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昔話
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1:KS ◆JT0e7rzs 02/23 18:41
〜カチカチやま〜
ある日、タヌキが畑を荒らそうと、老夫婦の家の畑に行きました。
タヌキが荒らそうとすると、
「こら〜〜〜!」
と、ババアが来ました。
   -続く-
24:一星さん 09/16 18:20 [sage]
   新かちかち山?
   じじいは今でも畑を荒らすたぬきに手を焼きながら過ごしていた。 省17
25:一星さん 09/23 18:33 [sage]
うさぎ「どうやって、たぬきをこらしめるの?」
じじい「あまり酷いことをすると、また仕返しが怖いからのう」 省12
26:一星さん 09/29 18:34 [sage]
   数日経ったある日、じじいの前にうさぎが現れた。
うさぎ「おじいさん、うさぎをやっつけたよ!」
じじい「ん? うさぎはお主だろうが!」
うさぎ「あ、間違えた。たぬきはやっつけたよ!」
じじい「な、なんと! 殺したのか?」
うさぎ「うん。約束通り、孫娘をちょうだい!」
じじい「しかし、本当にたぬきを殺ったのか分からんじゃろ? 証拠を見せてみ」
うさぎ「だってここしばらく、畑は荒されてないでしょ?」
じじい「なるほど、それはそうじゃが……」
   じじいはこうなると今度はうさぎが邪魔になった。
27:一星さん 10/07 18:18 [sage]
   じじいはとりあえず、うさぎを家にあげた。
ばばあ「おやまぁ、うさぎどん。いつもお世話になって」 省13
28:一星さん 10/18 16:58 ID:X16 [sage]
じじい「冗談じゃ、今のは言ってみただけじゃ」
   じじいは、ばあさんとうさぎの反応に慌てて弁解する。
ばばあ「じいさんや、どうするんじゃ。そんな安請け合いをして」
じじい「うさぎよ、わしは確かにおまえさんと孫娘との結婚を許した」
うさぎ「うん」
じじい「しかし、それはわしが許可しただけのこと」
うさぎ「うん?」
じじい「きちんと、孫娘の承諾も受けねばならんということじゃ」
うさぎ「前もって話を通しておいてくれても良かったのに!」
じじい「誰がうさぎが求婚を申し込んでるなんて言えるか!」
29:一星さん 10/28 18:06 [sage]
うさぎ「どうして、うさぎじゃダメなの?」
じじい「人間とうさぎじゃ、釣り合わんじゃろうが。ペットとしてしか見られんじゃろ!」
うさぎ「おじいさん、今まで黙ってたんだけどボク実は人間だよ」
じじい「どこにそんな、うさぎっぽい人間がおるか」
うさぎ「本当だよ。山の魔物に呪いを掛けられて、この姿に変えられたんだ」
じじい「うさぎよ、お主、頭でも打ったか?」
   まったくもって、現実主義で頑固なじじいであった。
30:一星さん 11/04 19:01 [sage]
うさぎ「ボクの両耳を握って、『うさぎ』って10回言って下さい」
   じじいは両耳を掴むと、言われた通りに10回唱えた。 省11
31:一星さん 11/12 19:02 [sage]
   その時、うさぎは煙に包まれたかと思うと一人の美青年に姿を変えた。
じじい「な、なんなんじゃ一体?」
ばばあ「それがあなたの本当の姿だったのじゃね? 素敵だわ」
男「おじいさん、呪縛から解いて下さりありがとうございます」
じじい「そうじゃったのか! それじゃ、早速、孫娘に電話しよう」
ばばあ「孫娘が気に入らなかったら、私を代わりにもらってもいいんじゃよ」
男「い、いえ。あなたはいりません」
じじい「もしもし、お雪か? 今、うちにキムタク以上のイケメンがおるんじゃが、会いに来んか?」
   じじいは弾んだ声で孫娘に電話した。
32:一星さん 11/24 19:07 [sage]
   電話を受けた孫娘のお雪はすぐにやって来た。そしてじじいとばばあは、そんな二人をもてなす。
お雪「あの、お名前は何ておっしゃるのですか?」 省11
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