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昔話

1: KS JT0e7rzs:11/02/23 18:41
〜カチカチやま〜
ある日、タヌキが畑を荒らそうと、老夫婦の家の畑に行きました。
タヌキが荒らそうとすると、
「こら〜〜〜!」
と、ババアが来ました。
   -続く-

2: 名無しに決めた kAYIucF2:11/02/23 21:57
わかったわかった。
相手にしてやるからとりあえずもちつけ。
3年前に来たとか言ってるけど、
君のトリップ検索したのにひっかからなかったぞ?

3: JT0e7rzs:11/02/24 18:52
>>2
PCかえて、
トリドワスレしたからなw(←おいw
(↑黙w

4: 1の続き:11/02/25 15:10
ババアがたぬきを捕獲して、縄で縛って
ばばあ「しねーーーごるぁーーーてめえみたいなやつがいるからみんな困ってるんだよksksたぬき死ねーーー!」
たぬく「ぎゃーーー!!!」
ばばあは包丁でたぬきを刺しまくり、今夜のごはんにしたそうです
終わり

5: 名無しに決めた kAYIucF2:11/02/25 23:18
>>3
そうか。
じゃぁちなみに前はどんな名前だったんだい?
それと、3年前にはどんな奴がいたのかなぁ。

6: KING・OF・JOKER 9xYvGcLk:11/02/26 11:43
3年前、ゴッド・ベータ・キングとか、ブルスラッシュという雑魚がいたな・・

7: 名無しに決めた kAYIucF2:11/02/26 16:58
>>6
ん?君には聞いていない。まぁいいけど。

ちなみに、「雑魚」とは?
喧嘩でもしたんですかね

8: KING・OF・JOKER 9xYvGcLk:11/02/26 18:41
あぁ

9: ゴミクズの命 JT0e7rzs:11/02/28 18:37
>>5
3年前か4年前だったはず、

〜3年前の奴〜
本人 本物

天才さん
?おい馬鹿死ねこのどアホ!(嘘名です・・・)情報屋
タイタニアン?    
ゴテンクス
インターネット・・・

〜「タイタニアん?」「インターネット・・・」は、うろ覚えだ。〜

〜前の名前〜
 自分で考えろw(←おいw
(秘密と言うこったw)

10: ゴミクズの命 JT0e7rzs:11/02/28 18:46
>>1の続き
「な、な、」
と、言っている隙にババアは斬りかかって来ました。
タヌキはとっさに、ババアを鍋に入れ、ババア味噌煮込みうどんをつくり、食べましたw。
                 ー続くー

11: 名無しに決めた kAYIucF2:11/03/01 16:42
>>9
これはまた、ご丁寧にどうも。

もしかしてお前・・・
ピロリ菌?

12: ゴミクズの王 JT0e7rzs:11/03/01 17:17
>>11
ピロリ菌ではないね〜
ピロリ菌、確かにいたな〜


13: らいこう sCH9ztwg:11/03/03 14:34
なんか懐かしい面子が揃ってるな。
まあ俺は直接関わってない気がするが。
てか皆さん社会人なの?

14: なげわ e30x9hrw:11/03/03 21:32
>>13
懐かしい面子?
君も古参か。
リピーター率高いなここは。
社会人かどうかは想像に任す。

15: らいこう sCH9ztwg:11/03/07 02:36 ID:.w
>>14リョーカイッス!

この名前糞厨房の時につけたやつだからキモイなぁ。
でもなんか変えられん。

16: 酷し:12/01/16 18:51
wwww

17: 一星さん:12/08/26 17:49
じじい「今、帰ったぞ。ばあさんや、ばあさんやー」
   しかし、返事がない。代わりに、旨そうな汁ができておる。
じじい「これはうまそうじゃ。どれどれ…」
   じじいは汁をかき混ぜる。何か重い物に当たり、引き上げてみると…
じじい「ぎゃー! ば、ばあさんや!」
   ばばあの生首に驚愕するじじいは、それでも何とか電話機にたどり着
   く。しばらくして警察が到着した。
刑事「これはひどい。じいさん、犯人に心当たりは?」
じじい「たぬきじゃ。あいつに決まっとる」
刑事「たぬき? それはどんな奴だ?」
じじい「畑は荒らすわ、ついにはばあさんまで。あのイタズラだぬきめが!」
刑事「じいさん、気は確かか!?」
   ついには、じじいは容疑者と精神異常者として連行されるのであった。
     続く?
   

