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昔話
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18:一星さん 08/31 16:22 [sage]
  現場検証の結果、ばばあの斬首された遺体が家の中から見つかった。
刑事「爺さん、何で婆さんをやっちまったんだ?」 省11
19:一星さん 09/01 19:44 [sage]
刑事「爺さん、いい加減白状したらどうだ。証拠はあるんだ」
じじい「頼むから、あのたぬきめを調べてくれ」 省13
20:一星さん 09/02 17:58 [sage]
   じじいは牢に入れられていた。証拠が完璧な今、じじいは殺人犯として疑われることは必然だった。
   じじいの目からは、とめどなく涙が滴り落ちる。
   たぬきに対する悔しさと、ばあさんを殺された悲しさにだ。
   そんな時、どこからかじじいを呼ぶ声がする。
うさぎ「おじいさん? どうしたの?」
じじい「おお、お主はうさぎ!」
   じじいは今までのいきさつを話す。
うさぎ「何て悪いたぬきなんだ! おじいさんのぬれぎぬは僕が何とかするよ」
   うさぎは頼もしくそう言うと、去っていきました。
   しばらくして、しじいはいくつかの腑に落ちない点があることに気付く。
21:一星さん 09/08 19:42 ID:6gk [sage]
   じじいは今までのことを整理してみる。
   何故か、断片的にしか思い出せないばかりか、何かがどこかおかしい。
   いや、今まで起きた現実が全ておかしいのだ。
   そう思った途端、じじいはハッと目を覚ます。
   じじいは草の生い茂る、藪(やぶ)の中で寝ていたのだった。
じじい「夢!? ……落ち?」
22:一星さん 09/09 18:44 [sage]
   じじいは家の隣の雑木林で寝ていただけだった。
   とりあえず寝ぼけたまま、家の玄関に向かう。 省14
23:一星さん 09/11 18:58 ID:Ugo [sage]
   じじいは玄関戸締り用の棒を手に取ると、恐る恐る便所に近付く。
   そして一気に戸を引き開ける。 省11
24:一星さん 09/16 18:20 [sage]
   新かちかち山?
   じじいは今でも畑を荒らすたぬきに手を焼きながら過ごしていた。 省17
25:一星さん 09/23 18:33 [sage]
うさぎ「どうやって、たぬきをこらしめるの?」
じじい「あまり酷いことをすると、また仕返しが怖いからのう」 省12
26:一星さん 09/29 18:34 [sage]
   数日経ったある日、じじいの前にうさぎが現れた。
うさぎ「おじいさん、うさぎをやっつけたよ!」
じじい「ん? うさぎはお主だろうが!」
うさぎ「あ、間違えた。たぬきはやっつけたよ!」
じじい「な、なんと! 殺したのか?」
うさぎ「うん。約束通り、孫娘をちょうだい!」
じじい「しかし、本当にたぬきを殺ったのか分からんじゃろ? 証拠を見せてみ」
うさぎ「だってここしばらく、畑は荒されてないでしょ?」
じじい「なるほど、それはそうじゃが……」
   じじいはこうなると今度はうさぎが邪魔になった。
27:一星さん 10/07 18:18 [sage]
   じじいはとりあえず、うさぎを家にあげた。
ばばあ「おやまぁ、うさぎどん。いつもお世話になって」 省13
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