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感動系しぃ虐殺ストーリを書くスレ
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37:雪のしぃずく 03/25 20:00 ID:EA 59-171-190-65.rev.home.ne.jp
「どうしたァ? お前も飲めよ…それとも酒は駄目なのか?」

八頭身がそう言った時、ギコのグラスの氷が溶けてカラン…という小さな音を立てる、その音に動かされたかのように、ギコは酒を飲み干した。

「へぇ……いい飲みっぷりじゃねぇかァ……ますます気に入ったぜ……それでよォ……一体何があったんだよ、俺に話しちゃくれねぇかい」

八頭身はなれなれしくギコの肩に手をかけ、そう言う

「………人に……人に話してどうこうなる事じゃないんだ…」

ギコはようやく口を開いた。

「なるほどな…そう言うと思ったぜ…いいよ……話したくないならしばらく黙ってな…」

ギコは見ていなかったが、八頭身はそう言った時に不気味な笑いを浮かべていた。カウンターの向こうに居るつーも同じように笑ってた。

(しぃ………)

ギコはしぃの顔を思い浮かべた。カウンターに突っ伏し、ギコは一筋の涙を流す……その時……ギコの頭がボーッとして来た。酔いが回ってきたのかと思ったが、その感覚は明らかに酒に酔ったときの物では無かった。それよりも別の……ギコが今まで体験した事の無い妙な感覚……何とも言えない軽い高揚感にも似たこの気分……その感覚は一分を待たずにギコの体を侵食した。

「こ…コレは…なん……」

ギコが言いかけた言葉は遮断された。妙な感覚によって…

「効いてきたか……思ったより早かったな…」

八頭身はそう言って笑う

「き…効いてきたっ…て? これは…!」

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