18: 一星さん:12/08/31 16:22
  現場検証の結果、ばばあの斬首された遺体が家の中から見つかった。
刑事「爺さん、何で婆さんをやっちまったんだ?」
じじい「わしじゃない、信じてくれ」
刑事「聞き込みによると毎晩、喧嘩してたそうじゃないか」
じじい「だ、誰がそんなことを! 50年以上も仲良うやってきたんじゃ」
刑事「しかしだな…」
じじい「たぬきを取り調べてくれい!」
刑事「だから、どうやったらたぬきが人の首をはねた上に調理までするというんだ」
じじい「あいつならやり兼ねん」
刑事「ボケたか? 爺さん?」
   続く?

19: 一星さん:12/09/01 19:44
刑事「爺さん、いい加減白状したらどうだ。証拠はあるんだ」
じじい「頼むから、あのたぬきめを調べてくれ」
刑事「婆さんを殺害した凶器がみつかった」
じじい「……」
刑事「爺さん、ナタを村の金物屋で買ったよな?」
じじい「知らん!」
刑事「金物屋のご主人は間違いなくあんたが買ったと言っているんだがな」
じじい「…そんな馬鹿な!」
刑事「そのナタからは、あんたの指紋もみつかってるんだ!」
じじい「な、なに?」
刑事「もう言い逃れできんなぁ、じいさん。白状してもらおうか」
じじい「違う、わしじゃない! そうじゃ、何もかもたぬきが仕組んだことじゃー」
刑事「爺さん、たぬきがどうやったらそこまで出来るというんだ!」

20: 一星さん:12/09/02 17:58
   じじいは牢に入れられていた。証拠が完璧な今、じじいは殺人犯として疑われることは必然だった。
   じじいの目からは、とめどなく涙が滴り落ちる。
   たぬきに対する悔しさと、ばあさんを殺された悲しさにだ。
   そんな時、どこからかじじいを呼ぶ声がする。
うさぎ「おじいさん? どうしたの?」
じじい「おお、お主はうさぎ!」
   じじいは今までのいきさつを話す。
うさぎ「何て悪いたぬきなんだ! おじいさんのぬれぎぬは僕が何とかするよ」
   うさぎは頼もしくそう言うと、去っていきました。
   しばらくして、しじいはいくつかの腑に落ちない点があることに気付く。

21: 一星さん:12/09/08 19:42 ID:6gk
   じじいは今までのことを整理してみる。
   何故か、断片的にしか思い出せないばかりか、何かがどこかおかしい。
   いや、今まで起きた現実が全ておかしいのだ。
   そう思った途端、じじいはハッと目を覚ます。
   じじいは草の生い茂る、藪(やぶ)の中で寝ていたのだった。
じじい「夢!? ……落ち?」

22: 一星さん:12/09/09 18:44
   じじいは家の隣の雑木林で寝ていただけだった。
   とりあえず寝ぼけたまま、家の玄関に向かう。
   近づくにつれ何か料理のにおいがして、それは懐かしく暖かい。
   じじいが戸を引き開けると、そこにはいつも通りのばばあの姿があった。
   いや、いつも通りじゃない。ばばあは驚いたようにこっちを見ていた。
じじい「ば、ばあさんか? 無事じゃったんだな、良かった良かった」
ばばあ「おじいさん、何を泣いておるんじゃ」
じじい「久しぶりに会ったような気がしてのう」
ばばあ「何を言っておるんじゃ。さっきまでここにいたくせにのう」
じじい「なんじゃと」
ばばあ「でも、おじいさん。いつ外に出たんじゃ? さっき便所に入って
    いきなり外から現れるもんでたまげたわ」
じじい「一体それは誰じゃ?」
   じじいは便所の扉の方に目をやる。

