感動系しぃ虐殺ストーリを書くスレ


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感動系しぃ虐殺ストーリを書くスレ

1: 設立者:05/09/27 19:01 ID:Lqf6lEpQ [ proxy12.rdc1.ky.home.ne.jp ]
ここでは、感動系を含めてしぃを虐殺するストーリ(小説でもOKです。)
とりあえず、書いていいストーリーの条件は、感動部分があることと、
必ずしぃを虐殺している場面があればいいです。
勿論、文章が長くてもOKです。
沢山のストーリーおまちしております。

2: 設立者:05/09/27 19:25 ID:Lqf6lEpQ [ proxy12.rdc1.ky.home.ne.jp ]
これは、見習い小説家が書いたものらしいそうです。
これは、参考として、おかせていただきます。

           ギコの初恋
私は、いつもの道路を歩いていた。
「今日も1日何も無いまま終わるんだな」
と思っていた。
そして、曲がり角を曲がった時、しぃがアフォしぃにいじめられていた。
私は、アフォしぃをぼこぼこにして追っ払った後、様子を見た。
「だいじょうぶか」
「だいじょうぶです。きにしないでください」
「そんなこといえないじゃねえか。家に来い。手当てしてやる」
「いえいえ、そんなことをしてもらっては」
「いいから来い」
「すいません。」
家に連れて行った後、手当てをしてあげた。
「本当にすいません。わざわざこんな事をしてくれて。
「いいんだ、今度また襲われたら。俺に言ってくれ。」
「はい、今日は本当に有難うございました。」
そういうと、しぃは、去っていった。
それから毎日、俺はいつもしぃが居る場所に通った。しぃは、いつも
俺が来るたびに微笑んでいた。
毎日通うたびに私達は、恋人関係になった。一緒にキスもした。
「結婚したら、いつまでもお前を守ってやるからな」
「うん、ありがとうギコ君。」
わたしたちは、来月に結婚する予定だった。
しかし、悪夢は、ここで訪れた。

 




3: 設立者:05/09/27 19:28 ID:Lqf6lEpQ [ proxy12.rdc1.ky.home.ne.jp ]
6名前:見習い小説家 05/09/25 10:08 ID:Lqf6lEpQ [ proxy12.rdc1.ky.home.ne.jp ]
私は、またしぃの居る場所に行った。
しかし、いつもと違う気分がした。血のにおいがした。
俺は、まさかと思い、急いで、しぃの居る場所に向かった。
ついたころには・・・遅すぎた
「しぃ!」
しぃは、手と耳と足を切られて、倒れていた。あたりには、血痕が大量にあった。
「ギコ君、私はもう駄目。」
「弱音を吐くな!すぐ病院に連れて行くから。」
「もういいのギコ君。あなたと過ごせた日々、楽しかった・・・・・」
しぃは、折れにキスをすると、ぐったりと倒れた。
「おいしぃ、目を覚ませよ、しぃ、しぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ」
俺は、しぃのお葬式を立てた。そして、俺は、復讐を誓った
折れは、アフォしぃを殺しに向かった
ちょうど、アフォシィの話を聞く事が出来た。
「アノクソシィイイザマネ。」
「アンナヤツハトトトイキカエラナケレバイイネ。」
「マモララーニイジメラレタブンスキーリスルコトガデキテマターリダネ。」
「ソウダネ、サ、ハヤク、コドモタチガマッテイルカラ、イキマショウ。」
その言葉を聴いて、とてもいらついた。
私は、アフォしぃについていきながら、作戦を考えた。まずこどもに親が殴られる場面を見させた後。
こんどは、子どもを殺して、大切なものを失った悲しみを味合わせようと思った。そして、アフォしぃを殺すという計画を立てた。
そして、作戦に映った。




4: 設立者:05/09/27 19:28 ID:Lqf6lEpQ [ proxy12.rdc1.ky.home.ne.jp ]
7名前:見習い小説家 05/09/25 10:09 ID:Lqf6lEpQ [ proxy12.rdc1.ky.home.ne.jp ]
タダイマ、ワタシノベビチャン」
「ワタシタチノベビチャン、イツミテモカワイイネ。」
「チィチィ、マンマナッコ」
「ハイハイヨシヨシダッコシテアゲマスカラネ。」
そういった瞬間、襲い掛かった。
「ゴルァ、シィの仇!」
私は、二人の顔を殴った。
「ブベラッ」
「ギャァァ」
「チィ、マンマ・・・・・・ピエーン」
ベビしぃが泣き出した。
{ドウシテコンナコトヲスルノギコクン」
「お前はおれのしぃを殺したな。その仇だ。」
「コンドハアタシガコイビトヨ、サ、ワタシノコドモヲツクリマショ。
「そんなのごめんだゴルァ」
私は、偽しぃをぼこぼこに殴りまくった。
もう一方のしぃは、どうやら当たり所が悪く死んでしまったようだ。
どうやら、その子どもがよってきて、泣き出した。
「うぜえんだよ、気もい宇宙生物よ。」
「私は、一匹のベビしぃを踏み潰した。」
「チィ・・・・・・・・・・・」
気もい汁を流して、死んだ。
「チィ、チィィィィィィィ!」
それを見たベビシィが泣き出した。
「さぁ、お前は、もっと悲惨なやり方で死んでもらおうか。気もゴミが。」
「オネガイヤメテ、ワタシノベビチャンヲコロサナイデ。」
「そういうわけには行かないんだよ、ゴルァ」
私は、ベビしぃの頭をつかみ、首を取った。
「ベビチャァァァァァァァン。」
「まだまだだぜ。」
その後、首から、心臓、内臓、肝臓、背骨などを、とった。
アフォしぃはショック状態に陥った。
俺は、アフォしぃに言った。
「俺も、あいつが生きていたら、子どもを作って、楽しい生活が送れたんだ。それをお前が壊した破壊したお前がすべての元凶だ。どうだ大切なものをなくした悲しみは。俺はそれ以上に大切なものをなくしたんだぞ、思い知れ!」
「ワタシガナニシタッテイウノギコクンイヤ、ギャクサツシュウ、ユルセナイ!」
そういうと、私に向かって襲い掛かってきた。
私は、アフォしぃの首をつかみ、首の骨を折った。

私は、復習を終えた後、しぃの墓で報告をした。私は、そこで眠ってしまった。


8 名前:見習い小説家 05/09/25 10:10 ID:Lqf6lEpQ [ proxy12.rdc1.ky.home.ne.jp ]
気がつくと、雲の中に居た。
なにか聞き覚えのある声が聞こえる
「ギコ君」
「しぃ?」
私は、しぃの姿らしきものを見た。こっちに近寄ってきた。
「ギコ君、会いたかった。」
「お前、生き返ったのか。」
「いや、わたしは死んでるわ。特別にギコクンを天国に連れてきたのよ。
「ということは、天国で一緒に暮らせるのか。」
「それは出来ないわ。」
「そうなのか。」
「あなたにいいたかったことがあるの」
「なんだ?」
「・・・精一杯生きて。わたしのぶんまでいきて。」
「えっどういうこと。」
「あなたは新しいお嫁さんを見つけて、元気に暮らして、それが一番幸せ。
「・・・・嗚呼、分かった。その代わり、お願いがある。
「何?」
「・・・・・・キスしてもいいか。」
「分かったわ。」
そして、俺としぃは、最後のキスをした。
キスしたとたん、お墓の前に着ていた。
そして、しぃが、
「さようなら、ギコ君」
そして、また眠りに落ちた。
目が覚めると。お墓の前に居た。
「しぃ!」
どこにもしぃは居なかった。
しかし、唇に違和感があった。間違いなくキスの後があった。
「しぃ、お前の命、決して無駄にしないぞ。」
それから俺は、新たな恋人も出来、結婚もした。子どもも出来た。今は、幸せな生活を送っている。

終わり  こういった長いものでもいいので。



5: 厨房逝ってヨシ:05/10/05 22:59 ID:Ua/5x5B. [ p6058-ipad03yosemiya.okinawa.ocn.ne.jp ]
ギコとしぃの感動ストーリー

  雪のしぃずく

ギコ:遅いなぁ・・・いつまでまたせんだよ。
しぃ:ギコくん。
後ろからいきなりしぃが来た。
しぃ:お待たせ。         
しぃ:ふふ・・・暖かいコーヒーだよ。
ギコ:サンキュ。
橋の上で休もう。
橋の上に腰掛けてしぃがいった。
しぃ:来年もこうやって一緒にいられるといいね。
一緒にいられる。あの日までは・・・・・・・
  

6: 厨房逝ってヨシ:05/10/05 23:12 ID:Ua/5x5B. [ p6058-ipad03yosemiya.okinawa.ocn.ne.jp ]
クリスマスの夜のこと悲劇は起こった。

しぃ:早く帰んなきゃ。
走って帰ろうとした・・・その時だった。
しぃ:いゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!
しぃが車に跳ねられた。
ギコ:しぃ、しぃ!!!!!
しぃにはもう、意識が無かった。
ギコ:しぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!!!!!!
あの時の待ち合わせ場所にいった。
幸せな生活の時を思い出して・・・・・
そこへあの時しぃをはねたやつがきた。
ギコ:あいつは・・・っ!!!
ギコ:おい。
? :なんだてめぇ。
ギコ:しぃのかたきっ!!!!
一発そいつに拳銃で撃った。
弾は左顔に命中。左顔が弾けるようにちぎれた。
? :ぐはあっ
帰り道、踏み切りの所でアフォしぃに呼ばれた。(以下アし。)
アし:ギコクン。
後ろから抱きつかれて背中を押された。
突き飛ばされたひょうしで線路に飛び出してしまった。
・・・俺は電車に跳ねられ死んだ・・・




