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2036年
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8:ジョンタイタ− 07/11 00:10
その後インターネット上での対話が進むにつれ、彼が未来からやって来た理由や、地球や人類が遭遇することになる近未来の姿、また時間線(タイムライン)や世界線(ワイルドライン)などの時空に関する専門的な理論などを次第に明らかにしていった。

そして4ヶ月後、不思議な人物タイターは「予定の使命を完了したので2036年の世界に帰還する」と宣言し、二度と再びインターネット上に登場することなく、消息を絶ったのである。

本当にジョン・タイターと名乗った人物は近未来から来たタイムトラベラーだったのか?彼が未来からこの現代世界に現れた使命は一体何であったのか? インターネットに名乗り出た理由は? これらの疑問は未だ残されたままであるが、「タイターライト」と呼ばれるタイター信者たちの間で、こうした疑問を巡る議論が現在も続けられており、ドキュメント映画も作られている。

次々と的中し始めたタイターの未来預言

タイターが語る近未来史の中でもとりわけショッキングなのは、彼の生まれ故郷アメリカを含め全世界の人類の未来に待ちかまえている暗澹たる地獄絵であった。その衝撃的な未来像は後述するとして、彼がインターネット上で公開した予言のうち、既に現実のものとなったものを列記すると次のようになる。

@ イラクが核兵器を隠しているという理由で、第二次湾岸戦争が起きる。しかし、
核兵器は発見されない。
A アメリカ国内にも狂牛病(BSE)が発生する。
B 中国人が宇宙に進出する。
C 新しいローマ法王が誕生する。

現在の我々はこれらの出来事がみな現実のものであることを知っている。しかし、タイターがインターネットに登場し予言したのは、2000年11月から2001年3月までの4ヶ月間のことで、これらの出来事が発生する2年から4年も前のことであることを思い出して欲しい。

@は2003年3月に始まったイラク戦争のことであり、この戦争はご承知のように
彼が述べるとおりの理由で開戦されたが、その後にアメリカが主張していた大量
破壊兵器が発見されなかったことは昨年暮れのブッシュ大統領の釈明発言を待
つまでもなく、ブリクス委員長が率いる国連検視検証委員会の発表で既に明らか
にされている。

Aもまた2003年12月にワシントン州内で狂牛病第1号が発見され、その後、我が
国ではアメリカ牛肉の輸入禁止措置がとられたことは承知の通りである。

B2003年10月に中国初の有人宇宙船「神船5号」が打ち上げられ、さらに昨年
10月13日に2人乗りの「神船6号」の打ち上げが行われ、成功裏に終わっている。

C2005年4月、パウロ2世が死去し第265代法王ベネディクト16世が選出された。

こうしてみてみると、どれもみな正確な予言であったことが分る。もしもタイターが偽トラベラーだったとしたら、彼は超一流の予言者ということになってくる。

特にイラク戦争については、タイターがインターネットに登場していた段階では、世界貿易センターに対する同時テロは発生しておらず、一般の人間にはアメリカがイラクそのものを攻撃することなど想像すら出来ない状況であった点は重要である。

さっそく『JOHN TITOR A TIME TRAVELERS TALE』をアマゾンで取り寄せて拾い読みしてみた。いくつか得心のいかない点が散見されたものの、こうした予言成就の事実を考えると、一概に無視できなくなってしまう。

電話でこの話の真偽について南山氏のお考えを伺ったところ、「タイター本人と同時に彼の存在を傍証する匿名の両親が消えてしまった状況では、事の真偽を確かめる手立てがなく、判断のしようがないのが現状です」というお答えであった。

「ただ、イカサマと決めつけてしまうのは簡単ですが、タイターの存在とその発言内容には、明らかに無視できない何かがあるように思われます」と語られた南山氏のお考えには、私もまったく同感であった。

未来の地球では全世界的規模の核戦争が勃発し

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