23: 一星さん:12/09/11 18:58 ID:Ugo
   じじいは玄関戸締り用の棒を手に取ると、恐る恐る便所に近付く。
   そして一気に戸を引き開ける。
じじい「誰もおらん…」
   しかしそこには一枚の紙が貼り付けてあり、その紙にはでかでかと
   “ドッキリ" と書かれていたのだった。
   唖然とするじじいとばばあの後ろで声が聞こえる。
たぬき「ある時はばばあの生首、またある時は刑事、そしてまたある時は
    うさぎ。しかしてその実態は…」
   そう言うとたぬきはそそくさと入り口から出て行ってしまったとサ。
   後には悔しがるじじいの姿が残っていた。
    イヤなじじいをこらしめる“ねちねち山" おわり。

24: 一星さん:12/09/16 18:20
   新かちかち山?
   じじいは今でも畑を荒らすたぬきに手を焼きながら過ごしていた。
   いつまた仕打ちを受けるか分からないので、追っ払う程度に留めていた。
じじい「こらーーー! たぬきーーー!」
たぬき「ひえええええー」
   たぬきはわざとらしく逃げていく。
   以前と変わったところといえば、たぬきの悪さの度が小さくなったこと。
   もしかしたら、じじいにかまってほしいだけなのかもしれない。
うさぎ「おじいさん、いつも大変だね」
じじい「おお、お主はうさぎ」
うさぎ「おじいさん、皺(しわ)増えたね」
じじい「おまえ、やかましい! それよりうさぎよ、あのたぬきを少々懲らしめてはくれぬか」
うさぎ「何かくれるの?」
じじい「ちゃっかりしとるのう」
   じじいはにんじんでもやろうかと考えていると、
うさぎ「おじいさんの孫娘がいい!」
じじい「あほか、おまえ!」

25: 一星さん:12/09/23 18:33
うさぎ「どうやって、たぬきをこらしめるの?」
じじい「あまり酷いことをすると、また仕返しが怖いからのう」
うさぎ「きんたまを思い切り握るとか?」
じじい「仕返しを喰うぞ?」
うさぎ「たぬきが畑に来なくなるようにすればいいんだよね?」
じじい「そうじゃのう。わし達の仕業と分からないように恐怖を与えてやるのが一番じゃ」
うさぎ「おじいさん、僕に任せて!」
じじい「頼もしいのう。場合によっては殺してしまってもかまわん」
うさぎ「それで、報酬は?」
じじい「懲らしめるだけなら、にんじん3本。殺せば、孫娘でよい」
うさぎ「うん、分かった」
   そうして、うさぎは去っていった。

26: 一星さん:12/09/29 18:34
   数日経ったある日、じじいの前にうさぎが現れた。
うさぎ「おじいさん、うさぎをやっつけたよ!」
じじい「ん? うさぎはお主だろうが!」
うさぎ「あ、間違えた。たぬきはやっつけたよ!」
じじい「な、なんと! 殺したのか?」
うさぎ「うん。約束通り、孫娘をちょうだい!」
じじい「しかし、本当にたぬきを殺ったのか分からんじゃろ? 証拠を見せてみ」
うさぎ「だってここしばらく、畑は荒されてないでしょ?」
じじい「なるほど、それはそうじゃが……」
   じじいはこうなると今度はうさぎが邪魔になった。

27: 一星さん:12/10/07 18:18
   じじいはとりあえず、うさぎを家にあげた。
ばばあ「おやまぁ、うさぎどん。いつもお世話になって」
   お茶を差し出すばばあ。
じじい「うさぎや、本当に孫娘が欲しいのか?」
うさぎ「うん。一回見たことあるけど、可愛かったよ」
じじい「そりゃそうじゃ。器量良しで誰にでも優しい自慢の孫娘じゃ」
うさぎ「おじいさんとは大違いだね」
じじい「うるさいわ! で、相談なんじゃが」
うさぎ「何?」
じじい「孫娘は惜しいんで、ばあさんで勘弁してもらえんかの」
ばばあ「きーーーーー」
うさぎ「うえーーーー」
   言った途端じじいは、ばばあの鋭い視線とうさぎの拒絶を受けた。

