[*]前 次[#] [0]戻 [4]履歴
[1]最新 [2]最初 ▼[3]コメント欄

テレビマスコミは悪の神髄
15/21頁 (203件)
149: 01/05 13:34
    小猫のそら   98

 ところが、ここにきてイラクの首都バグダッドの国際空港で3日未明にロケット弾の
攻撃が起こっている。報道では、米国防総省は、ドナルド・トランプ(Donald Trump)
米大統領がイラン革命防衛隊(IRGC)の精鋭部隊「コッズ部隊(Quds Force)」のガセ
ム・ソレイマニ (Qasem Soleimani)司令官の殺害を命じたことを明らかにした。と報
じられている。イラクのイスラム教シーア派(Shiite)武装勢力の連合体「人民動員隊
(Hashed al-Shaabi)」がソレイマニ司令官の死亡を発表した直後、トランプ氏はツイ
ッター(Twitter)に星条旗の画像を投稿している。国防総省は米東部時間2日、「海外
に展開する米国の人員を守るための断固たる防衛措置だ。」とも説明している。「ソレ
イマニ司令官はイラクで米国の外交官と軍人に対する攻撃計画を積極的に練っていた。
ソレイマニ司令官と指揮下のコッズ部隊は、米軍と同盟軍の兵士数百人の死と、数千人
以上の負傷に対して責任がある。」とも述べた。イラン側も革命防衛隊で、ソレイマニ
司令官が「米国の攻撃により殉教した。」と発表した。今回、ソレイマニ司令官殺害を
受けて、米国とイランの緊張の高まりが他国も巻き込みかねない武力衝突につながるの
は必須だろう。米株価指数先物とアジア株はこのニュースを受けて反落し、原油相場は
急伸した。安全資産需要が強まり米国債先物と円がいずれも上昇している。この空爆に
死んだ事には大きな疑問が生じる。つまり、IS叩きに米軍は3回失敗している。が、
この後、米軍縮小でイラク人訓練で、クルド人を抱き込んだ形でペシュメルガなどの、
クルドの独立人民軍を味方につけた事で勝利の行進を起こす事が出来た。実際には、こ
の時のイラク人の訓練を監視し、兵士の足抜けを絶ったのは、ISの拡大に危機感を募
り強力な義勇軍となった同じシーア派の イラン革命隊である。当時米国が親イランの
方針を取った事で、イランも又親米方針に軟化してクルドの合同戦時闘争を了解した。
こうしてシリア内のISを次々と追い詰めるが、クルドの強硬姿勢に対して、イランや
このイラク軍は、IS内の人民にかなりの好意を持って居てかなりの隊員を逃げ延びさ
せる手段を選んだ。この事でIS信奉者はトルコ、シリア、イランの軍内兵士の中に、
存在している。これらがアフガンと同じに厄介な事に戦争継続を願っていて、それを、
収める事には大きな権威や経済力や武力や規律が必要となっていた。そうした中に早く
も、シリア撤退の呼び声とイランの核合意破棄である。これでは戦場の兵士は収まらな
い。ここでもう一つの戦場だったイエメン紛争が一気に混乱が加速していく。サウジの
盲目的抵抗は拍車をかけた。その上に、混迷に拍車をかけたのはエルドワンの率いた、
トルコの動きである。ロシアに近づきシリアの政府軍と手打ちを果たして、米軍を撤退
まで追い込んでシリア領地を境界線を10〜30kも後退させたのだ。クルドのテロの
防止として。これに対してクルドはもちろんだが、義勇軍に参加していたシーア派民兵
は大きく不満だったし、同じシーア派でもイラク国内に粗暴な自由のないイラン人が、
街角で大きな顔してることにも不満があった。つまり米軍の後退が、義勇軍のうっ憤に
もなっていたし、その加勢したイラン人の定着化がさらにイラクを怒らせていたのだ。
その意味では、米軍もイラク義勇軍の特にこの司令官は目の上のタンコブだった。と言
うのもこの革命軍そのものが正規軍でない。かつて国王の政府軍と戦い、中東の星とさ
れ世俗化に成功したパーレビ国王を亡命に追いやったホメイニの手先となった軍隊であ
る。つまりイギリスの製油所が国産化されて乗っ取られ、出光の日章丸が活躍したとす
る時代に欧米資本を敵にした張本人だった事になる。第一次オイルショックの大きな要
因ともなり、今でもロウハニ大統領をしても、ハメニイ師の権力の前には自由な交渉が
できない状態が続く根本原因でもあるのだが、米国はこうした国の軟化に成功したのに
再び硬化させて イスラム原理教の業態に戻してしまながらも、正当だ正義だと叫んで
いる。なんと浅はかで、世界平和への道を閉ざす行為だろうか。燃える火に危険だから
と油や火薬を投げ込んでいるのである。
[*]前 次[#]
▲[6]上に [8]最新レス [7]ピク一覧

名前:
Eメール:
コメント:

sage
IDを表示
画像を投稿(たぬピク)
現在地を晒す