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反小沢一郎・反菅直人・親鳩山由紀夫・親鳩山邦夫
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252: 01/10 10:13 ID:B6
 イミテーション・ゲームは続く 28

 今や新興国とされるベトナム、タイ、インドネシアなど東南アジア諸国でもインフレ
率が下がっている。当然の事ながらインフレが無い事は平和が続いた為だ。文明進化が
行われたと言う結果なのだ。言わば餓死当然の経済が豊かな物質経済に変わった事を示
しているのだ。戦争を終えて先進国の経済は成熟期に入った。日本でも経済の安定的な
成長は、1990年代前半に終わった。1955年から1973年までかつての高度成長期には、実
質GDPの平均成長率は9.1%にも達していましたが、それに続く1974年から1990年は
実質成長率は平均でも4.2%と安定した成長期を続け、1991年から2011年までの20年間
、平均成長率は0.9%と低迷している。アメリカ隷属の政策失敗と共に「失われた20
年」と呼ばれるほどの失速ぶりを示したのである。ところがこの失速は、すべき物や、
やって来る物を いち早く強制的に米国にやらされたからに他ならない。1970年代から
米国は日本に西洋主義のシステムで標準化するよう次々に内政干渉して来た。つまり、
少しだけ早く成熟期を迎えただけに過ぎなかったが、その為に日本の基礎経済と伝統の
文化は破壊されつくした。開国時、戦前の大陸進出期、戦後期そして第四の破壊である
。何故にこうも西洋社会や大陸社会は破壊が好きなのか。実は歴史的に、中世以降で4
回目のデフレ期と言われる。では先のデフレ期、つまり世界的減速期には何が起こった
のか。これこそが飛躍的発達をした産業革命などを起した原因だったのである。これに
起因している。今現在の日本で、近代資本主義システムを維持してゆくには、困難な程
低金利(=利潤率)時代にあえいでいる。なぜなら、名目長期金利が2.0%以下にま
で低下したということは、長期の期待インフ率がゼロになったことを意味しているから
だ。こうした時期を「利子率革命期」といい、デフレと長期不況が異常に長く続く現象
を指す。成熟社会の傾向だ。現に日本は1997年9月以降、日本の10年物の国債の利回り
(金利)は、2.0 %以下で推移していて、今年で13年目にまでも突入している。この
2.0%以下という国債の異常な低金利は、今現在の近代資本主義システムを維持する
事が不可で、銀行活動が停止している事を意味する。現在の日本の13年にも及ぶ「利子
率の2.0%以下までの異常な低下」「利潤率の異常な低下」は、近代資本主義制度の
下では計算されない「極めて珍しい現象」である。過去の近代の中の金利の歴史(金利
史)の中では、なんと400年前の中世末期のイタリア・ジェノバで、やっとこういっ
た現象が見つかる。「国債の金利が異常に低い時代が20年もの長きに渡って続いた事
」が見受けられる。この400年前の中世末期の17世紀初頭において、「利子率革命
」(=デフレと長期不況が長期に及ぶ現象)が起きていたのだ。
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