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嘘つきの奴ちょっとこい
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217: 10/23 19:17
  歴史の群像     157

「48年ぶりに日本でIMF総会が10月9日〜14日まで有楽町の国際フォーラムで
開かれた」と報道が出た。ブレトンウッズ会議で体制が整えられていく背景に、ロスチ
ャイルドなどの巨大ユダヤ資本の平和以上に「ポグラムやユダヤ虐待」の廃止の悲願が
あったと伝えられる。この影響からも安定した為替レート、法理にに基づいた自由貿易
の発展を願ったようだ。そうさせるための機関として、IBRDが設立され、国際通貨
体制を支える機関としてIMFが設立された。戦後日本はIBRDから戦後復興費用と
して1953年から66年の間に合計31件、8億6290万ドルの融資を受け、電力
・鉄鋼などの重工業の復興に充てて、60年代には高速道路や新幹線の建設に充てた。
1990年代には世銀借款を完済した後、現在では、日本は世銀に対しアメリカに次ぐ
出資国となっている。さて、1930年から1940年代には、世界の金が米国に集中
しており、アメリカは圧倒的な経済力を誇っていました。当時はアメリカの豊富な金を
もとに発行されたドルは、金と同様の価値があったのである。そこでIMFは、金だけ
を国際通貨とする金本位制ではなくて、ドルを金とならぶ国際通貨と決定したのです。
これがアメリカが世界を牛耳る発端となった。だがそれは国内に戦争による破壊のある
国ではソ連すら不可能だったといえる。しかし、1971年ニクソン大統領の時には国家の
財政破綻で双子の赤字はみるみる広がっていった。中でもベトナム戦争に向けた兵器の
開発はとんでもない出費を誘った。こうしてニクソンはブレトンウッズ体制が崩壊した
事を宣言した。ニクソンショックである。その背景は、1960年代のベトナム戦争へ
の大量支出・対外的な過度な軍事力増強の結果、大幅な財政赤字を抱え、国際収支悪化
で、大量のドルが海外に流出してしまった。この頃たとえば軍事用ロケットのベアリグ
と日本の一般の掃除機モーターのベアリングを調査していて、そこでは格段に日本の一
般製品の精度が高い上に、輸入品でありながら10分の1という低価格でアメリカ軍部
に恨まれ睨まれたと言う映像やニュースがある。またボールペンのベアリング、東芝の
CPU、日立のコンプレッサー、三菱の油圧モーターなど色んなものが対象になって、
米国が負けていると取沙汰され、日産の自動車工場の進出に労働者見学では、「日本は
何故あんなに奴隷のように働くのか。」と批判されている。兎も角アメリカは、この金
の準備量をはるかに超えた多額のドル紙幣の発行を余儀なくされ、金との交換を保証で
きなくないとニクソンは8月に、金とドルの交換停止を発表し、金1オンス=35ドル
の固定相場が崩れ、変動相場が始った。これによって直ちにスミソニアン体制に移行し
ましたが、スミソニアン体制でも、アメリカやイギリスの国際収支の悪化は止まらなか
った。円はそれまで1ドル=360円だったのが、308円に引き上げられたがしかし
、2年後には崩壊し、変動為替制度に変わって150円に移行した。これによって日本
には農協ツアーが花盛りになり、人は農地を捨て都会の生活者に変化した。完全な戦後
の核家族移行である。このバブル経済は日本人社会をひどく傷つけた。全国の駅舎は無
人となり車社会はスモッグをまき散らし最後には国鉄民営化、公害病の蔓延を生んだ。


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