過去の名小説をコピペするスレ


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過去の名小説をコピペするスレ

1: 名無しだし@呪いだ:14/01/09 15:47
どうぞ

2: 名無しだし@呪いだ:14/01/09 15:51
仕事から帰ったら真っ先に部屋で寝ている苑子の顔を見るのが日課になっている。
枕元に顔を近づけ、太くて硬い髪に鼻を近づけると、少しムッとした匂いがする。
肉厚な手をとって頬摺りをする。
温かい…。
木下の胸が高鳴る。
苑子は俺が守る。俺の物だ。
誰にも渡したくない。
終わり

3: 名無しだし@呪いだ:14/01/09 15:54
木下と苑子の間に生まれた娘はさとみと名付けられ、木下の歪んだ愛情を受けて育った。
やがて10代になり色気が出てきた。
木下はさとみに対する愛情が恋感情に変わるのを感じていた。
父が娘に、それはまさに禁断の恋。
しかし、さとみへの恋心を日々抑えきれなくなった木下は、とうとう小児性愛の異常者とされ、警察に逮捕され、二度と戻ってきませんでしたとさ。

終わり

4: 名無しだし@呪いだ:14/01/09 15:57
ある日の夜、木下は用を足すために外に出た。
北風が冷たかった。
ふと、木下は茂みの中に人影を見つけた。
当然、この辺りに民家は存在しない。
「誰だ?」
「ギャバァっ!」
恐る恐る馬鹿特有の間抜けな声が響いた。
「苑子?」
「もう、見ないでよ」
「三十路近い女が何やってんだよ。」
「だって、ここでした方が気持ちいいし(ばきゅ」
終わり

5: 名無しだし@呪いだ:14/01/09 15:58
「いいから、早く下着はけよ」
木下の言葉に苑子はことの重大さに気づき、赤面した。
この子は、たまにどこか抜けた所がある。
「ひ、ヒロが悪いんだからね。」
苑子はドスドスと寝床に戻っていった。
次の日、苑子は木下に言った。
「ねえヒロ、今度meも夜の仕事に連れて行ってほしいし(ばきゅ」
木下は否定した。(精神年齢が)子供には危険すぎる。
すると、苑子は言った。
「連れて行かないと昨日のこと許さないから(激怒」
困った。この雌豚は言いだしたらいっぽも譲らない性格だ。
木下はしぶしぶ承諾した。

6: 名無しだし@呪いだ:14/01/09 16:03
「ヒゲキ、カツ丼食べたいし。」
昼過ぎ布団から出て早々、苑子は同居人(動く財布)の木下に言った。
「またかよ、これで101日目だぞ、今年最高記録だ。」
呆れながら言葉を返すと、苑子は鼻息を荒くして地団駄を踏んだ。
「そんなこと言うなんて、虐待だし。」
「はいはい。」
こういうときの苑子は、何を言っても聞かないことを木下は知っている。
何を思ったか木下は、白目を向き、よだれを垂らしながらニヤニヤ笑った。
「じゃあ、今日はスペシャルなやつを奢ってやるよ。」
「ホント?やった!」
大喜びの苑子を見て気持ち悪い顔でニヤリと笑うと、木下は言った。
「その代わりに僕が言ったことを必ずやってね。」
「なんだし?」
怪訝な目で木下を見つめる苑子。
「これを身に付けて明日銀行に行って欲しいんだ
そしたら、金を出せって言うんだよ。わかった?」
翌日の正午、苑子は昨日木下から言われたことを実行した。
すぐに警備員が駆けつけて、苑子は取り押さえられ、警察に逮捕された。そして苑子の証言により、犯罪を指示した木下も逮捕された。
状況をわかっているのかいないのか、木下はいつまでも白目を向き、よだれを垂らしながらニヤニヤニヤニヤ笑っていた。その姿は苑子ですら気味悪がるレベルだった。
「へへへ・・・苑子の馬鹿をハメてやったぜ。ざまあみろ。へへへ・・・」


7: 名無しだし@呪いだ:14/01/09 16:08
「へへへ・・・俺は大手IT企業に勤めてんだぜ・・・エリート営業マンなんだぜ・・・」
白目を向きよだれを垂らしながら笑う不気味な男、木下。
もちろん大手IT企業に勤めるエリートではない。ただのニートだ。木下はとうとう現実と妄想の区別がつかなくなってしまったのだ。
「今日も夜まで仕事だ・・・忙しいなぁ・・・へへへ・・・ウへへへへへへへ」
脳内花畑状態の木下、今日も幸せだった。完