終・・・・

7: 死ぬな:05/10/07 17:37 ID:Lqf6lEpQ [ proxy12.rdc1.ky.home.ne.jp ]
嗚呼、雪のしぃずくですね。フラッシュで見たことがあります。

8: 設立者:05/10/07 17:38 ID:Lqf6lEpQ [ proxy12.rdc1.ky.home.ne.jp ]
その話とてもいいですね。

9: 厨房逝ってヨシ:06/01/10 16:04 ID:NhykFVCc [ dhcp243-137.tamatele.ne.jp ]
>>1とは・・・
1AAが貼れないキモブスパクリ厨
2死んだほうがいいと分かってるのに死ねない臆病者
3存在価値の欠片もない虐殺厨いや、2ちゃんねらーの恥さらし
4糞コテ

10: 厨房逝ってヨシ:06/01/10 16:04 ID:NhykFVCc [ dhcp243-137.tamatele.ne.jp ]
>>6とは・・・
1AAが貼れないキモブスパクリ厨
2死んだほうがいいと分かってるのに死ねない臆病者
3存在価値の欠片もない虐殺厨いや、2ちゃんねらーの恥さらし
4糞コテ


11: 厨房逝ってヨシ:06/01/10 16:05 ID:NhykFVCc [ dhcp243-137.tamatele.ne.jp ]
なんだこのヲタク共の巣窟は・・・

12: 厨房逝ってヨシ:07/10/19 03:44 ID:H6SzCoRs [ softbank220049033198.bbtec.net ]
age

13: 厨房逝ってヨシ:08/02/12 10:43 ID:b2 [ 59-171-190-65.rev.home.ne.jp ]
・・・

14: 厨房逝ってヨシ:08/02/12 12:25 ID:b2 [ 59-171-190-65.rev.home.ne.jp ]
・・・

15: あはは:08/02/19 17:11 ID:xY [ i220-221-147-148.s05.a005.ap.plala.or.jp ]
雪のしずく最こー
キターー(T∀T)

16: 厨房逝ってヨシ:08/03/10 16:09 ID:No [ 59-171-190-65.rev.home.ne.jp ]
1937年

俺はギコ。17歳。国籍は日本だが、
中国の通州に住んでいる。

モラ「よう、ギコ。」
ギコ「あ、モララー。」

こいつはモララー。
俺と同じで通州に住んでいる日本人。

モラ「この前、5日前、盧溝橋で戦闘状態になったけど
   昨日、停戦協定が結ばれたらしいよ。」
ギコ「そうか、良かったな。」
モラ「でも、一部の中国人は日本軍に向かって銃で撃ったりするんだ。
   こういう挑発行動は全然おさまらないみたいだよ。」
ギコ「そうなのか?」
しぃ「2人とも真剣そうに何話してるの?」
ギコ「おう、しぃ。日中の争いの事だよ。」

こいつはしぃ。俺の恋人だ。

モララーは今話した事をしぃに話した。

しぃ「じゃあ、いつまた戦闘状態になるか分からないね、怖いなぁ・・・。」
ギコ「まあ、俺らは非戦闘員だから心配する事は無いよ。」

「そうかな?」

後ろから声がした。

モララー「おう、フサ。」

フサも通州に住んでいる日本人だ。

フサ「中国にはわざと苦痛を与えて虐殺したり、
   人を食ったりする文化があるんだぜ、俺らも気をつけないと食われちまうかもよ。」
しぃ「怖い…。」
ギコ「脅かすなよ、フサ。」
フサ「ははは、冗談冗談。」

しかし、このフサの冗談が的中する事になる。
それはフサが冗談を言った17日後の事。

1937年7月29日

俺はちょっと散歩に出かけた。
途中、道に迷ってけっこう遠くまで行ってしまった。
その辺に居た中国人に通州への道を教えてもらって、
何とか帰ってきたときにはもう夜だった。

ギコ「やべ、母さんに殺される!」

ギコは大急ぎで家に帰った。

ギコ「た・・ただいま・・・・・・!!!」

ギコが家の中を見ると母の首が転がっていた。
父は腹部の骨が露出。内臓があちこちに飛び散っていた。

ギコ「う、うわああああああああ!!!」

外へ出るとフサがこちらへ泣きながら走ってきた。
フサは鼻に針金を通されていた。

ギコ「ふ、フサ!」
フサ「助けてくれギコ、痛ぇよぉ!抜いてくれぇ!!」
ギコ「む、むやみに抜かない方が・・・」
フサ「いいから、抜いてくれ!!!」

俺は針金をゆっくり抜いてやった。

ギコ「どういうこったこりゃあ!?」
フサ「中国の・・保安隊が襲ってきて・・・モララーはもう死んだよ・・。」
ギコ「し、しぃは!?」
フサ「分からない・・・・・。」

俺はしぃの所へ向かった。

ギコ「しぃ!」

しぃは手足と腹を斬られていた。

しぃ「ギ・・・・コ・・・く・・・・・・。」

しぃはそのまま意識を失い、死んだ。

ギコ「おい、嘘だろ、しぃ!しぃいいいいいいいい!!!」

俺は泣いた。
泣いてからしばらくして、俺は外へ出た。
するとそこに日本兵が居た。

兵士「日本人か!?大丈夫か?保安隊の奴等に何された!?」

俺は答えないでそいつの機関銃と手榴弾を奪った。

兵士「あ、コラ!」

俺は中国保安隊施設まで向かった。

保安隊施設に着いた。

ギコ「喰らえ!!」

俺は手榴弾を投げた。
投げて投げて投げまくった。
保安隊の奴等はどんどん死んでいく。
奴等は悲鳴を上げながら逃げようとした。
俺はそいつらを機関銃で殺す。

ギコ「ざまーみろ!しぃの敵だ、チャンコロ共め!!!
   うわーはっはっはっは!!!!」

俺は復習をはたした。
保安隊の奴等の一部は逃げたが、
そいつ等は日本兵と戦闘状態になり、あっさり降伏し、捕まった。

−俺はもう良心も居ない、恋人も居ない−

俺は銃を口の中に入れ、引き金を引いた。
その瞬間、目の前にしぃが現れた。

ギコ「しぃ!?」
しぃ「こっちよ」

しぃは俺の手を引っ張って空へ向かった。
どんどんどんどん上へ行って、俺たちはこの世から消えた………。

17: 厨房逝ってヨシ:08/03/12 09:13 ID:b2 [ 59-171-190-65.rev.home.ne.jp ]
終わり!日中戦争の原因とも言われる通州事件の物語を書いてみました。

18: 厨房逝ってヨシ:08/03/25 12:22 ID:EA [ 59-171-190-65.rev.home.ne.jp ]
雪のしぃずく小説版

http://bbs2.aimix-z.com/mtpt.cgi?room=motoneta&mode=view&no=10&p=5

19: 雪のしぃずく:08/03/25 19:01 ID:EA [ 59-171-190-65.rev.home.ne.jp ]
季節は冬…

この街は良く雪が降る…

今日もそうだった。空からは銀色の粒がゆらゆらと落ちてくる…

それが月光に照らされ、幻想的な光を放つ…


         


ギコは待っていた。恋人のしぃを…待ち合わせの時間からだいぶ経つが、まだしぃはこない

しぃとは付き合って3年目になる、周りがうらやむほどギコとしぃの仲は良く、まさに「お似合いのカップル」であった。

空から降る雪は止んだようだ。しかし、むろん外の気温は低い、ギコが息を吐くと、息が真っ白になって見えた。

「遅いなぁ…なにやってんだ…」

ギコは思わずそう呟く、今までしぃがこんなに遅れたことは無かったのだが…

「ギコ君っ♪」

明るい声が聞こえたかと思うと、ギコの頬に何やら熱いものが…

ギコは振り返る、そこには缶コーヒーを二つ持ったしぃがいた。

「ギコ君遅れてごめんね、あったかいコーヒー買ってきたから許して」

そう言うと、しぃは屈託の無い笑顔で笑いながらギコに缶コーヒーを手渡す。

「…サンキュ」

ギコも笑いながら言った。ギコは、いつもしぃの笑顔を見ると、それだけで自分も笑顔になるのだった。



          *   *   *



ギコとしぃは、夜の公園の小さな橋の上で、光る満月を見ていた。橋の下では、小川が心地よい音色を奏でている

「来年もこうやって…ずっといられるといいね…」


20: 雪のしぃずく:08/03/25 19:02 ID:EA [ 59-171-190-65.rev.home.ne.jp ]
しぃがギコの肩に寄りかかる…なんでだろうか…もう付き合い始めてだいぶ経つはずなのに…こういう雰囲気というか…状況には慣れてるはずなのに…ギコはまだ少し、しぃにこういった事をされると恥ずかしい、恐らくギコは付き合い始めた日からずっと、しぃへの想いが変わらないのだろう、ギコはしぃの事が世界で一番大切なのだ。

もう少しで今年も終わる、しかし、ギコはいくら月日が経とうとも、いつまでも、しぃのそばにいてやるつもりだった。




しかし…運命とは残酷なものだ……ギコの想いに反して、神は…全てを捻じ曲げようとしていた…――




12月25日…クリスマス…この日は二人にとって特別な夜になるはずだった…




「いけない…また遅れちゃう…」

しぃは走っていた。この日…しぃはクリスマスをギコと二人で過ごすために、いつもの待ち合わせ場所で会う事にしていたのだ。

「あと、もう少しね…」

しぃは車が走ってない事を確認すると、横断歩道の無い道路を横切ろうとした。そして…しぃが道路の真ん中あたりに差し掛かろうとした時……車のヘッドライトの光が…



ドオンッッ!!!! と、ものすごい音がして、しぃの体が宙を舞った。



やがて…しぃはそのまま重力に引っ張られ、硬いアスファルトに叩きつけられた。



しぃの体中に激痛が走った…しぃは自らの体から流れ出る血の海の中に横たわっていた…


21: 雪のしぃずく:08/03/25 19:03 ID:EA [ 59-171-190-65.rev.home.ne.jp ]
(あ……? 私……車に…轢かれた…の?)