28: 一星さん:12/10/18 16:58 ID:X16
じじい「冗談じゃ、今のは言ってみただけじゃ」
   じじいは、ばあさんとうさぎの反応に慌てて弁解する。
ばばあ「じいさんや、どうするんじゃ。そんな安請け合いをして」
じじい「うさぎよ、わしは確かにおまえさんと孫娘との結婚を許した」
うさぎ「うん」
じじい「しかし、それはわしが許可しただけのこと」
うさぎ「うん?」
じじい「きちんと、孫娘の承諾も受けねばならんということじゃ」
うさぎ「前もって話を通しておいてくれても良かったのに!」
じじい「誰がうさぎが求婚を申し込んでるなんて言えるか!」

29: 一星さん:12/10/28 18:06
うさぎ「どうして、うさぎじゃダメなの?」
じじい「人間とうさぎじゃ、釣り合わんじゃろうが。ペットとしてしか見られんじゃろ!」
うさぎ「おじいさん、今まで黙ってたんだけどボク実は人間だよ」
じじい「どこにそんな、うさぎっぽい人間がおるか」
うさぎ「本当だよ。山の魔物に呪いを掛けられて、この姿に変えられたんだ」
じじい「うさぎよ、お主、頭でも打ったか?」
   まったくもって、現実主義で頑固なじじいであった。

30: 一星さん:12/11/04 19:01
うさぎ「ボクの両耳を握って、『うさぎ』って10回言って下さい」
   じじいは両耳を掴むと、言われた通りに10回唱えた。
じじい「うさぎ、うさぎ、うさぎ、うさぎ、うさぎ、…うさぎ、
   ……うさぎ、うさぎ、ハアハア、うさぎ、…うさぎ。…言ったぞ」
うさぎ「おじいさん、息切れしすぎ!」
じじい「やかましいわ。それで、うさぎよ、ハア…、どうなると言うじゃ?」
うさぎ「お金を取ろうと脅すのは何?」
じじい「う…詐欺じゃ!」
うさぎ「残念、おじいさん」
ばばあ「ゆすりですよ、おじいさん」
じじい「一体、何をやらせる気じゃー!」

31: 一星さん:12/11/12 19:02
   その時、うさぎは煙に包まれたかと思うと一人の美青年に姿を変えた。
じじい「な、なんなんじゃ一体?」
ばばあ「それがあなたの本当の姿だったのじゃね? 素敵だわ」
男「おじいさん、呪縛から解いて下さりありがとうございます」
じじい「そうじゃったのか! それじゃ、早速、孫娘に電話しよう」
ばばあ「孫娘が気に入らなかったら、私を代わりにもらってもいいんじゃよ」
男「い、いえ。あなたはいりません」
じじい「もしもし、お雪か? 今、うちにキムタク以上のイケメンがおるんじゃが、会いに来んか?」
   じじいは弾んだ声で孫娘に電話した。

32: 一星さん:12/11/24 19:07
   電話を受けた孫娘のお雪はすぐにやって来た。そしてじじいとばばあは、そんな二人をもてなす。
お雪「あの、お名前は何ておっしゃるのですか?」
   4人で食事を取りながらの会話だった。
男「土金 玉五郎と申します」
お雪「外見に似合わず、おかしな名前ですね」
玉五郎「私の名前にいちゃもんをつける気ですね」
お雪「男らしい名前だと思いますよ。金玉なんて。フフフ」
玉五郎「物怖じしない!? しかも大胆不敵な」
ばばあ「本当に良いお名前。照れてしまうわ」
玉五郎「うえー」
   ばばあの色気が気持ち悪かった。


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