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ベビしぃを小説で虐殺
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211:なんてことっ 12/06 19:31 [age]
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では書かせていただきますね『対劣等種上々種化計画』 銀色の閃光が走ったように見えた。

小さな剣は、男の思ったままに赤子のしぃを切り裂いていった。
かくてベビしぃと呼ばれる生き物を包む肉は開かれ、中からは赤黒い筋や黄色い粒が覗き、
淡い赤や深紅の液体が絶え間なく染み出で、傷口を濡らしている。
 「ヒ、ヒ、ヒギャアァアアアァッァ!」
ビクビクと体を痙攣させながら、必死に助けを呼び続けている。
しかし母親も既に動かなくなった今、それは全く意味が無い。
男は絶えず嘲笑と快感の笑みを湛え、手に握られる煌きで幼い命を破壊し続けた。

ベビしぃ達の体に刻まれた、満月の近い月のような傷口から溢れる血が
どす黒いものから清らかな赤になったころ、ようやく男は手を休めて、言った。
「お前は償えるか?」
息も絶え絶えになりながらも、倒れたものは皆考えた。必死に考えても同じ思考を繰り返すだけで、
辛うじて本しぃに近かった一匹のベビが、言葉を返すことができただけだった。
「ごめんなさい・・・・許してください・・・!」
男の表情は一瞬曇ったが、直ぐに言葉を返したベビを抱き上げると、
隅に置き捨てられていた袋に詰め込み、他のベビしぃたちに近づいていった。
「シストリア教授が実験台を欲しがっているものの、なかなか賢い奴がいないな。」
ひとりごちながら、男はナイフを握り締めるとそこらに転がっているベビしぃ達の腸を引きずり出していった。
腸を繋ぐ膜は簡単に破れ、離された沢山の腸は全て一様に、ビチャッという音を立てながら床に広がった。

その男はギコ族で、しぃ族の女性であるシストリア教授の助手を務めていた。虐殺が趣味だったのだが、
その話をしたところ教授に上手いこと丸め込まれ、今日も実験台探しに来ていた。
つい昨日もモララー族の者を所望され、2日かかってようやく捕まえて帰ったところなのだ。
教授の人使いの荒さには呆れるが、それをこなす自分が堪らなく格好良く思えて、
教授の下で働けてよかったと思っている。
 研究所の門を開けながら、男は先ほどのベビしぃが入った袋を提げながら、
一仕事終えた清清しい面持ちで教授の待つ部屋へと階段を上っていった。

 

 続きます
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sage
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