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9: 12/20 03:20
今都会では 盛ん解体される建物が多い。特に浮浪者のいる都会では 市営アパート
など家の無い人に貸し出しすることを拒むように解体されている。これは異な事であ
る。町が再生し新しい文化を創造することは結構なことだ。が諫早干拓ごとく今まで
百年は持つと言われ作られてきた鉄筋コンクリートの集合住宅が 今まで人々の生活
を守ってきたし これからも守っていけるはずだが 簡単に壊されている。耐震化の
問題やら色々あろうが 公共施設が多い事から それらをさせているのは間違いなく
税金の無駄使いと失業対策の上での事であろう。しかしはたしてそうした中国人の様
なやり方でいいのだろうか。それは今のコンビニや郊外のスーパーと同じ様に簡単な
単細胞の収益主義のみで発展を阻害しているように思えて仕方ない。
郵便事業が民営化されて 都会では小さな郵便局が使い勝手が増えるように数が増
え田舎では通常の運送屋の運ぶ手紙さえ割高に陥った。町がガレージ商店街になって
コンビニなどのもつ 収益率の高い回転する品物ばかりになって 専門的製品が手に
届かなくなっていった。もちろん不便でないところは 相当数に便利になった。が
一方で今まで支えてきた 地域の駄菓子屋や個人商店は 全く振るわなくなったし
どこそこの小さなスーパーと言えない商店は 全く閉店して子供が行く場所が無くな
ったとまで言える。これで果たしていいのだろうか。中国国内では既に観光としては
見る価値の無くなった風景が広がり 道路は車がひしめきビルがそびえ あの中国風の
独特の光景は消えて 夜はほつぽつとしか電気のつかないアパート群が並んでいると
いう始末である。一体生活はどこにいったのだろうか。
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