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エロゲーのような生活ってリアルにあるの? -Side&After- Part2
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830:◆xHytvXEs 07/16 16:26 ID:??? [sage]
「○○ー、起きてる?」
「起きてるよー」
妹が扉を開けてひょいと顔を出す。猫の絵が書いてある子供っぽいパジャマだ。
「なあに?」
「えっと、その・・・一緒に寝ない?」
「はぁ?アニキ熱でもあるの? この前さんざん『暑苦しい』とか言ってなかったっけ?」
「あの日はたまたま暑かっただけだよ」
「ははーん。わかったー。▲▲ちゃんとケンカでもしたんでしょ、それで・・・」
「ち、ちがうわい」
「ま、いっか」
けっこう素直、というか普通にうれしそう。自分の枕を持ってきて、漏れの横に寝転がる。

いつもは背中越しにしゃべっているから至近距離で向き合ってしゃべるのは少し照れる。
妹の頬もこころなしか赤みを帯びているような。
でも会話は普段の他愛もない会話だ。サークルの話、授業の話、etc・・・。
「お前、結構学校で人気なんだってな。▲▲ちゃんから聞いてるぞ」
「そりゃあ、これだけの美貌と才能を兼ね備えてるからね」
「プッ。誰が美貌だって? 才能は・・・まあ百歩譲って認めるが」
「はぁ〜。いろんな男の子達からお誘い受けてるのになあ〜。
・・・まあアニキの目が節穴なのは今に始まったことじゃないし、いいけどね」
「『お誘い』?『男の子達』から?」
「うん。あんまり邪険にするのも悪いから、お茶ぐらいは付き合うこともあるけどね」
うーん、初耳だ。▲▲、ちゃんと監視しろw
「・・・でもね、アニキと一緒にいるのが一番落ち着くんだよね〜」
そういいながら、微妙に接近してくる妹。互いの息遣いを感じられる距離。
「ま、まあ○○お嬢様のお役に立てているなら、俺としては光栄だけどね」
そういいながらさりげなく(本人はそのつもりでも実はぎこちなかったかも)
手を伸ばして妹の髪をなでてやると、妹は少し身体を動かして俺の腕に頭を乗せてきた。
「ちょっと、重いよ」
「うふふ、あったかいね」
満面の笑みを浮かべた妹は、正直可愛かったでつ。(美貌に疑問符つけてごめん)
その日初めて向かい合って寝ました。抱き合って、というほど接触してないけどね。

で、翌朝。
「もう一緒に寝るのやめようかなー」
「な、なんでよ」
「だってアニキ変なトコ触るし」
「ゴルァ、俺がいつ触ったよ!」
妹は漏れの反応をよそにニコニコしてましたとさorz。
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