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196: 01/17 23:01
プラネットクラック、クライシス、 ０２
「我々は判っていたんだ。３０いや５０年も自然界を追ってきていて、ほとんどの学者
は判っていたんだ。この地球が壊れて行っている事を。」「問題は、わかっていながら
何もしなかった事で、これからも何もしようとしないことだ。」と息を荒立てて言う人
は、自然の美を写真誌で綴り、名声を馳せた博物学者 ディビット・アッテンボローは
そう熱っぽく語る。ＢＣＣで放送された「フローズンプラネット」シリーズはこの放送
局が、依然として世界最高の自然ドキュメンタリー番組の作り手であることを証明して
みせた。BBCのマーク・トンプソン会長と会ったときには「BBCは世界最高の放送局だ」
とアッテンボロー卿が言い、ふたりして広報のお達しを無視してインタビューしている
。「欠点も多いだろう。いいときもあれば悪いときもあった。だが世界中で本当の意味
で真に公共放送局といえるのは BBCだけだ。テレビはもっとも有力なメディアであり、
公衆への奉仕につとめなければ。ただの金儲け以上にできることは多い。」と語る。今
や BBCでの地位を捨ててまで、情熱のままに地球の生物について番組を作りつづけてき
たアッテンボロー卿だが、今でも、御老体に鞭打っても、自然界の抗しがたい魅力にと
らわれて世界中を駆け巡っている。そうした政治や世間のしがらみに無頓着な彼でも、
今回の合意なきカーボン会議には腹がたったのだろう。「足元が燃えているんだ。我々
の楽園の地上が既に異変が起こっていて、このままでは地球上に人類はおろか、生物が
いなくなるほどに加熱すると判っているんだ。問題は既に起こっていて、欧州でも豪州
でも米国でも中国でも、山火事が手が付けられ無い位燃え広がり、一瞬の豪雨が大打撃
を人類に与えているんだ。確かに火元は色々な原因があるかも知れない。でも燃え広が
りは今の異常気象の温暖化とわかっているんだ。昨年ももはや温度が４０度を超えてい
る。思い出して下さい。アボリジニの人達は太古の昔から原野でも森でもその場で火を
使って料理していたのです。それでもこんな山火事が起こった事は無かったのです。」
「そして今の本当の問題は 温暖化でなく温暖化に対処して政治家が合意しない事で、
いまだに温暖化や二酸化炭素量の拡大をフェイクニュースとする政治家がいることだ。
」と話す。自らの住処だった楽園が燃え広がり、豪雨で人々の住処が流されているのに
今だに信じていないかの反論して動かない事です。」と言う「既に５０年も前から我々
は氷河が溶けている。砂漠に大雨が降っている。台風が大型化している。北極海が溶け
てシロクマが困っている。と映像は見せていたのに、暖房のきいた車の中で信じていな
い。と笑いながらステーキハウスに乗り付けて、この温暖化を何も考えない指導者がい
る事が問題なのだ。」という。日本では既にある研究所の大半はその効果的な解消法を
見つけている。結果は東京ツリー程度の高い筒を上空に向けて地上まで空気を吸い込む
事そして同時に深海近くから水を組み上げて上空の空気をナノバブルで吹き込む事だ。
深海の水を汲み上げる理由は海中の二酸化炭素吸収量が波で空気と触れている海上では
水蒸気量のように飽和に近いからだとされる。また上空の空気も同じで上空汚染を取り
除くことが有効らしい。これらの研究成果が、カボーン排気の売り買いで飛んでしまっ
た。つまり森林保有の炭素税というのはいかがわしい投機マネーで技術を捨てたのであ
る。
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