8: 名無しだし@呪いだ:14/01/09 16:23
今日はオンボロ車でドライブだ。
駅まで来た苑子を助手席に乗せてアクセルを踏んだ。
ダッシュボードのお菓子を苑子勧める。
信号待ちの間に苑子が口を開いた。「カツ丼食べたいし」
「いいとも!」木下は汚らしい歯茎を見せて笑うと、いつもの店へ向かった。

9: 名無しだし@呪いだ:14/01/09 16:24
今日も職探しだ。
家から持ってきたうまい棒を片手にノートパソコンを打つ。
目の前にはこれから会社に行くと思われるスーツ姿の男性がこっちを見ながら座っていた。
「一年中夏休み状態の君はいいね。こっちはこれから仕事だよ。」
悔しさの余りに顔を真っ赤にした木下は震える手でノートパソコンを閉じた。
木下は泣きながら窓辺の景色を眺めた。
つづかないよ

10: 名無しだし@呪いだ:14/01/09 16:24
「今夜も苑子が待ってるぜ」
そう言うと木下は鼻息荒く上着を脱ぎ捨ててパソコンに向かった。
少数派男性ネットアイドルとしてネット界に君臨した木下は、今や知らない人はいない、今をときめくアイドルになっていた。(妄想)
今日はニコ生で苑子との対談が予定されている。
6時間たっぷり語り合うつもりだ。
「へへへ・・・ドキドキするなあ…」
木下は両手を握りしめ、白目を向きヨダレを垂らしながら待つのだった。

11: 名無しだし@呪いだ:14/01/09 16:52
元ホームレス。サバイバルには自信がある。
子連れ狼ならぬ子連れ豚の惨めでみっともない山生活が始まった。
夜になり苑子が眠りにつくと木下は「狩り」に行く。下の農家の野菜を盗みに行くのである。
冬には軒につるしてあるダイコンやかんぴょう、干し柿なども対象になる。
職歴の浅い&頭も悪い木下は、自分はこうやって生きていくしかないと思っている。
さとみはそんな木下を哀れんだが、木下は「ワイルドだろ〜」と半ばヤケクソであった。
やがてさとみはもちろん、苑子にまで見放され、加えて盗みがバレて警察に追われ、泣きながら逃げ回ったのち結局山奥に引きこもって二度と出てくる事はなかった。おしまい

12: 名無しだし@呪いだ:14/01/09 17:00
「おい、木下。ここはペットの連れ込み禁止だぜ」
店内のカウンターテーブルに着席している男衆が冷ややかな目で苑子を見ていた。
「そ…苑子…!ですっ!」
「うわ!喋った!コイツ人間だったのかよ!」
「いじめだし…嫌がらせだし・・・」
小太りの中年男性が苑子に近付き、しゃがんで苑子と目線を合わせると、男性は思わず鼻を押さえた。
「くせえ!ムッとした臭いがする」
「(気を取り直して)ごめんごめん、なんか飲む?」
「meはまだ子供だからお酒なんて飲めないし!」
苑子は鼻息を荒くして言った。
「ママさん、この馬鹿女にウーロン茶!」
木下は顔を真っ赤にしながら、店の奥に入っていった。

13: 名無しだし@呪いだ:14/01/09 17:07
ある日、コンビニで弁当を買って帰る途中、木下は小学校低学年くらいの娘を連れた同級生に出会った。
気まずくなって急ぎ足になると、女の子が突然木下に、おじさんと声をかけた。
なんだろうと思って振り返ると、女の子が財布を持ってこっちを見ている。
「これ、落し物。」
「ああ、どうも。」
赤面しながら女の子の小さな手から財布を受け取った。
「どういたしまして。」
異質なオーラを放つ木下に怯えながらも礼儀正しく挨拶をしてお辞儀をする娘を見た木下は、昔付き合っていた(と、思い込んでいた)豚女を思い出した。
あいつなら、こんなことは絶対に言わないだろう。
それどころか、拾ってやったのだからお礼するのが当然だと子供のように喚き散らすだろう。財布の中身を全部かっさらうかもしれない。
こんなに小さな女の子でも出来ることがあの豚女には出来ないのだ。と、自分もその「豚女」と何ら変わらない人種である事を棚に上げて木下は思った。
「おじさん…?」
可愛い声に我に返ると、女の子が首をかしげて不審者を見るような目で木下の顔を見ていた。
「あ、いや、ありがとうね。」そう言うと木下は立ち上がり、哀れんだような顔を木下に向けている同級生に頭を下げると涙目で顔を真っ赤にしながら小走りで家に向かった。
同級生は娘に「変な人に話かけたらダメだよ」と注意した。
その言葉が木下の耳に届いたのか、それとも家庭を持ち、幸せに暮らしている同級生と比べて惨めすぎる自身の人生を悲観してか、木下は顔をグシャグシャにして泣きわめきながら走り続けた。
今にも雨が降り出しそうな午後であった。
終わり

