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はまゆう
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 中国はかつて、歴史的には万里の長城までを領地としていた。つまり北夷東狄南蛮、
そして西海の中で囲まれた中の国という意味をもって中国としていた。この中で万里の
長城を作ったのはいわゆる夷狄の攻撃に備えて領土確定を図る為だった。しかしながら
歴史上、漢民族は乗っ取られてしまう。そして皇帝が君臨した。この乗っ取られた国は
新しい考え方や大胡の胡族の進んだ技術を受け入れて、華やかな文化生活となった。こ
れに日本他多くの国が見習おうと押し寄せて更に国際色豊かな秩序ある法治国家を築く
。この華やかさにひたる事で、中華民族としていた。彼らには、遠くインドから持ち込
まれた仏典によって、精神世界は支えられ、その通り道であった胡族の技術で強大な軍
事防衛が支えられて、現実の世界は便利になっていた。胡族の持っていた火薬・羅針盤
紙は、それを裏付けるものだ。更に他にも集まって来た他国を蛮族と碑下したが、彼ら
、つまりベトナムなどからくる果物やお茶、日本から来る金銀や刀、朝鮮からくる塩や
干物いわゆる蛮族の物とした「万物」が国を潤して中世を過ぎた。ところが悠久の歴史
の中で、その便利さや優位さを誇った技術も西洋の模倣し進化し、王室の紛争に明暮れ
た中国に逆輸入される頃には、まったく雲泥の差がついてしまって、日本の文明開化の
頃には北方のロシアにさえ勝てなかった。そこで取ったのは嘘で固めた外交政策だった
。日本の開国時と同じく、一度や二度は民族主義や独立思想のもと、西洋との戦いに挑
んだ。しかし、船も兵器も貧弱な今流で言えばツールもアイテム中では勝てる筈もなか
った。そして中国外、つまり皇帝の持ち物以外はすべて切り売りした。金港、つまり、
昔日本から金を買い付けていた港のウラジオストックはロシアに売ったし、朝鮮半島も
日本に売った。果物や胡椒や塩やお茶のやってきていたシャム、今のベトナムもフラン
スに売ったし、香港マカオ台湾はイギリスに、青島やその他オランダやドイツに、と、
次々に権利を手放した。当然である。これらは中国人や皇帝の持ち物ではなかったから
だ。そして日本も売り渡そうとして、日本では対馬事件や津軽事件など迷惑な事件も、
数多くあった。中国の宦官はそうした嘘に長けていて、まるで自国の物のように言って
夷狄を夷狄で打つ。つまり敵を敵で打つ方策をとった。この大国中国が負ける西洋であ
る。他の小さな国が文句言っても、抵抗することも勝つこともあるまい。と言う訳だ。
ところがそうした目論見は簡単に崩れた。台湾は琉球と共に英国を困らせ、グエン王朝
のベトナムもフランスに善戦した。対馬や釜山更に朝鮮半島では日本が抵抗し、日清の
・日露の海戦に至っては日本が勝ってしまったのだ。こうして困ったことに、国内のキ
リスト教徒は、とうとう王朝を倒してしまったのである。こうして助けを求めたのが、
ロシア皇帝だった。HSBCは香港上海銀行の英訳略称で、彼らはロシア皇帝の財宝す
ら管理していたフランス系BNP(パリ国立銀行)の信託の財産管理とイギリス系BB
(ベアリング銀行)をはじめとした、興行投資を目的とした銀行が戦っていた時代に、
双方にロシア皇帝は大物の顧客だったからだ。

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