避難所
全部1- 101- 最新50避難所
- 1: 名無しさん@お腹いっぱい。:06/11/26 22:13
- ローゼンメイデンなり茶スレの避難所です。
好きに使ってください。
- 119: ◆mcAOYOmc:07/02/21 19:35
- 恐い話といっても、「少し」だからね?
恐い方はどうぞ続きを開かずに…
物語の主人公を仮に、『A君』としましょう。
A君は、ある日の朝起きると、目に違和感を感じます。
昼を過ぎると、それは激しい頭痛と、吐き気をに変わっていました。
「風邪でも引いたのか」と、薬を飲んで寝る事にしました。
次の日も症状は改善されてず、この日もゆっくり休むことにしました。
吐き気の為、ほとんど飲まず食わずの状態で丸二日。
ふと目を覚ますと、見慣れた住宅街に立っていました。
とても日差しが気持ち良く、散歩などに最適といった陽気。
右手を見ると長い行列が道の向こうまで、先頭が霞む程遠くまで伸びています。
皆、誰かに手を振っているようです。
窓のそばに人影は見えるのですが、ぼんやりとしていて性別も判りません。
すると傍に子供が駆け寄って来て、「一緒にいこうよ」と手を引きました。
戸惑いながらも、その力の凄さに逆らえず、為すがまま行列の末端に付きました。
間もなく眼前に高い柵と、深い森が現われました。
皆どうやってか、柵の向こう側へと歩いていきます。
子供はスルスルと柵を登っていき、手招きをしています。
誘われるがままに柵に手を掛けたその時、
すごい剣幕をした老人が現れ「それ以上行くな」と怒鳴りました。
すると、A君の体は宙に浮き、トンネルのような場所を潜り抜けそして、目が覚めました。
その後、みるみると病状は善く成っていきました。
後でわかった事なのですが、A君を怒鳴った老人は
A君が幼い頃に亡くなった、親戚の伯父さんと同じ顔をしていたそうな。
おしまい、おしまい
続きを読む