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26:雪のしぃずく 03/25 19:35 ID:EA 59-171-190-65.rev.home.ne.jp
「おい! チョンニダ!」
ギコはチョンニダのアパートの扉を叩いていた。しかし中からは返事はおろか音一つ聞こえない
「くそっ…! どこに行きやがった…!!」
ギコはその後もドアを叩いたが、チョン二ダは一向に出てくる気配が無いため、ギコは流石に諦めてアパートの階段を下りて行った。その時…
「…ん? あれは…?」
ギコはアパートの駐車場に停めてある赤い車に目を向けた。見覚えがあったのだ……その車に…そう…あれはチョンニダの車…チョンニダの乗っている車は日本製では無いため、周りの車とは型が少し違っていたのだ。ギコの記憶に間違いが無ければ、あれはチョン二ダの車だ…ギコはゆっくりとその車に近づく…
「半島…南北…哀号……間違いない…これはチョン二ダの車だ」
車のナンバーも間違いなくチョン二ダの物だった。
「それに…このフロントガラスの割れ方……」
チョン二ダの車のガラスは割れていた。バリバリに……しかもそのガラスには赤いものが……
「血だ……!」
ガラスには真っ赤な血がベットリと付着していた…まるで絵の具かペンキのように…「ウリの車に何してるニダ」突然ギコの背後から聞こえた声…ギコが振り向くとそこには……チョンニダが立っていた…
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