しぃはようやく自分が車に轢かれたことが分かった。しぃを轢いた車はすでにどこかへ行ってしまった。

(ギコ…君…)

しぃの目の前にギコが…ギコの幻が見えていた…しぃの目に映るギコの姿は、だんだんと小さくなっていく…

(いや!…待って…いか……ないで…)

しぃの体からはさらに血が流れ出る…しぃの頭の中には……ギコの笑顔が…

「……つっ! かはっ……」

しぃの体はビクリと痙攣した。内臓が破れ、体内に溜まった血がしぃの口からあふれ出す……そしてしぃの目の前が真っ暗になると、しぃの意識は完全に遮断された。


しぃは…もう動かなかった…




          *   *   *




ギコは、いつもの待ち合わせ場所でしぃを待っていた。

「おかしいな…遅れるにしたって遅すぎる…約束の時間から一時間くらい経っちまう…」

ギコはどうも嫌な予感がした。心の奥にある不安感が、心の扉をこじ開けて外に出ようとしていた。背中に嫌な汗が流れる…

(……大丈夫だ…! 何も無い…何も無いぞ…)

ギコはムリにでもそう思い込もうとした。しかし…


ピリリリリ……


ギコの携帯が鳴った…

「はい…もしもし………えっ…! しぃが事故に遭ったって!!」


22: 雪のしぃずく:08/03/25 19:28 ID:EA [ 59-171-190-65.rev.home.ne.jp ]
ギコは、走った…全速力で…しぃのいる病院まで…!

(しぃ…頼む…無事でいてくれっ……!)

ギコは心の中で何度もそう思いながら、さらに走る…しぃの明るい笑顔…あの笑顔をもう一度見れると信じて…

やがて…空に黒い雲が落ち、雷鳴が轟いたかと思うと、雨が降り出した。


カン…カン…カン……


踏切の音…そして、ガタゴトと言う音と共に電車が通る

「はぁ…はぁ…くそっ…! こんなとこで足留め食らってる場合じゃないのに…」

ギコは踏切の前で、電車が通り過ぎるのを待つ…そして踏切が上がり、ギコはすぐに駆け出した。


やがて…しぃのいる病院までたどり着いた。ギコはしぃの病室に向かう…

「しぃーーーーーーっ!!!!」

ギコは、しぃの病室の扉を開けた。そして…ギコは目に映ったその光景に息を呑んだ。しぃは…血まみれでベッドに横たわっていたのだ。真っ白な病室のベッドのシーツは、しぃの鮮血で真っ赤に染まっていた。ベッドの横にぶらりと垂れたしぃの手からはまだ血が滴り落ちていた…ポタ…ポタ…と……

「ここに運ばれたときには…すでにもう…」

病室の中にいた医者が言いにくそうに言った。

「そんな…ウソだろ…しぃが…しぃが死んだなんて……」

ギコは少しずつしぃに近づく、ギコの目にしぃの顔が映った…あの明るかったしぃが…笑顔がとても可愛かったしぃが…もう笑う事が出来ない…


23: 雪のしぃずく:08/03/25 19:28 ID:EA [ 59-171-190-65.rev.home.ne.jp ]
「ウソだ…ウソだあああああぁぁぁぁぁぁッッッ!!!!!!」

ギコは泣き崩れた。その悲しみの絶叫は、病院中に響き渡った。




          *  *  *




ギコは…病院の屋上で、呆然と立ち尽くしていた。空からはいつの間にか、雨ではなく雪が降っていた。雪は地面に落ちると、すぅっと消え去った。

「なんで…なんでこんな事に…」


やがて…ギコの頭の中を…様々な思い出が駆け巡った。それは、しぃとの思い出…


春……桜並木の道を、並んで歩いた思い出…


夏……一緒に青い海や、打ち上げ花火を見た思い出…


秋……紅葉が燃えるように真っ赤だった…落ち葉の降る森の中を二人で歩いた思い出…


『このまま時間が止まればいいのにね』


しぃは良くそんな事を言っていた……様々な思い出が…ギコの心を締め付け、息苦しくなって……もう動く事の無いしぃの事が、どうしようもなく愛しくなって…ギコの目からは涙が溢れ、止まらなくなった。


「しぃ………会いたいよう………」


いくら口に出しても、叶う事の無いその想いを…ギコは静かに呟いた。



そして…どれほどの時間が経ったろうか…ギコは泣き疲れ、眠ってしまった。気づけば、もう涙は止まっていた。ギコの中の悲しみは、やがて怒りへと変わっていた…


(一体…誰がしぃを…)


ギコの心の中は、今や…黒い闇に覆われていた。


24: 雪のしぃずく:08/03/25 19:29 ID:EA [ 59-171-190-65.rev.home.ne.jp ]
「しぃに…渡したいものがあるんだ…」

しぃは白い花の入った棺桶の中で横たわっていた。あちこちから流れ出ていた血はすでに止まり、その表情は…どこか笑ってる様にさえ見えた。ギコは涙を堪えながら、冷たくなったしぃの手をそっと取ると…その指に指輪をはめた。

「約束の婚約指輪……これで…ずっと……一緒だぞ…ゴルァ……」

そこまで言うと…ギコは堪らず泣き出した……

「うっ……うあああっ……うっ…」

もう言葉は出なかった。嗚咽と…目からとめどなくこぼれる涙…ギコは胸が張り裂けそうだった…しぃの手を強く握り…さらにギコは泣く…


ショボ…1さん…8頭身…ドクオ…モララー…モナー……しぃの友達や、その他の親しかった者達…みんな泣いていた…みんな…



やがて…しぃの遺体は火葬された。しぃは…その体を、天に昇る煙へと変えて…冬の空へ昇って行った。高く……高く……



空には満月が昇っていた……



そして…しぃの葬儀が終わった帰り道…ギコは一人で歩いていた。ギコは、これは全て夢で…ふと後ろを振り返ると…しぃがいつもの笑顔で駆けて来る…そんな気がして…後ろを振り向いたりしてみた……しかし…これは現実…もう、しぃはこの世には居ない……居ないのだ…


ギコは顔を伏せた。もう何も考えたくなかった…このまま…消えてしまいたい気分だった……その時である…


25: 雪のしぃずく:08/03/25 19:32 ID:EA [ 59-171-190-65.rev.home.ne.jp ]
突然ギコの前にパトカーが停まった。そして中から双子の警官が出てきた。

「夜分遅くすみません、警察の者ですが、いくつかお聞きしたい事が有るんですが、少しお時間よろしいでしょうか」

警官の一人が言った。

「な、なんだゴルァ〜」

ギコがそう言うと、警官の一人が写真を取り出してギコに見せ、「あなたこの人を知ってますね?」と、言ってきた。その写真に写ってるのは、ツボの中に頭を突っ込んだ変な男の写真だった。

ギコが「こんな男は知らない」と、言おうとした時…警官のもう一人が、「兄者…そっちじゃない、こっちの写真だ」と言って別の写真をギコに渡した。

その写真に写っている男には見覚えがある…最近会ってない友達のチョンニダだった。

「こいつはチョンニダじゃないか 友達だが…コイツがどうかしたか?」

ギコが警官にそう尋ねた。すると…警官はゆっくりと口を開いた。

「実は、例の…しぃさんが被害にあったひき逃げ事件について捜査を進めているのですが、目撃者の証言から車のナンバーを照合した結果、その男が容疑者として浮上しているんです。彼がどこに居るか…知りませんか?」


ギコは…戦慄した…


「な…チョンニダが……しぃを…あいつが…しぃを轢き殺して…逃げてるってのか…?」

ギコの体はブルブルと震えた…気が付くとギコは駆け出していた…呼び止める警官の声も、もう聞こえなかった…


(そんな…あいつが……!? あの野郎が…!?)

そして…この出来事が、血生臭い戦いの火蓋を切る事になるのだった…


26: 雪のしぃずく:08/03/25 19:35 ID:EA [ 59-171-190-65.rev.home.ne.jp ]
「おい! チョンニダ!」

ギコはチョンニダのアパートの扉を叩いていた。しかし中からは返事はおろか音一つ聞こえない

「くそっ…! どこに行きやがった…!!」

ギコはその後もドアを叩いたが、チョン二ダは一向に出てくる気配が無いため、ギコは流石に諦めてアパートの階段を下りて行った。その時…

「…ん? あれは…?」

ギコはアパートの駐車場に停めてある赤い車に目を向けた。見覚えがあったのだ……その車に…そう…あれはチョンニダの車…チョンニダの乗っている車は日本製では無いため、周りの車とは型が少し違っていたのだ。ギコの記憶に間違いが無ければ、あれはチョン二ダの車だ…ギコはゆっくりとその車に近づく…

「半島…南北…哀号……間違いない…これはチョン二ダの車だ」

車のナンバーも間違いなくチョン二ダの物だった。

「それに…このフロントガラスの割れ方……」

チョン二ダの車のガラスは割れていた。バリバリに……しかもそのガラスには赤いものが……

「血だ……!」

ガラスには真っ赤な血がベットリと付着していた…まるで絵の具かペンキのように…


「ウリの車に何してるニダ」


突然ギコの背後から聞こえた声…ギコが振り向くとそこには……チョンニダが立っていた…


27: 雪のしぃずく:08/03/25 19:42 ID:EA [ 59-171-190-65.rev.home.ne.jp ]
「チョンニダ…おまえ……この車はどうした?」

ギコはチョンニダの方を真っ直ぐに見て言った。

「ちょっと壁にぶつけたニダ」

チョンニダは薄気味の悪い笑みを浮かべながら言った。

「壁にぶつけただって……じゃあこの血はなんだ!!!」

ギコの声は知らず知らずの内に大きくなっていた。体の奥から怒りの感情が湧き上がる……!

