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テレビマスコミは悪の神髄
12/21頁 (203件)
119: 12/22 13:01
    小猫のそら   86

 言ってることがまともでも、やってることが無茶苦茶な中国と、言ってることが全く
滅茶苦茶でもやってる事は意外にもまともな米国は、今や貿易戦争まっただ中にいる。
そうした両陣営を眺めて苦慮しているのは、何も日本だけではないようだ。この隙間を
縫ってどう進展されせるか悩んでいた北朝鮮であったが、抗日をやめて日本に米国の取
り成しを頼むまでもなく韓国が道案内をしてくれた。その為今や既に米朝会談は果たし
、もはや国民にアピールする手立ては、中国人観光客の誘致一本に絞られた形での経済
運営となったようだ。そうした両陣営を眺めていたのはロシアも同じで、ロシアが中東
に活路を見出そうとしてるのは明らかのようだ。そこに釘を刺すつもりのトランプが、
トルコが裏切ったことでイランを叩いている。そしていまやNATOの心臓のドイツに
ロシアからのエネルギー供給に釘を刺した。ロシアからの天然ガスパイプラインは今や
7つに増えた。その中のウクライナ経由の旧パイプラインと共に、トルコ経由の「サウ
ス・ストリーム」(黒海経由)の欧州イタリア向けは、トルコまでは実現している上に
、現時点では、ロシアが主導するパイプライン計画「ノース・ストリーム」(バルト海
経由の操業)も今や「ノース・ストリームU」の工事がアメリカを逆なでしているのだ
。安定的なガス供給はロシアとEU共通の利益である。しかしEUがロシア産に次いで
依存している北海・ノルウェー産の天然ガスは、今や枯渇傾向にあることから、EUに
とってもロシアとの経済関係は死活的な問題ともなっている。実は混乱するウクライナ
を迂回(うかい)するパイプラインの経路を新設することも視野に入れた戦略が功を奏
しトルコは防衛ミサイルをアメリカ製からロシア製に変えて、更にシリア問題では米国
の支持を仰ぐ事はなかった。現時点では、ロシアが操業する「ノース・ストリーム」も
「サウス・ストリーム」も供給はしているものの完成には至っていない。EU主導の「
ナブッコ」(コーカサス〜トルコ経由)が、ドイツの反対の意思でイタリアまでの到達
は雲行きが怪しくなっているからだ。そのドイツにノルウェー軽油の少量供給から大き
く供給してドイツの口が塞がれようとしていたが米国はこのパイプライン施工会社を、
経済制裁の対象にしたのである。EUもクリミア問題でロシア制裁の発議者である以上
痛し痒しの状態で、特にドイツは高い自然エネルギーで対応はしてるものの安い天然ガ
スはイタリアやトルコに反対した経緯があっても名誉をかなぐり捨てて欲している状態
だ。だが日本や韓国、そして中国・北朝鮮初め中央アジア産の天然ガスの輸出も、ほと
んどロシアを介する経路に依存せざるを得ないのが現状であるのだ。ロシアも経済を支
えてきた原油価格が低下し、回復基調には程遠くこのドイツ供給の売価で中国向けのパ
イプライン建設し北朝鮮の安価な労働力で進んでいけると踏んでいた節がある。天然ガ
スばど資源供給は、ロシアにとってはこれまでも政治的な駆け引きのための道具として
活用してきた。しかし、消費国からの批判を受けて過去の失敗から学び「武力強硬外交
」から「商人外交」に転じて、エネルギー供給に多国間協力の枠組みを構築しようとし
ている。これまで外れていたOPECに加わり、NATOを持つEUのフランスに会談
してその調和を図ろうと模索している。

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