14: 名無しだし@呪いだ:14/01/09 17:17
オンボロ日本車の助手席に彼女を乗せて田舎の小さな駄菓子屋へ。
「私、練り梅がいい。」と彼女い言うので、「ここには練り梅は無いようだ。」と言うと膨れっ面み見せた。
「君は不機嫌になるとよりいっそうブスになるよな。」と冗談混じりに言うと、店内に入った。
と、同時に私は「ぎょっ!?」した。
いつだったかの、白目を剥いて涎を垂らしたボサボサ髪のヨレヨレ服を着た木下という男がこっちを見て座っていたのだ。
「ぐへへへへ…」相変わらず、気持ちの悪い笑い声でこっちを見た。
「今日は別のところにしよう」
「えー!」と残念がる彼女を連れて、私は店を後にした。
おわり

15: 名無しだし@呪いだ:14/01/09 17:29
ある日の夜、木下は用を足すために外に出た。
北風が冷たかった。
ふと、木下は茂みの中に人影を見つけた。
当然、この辺りに民家は存在しない。
「誰だ?」
「ブヒィィィ!」
人のような、豚のような妙な声が響いた。
「苑子?」
「ブヒブヒィィィ!見られたし!!!」
「三十路近い女が何やってんだよ。お前は本物の豚か?」
「だって、ここでした方が気持ちいいし(ばきゅ。それにmeは人間なのに人間じゃないみたいな事言うのって嫌がらせだと思う」
木下と苑子、家畜以下のコンビの同居生活は続くのであった。
終わり

16: 名無しだし@呪いだ:14/01/09 17:33
「いいから、早く下着はけよ」
木下の言葉に苑子はことの重大さに気づき、赤面した。
この豚女は、いつもどこか抜けた所がある。
「ひ、ヒゲキックスが悪いんだからね(激怒」
苑子はドスドスと寝床に戻っていった。
次の日、苑子は木下に言った。「ねえヒゲキックス、今度meも夜の仕事に連れて行ってほしいし(ばきゅ」
木下は否定した。こんな豚以下の生物には危険すぎる。
すると、苑子は言った。
「連れて行かないと昨日のこと許さないから(激怒」
困った。この雌豚は言いだしたらいっぽも譲らない性格だ。
木下はしぶしぶ承諾した。
そしてその日の夜、案の定苑子は仕事場で職場の皆にクスクス笑われ馬鹿にされ、癇癪を起こし、泣きわめきながら大暴れし警察まで出動するほどの騒ぎになってしまった。
翌日、木下はクビになった。


17: 名無しだし@呪いだ:14/01/09 19:39
木下洋文、35歳
都内のIT企業に務めるエリート営業マン。(妄想)
今でこそ、年収1000万を稼ぐ立場(これも妄想)だが、かっては人に決して言えない暗黒の時代があった。(実際は過去形でなく現在進行形である)
西日本の小さな田舎に生まれるも、狭い人生は送りたくはないと一大決心して上京しようとしたが、家庭が裕福でなかった彼は大阪でアルバイトをしながら細々と生計を立てていた。
やがて、いい年になり周りの人間が結婚していく中で、独身を貫いていた彼だが、これではいけないと思い、出会い系サイトに登録したのであった。
そして業者の女に引っかかり幸福になれるネックレスだのブレスレットだの胡散臭い物を沢山買わされて家族にまで多大な迷惑をかけてしまったのであった。
終わり

