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テレビマスコミは悪の神髄
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120: 12/22 13:01
    小猫のそら   87

 しかし、民主化を果たせなかったロシアにも弱点は多い。資源は商品なのか、政治的
な道具なのか。恐らくプーチン首相の経済政策に対する批判を換わす唯一の国を挙げた
利益の元で商売だ。と思っていて、2008年南オセチア紛争、別名ロシア・グルジア戦争
での、ジョージア(グルジア)とロシア連邦間の戦争で、大きくロシアは批判されその
後、ロシア側には分離派の南オセチアやアブハジアも参戦し21世紀最初のヨーロッパの
戦争とされた。2008年夏に始まり、陸戦、航空戦、海戦の全てが行われた別名8月戦争
は最終的にはロシアは大きく威信を無くした。この北京オリンピック開会式でプーチン
出席して不在に起こったグルジア軍侵攻は、共にに出席していたブッシュ米大統領や、
五輪開催国の中国の胡錦濤国家主席と協議し、ロシアに帰国後、厳しく米国を批判して
フランス仲介の停戦協議で終わったが、この南オセチアでの紛争以来、ロシアは「砲艦
外交」を展開しようとしていた。が、結局はクリミア半島奪還まで行き、やっと今にな
って和平が大事と悟ったのか、欧米と妥協し「商人的外交」に落ち着かざるを得なくな
っている。トランプもプーチンも70を超えた言わば老害のご老人である。50年も過
ぎればこの世にいない。トランプの米国は例のごとく左右にブレ乍らも民主国家を歩く
だろうが、この強権大統領プーチンの後の国際社会はかなり危険である。かつて旧ソ連
の諸国間で、社会主義の通念から、ワルシャワ機構で安価な天然ガス供給は当然とされ
てソ連崩壊後も続いていた。しかし、ロシアが市場経済化しガスプロムが会社となって
利潤を追求さざるを以上、当然の帰結として、適正価格での資源取引が求められるのは
結論でもあった。しかし、天然ガス供給のロシアとウクライナとの軋轢(あつれき)は
常にあって、ロシアからの安価な天然ガスをウクライナが西側に高く売って利ざやを稼
いで国家予算をつくり、更にパイプラインの途中でガスが抜き取られていることが指摘
されていて、ロシア側の管理統制の声やウクライナ不信も当然であった。ロシア側は、
より安価であった旧ソ連・中央アジア諸国産の天然ガス(当時60〜65ドル)と抱き合わ
せてウクライナに供給することで、何とか価格を抑えようともしたが、中央アジアも又
経済発展して供給不足であった。今回ウクライナ大統領が変わり、ロシアが応じた事で
メルケル独首相は、欧州の安全保障よりも安価なエネルギーを重視する姿勢をとった。
これは、当初求めていたスタンスからは大幅な後退となった。こうしてノルドストリー
ムUは、直接ドイツに供給するパイプラインとなる予定となっている。しかしこれは、
西側の同盟国を分断させ、東欧諸国と西欧諸国と対立させ、この計画に長く反対してき
た米国と欧州の間に亀裂を生んでいる。ドイツにも、米国産天然ガスを輸入させたいと
するトランプ米大統領は、このパイプライン計画に参加している企業にこれまでも制裁
を科すことをちらつかせてきたが、弾劾裁判に至りこれを決定した。06年09年とロシア
がウクライナを経由天然ガスを制限した時に明らかになった通り、ロシアが天然ガスの
供給を止めて欧州を従わせる力をまざまざと見せつけ、いつでも政治的な武器に使える
と考えている事は明白だ。がドイツにとっては特に東のメルケルおばさんにとっては、
米国もロシアもやってる事は同じにみえるのである。すなわち国民や庶民生活が大事で
あるのだ。これは軽率な判断だ。と言うのも正しいがそれは西側の理屈であり、地政学
上はロシアに境界線をもちロシアの経済に利益を持つ国としては、いかんともしがたい
面もある。しかし、そうした混流外交は、世界大戦の前触れでもある。これに対して、
トランプ米大統領は、北大西洋条約機構(NATO)を「脳死」状態と指摘し、マクロン仏
大統領に対し「ひどく不快な表現」「侮辱的」などと反発している。さてさて・・・
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