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熱血高話
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118: 04/16 02:48
 柳川 銭紋  115

 では西部征討ではどうだったのか。菊池氏や英彦山族は皆んなが日足紋から発達した
菊の御紋や朝日紋に変化している。しかしこの九州制圧のち二つ鷹の羽や鷹容姿紋に変
わる。片羽鶴紋は、実は良く似たのがナチスの鷹の紋章だった。いまにして思えば、勝
手につると決めつけていたのかも知れない。ちなみにナチスの紋は鷹でなく鷲なのであ
る。何故鷲かといえばプロイセンそのものがローマ帝国の名残りで、ローマ帝国は双頭
の鷲を国旗や国章としていたのである。でこの双頭の鷲の紋章は盛んに変化して小公国
のエンプレムとして発案された。でなぜ鷲の羽かと言えば拝火教の影響であろうと言え
る。拝火教すなわちゾロアスター教は、古代ペルシアを起源の地とする善悪二元論的な
宗教である。『アヴェスター』を根本経典とする。ゾロアスター教の全寺院には、ザラ
スシュトラが点火したといわれる火が絶えることなく燃え続けており、寺院内には偶像
はなく、信者は炎に向かって礼拝する。中国では妖教(けんきょう)とも筆写されて、
唐代には「三夷教」の一つとして隆盛した。、パーシー教ないしパールシー教とも称さ
れる。ゾロアスター教の教義は、善と悪の二元論を特徴とするが、善の勝利と優位が確
定されている宗教である。一般に「世界最古の一神教」と言われている。しかし、この
ゾロアスターが整備されたのは、世界最古の預言者といわれるザラスシュトラ(ゾロア
スター、ツァラトストラ)の生きた 紀元前1600年頃〜紀元前600年頃で、火の崇拝教は
紀元前6千年までさかのぼる事が出来る。従って拝火教そのものは紀元前4500年頃
に出来た物とされる。ゾロアスター教の守護霊は、「プラヴァシ」と呼ばれている鳥で
、プラヴァシは善をあらわし、また、この世の森羅万象に宿り、あらゆる自然現象を起
こす霊的存在として象徴され、従って多くは人の頭と「プラヴァシ」の鳥の姿で象徴と
される。中世ゾロアスター教文献の神話によれば、世界の始まりの時にはズルワーンの
みが存在していた。彼は長い時間をかけて、全善なる存在を生み出して世界を治めさせ
ようとしたが、ある時それが可能なのかと疑念を抱いた。この心の迷いによって、ズル
ワーンの子は善なる存在と悪しき存在とに分裂してしまった。それが全善の神オフルマ
ズド(アフラ・マズダー)と全悪の神アフリマン(アンラ・マンユ)である。かくして
世界はこの双子の神々によって創造され、善と悪とが戦う戦場となったという。善思・
善口・善行を謳うこの宗教は、恐らく日本の公明・公正・正大の基本となったのであろ
う。実は大阿蘇神社は狛犬になったのは江戸以降で、ナマズのたった姿だったらしい。
田主丸の阿蘇神社にその名残りがある。しかしこの寺は橘の紋がある。橘紋は橘氏の代
表紋で主として橘氏流が用いている。使用家は中井、橘、薬師寺、山崎、土田、岩下、
野尻、福富、山脇、山口の諸氏と、たいへん多い。この神紋は恐らく黒田家の家紋であ
ったのだろう。大津山阿蘇神社は揃い鷹の羽紋である。鷹の羽は菊池の復興紋である。


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