「ああ…それね…飛び出してきた猫を轢いちまったニダ……薄汚い野・良・猫をね……ククク…! カカカ……!!」

チョンニダは不気味に笑ってそう言った。ギコは思わずゾクッとする…チョンニダの顔…それはもうすでに人間の形相では無かった。

「そんなウソが通用すると思ってんのか…!! 警察がお前を探してる…あの車が警察の鑑識に出されたらそんなウソはすぐにバレるんだぞ…!!」

「ククク………」

チョンニダは相変わらず笑っていた…ギコの言葉を無視するかのように…

「正直に言ってくれ…しぃを轢いたのはお前なんだろ…? お前がしぃを轢き殺したんだろ……!」

ギコは湧き上がる殺意を押さえ込みながらチョンニダにそう言った。すると…


「フッ……フフ…ハッハッハッハッハ…ヒッ…ヒヒ…ヒエッハッハッハ…!!」


チョンニダが大きな声で笑い出した。それは嘲りの笑いだ……!


「誰が死んだって?チョッパリ(日本人)の一匹や二匹死んだぐらいでガタガタ騒いでんじゃねーニダ」

この一言で…ギコの邪悪な殺意を閉じ込めた檻の鍵が……壊れた…


「てめぇ……今なんつった……!」


28: 雪のしぃずく:08/03/25 19:45 ID:EA [ 59-171-190-65.rev.home.ne.jp ]
音を立てた……ガシャッッ!! …と鈍い音を立てて…ギコの精神の支えが崩壊したのだ…ギコは気づくとチョン二ダの胸倉を締めていた。

「ぐっ!!??」

チョンニダはよろめいた。

「いいか…チョンニダ…今すぐ警察に自首しろ…! さもないと……もう…俺は…自分の殺意を止められないんだ……お前を殺してしまうかも知れない……その汚い顔を叩き潰し…腕を折りっ…! 足を折りッッ…!! 腹を引き裂き……ッッッ!! その薄汚れたはらわたを……内臓をひねり出すっっ…!!」

ギコは目を血走らせ…涙を流し…唇を噛み切り…魔物のような形相でそう言った。

「なぁ…なぁ…チョンニダ……俺はな…無駄な殺し合いは…したくないんだよ」

ギコがそう言うと…ギコのあまりの形相に驚いていたチョンニダが…静かに言った。

「やだね……ブタ箱は死んでもゴメンニダ…! 殺せるもんなら…やってみるニダ…!」

そのチョン二ダの言葉に、ギコは完全にブチ切れた……ギコはニヤニヤ笑うと、チョン二ダの胸倉から手を離し…歩き出した。

「ど…どこへ行くニダ!?」

チョンニダがそう言うとギコは振り返って言った…


「ここじゃ人通りが激しすぎる……いい場所知ってるから付いてこいや……殺しあうならそこがいい…」


チョンニダはギコのその言葉…その表情に…鳥肌が立った…だが……ここまで来て逃げるわけにはいかない……チョンニダは大人しく付いて行く事にした。





そして…ギコが来た場所…そこは…火葬場の前だった…

「ここは…」

チョンニダは呟いた。


29: 雪のしぃずく:08/03/25 19:48 ID:EA [ 59-171-190-65.rev.home.ne.jp ]
「そう…火葬場だ……ここでテメェの手足を折って動けなくした後……お前を生きたまま焼いてやる……泣こうが喚こうがもう許さない……お前は怯えながら俺に許しを請うだろう……助けて…助けて…死にたくない……とな…でもぉ…俺は許・さ・な・い……焼く…生きたままな……お前はのたうつだろう……体を黒い灰にして……声にならない叫びを上げ……失禁しながら……異臭を放ち……骨になる……クッ…クククッ…クックックッ……アハ…アハハハハハハハハ…ウアッハハハハハ……」

ギコは笑う…笑う…笑う……もう止まらない…愛する者を失ったギコの…暴走した狂気は……殺意は…止まらない…


(ちっ…! こいつ…ブチ切れてやがるニダ!!)

チョンニダがそう思った次の瞬間! ギコの鉄拳はチョン二ダの顔面に深々と食い込んだ。

「ぶぐっ!!」

チョンニダが叫びを上げる間もなく、二発、三発と…ギコは容赦なくチョンニダを殴る

「がッ…!! ゲハッ!!」

チョンニダはその場に倒れた。ギコは倒れたチョンニダに馬乗りになってさらに殴る…ギコは泣いていた…殴りながら泣いていた…

「しぃの味わった痛みをッッ!!! 苦しみを!!! お前に叩きつけてやるッッ!!!!」


ボコッ…! ドスッッ!!! グチャッッッ…!!


音を立てながらチョン二ダにギコの拳がチョン二ダの顔に…ギコは叫びながらチョン二ダを殴り続けた…その時である…! チョンニダは勢い良く上体を起こし、ギコを跳ね飛ばした。


30: 雪のしぃずく:08/03/25 19:50 ID:EA [ 59-171-190-65.rev.home.ne.jp ]
「ウラァッッ!!!!」

倒れたギコの顔面にチョン二ダが強烈な蹴りを入れる……

「ゴッ…!」

ギコは顔面を押さえてうずくまる…それを待ってましたとばかりにチョン二ダはギコを何度も何度も踏み付ける…

「ガハッ…ゴハァ…!」

ギコは痛みの余り、立てない…!

「オラ…立つニダ…! お前がウリを殺す気なら…こっちもやってやるニダ…!」

チョンニダはギコの頭を掴むと無理やり立たせた。そしてフラフラのギコの顔面に強烈なストレートパンチをお見舞いした。ギコはそのまま前のめりに倒れる…

「はぁ…はぁ……」

チョンニダは荒く息を付きながら倒れたギコを見下ろす。チョンニダの顔は青いアザと血でボロボロになっていた。ギコもチョン二ダと同じような顔になっていた。

「くっ……!」

ギコは何とか立ち上がる…そして…チョン二ダを睨みつける…チョン二ダもギコを睨む…


互いが互いを、鬼のような形相で睨んでいた…


31: 雪のしぃずく:08/03/25 19:53 ID:EA [ 59-171-190-65.rev.home.ne.jp ]
そして…二人の間に冷たい風が…肌を切り裂くような一陣の風が吹き抜けた。

「でいやあああああああッッッッッ!!!!!!!」

「うおりゃやややややっややッッッッッッッッッッ!!!!!!!」

二人はその風をゴングにしたかの様に、獣のような叫び声を上げ…同時に跳びかかった!! そして殴り合い…蹴り合う…! その時…

「がっ……!」

ギコが突然倒れた…チョン二ダが…ギコの急所を蹴り上げたのだ…

「……ち…く…しょ……ちょんにだぁぁぁぁ…!!」

ギコは立てない…立つ事が出来ない…ただ…チョン二ダを睨む事しか出来なかった。

「ケケケケケ…! 油断したなギコぉ…! 所詮お前はそんなもんニダ…俺を殺せる訳が無いニダ…大体…俺は前々から…お前の事が気に入らなかったニダッッツ!!!」

そう言うと、チョン二ダはギコの顔面を踏みつけた。

「ぐぁわわわぁぁぁぁぁぁ!!!!」

ギコはのたうちまわる

「大体テメェは…いつもみんなに人気があって…! 俺が前々からイイ女と思ってたしぃも…お前になびいて……ウリが付き合ってくれと言った時には…あのしぃって言う糞女…!! 間髪入れず断ったクセに……畜生…!! ムカつくんだよぉぉ!!! とにかくテメェは…死ね! 死ね! テメェが一番ムカつくニダァ!!! ギィコォ!!!! しぃねぇッッッ!!!!!!」

チョンニダはギコを蹴った…蹴り続けた……!

「ガッ…畜生……チョ…ン……二……ダ…ぁ」

ギコは蹴られながらそう言った…かすれる声で…





ギコの意識はそこで途切れた。 


32: 雪のしぃずく:08/03/25 19:54 ID:EA [ 59-171-190-65.rev.home.ne.jp ]
「………はっ…!」

ギコは頬に冷たいものが当たったのを感じて目を覚ました。まだ体がズキズキと痛む

「……負けたのか……?」

そう呟き、ギコは周りを見た。すると…空からはたくさんの雪が降っていた。ギコの顔にも冷たい雪が落ちる……ギコは仰向けの状態から上半身を起こした。

「…俺は…俺は………」

チョンニダの姿はすでに無かった。そして…ギコの体に残る激しい痛みが、ギコの怒りを呼び戻した…

「俺はッッ!!! 負けたのか!!!! あのくそったれ野郎にィッッッ!!!」

ギコは大声でそう叫ぶと、泣きながら拳を地面に叩き付けた。何度も…何度も…血が出ても……骨がズキズキと痛んでも…何度も…何度も…!

