」
心野は返事をしない。しかしその目は使命という炎が燃えていた。

トウフおっちゃん「きみはーッ」
心野「はァーッ?」
異形のバイクは猛スピードで走っていく その風の音で声が聞こえず聞きかえす心野
トウフおっちゃん「一見きみは誰が見ても弱い男にみえる…うまく言えないけど…私は…」
心野「んだよ…」
トウフおっちゃん「きみに生きる力を感じるよ!!とても強い!!どんな逆境も生き抜くようななんか強い力!!
だからきみについて行けば生き延びることができると思った」
買いかぶりすぎだと思った 自分はそんな大層な勇者ではないしおじさんもバカ素直なのだと感じた

それでも自分はいま心の底から信頼されている それに答えなければならない

スタート地点に戻ってくるとそこにはまた2匹の恐竜がいた
そしてその足元にも誰かひとり今にも襲われようとしていた
それをおとりに倒そうと先ほどの自分なら悪魔の誘惑に負けたかもしれない
しかしいまの心野は迷わなかった

「生きてるかァッ」

倒れている人間と恐竜の口元に滑り込んで一撃 みごと恐竜の顎がふきとんだ

「来やがれィッ!おらオラァッ」

809: No.3:05/12/12 02:09 ID:???


突如の乱入と挑発で恐竜の標的は完全にバイクへと移ったようだ
あとは簡単 やつらはバイクにおいつけない ゆっくり狙撃するだけ──
トウフおっちゃん「ちょッ これッ 私じゃダメだよッ ぶつかっちゃうよッ」
「!!?」

言葉のとおりトウフおっちゃんの操縦するバイクは公園の手すりにぶつかりながら減速していく
心野「わッわッわァッ わァアアアアアッ!!」
気づけば恐竜はすぐ近くまで追いついてきていた
銃を乱射するもなかなか当たらない

心野「どうする…!?」

焦っているとふと恐竜が足をとめ追ってきていないことに気づいた
心野「なんだ…何か来んのかおい…」

恐竜の口の中が光ったと思った次の瞬間飛んできた目も眩むような巨大な弾丸
照準はバイクからそれたもののそれは軌道上にあったモニュメントを木っ端微塵に吹き飛ばした
さらに爆風でバイクもまた数メートル吹き飛ばされる 驚異的な威力だ
その破壊力に恐れを通り越し戦慄を覚えるほどだった

心野「逃げろッ もっと速く速くジグザグに走れえェェ」


逃げ回るしか手立てはなかった
銃は当たらない 恐竜の大砲は脅威だ
しかしその中で付け入る隙は見つかった

心野「ヤツらの大砲 精度はよくないぞッ 反撃してみる」

そうだ 逃げてばかりいても点数にはならない
15点以上とって──生き残って──帰る、絶対に帰りついてみせる!!

810: No.4:05/12/12 02:12 ID:???

駅のロータリーにたどりつく

ここならいけそうだと心野は思った 恐竜たちは先を予測するなんて高度な知能は持ってないことだろう
それならばここを回り続ければ大砲はかわしやすく狙撃もしやすい

心野「ロータリー回り続けてくれ!!」
トウフおっちゃん「ダメだよ!!人がッ 人が氏ぬよ」
心野「知らないッて!! こッちがッ こッちが死にそーなんだよッ」
トウフおっちゃん「…ッ!!」

バイクは急に向きを変え元きた路地へと引き返していく

心野「あのなァーッ 言うこと聞けよッ」
トウフおっちゃん「人気のないところに行くよッ!!」

ふたたび路地を疾走するバイク
大砲を警戒しての走行のため揺れでやはり揺れで銃は当たらない
やはり多少リスクを犯してでも当てる方法は──

トウフおっちゃん「今からしばらくまっすぐ走るからその間に撃ってッ」

なるほど やはり揺れに原因があったのだ
真っすぐ走っていれば銃は面白いように当たった
肩・胴体・腕と面白いように恐竜はふきとんでいく
しかし調子にのるのもつかの間、イタチっ屁ならぬ恐竜の大砲が再び放たれたのだ

心野「一匹やッたッ…!? うッ…やばい やばい 著ッ だッめッだッあッ」

銃で一応撃ってみたものの大砲は以前健在

いや、銃にはタイムラグが?
しかし大砲にたいしても銃は有効なのか?
有効でも効くのが自分達がバイクごとケシズミにされたあとだったら?
パニックでどうする方法も思いつかない中必死に叫んだ

心野「だめだ よけてくれッ!!」


811: No.5:05/12/12 02:14 ID:???

激痛とともに体をおこす
気がつくとスタート地点近くの広場に倒れていた

バイクで奔走しているうちにここまで戻ってきて──大砲は自分たちにぶつかる直前で銃によって破裂
直撃こそまぬがれたが爆風によってバイクから落ちたと気づくには少し時間を要した
体はあちこち痛むが傷らしい傷はない
ガンツスーツより今着ている厚着に感謝した瞬間だった

チラ田「おーい 起きろッ」

どこからか聞こえる叫び声に体を起こし…視線をあげて背筋が凍りつく

恐竜はもう一匹いたのだ

心野はあらためてその姿に驚愕した
スーツはない バイクもない その牙と爪から身を守る術もない
銃をむけた瞬間・逃げようとした瞬間
その一瞬あれば恐竜はその身をバラバラに切り刻めるのだ

いままで何度も潜り抜けてきた死線
しかしいまはそのどれより身近に氏が迫っているのを感じる

しかし 今の心野にはそれまでにないものがあった
氏ぬわけにはいかない 絶対に生きて変えるという強い意志だ
近くの物陰にいるガンツ部屋の人間たちももうあいつはダメだと諦めるなか
心野は雄たけびをあげた それは勝利への鼓舞である


心野「俺は…俺はッ・…!!

誰 が 貧 乳 や ね ん >>806 あ あ ん !? 」



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