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エロゲーのような生活ってリアルにあるの? -Side&After- Part6
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620:名無しさん@初回限定 09/04 13:58 ID:??? [sage]
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「ふぅ・・・」
午前の家事を一通り終えて、あたしは自室のベッドに横になった。
あとは夕方まですることはあまりない。
「服でも見に行こうかなぁ・・・でも今から使ったら今月もヤバくなりそうだし」
先月はジムやらなにやらで余裕がなくなったから、外出すら躊躇われる。
「早くバイト見つけなきゃ・・・」
大学生はお金がいるのだ。
ふと、机の上に視線を向けるとあの箱が留まる。
「・・・・・・」
アニキがくれた宝石箱。
春、あたしがここへ引っ越してきて間もなくに手渡されたものだった。
物寂しげな旋律を奏でるオルゴールの付いたそれはあたしの宝物・・・。
「・・・アニキ」
あたしはふと呟いた。
でもアニキは今出掛けている。
宝石箱をくれた1ヶ月後にできた恋人とのデートのためだ。
「・・・っ」
胸がチクリと痛む。
おかしいな・・・もう諦めたはずなのに・・・。
そう、あたしはアニキに振られたのだ。
・・・ううん、元々叶うはずの無い想いなのだから『振られた』なんておかしい。
わかってはいるのだけど・・・。
「アニキ・・・やっぱり今日も遅いのかな・・・」
恋人と過ごす時間。
当然するべきことも色々とある・・・愛情を確かめるためにするべきことが・・・。
「・・・ん」
あたしの脳裏に旅行した時のアニキと入浴した時間が蘇る。
18年間の時を生きて、初めて見たアニキの身体が・・・。
「・・・・・・」
あたしの右手は無意識に下腹部へ向かっていった・・・。こうですか?わかりません!><
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