「チッックショッ……おおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッッッ…!!!!!!!!!!!!!!」

叫ぶ…!

喚く…!

転げまわるッ…!!

狂ったように…ギコは暴れた…暴れた…暴れたっっ……!!!

悔しさ…痛み…しぃの事…チョン二ダへの恨み…様々な事がギコの脳内をグルグルと駆け巡った…もう…正常な判断が出来る状況にギコは居なかった。


33: 雪のしぃずく:08/03/25 19:56 ID:EA [ 59-171-190-65.rev.home.ne.jp ]
「ああおおおあおあおおあおおぱおあおおあおあッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

目から出るのは涙……喉から出るのは咆哮…血の出るような叫び…濁った…よどんだ…獣の様な叫び………



「チョン二ダ! チョンニダ! チョンニダ! チョン二ダァァァァァァッッ!!!」




どれくらい経っただろう…ついに叫ぶ体力も尽き果てたギコは、泣きはらして真っ赤に充血した目で、雪の降り続ける空を見ていた…




「しぃ………どうしたらいいんだ…俺……もう…わかんねぇ……死にたい……お前の所へ…行きたい……」

ギコは涙を流しながら、ブツブツとその言葉を言い続けた。もはや…ギコは…命はまだ有れど…死んでいるようなものだった。



「シニタイ…シニタイ…死ニタイ」


もう…ギコには…死ぬ事しか頭に無かったからだ…




          *   *   *




しばらくして………ギコは街を歩いていた。火葬場を離れ、ギコは幽霊のように街をうろついた。街の明かりは今のギコの目には眩し過ぎた。ギコは目線を落として歩く、ギコはもうこのまま消えてしまいたい気分だった。


ドンッ!


ギコは誰かとぶつかった。それと同時に…

「待てやコラァ! トロトロ歩いてんじゃねぇよ!!! このドグサレがぁ!」

罵声がギコの耳に入って来た。ギコはふと声のした方を見上げると、黒い背広を着たヤクザ風の男がギコを睨みつけていた。


34: 雪のしぃずく:08/03/25 19:57 ID:EA [ 59-171-190-65.rev.home.ne.jp ]
ギコは、耳の中に入ってくる罵声をまともに聞いてはいなかった。なにせ今のギコは頭の中が空っぽに等しいのだ。がらんどうのようなギコの頭では今、自分がヤクザにからまれているという状況自体を把握できなかったし、そもそも把握しようとも思わなかっただろう

「何とか言えやオルゥアッッッ!!!」

ドスッ…! 鈍い衝撃がギコの腹に伝わる、じわじわとギコの腹は痛み始めた。しかしヤクザはそれでもまだ殴るのを止めなかった。

「死んだ魚みてぇな目ェしやがってヨォ!!! フラフラしてんじゃねえ!」

ギコの顔は、チョン二ダとの戦いに加え、さらに今殴られてるのでひどい顔になっていた。


「殺してくれよ…」


ようやく言葉が出た。ギコはポツリとそう言ったのだ。

「あ?」

ヤクザはギコの言葉が理解できないのか怪訝そうな顔をした。

「俺は…もう…生きていたくないんだ……うっ…うう…」

ギコは涙を流す。その場に土下座をするように崩れ落ちて…

「………」

ヤクザはそんなギコを見て殴るのを止めると、泣き崩れるギコの胸倉を掴んで無理矢理立たせた。

「小僧……テメェ何かあったな………ハナシ聞いてやんよ…ツラ貸しな」

ヤクザは少し笑ってそう言うと、ギコを無理矢理引っ張って連れて行った。ギコは抵抗しなかった。




しばらくして…ギコはヤクザに路地裏にある怪しげなBARに連れて行かれた。ギコはヤクザに連れられるがままにBARに入る

「よう、つー久しぶりだな」

ヤクザはカウンターにいる女に話しかける

「アヒャヒャ…珍しいじゃないかい8頭身さん、誰かと二人でここへ来るなんてさ」

つーと呼ばれた女はギコの方を見てそう言った。


35: 雪のしぃずく:08/03/25 19:58 ID:EA [ 59-171-190-65.rev.home.ne.jp ]
「ふん、いやなに…この小僧があまりにシケた面ァしてやがるからよぉ…景気づけに奢ってやろうと思ってな……」

「へ〜、どういう風の吹き回しだい? 8頭身の旦那がそんなこと言うなんてねェ」

つーは笑って言う

「ハハハ…まぁ…そう言う日も有らぁな……と…言うわけだ。つー、バーボン2丁頼むぜ、ちなみにこのガキのは…“スペシャルブレンド”でな…」

「ああ…なるほど…そういうことかい…アヒャヒャ……あいよォ…」

そう言うとつーは酒を用意し始めた。

「さぁ小僧…座んな…」

ヤクザに言われるがままに座るギコ、ギコは普段ならこの状況が危険だと分かるだろう…しかし今のギコにはそれが分からない……今のギコは…ただ他人に流されるまま…行動するしかなかったのだ・・・


36: 雪のしぃずく:08/03/25 19:59 ID:EA [ 59-171-190-65.rev.home.ne.jp ]
「まぁ……何だ…正直言うと、何となく俺はテメーが気に入ったよ……覇気のねぇ面はしてやがっても、最近のガキにしちゃあ肝が座ってるようにも思えるしな」

八頭身と呼ばれたヤクザはニヤニヤしながらギコの方を見た。ギコは黙って目をそらした。

「へっ……可愛げは無いがよォ…」

八頭身がそう言った時、つーがカウンターの向こうからコースターを出し、その上に酒の入ったグラスを置いた。

「おお、サンキューな、つー……」

八頭身はつーにウインクして言った。

「…………」

ギコはひたすら黙ったまま何も言わない…ただただカウンターの上に出された酒の入ったグラスを見ていた。

「さて……飲んでくれよ…俺のオゴリだぜ、遠慮すんな」

そう言うと八頭身は、カウンターの上の酒を一気に飲み干した。ギコはグラスを見つめたまま動こうとしない…


37: 雪のしぃずく:08/03/25 20:00 ID:EA [ 59-171-190-65.rev.home.ne.jp ]
「どうしたァ? お前も飲めよ…それとも酒は駄目なのか?」

八頭身がそう言った時、ギコのグラスの氷が溶けてカラン…という小さな音を立てる、その音に動かされたかのように、ギコは酒を飲み干した。

「へぇ……いい飲みっぷりじゃねぇかァ……ますます気に入ったぜ……それでよォ……一体何があったんだよ、俺に話しちゃくれねぇかい」

八頭身はなれなれしくギコの肩に手をかけ、そう言う

「………人に……人に話してどうこうなる事じゃないんだ…」

ギコはようやく口を開いた。

「なるほどな…そう言うと思ったぜ…いいよ……話したくないならしばらく黙ってな…」

ギコは見ていなかったが、八頭身はそう言った時に不気味な笑いを浮かべていた。カウンターの向こうに居るつーも同じように笑ってた。

(しぃ………)

ギコはしぃの顔を思い浮かべた。カウンターに突っ伏し、ギコは一筋の涙を流す……その時……ギコの頭がボーッとして来た。酔いが回ってきたのかと思ったが、その感覚は明らかに酒に酔ったときの物では無かった。それよりも別の……ギコが今まで体験した事の無い妙な感覚……何とも言えない軽い高揚感にも似たこの気分……その感覚は一分を待たずにギコの体を侵食した。

「こ…コレは…なん……」

ギコが言いかけた言葉は遮断された。妙な感覚によって…

「効いてきたか……思ったより早かったな…」

八頭身はそう言って笑う

「き…効いてきたっ…て? これは…!」


38: 雪のしぃずく:08/03/25 20:01 ID:EA [ 59-171-190-65.rev.home.ne.jp ]
ギコはハッとして体を起こす。

「キサ…マ…酒に何か入れたな………麻…薬!?」

ギコは朦朧とする意識で言った。

「安心しろ、お前の酒に入れたのはただの自白剤だ。こうでもしないとお前は自分の事をしゃべらないだろうと思ってな……頭がボーッとするのは少しの間だけだ。すぐに正常にもどる、心配するなよ」

八頭身は笑って言った。

(何だ…なんでコイツは……)

ギコは頭に霧のかかったような意識で再びカウンターに突っ伏した。そして暫くして……ギコの頭の霧は晴れてきた…





39: 雪のしぃずく:08/03/25 20:02 ID:EA [ 59-171-190-65.rev.home.ne.jp ]
「そろそろ…目は覚めたか? …じゃあ本題に入ろう、一体どうしてそんなにしょぼくれてんだ?」

八頭身はギコに即座に質問する、薬の効力は抜群らしく、ギコは流されるように今までの出来事を彼に話した。

「……なぁ〜るほどねぇ……それで? お前はこのまま黙ってるつもりか? ソイツを殺してやりたくねぇのかよ」

「殺して…やりたいさ…殺して…」

ギコは八頭身にそう言われると、あのチョン二ダの邪悪な笑い声を思い出し、しばらくの間、自暴自棄になって体の奥底にしまわれていた殺意が再び蘇り、体の中がムズムズして、握った拳がブルブルと震えた。

40: 雪のしぃずく:08/03/25 20:04 ID:EA [ 59-171-190-65.rev.home.ne.jp ]
「……いい目だ。いい目になったぜ小僧……そうだよ…お前の今やるべき事は、しょぼくれて街をふらつく事でも、ましてや死ぬ事でも無い……復讐だ…!」

八頭身は笑いながらそう言う、ギコもその言葉に心が動いた。“復讐”それが今自分がやる事…そう思った。

「そうだよな……そう…復讐だ…アイツを…チョン二ダを殺して…しぃの仇を討つ事が…俺の定めだ…!」

燃え上がった…ギコの中の殺意の炎……地獄の底の黒い炎が…! それは今、ギコの精神までを焼き尽くし、ただ復讐と言う一点に向けてただひたすら燃えた!



