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テレビマスコミは悪の神髄
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170: 01/10 05:59 ID:B6
 歴史的に国民党推しだった米国が初めて民進党推しに転じた。アメリカ人は総じて4
つのタイプがいるようだ。トランプ大統領のようなドイツ・ロシア系のアメリカ人は、
理念に立って国内に回帰し、世界から孤立しても「アメリカ第一主義者」を提唱するの
を熱狂して支持する言わばファースト系ナチズム人、更に進めて「リベラル左派」と言
われ、国際社会と協力しての、戦争回避し自国の経済的繁栄で他国の頂点として指導国
となる願望を第一に考えるイギリス・イタリア系のファッショのユダヤ人、そうした人
すら取り込み、世界各地に軍事介入や政治干渉していこうとするスペイン・フランス系
「ネオコン」支持者、その強硬さに反感する移民系の、オバマ前大統領らのリベラルな
姿勢の理想を掲げるものを代表に国際社会に出て行こうとする「国際協調的理想主義」
の南米や北欧系の集団だ。そこに今やイスラム系の一連の中東団体が避難民として台頭
し、中央アジア系や中華系としての集団が出来そうな雰囲気である。この凡そ4分1ず
つの集団が2割ずつになり、一斉に中華系やイスラム系を批判するに至った。やりすぎ
の政治工作や宣伝工作が功を奏して、人々がその醜悪さに気づいたからだ。まあ世界の
人々の坩堝だから、アメリカンとされる代表思想が変化するのは仕方がないが、理由が
トランプの選出によってかき回される世界政治によってだから穏やかではない。事実、
これらで、国境対策の避難民のストップ、感化される少女の地球温暖化デモ、貿易戦争
に代表される中国との確執と香港デモなどは、今世紀の最大の人類の難問のベスト3で
あろう。世界の弱者や貧困者の対策と経済第一主義の中の環境破壊、その最先端にいる
巨大国のロシア・中国そして自国のアメリカの全く浮遊する思想の先鋭的攻撃型経済は
次々に問題や禍根を残し時を超えていく。こうした変化に揺らぐ小国で、今年は選挙の
年であるようだ。特に日本では台湾選挙が注目されていたが、香港デモのあおりで自由
の素晴らしさが見直され落選かと思われた蔡英文政権は再選確実のようだ。安全保障面
での中台の緊密化は加速していくと思われ日本としては一息つける。中国の金銭外交に
よって国際社会での孤立化が急速に進んだ蔡英文政権だったが、米国との急接近は台湾
の国際社会における地位を大きく押し上げることになるだろう。さらに言えば、蔡英文
政権の後を頼清徳政権が引き継ぎ、通算16年の長期民進党政権時代が誕生する可能性も
出てきた。これまで国民党が引き継いだ形の大陸対抗主義が、逆に民進党に移った形で
継承されたからだ。それだけの時間があれば、このランドパワーとされる大陸主義に、
シーパワーとされる島国の台湾アイデンティティは、中華中心主義と異なる形で確立で
きるだろう。また、官僚や軍部に根強く残る国民党利権やしがらみも、浄化できるかも
しれない。東シナ海に、中国を名乗らず、脱中華を果たした成熟した民主主義の自由な
華人国家が誕生することになれば、それは近い将来に予想される国際社会の再編を占う
重要な鍵ともなるだろう。朝鮮半島がけつまずきずっこけていただけに、心強き隣人と
なるかもしれない。かなり私的な期待のこもった見立てではあるものの、今も続く香港
の若者の命がけの対中抵抗運動と、米中対立先鋭化という国際社会の大きな動きの中で
は台湾は国家としての承認を得られる二度目のチャンスに恵まれるかもしれない。今回
日本を訪問する習近平氏に、日本人は疑義の目を持って嫌がっているが、日本に訪日を
する習氏もこの香港デモやウイグル収容問題チベット制圧問題が噴出する中では嫌にな
っている事だろう。事実に即して言えば、今だ共産党は、民主主義や自由主義資本主義
を全く理解していないで大国にのし上がって、近代化都市生活裕福な暮らしに浸かって
もはや後戻り出来ない中に、思想のみが500年も昔の王朝時代に起こった中華中心の
世界観なのだ。その拡大にや民衆の締め付けに、共産党や解放軍が邁進して進撃して、
香港摩擦になっているのだ。これを習氏はよく知っている。が、変えられない。大国と
しての維持も意地もある。厄介なものである。


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sage
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