34の小説関連スレ パート2


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34の小説関連スレ パート2

1: 34 XTLpHjY2:08/11/16 17:48
200来たから立てた

444: なんてことっ HLWHbtj2:08/12/28 06:15
あきれ返ったような声が、突然直ぐ後ろから響いた。逃走を考えた時点ですでに首根っこを掴まれ、足は空を蹴っていた。
「ヤメテヨォォォォ!!ダッコスルカラユルシテヨォォォォ!!!」
私は幼少の頃より教えられた、『絶対に許してもらえる言葉』を必死になって連呼した。すでに恐怖で体は痺れ、
少し気を抜くと漏らしてしまいそうだ。
 男はそんな私をせせら笑った。それでも殺されるかもしれないという恐怖に支配されたこの脳は、
怒りの入り込む余地も無ければ策を捻り出すことも出来ない。
男は相変わらず満面の笑みで顔を輝かせながら、そのまま私を家の中へ引きずっていった。
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い…
男は私の抵抗を抵抗とも思っていない。目が回るほど暴れているのに、掴まれた首根っこはまだ自由にならない。
 「さて・・・そろそろ始めるかな?」
え…と思ったときには男の振り下ろした何かが、バキッという何かが折れたような音を立てて私の体にめり込んでいた。
「・・・・・・!!!!・・・・」
一瞬何が起きたか理解できなかった。自分の体なのに、自分の体じゃないみたい。
確かに床に落ちているのに、まだくっ付いているみたい。床に落ちた私の腕は、惨めに床の上2回ほどを跳ねた。
惨めな惨めな私の体。
 我に返ったと同時に猛烈な痛みが襲ってきた。痛くて痛くて悲鳴すら上げられない。熱い…熱い熱い熱い!!!
体に焼き鏝が押し付けられた様だった。其れでも私の頭は思考をやめない。意識を失えばいいのに!
「痛くて悲鳴も上げられない?アフォしぃの癖に結構な御身分だな。アフォはアフォらしく喚いてればいいって言うのに」
男がそう言ったのを聞いた。でも痛みのせいで周りがよく見えない。


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