「俺は…しぃの仇を……討つ!!!」



ギコは高らかにそう言った。

「……よく言ったよ…小僧…気に入った。気に入ったぞ……じゃあ…俺がその復讐の手助けをしてやろう」

八頭身はそう言うと、懐に手を入れ、何かを取り出してカウンターの上に置いた。

「?」

ギコはカウンターの上に置かれた物を見る、それはL字型をしており、奇妙なことにアルミホイルで包まれていた。八頭身はギコの顔を見てニヤリと笑いを浮かべると、包装してあるアルミホイルを剥ぎ取った。

「…! これは…」

ギコの目には、映画などでしか見た事の無い物…触らなくてもその重量感を感じさせる物……拳銃が映っていた。

「まだ一度も使用してない新品のトカレフ……弾は十発…殺傷力は抜群…一撃で頭がぶっ飛ぶシロモノよ……」

そう言うと八頭身はギコにトカレフを手渡す。ズシリ…と重い…ギコはその重量感に全身の毛が逆立つような感覚を覚えた。


41: 雪のしぃずく:08/03/25 20:14 ID:EA [ 59-171-190-65.rev.home.ne.jp ]
「どうだい…この拳銃を買う気はねぇかい」

「…………」





翌日…午前9時3分…



ギコは携帯で電話を掛けていた。まさか出るはずは無いだろうと思っていたが、ちゃんと出た。電話越しからチョン二ダの吐き気を覚えるような粘つく声が聞こえる…

「もしもし…」

「チョン二ダか…ギコだ…今夜10時…駅前に来い、話はそれだけだ」

電話の向こうからチョン二ダがまだ何やら言っていたが、ギコは無視してそのまま電話を切った。


42: 雪のしぃずく:08/03/25 20:16 ID:EA [ 59-171-190-65.rev.home.ne.jp ]
あの日、ギコは八頭身から…50万でトカレフを買った。八頭身は正確に言うとヤクザでは無く、組同士の抗争や、ギコのように恨みを持つ者をターゲットに銃の密売をしている男だったのだ。

昨日の夜、八頭身から買った銃は自分の部屋の片隅に置いてある…あの夜の帰り道…周りにばれないように厳重に包装された拳銃の重み…その重みにギコの血は煮えたぎった。


(いよいよ…アイツを殺す時が……来た!)


昨日の夜…ギコは一晩中眠る事が出来なかった。拳銃を買ったという犯罪行為に少しビクついていたのだろうか…? 分からない……寝不足の目を擦りながらギコは街を歩く、そして夜になるのを待つ…

「ここ…か…」

ギコは駅前に来た。ここは今夜、ギコがチョン二ダを呼び出した場所……そして…あの日……クリスマスの夜…しぃと待ち合わせたあの場所……

「……しぃ…俺は今夜…全てにケリを付ける…」



気が付くと……


空から…


銀色の粒が…


43: 雪のしぃずく:08/03/25 20:16 ID:EA [ 59-171-190-65.rev.home.ne.jp ]
「雪……」

ギコは呟く、空から降る雪を見て……

ギコはそのまま目を閉じて、肌を刺す冬の寒さと、街の色を感じた。人で賑わう街……ここにしぃがいたら…ギコはふとそう思う…



『大好きだよ…ギコ君』



不意に…しぃの声が聞こえたような気がした。しかし…しぃの姿はどこにも無い…


「しぃ……」


ギコは今頃、空の向こうに居るであろうしぃに少しでも近づこうと…歩道橋の上に上ってみる、そこから見る景色も…ギコの胸を切なくさせた。


「……雪…夜まで止みそうにないな…」


ギコはポツリとそう呟いた。そしてタバコに火を付けると煙を少し吸い込み…吐き出した。


タバコの煙は灰色の街と、白い雪の中に溶け込んでいった。






そして…日は落ち…夜が来る…最後の戦いが始まったのだ。


44: 雪のしぃずく:08/03/25 20:19 ID:EA [ 59-171-190-65.rev.home.ne.jp ]
駅前に来る少し前・・・

「よし………」

ギコは一つだけ深呼吸をすると、自分の住んでいるアパートの部屋のドアを静かに開けた。

外は雪が降っていた。闇夜に無数の雪の粒が降り注いでいた…



ギコはチョン二ダを呼び出した場所へ行く…今ギコが持っているもの…それはタバコと、ライターと、部屋の鍵…そして…チョン二ダを殺す武器……トカレフ…



やがて…ギコは街頭が辺り一面を明るく照らす道に出た。あと少しでチョン二ダを呼んだあの場所に着く………

そう思うと、ギコは湧き上がる殺意によって、一歩足を進めるごとに顔が鬼のようになっていった……ギコは胸を手で押さえ、その殺意を押さえようとする



(まだだ……この感情…湧きあがる黒い感情は…ギリギリまで…あいつが…チョン二ダが現れるまで表に出すな…)


そう考えながらギコはさらに歩く……


45: 雪のしぃずく:08/03/25 20:21 ID:EA [ 59-171-190-65.rev.home.ne.jp ]
そして…ギコは…チョン二ダを呼び出した場所に着いた。

そこはギコが通いなれた駅前…レストランやコンビニなどが立ち並ぶ賑やかな場所……そう…ここは…しぃとのいつもの待ち合わせ場所だった所なのだ。

ギコはチョン二ダを、向かいの歩道のコンビニの前に呼び出した。ギコはその向かいの歩道が良く見渡せるレストランの前でチョン二ダを待つ…

雪はいつの間にか止んでいた……ギコは行き交う人々と目を合わせないように、黒い夜の闇だけが広がる空虚な空間だけを見るようにした。やがてギコはタバコを取り出し、火を付ける…そして目を静かに閉じた。





信号が赤から青に変わる……少し離れた所で、人々が横断歩道を渡り始めた。
すると………


『ギコ君…お待たせ!』


声が聞こえた…しぃの声が…待ち合わせ場所に…少しだけ遅れてきた時の…しぃのあの声が…

ギコはその声にふと、目を開けた。すると……向かいの歩道に…チョン二ダが来ているのが見えた……


「来たな…ついに…」


46: 雪のしぃずく:08/03/25 20:23 ID:EA [ 59-171-190-65.rev.home.ne.jp ]
ギコはそう呟くと、横に置いてあった灰皿にタバコを押し付け、人ごみに紛れて向かいの歩道に向かった。


歩道橋を渡り……チョン二ダの居る歩道へギコは降り立つ、そして…ゆっくりと気付かれないようにチョン二ダに向かって歩を進める…


15メートル…10メートル……


だんだんと距離は近づく……ギコは懐からトカレフを取り出す……!




そして……気が付けばギコはチョン二ダのこめかみにトカレフを突きつけていた。チョン二ダの驚いた間抜けな顔が何だかおかしくて、ギコは笑いそうになるが、それをグッとこらえる…



「ギ…!」


「さよならだ…」



ギコはトリガーを引いた。チョン二ダが何か言おうとしたようだが、もう遅かった。トカレフの弾は彼の顔を粉砕した。流石に銃の威力は半端じゃ無かったらしい…チョン二ダ顔の肉片は真っ赤な鮮血と共に、いたる所へ飛び散った。


47: 雪のしぃずく:08/03/25 20:24 ID:EA [ 59-171-190-65.rev.home.ne.jp ]
バタッ…


そんな感じでチョン二ダは倒れた。チョン二ダは顔の半分が無くなっていた。石畳を敷き詰めた歩道は、頭から出る血で真っ赤に染まっていた。そこらじゅうにも脳味噌のような物や、グシャグシャに潰れた眼球が散らばっていた。


「キャーーーーーッ!!!」

「警察だ! 警察を呼べ!!!!!」


悲鳴がギコの耳に聞こえた。周りの人々は、ざわめき、叫んでいた。



「は…ハ…ハハハッ…ハハハハッッ!!」


ギコは涙を流しながら笑うと、すでに死んで倒れているチョン二ダに向けてさらにトリガーを引いた。




パンッ…!


グチャ…!



パンッ…バン…!!


ドチャ…グチャ…


パン! バン! ドンッッ!!!


ドグチャッ…グチョ……ゲチョッ…!



ギコがトリガーを引くたび、チョン二ダの体は跳ね上がり、潰れるような音を立て……血と肉片を撒き散らした。それでもギコはトリガーを引くのを止めなかった………泣き笑いの表情で…トリガーを引いていた。


48: 雪のしぃずく:08/03/25 20:25 ID:EA [ 59-171-190-65.rev.home.ne.jp ]
やがて…

チョン二ダの体は、もはやバラバラのミンチ肉になっていた。頭も…手も足も無い…ただの肉に変わり果てていた…


周りでは、その余りの光景に、女性は目を強くつぶって、男性はほとんど全員が嘔吐していた。

ギコは自分の体にかかった返り血を手でふき取ると、走ってその場から逃げ出した。


「キャーーーーーーっ!!!」

「うわぁーーーーーこっちに来たぁーーーーッッ!!!」


周りの人々は自分にも危害が及ぶと思い、その場から逃げ出す。



「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!!」


ギコは泣き笑いの表情のまま、叫び声を上げ、その場から逃げた…遠くへ…


49: 雪のしぃずく:08/03/25 20:26 ID:EA [ 59-171-190-65.rev.home.ne.jp ]
どれだけ…逃げただろうか…



ギコは足が疲れ、その場に立ち止まる……人通りの少ない道にある踏切の前で…


「やった…しぃ…仇を……とってやったぜ…」

荒く息を付きながら、ギコはそう呟いた。

「…………」

そして…ギコは少しだけ夜の空を見上げると、右手に持ったままのトカレフを自分のこめかみに押し付けた。…硬くて…冷たかった。


「終わった…終わったんだよ…なぁ……しぃ…これで…俺は安心して…お前の所へ行ける…」

そう呟くギコの表情は……安らかだった…


(しぃ…今、そっちに行くから…待ってろ…)


ギコはこめかみに押し付けた拳銃の引き金を引く…


50: 雪のしぃずく:08/03/25 20:27 ID:EA [ 59-171-190-65.rev.home.ne.jp ]
カチン…!