18: 名無しだし@呪いだ:14/01/09 19:44
腹の痛いのを必死で誤魔化す木下の耳に、明らかに異性の排泄音を思わせる音と、明らかに踏ん張っているような情けないため息が聞こえた。
「ここ、男性用…だったよな?」
不安になった木下が確認のために外に出ようとしたその時、個室の鍵が外れる音がして、戸が開いた。
「ふう、すっきり…ぶひぃぃぃっ!」
「わああああああ。」
出て来たのは髪を肩まで伸ばした、チェックのワンピーススカートを着た、30歳ぐらいの豚のような面をした女だった。
木下は驚いた。
5才前後の子どもが間違えて異性のトイレに入ってくることはよくある。
けれど、今、個室から出てきたのは明らかにいい年をした大人の豚女だ。
「お…おばちゃん、ここ…男子用…だよね?」
「ちょっと間違えただけだし!」
豚女は木下を睨みつけると、そのまま走り去ってしまった。
「おかしな女…。」
個室の中に入ると、水が黄色く染まっていた。
よほど焦っていたのかと木下は思った。
「?」
木下は貯水タンクの上にタオルケットを見つけた。
どう見ても男が忘れていったとは思えない幼児向けキャラクターがプリントされたそれは、おそらく先ほどの豚女が忘れていったのであろう。
だらしなくグチャグチャに置かれたタオルケットを広げてみると縁の角に名前が書かれてあった。
「つかごし そのこ」
それが苑子と初めての出会いであった。

19: 名無しだし@呪いだ:14/01/10 13:01
「へへ・・・へへへ・・・選挙もあるしやる事がいっぱいだなぁ〜。ゲヘヘヘヘ」
最早すっかりお馴染みの木下だ。相変わらず白目を向き、よだれを垂らしながら笑っている。今度は自分が選挙に立候補しているという妄想をしているらしい。
「この俺様が負けるわけないからな。票は全部俺様がかっさらっちまうな。他の候補者に悪いなぁ。へへへへへへへ」完

20: 名無しだし@呪いだ:14/01/10 13:03
「また君か。何の用だ?」
木下と名乗る男は苑子と5年ぐらい前に交際していたことがある。
意見のすれ違いから別れた今でもたまにこうやって電話をかけてくるのだ。
T夫は木下に言った。
「確か君は占いをやっているらしいね。」
木下は恐縮して答えた。
「あ、はい。一応は。まだ見習いですが…」
「うちの苑子を見て欲しいんだ。ここずっと顔色が良くない。部屋でお経を読むように独り言を言い続けている。これではいけないとハローワークに連れて行ったんだが突然わけのわからないセリフと共に暴れまわって職探しどころじゃなかった。」
「つまり、いろいろ大変なんですね。」
つい興奮して早口になってしまったT夫を木下はなだめた。
「聞き入れてくれるかね?」
「分かりました。でも私の力だけでは無理かもしれません。私の師匠を紹介するので今度こちらにきてください。住所と日程は…」木下は白目を向き、ニヤニヤしながら言った。
「やっぱり辞めた。君は胡散臭いから」
それだけ言うとT夫は受話器を下ろした。
終わり

21: 名無しだし@呪いだ:14/01/10 15:04
奇妙な風貌の男は、四つん這いになって下半身を露わにし、苑子に迫った。
その時だった。
たまたま、1台のダサい日本車が通り掛かり、道路脇で停車した。
運転席のドアが空いて、中からちんちくりん日本人体型の、ボサボサ頭のみっともない男が現れた。
男は白目をひん剥き、涎を垂らしながら、苑子を犯そうとする不審者に迫った。
「ぐへへへ…貴様、僕ちんの相手に何をやっているんだよ、、げへへへへ。」
突然の出来事で、不審者は苑子から間を起き、そのまま腰を抜かして小便を漏らした。
ダサい日本車の男は荒々しい鼻息で不審者に迫る。
「うわああああああああ…きめええええええええええ!」
そう言って苑子を犯そうとしていた不審者はその場を去って行った。
いつの間にか外に出ていた苑子は、ダサい日本車の男に言った。
「気絶するかと思うほど怖かったし。」
「怖いことがあったら僕が守ってあげるよ。」と、ダサい日本車の男は言った。
「あんたも十分怖いし。」
死んだ魚のような目で、その木下という醜い男を睨みつける苑子。
「はああああ?木下!?お姉ちゃんってこんな変な男と交際していたの??」
突然の事実に妹は、ただ呆然とするしかなかった。
おしまい

22: 名無しだし@呪いだ:14/01/12 16:45
木下って誰だよ

23: 名無しだし@呪いだ:14/01/16 16:55
〉22架空の人物です


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