イチコレインボーのオールナイトニッポン(＾ω＾　)

イチコレインボーのオールナイトニッポン(＾ω＾　)

1: ちんこ：05/09/24 12:52

ﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬ ﾁｬｯﾁｬﾗｰ♪(＾ω＾　)

85: イチコ：09/01/31 22:02

あけおめ
あいかわらず誰もいないねー
過疎とか、もうそういうレベルじゃないねこれは
これはもう廃墟というか無人島というか

つーかあれだね
人がいないってのはみんな忙しいからだと思ってたけど
たしかにそれもあるけど
それだけじゃないよね

最近たまにおもうんだけど
ひとって同じところに立ってるつもりでも
どうやら気付かないうちにゆっくり流されてるじゃん

なにもかわらないようで時間はちゃんと流れてて
毎日おなじことをくりかえしてるつもりでも
実は毎日景色はかわってる
少しずつ少しずつ

景色だけじゃなくて心だってそうだ
よくさ、気持ちは10代のままなのにーとか
考えてることは高校生のころと変わんないよーとか
聞くし自分もよく言うんだけど
でもそれはそう思ってるだけで
ほんとはそんなことない

ほんとは歩いてきた道のり分の歴史というか
その道のりの中で拾ったり捨ててきたものの重みというか
そういうものが心に深みを生んでるはずだ

ほら、あれだよ
他人の子どもって成長がはやいじゃん
親戚の子どもとか知り合いの子どもとか
ひさしぶりに会うと「でか！」とおもうじゃん
「あ、おひさしぶりです」とか敬語使われたりして
おまえついこないだまで赤ちゃんだったのに！みたいな


でも自分の子とか家族とかペットとかって
いまいち成長がわかんなかったりすんだよね
近すぎて逆にわかんないんだ
でも古い写真見ると「あー確かに成長してるね」みたいな

家族でさえそんなんだから
自分自身のこととなればなおさらわかんないよ
でも同じ時間いきてるわけだから
やっぱり自分も成長してるはずだ

だからもしもタイムマシーンとかが出来て
10代とか高校生の頃の自分に会えたとしても
きっと同じ目線では喋れないと思うんだ


いや相手は自分だから楽しいとは思うよ
きっとすごく楽しい
けどどこか上から見てしまうんじゃないかな
当時の自分は、今の自分には少し子どもに見えるんじゃないかな

あれ、なんの話してるんだっけ
あーそうだそうだ過疎って話だ

でね、みんながここに来なくなったのって
忙しいからってだけじゃなくて
きっと成長してるからなんだなー、って

あの頃さ、ほの板とか夢板とか楽しかったよね
毎日のぞいてたし、毎日何書こうか考えてた
ほんと生活の一部だったんだよね
もっと大げさに言えば、自分を形成するものの一部だった
そのくらい「イチコ」が日々のウエイトを占めてた

でもいつの間にか段々とそのウエイトが軽くなってった
自分でも気付かないうちに
段々、段々

気付かなかったのは「イチコ」が近すぎたからだろうね
ふと気付いたらいつの間にか自分のなかの「イチコ」はすごく小さくなってた
でもそのことに気付いても、だからどうしようとか思わなかった

夢板にスレ立てようとも今瞬に書き込もうとも
そもそも２ちゃんさえ開こうと思わなくて
ただ、「あー」っておもった

それが成長ってことなんだと思う
良いとか悪いとかじゃなくて
ただ自分の中の円グラフの割合がかわっただけなんだと
今まで「イチコ」がいたところに別のものが入っただけなんだと

そんな風にグラフに新しいものが増えてって
かわりに古いものは小さくなって
でも古くても大きいままのものもあったり
増えてもすぐ消えてくものもあったり
そういうことなんだと思う

みんながこないのも
きっともっと大事なものができたからなんだ、と、思う
だからこのままここに誰もこなくたって
もし誰かのグラフからはく板が消えてしまったって
それはそれでいいんだ
それでいい

でも「イチコ」はこれから先も消えないと思う
もしかして今よりもっとちいさくなることはあるかもしんないけど
でもきっと消えないと思う　
だって小さくても僕には大切な思い出だから

こんな風に思えるのもきっと成長したからかな