……次の瞬間……自分の頭が吹き飛ぶ……と思ったが……弾は出なかった。ただ…カチンと言う音が聞こえただけであった。

「……あの野郎に向けて撃ちすぎた…か…」

ギコは弾の出ないトカレフの銃口を見つめて自嘲交じりに呟く


ギコは下を向いた。なぜだか知らないが、頭の中が空っぽになっていた。



カンカンカン………



電車が通るという合図をして、踏切のバーが降りる…



バーがもうすぐで、全部降りるという時……ギコの背中に温もりが……感じたことの有る…温もりが…



『ギコ君…ありがとう…私…嬉しいよ…』


51: 雪のしぃずく:08/03/25 20:27 ID:EA [ 59-171-190-65.rev.home.ne.jp ]
(しぃ…?)


ギコは今…自分の背中にしぃが寄りかかっているように感じ、振り向こうとしたが…なぜか体が動かなかった。



『もういいんだよ…ギコ君…私と一緒に…一緒に行こう…』




しぃの声が聞こえたかと思うと、突然ギコの体が前に押し出された。いや…ギコ自ら動いて、前に行ったのかも知れない……



しかし…誰かが…ギコの背中を押した…ギコはそんな感じがしたのだ…


しぃの幽霊が…ギコの背中を押したのか? それともそれは単なる錯覚か…?





ただ一つ確かな事は…ギコが電車のすでに来ていた踏み切りに飛び出した事…







そして…ギコが電車に轢かれた事だった…


52: 雪のしぃずく:08/03/25 20:28 ID:EA [ 59-171-190-65.rev.home.ne.jp ]
ギコの体に激痛が走る…体中の骨が砕ける音が、自分の耳にも聞こえてきた。しかし…その激痛もほんの数秒の間だった…


ギコの体は、電車がすぐに止まれなかった事もあって、電車に踏み潰され、真っ二つになってしまったのだから…


すぐにギコの意識は飛んだ…ギコは冥界へと飛び去ったのだ…下半身が千切れた無残な死体だけを残し……







こうして、ギコは死んだ…


53: 雪のしぃずく:08/03/25 20:28 ID:EA [ 59-171-190-65.rev.home.ne.jp ]
『う〜ん、ここは…どこだ…』

気が付くと、ギコは見た事の無い所にいた。

『ギコ君! 久しぶり! 元気だった?』
 
その声に…ギコは振り向く…そこに居るのは…確かに…しぃだった…やっと…やっと…ギコはしぃに会えたのだ。

『!!! し…しぃっ!! しい……しぃっっ!!!!』

ギコは泣きながらしぃを強く抱きしめる、もう二度と…離れないように

『ギコ君…やっと…会えたんだね…』

しぃも泣いた…嬉しくて…嬉しくて……

『もう…もう俺は…しぃから離れたりしない……もう離さない…約束するよ…』

『うん……うん…やく…そく…だから……ね…』




二人は抱きしめ合って、いつまでも泣き続けた。やがて……二人は涙を拭くと…互いに見つめあい…身を寄せ合った。いつまでも…そうしていた…





この街は良く雪が降る…

今日もそうだった。空からは銀色の粒がゆらゆらと落ちてくる…

それが月光に照らされ、幻想的な光を放つ…





空から降る雪は、街を染めた赤い血の色を塗りつぶすように……



ただただ…降り注いだ…





〜完〜


54: 感動者:08/09/15 16:50 ID:TE [ 61.11.150.220.ap.yournet.ne.jp ]
感動めちゃめちゃするよお・・・



55: 感動者:08/09/15 16:51 ID:TE [ 61.11.150.220.ap.yournet.ne.jp ]
感動めちゃめちゃするよお・・・



56: 感動者:08/09/15 16:53 ID:TE [ 61.11.150.220.ap.yournet.ne.jp ]
ごめん!まちがえて転送ボタン2回おしちゃった!
ごめんなさい!!

57: 感動者:08/09/15 17:52 ID:TE [ 61.11.150.220.ap.yournet.ne.jp ]
でも雪のしぃずくをつくった人ありがとう!
ほこりにおもう

58: 感動者:08/09/15 18:04 ID:TE [ 61.11.150.220.ap.yournet.ne.jp ]
僕もかこ


59: 感動者:08/09/15 18:45 ID:TE [ 61.11.150.220.ap.yournet.ne.jp ]
学生時代
仲のよいモナーとフサギコ
2はもう恋人がいた
ギコ「ふう、今日の授業も大変だったぜテストも30点、また先生にしかられる・・・」
枯れたような声でいった
そのとき1人の女性がはしってきてしょぼーんとしたをむいてるギコに
あたって
しぃ「あ!!」
ギコ「ふおおおおおおおおああああああ・・・・・・」
といたがっていたギコ
頭をかかえうめいていた
しぃ「ご、ごめんなさい!!」
ギコ「いいよ・・このくらい・・・」
これが出会いだった
それからいつも学校のちかくの大きな木で最近あったことを話しわかれるのだった。

60: 感動者:08/09/15 19:11 ID:TE [ 61.11.150.220.ap.yournet.ne.jp ]
それからしぃはギコの恋人のように自分をおもっていたのだ
ギコもおなじような事を考え2人とも告白しようとしたのだ
休み時間しぃは帰りの時一緒のかえろうといってギコも賛成した
帰り一緒に帰って2人が告白しようとした・・そのとき!!
ドゴ!!
ギコ「ぐっ!」
後ろからなぐられた
クククククククひっかかたニダねえ!
ギコ「てめえ!チョンニダああああ!!!」
といいきぜつした
気が付いたら・・
しぃもきぜつしていた
なんとかおこさせてそのまま帰った
翌日の放課後・・・
ギコがきぜつされたところにたっていた
しぃもそれをこそこそとみていた
ギコ「てめえ・・!なんであんな事を・・・!!」
チョンニダ「うっとおしいからニダ」
ギコ「んだと・・!」
チョンニダ「お前らを殺せば俺が学校で一番そんけいされる・・・」
ギコ「モナーやフサギコもか」
チョンニダ「ここでお前を殺してやるよ・・・」
チョンニダはナイフをとりだしおそいかかってきた
しぃ「だめーーーー!!!」
急にしぃがとびだしてきた
ザシュ!
しぃ「え?」
つづく


61: 感動者:08/09/15 21:55 ID:TE [ 61.11.150.220.ap.yournet.ne.jp ]
ドサッ!
ギコ「し、しぃ!」
チョンニダ「1匹殺した・・あとはお前だ・・・」
ギコ「しぃ!しぃ!!」
しぃ「ギコ君・・・・」
悲しそうな声で言った
しぃ「大丈夫だよ・・腕をさされただけ・・ギコ君・・アイツを・・」
そういってきぜつした
チョンニダ「ケケケケケケケケケ」
ギコ「てめええええ!!」
ギコ「うおおおおおおおおおお!!!」
ドゴッ!!!ゲスッ!!!バキッ!!!ゴスッ!!!ベキッ!!
チョンニダ「ぐえっ!!がはっ!!ぐおおお!!ぎゃああああ!!!」
ギコ「俺は・・・俺はお前を許さない!!」
チョンニダの骨がばきばきと2・3本折れる血があふれるうめく
チョンニダ「ケケでもアイツはもう手遅れだ急所破壊し死んだよ!!」
ギコ「え?」
ギコはしぃの体の温かさをたしかめたが・・・・手遅れだった
ギコ「・・・・・・・・」
ギコ「しぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」
チョンニダ「ケケケケケケケケケケケケケ」
ギコ「死ね」
チョンニダ「え?」
チョンニダ「キ、貴様がな!」
チョンニダは持っているピストルをかまえた
だが!ご!!ギコは殴り混乱させピストルとしぃを抱え逃げた
ギコ「・・・」
チョンニダ「ニダ!?」
ギコ「かんちがいするなよ」
こうしてしぃの死体を大きな木のそばにうめ
こういった
ギコ「仇はとってやるからな、しぃどんなことをしてでも・・・!!」
こうして1日は終わった

62: 感動者:08/09/15 21:58 ID:TE [ 61.11.150.220.ap.yournet.ne.jp ]
おしらせ
これまだまだつづきます


63: 感動者:08/09/16 07:09 ID:xc [ 61.11.150.220.ap.yournet.ne.jp ]
翌朝の休日・・・
8時55分
ギコはチョンニダの家の前に立っていた
ガチャ・・・
チョンニダが部屋から出た
チョンニダ「!?ギ、ギコ!」
ギコ「・・・・殺しに来た・・・」
チョンニダ「いい度胸ニダ、でもそのまえにピストルを返してもらう」
ギコ「ほらよ」
ギコはピストルを投げた
チョンニダ「死ね」
チョンニダはピストルをギコにかまえトリガーを引こうとしたそのとき
ズサッ!
チョンニダ「てめ・・ガハッ!・・ナ、ナイフを・・・ゲハッ!!」
ギコの手には大型のナイフがありそのナイフには・・血がついていた
ドサ!
ギコはピストルを手に取りチョンニダにむけかまえた
チョンニダ「ギコ!!!やめ・・」
ギコ「死ね」
ドン!!
チョンニダ「ろ・・」
ドサ!
ギコ「なかなかこのピストルつかえるな」
チョンニダ「こ・のや・・・ろ・・」
つづく

