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202: 01/20 15:31
プラネットクラック、クライシス、 １２
気まぐれにも神様はアメリカと言う国家群に、南米という古代人のいるジャングルの
地政学を与えている。これは運のいいことかも知れない。新しいインフラ改善によって
中国社会に地域連結がユーラシア大陸で起きている。シルクロードを現代に復活させる
「一帯一路」構想が功を奏してヨーロッパと北京を一つの経済地帯とさせようとしてい
る。かつて駅馬車の頃、アメリカ大陸は線路開通で大きく町が変化した。水路や馬車の
停留所は寂れ、新しい鉄道網によって築かれた町が大発展を遂げたのである。世界人口
の半数以上が住むユーラシアでは太陽光や風力エネルギーにより、世界的にも稀な地中
の資源採掘も可能になりエネルギー的にも自立可能な大陸に変化した。再連結は時代の
基調とはいえ、チベット人ウイグル人あるいは香港人といった仏教宗門から発展してき
た人々を大きく阻害している。かつてアメリカインディオが文化をさらわれ言語を捨て
られた時のように、土地を奪われ人は追い払われ旧生活にしがみ付く者は容赦なく殺人
放火暴行捕縛の対象者となった。これが３０年も続いている。こうしてこれまで漢民族
が０.1％もいなかったウイグル地区に６８％前後が住み着き、経済資本に限れば８７％
の富裕者層や商人層が漢民族とされている。ほぼ漢民族が乗っ取ったものでチベットも
同じである。チベット地域はもっと悪く、寒く貧しく住み着くものは少なかったがそれ
でも観光客の相手する商売の９８％は漢民族で、いわば勝手に領域を広げた社会を作り
勝手にチベットの為とチベット仏僧侶の焼身自殺者を増やした歴史を作ってきた世紀で
あったのだ。現代日本研究の第一人者からいえばこの改革開放も自由化しない社会では
意味はない。とされる。確かにチベット仏教に一般中国人が近づいても、入門も出来ず
共産党思想下で意味さえ繋がらない中では豚に真珠の鉄道網であり、帰郷や観光列車と
なるぐらいだ。中国人は馬鹿だ。日本でも同じだが馬鹿につきものは壊すという行為だ
。建物を壊す。制度を壊す。自然を壊す。人間関係も壊す。歴史も壊す。よく、知らぬ
が花とか、知らない事の勇気、無知の無謀、などと言われるが、全く市や国がそうだと
あのＩＳのような石窟像の爆破や、日本の由緒ある近代建築物の解体などが行われる。
中国も盛んに港や海上都市の景観のある中国の下町を次々と壊していった。その馬鹿さ
は、ロードローラーでそのまま人を圧死させるほどの狂気であった。当然世界はこれが
国家か。国が国民を殺すのは相変わらずの共産主義国家ならでは。としていた。がその
中国にオリンピック委員会も万国博覧会も開催を決定したのだ。ＩＭＦの行った罪の、
その全容である。もしウイグル人拉致や強制再教育を本当に非人道と糾弾するならば、
すぐさま欧米列強は、中国の人民元の価値をないものとすれば済む話だ。いくら経済の
重視の提言権威だとしても、人を殺し財布を盗む行為を称賛していては話にならない。
その意味での、このＩＭＦのいい加減さは日本では我慢ならないのだが、この中国が、
経済失速しては困る米国で、米国が不況になれば日本にも及ぶしＥＵもただじゃ済まな
ない。との及び腰のようだ。が、グレタ・タウンべりさんの名言から言えば、そうした
忖度が未来を無くしている。そもそも国際通貨基金（IMF）は 戦後のブレトン・ウッズ
の行った連合国側の国際通貨金融会議においてドル流通での基軸通貨構想の協定に基づ
き、設立されたもので、ちゃんとした提言がない限り用済みのクラブだ。サーベイラン
スにＩＭＦは協定上の加盟国の義務とされて動く。こうしてマクロ経済・財政・金融の
専門知識を備えた政策担当者が加盟国の要請で専門家分析をして、政策の技術的支援を
実施する。としている。しかし今のＩＭＦ理事はその方向性を見失い、世界に戦争を焚
きつけている状態だ。欧州中央銀行（ＥＣＢ）総裁に就任したラガルド氏（６３）など
は、全く間違いの経済理論をかざし中国を大きくしブラジル火災を広げた。まあ利益が
なければというのはわかるがバカの究極である。
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