64: 感動者:08/09/16 19:21 ID:xc [ 61.11.150.220.ap.yournet.ne.jp ]
ギコ「まだ息があったか」
チョンニダ「この・・弾はもうないとしらないのに・・何ができる!」
ギコ「ならばこれを使うのみ」
ズサ!ザシュ!
チョンニダ「ぎゃあああああああああああああああああああ!!!!」
ギコ「死ね!死ね!死ね!死ねえええええええええええ!!!」
グサッ!ゴシュ!
ギコ「おっと頭の骨にあたったか」
チョンニダ「ぎゃああああああ!!いたい!いたい!!いたい!!!」
ギコ「終わりだ・・・・チョンニダアアアアアアアアアアアア!!!」
ザシュ!
チョンニダ「ガッッッ!!!」
バタ!
ギコ「仇はとったぞ・しぃ」
ドン!!!
ギコ「!?」
バタ!
チョンニダ「お・・前・・・も・・二・・・・・・・・・ダ」
つづく

65: 感動者:08/09/18 17:17 ID:5Q [ 61.11.150.220.ap.yournet.ne.jp ]
お知らせ
つごうによってかけなくなってしまいました

66: 感動者:08/10/08 21:08 ID:GE [ 61.11.150.220.ap.yournet.ne.jp ]
次もまた書きます

67: 感動者:08/10/08 21:08 ID:GE [ 61.11.150.220.ap.yournet.ne.jp ]
次もまた書きます

68: 感動者:08/10/08 22:01 ID:GE [ 61.11.150.220.ap.yournet.ne.jp ]
あの時・・
あの時俺はあんな事をしなければ・・
2005年4月6日・・
ギコラー「ようモナオ」
モナオ「あ、ギコラー!久し振りモナね」
ギコラー「ああそうだなぁ」
ドン!!
ギコラーフサラー「いてえ!!!!!!!」
ギコラー「あ!!てめえは!!!」
フサラー「久し振りー」
この2人は俺の親友
モナラー「ええとお、今日飲みに行かない?」
ギコラー「行こうぜ!!」
5時間後全員「うめーーーーー!!!」
全員「最高ーモナー!!最高だぜ!!(全員合わせていっています)
ギコラー「俺帰る」
モナラー「じゃあねモナ」
フサラー「じゃな」
帰り道のこと
ギコラー「しぃ・・お前が死んでもう2年か・・さびしいもんだぜ?あの悲劇がおこって(64感動者の所)・・」
ドン!!
ヤクザ「どこ見てあるいとんじゃあ!!あぁ!!??」
ギコラー「死にてえのか?てめぇ・・・」
ヤクザ「やれるもんならやってm」
ドン!!バキン!ガス!!
ヤクザ「ぎゃああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁllっぁぁっぁぁっぁぁ!!!」
ヤクザ「や、やめろおおおおおおおおお!!!」
ギコラーは銃をかまえて「死ね」
バァン!!!!
どさっ
ヤクザ達「おいどうした!!」
ギコラー「ちっ」
続く

69: 感動者:08/10/09 21:02 ID:4k [ 61.11.150.220.ap.yournet.ne.jp ]
ギコラー「しぶてぇやつらだ、死ね!死ねえええええ!!」
ヤクザ達「うわあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

ギコラー「けっ!弱いくせに」


翌日の朝・・・

ガチャ

ギコラー「ふう」

パン!!

ギコラー「え?・・な・・・・・・!!」

家の馬鹿共がせわになったのう・・

ギコラー「く・・誰だ!!」

あいつ等の親玉じゃ・・

ギコラー「ほぅ、礼はいいぜ?・・名前は?」

ウララー「ウララーじゃ、よろしくたのむでぇ」

ギコラー「とつぜんだが・・死ね!!」

ダンダン!!パン!!

ウララー「おっと・・」

続く

70: 感動者:08/10/20 17:08 ID:/k [ 61.11.150.220.ap.yournet.ne.jp ]
これもかけなくなりました

71: 感動者:08/10/20 17:20 ID:/k [ 61.11.150.220.ap.yournet.ne.jp ]
・・・・なぁ、しぃ・・
あの悲劇がおこらなければ・・

幸せに・・・・ 

幸せになっていたんだよな・・・・


2003年12月5日

「あ〜寒い」

その日・・しぃとギコが初めて会った時だ・・

「今日もチョンニダとモナーが開いてる韓国料理店へいくか・」

  ドン!!

「!」

「あっ・・」

「あ、あの・・ごめんなさい・」

「ああ、ゴメン」

「あなたは?・・・」

「・・・・・・・ギコだが・・・・・・・・」

「私・・しぃといいます」

「明日・・ここに来てくれませんか・・」

「なぜここに・・?」

「寒さにちょうどいい場所があるんです・・よかったら、教えますので・・・」

「ああ、わかった」


これが・・しぃとの出会いだったんだ・・・・。

72: 感動者:08/10/20 17:29 ID:/k [ 61.11.150.220.ap.yournet.ne.jp ]
12月6日
午前8時55分

「えーーーーーーっと・・」


「早く来すぎたかしら・・」

「おーい」

「あ」

そこにはフラフラとしたギコの姿が・・・

バタ!

「だ、大丈夫ですか!急に倒れて・・」

「あ、ああ、9時ぐらいにここに来いって言われたからね、早く起きられないのに3時から起きて4時に飯作って5時に歯ぁ磨いて8時まで寝て起きてもまだ眠くて・・・」

「そそそそそんなにはやくから?」

続く


73: しぃ:09/09/30 21:51 ID:Bg [ 105.net059086105.t-com.ne.jp ]
ギコがいつものようにしぃとまちあわせをしていた。「しぃ・・・遅いな・・・」
するとギコのケータイがなった。みてみると、「しぃが事故にあったんだって!?」
ギコは大急ぎでしぃのいる病院へ向かった、でも、もう手遅れだった。
しぃはすごく血を流しながらギコの目の前にいた。しぃは耳が切れ、血を流し
すごく衝撃な事故dあった。ギコは「嘘だーー!」と叫んだ。ここからはムービーでみてください。

74: しぃ:09/09/30 21:52 ID:Bg [ 105.net059086105.t-com.ne.jp ]
ギコがいつものようにしぃとまちあわせをしていた。「しぃ・・・遅いな・・・」
するとギコのケータイがなった。みてみると、「しぃが事故にあったんだって!?」
ギコは大急ぎでしぃのいる病院へ向かった、でも、もう手遅れだった。
しぃはすごく血を流しながらギコの目の前にいた。しぃは耳が切れ、血を流し
すごく衝撃な事故。ギコは「嘘だーー!」と叫んだ。ここからはムービーでみてください。

75: しぃ:09/09/30 21:52 ID:Bg [ 105.net059086105.t-com.ne.jp ]
ギコがいつものようにしぃとまちあわせをしていた。「しぃ・・・遅いな・・・」
するとギコのケータイがなった。みてみると、「しぃが事故にあったんだって!?」
ギコは大急ぎでしぃのいる病院へ向かった、でも、もう手遅れだった。
しぃはすごく血を流しながらギコの目の前にいた。しぃは耳が切れ、血を流し
すごく衝撃な事故。ギコは「嘘だーー!」と叫んだ。ここからはムービーでみてください。

76: しぃ:09/09/30 21:52 ID:Bg [ 105.net059086105.t-com.ne.jp ]
ギコがいつものようにしぃとまちあわせをしていた。「しぃ・・・遅いな・・・」
するとギコのケータイがなった。みてみると、「しぃが事故にあったんだって!?」
ギコは大急ぎでしぃのいる病院へ向かった、でも、もう手遅れだった。
しぃはすごく血を流しながらギコの目の前にいた。しぃは耳が切れ、血を流し
すごく衝撃な事故。ギコは「嘘だーー!」と叫んだ。ここからはムービーでみてください。

77: しぃ:09/09/30 21:52 ID:Bg [ 105.net059086105.t-com.ne.jp ]
ギコがいつものようにしぃとまちあわせをしていた。「しぃ・・・遅いな・・・」
するとギコのケータイがなった。みてみると、「しぃが事故にあったんだって!?」
ギコは大急ぎでしぃのいる病院へ向かった、でも、もう手遅れだった。
しぃはすごく血を流しながらギコの目の前にいた。しぃは耳が切れ、血を流し
すごく衝撃な事故。ギコは「嘘だーー!」と叫んだ。ここからはムービーでみてください。

78: しぃ:09/09/30 21:53 ID:Bg [ 105.net059086105.t-com.ne.jp ]
ギコがいつものようにしぃとまちあわせをしていた。「しぃ・・・遅いな・・・」
するとギコのケータイがなった。みてみると、「しぃが事故にあったんだって!?」
ギコは大急ぎでしぃのいる病院へ向かった、でも、もう手遅れだった。
しぃはすごく血を流しながらギコの目の前にいた。しぃは耳が切れ、血を流し
すごく衝撃な事故。ギコは「嘘だーー!」と叫んだ。ここからはムービーでみてください。


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