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どうした日本
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1006: 02/01 17:52 ID:b2
[憂鬱人敵 1062]

 かつて川口市は吉永小百合のキューポラのある街で有名な煙突のある重工業都市で、
労働者の街だった。この映画は中学3年生のジュン(吉永小百合)の心情物語である。
鋳物工場の直立炉(キューポラ)が立ち並ぶ埼玉県川口市の鋳物職人の長女で生まれて
何事にも前向きに高校進学を目指す少女だが、父・辰五郎(東野英治郎)が工場を解雇
され、降って沸いた家長の無職で家計は火の車となり、修学旅行も諦めてる位だった。
自力で高校の入学費用を貯めようと、パチンコ屋でアルバイトを始めるジュンに優しい
担任教師の助力で修学旅行にも行けることになったがしかし、ようやく再就職した父親
は、待遇不満に仕事をやめてしまう。絶望したジュンは女友達と遊び歩き、危うく不良
少年たちに乱暴されかけた。全日制の高校進学を取りやめて、就職を決断する少女の目
に、北朝鮮への帰還問題で苦悩する朝鮮人の一家や、貧しくとも力強く生きる人々との
交流を通じた物語が進む。しかし少女は、自立して働きながら定時制高等学校で学び続
けることに意義を見出した明るく未来に向かって生きる。この川口市の人口約60万人
のうち中国人は約2万人。自治体別の在留中国人数では全国第5位ながら、東京都大阪
市などの大都市を除くと、中国人比率の高さは群を抜いている。その象徴的な存在が、
UR都市機構の賃貸の芝園団地だ。18年時点で、約4500人いる全居住者のうち約半数に
あたる約2300人が中国人、あるいは中国にルーツを持つ人々である。在日中国人ジャー
ナリストの話だが、不動産関係者の話によると今では6割強まで増えたと言われる。が
その為、最寄りの駅はJR京浜東北線「蕨」駅で団地に向かうと、すれ違う人々からは
、聞こえてくるのは、ほとんどが中国語だ。「ここに中国人が住んだ理由は、まずUR
都市機構の物件では保証人が必要ないので外国人でも借りやすいこと。1980年代から90
年代にかけて新宿や池袋の日本語学校に中国人留学生が増えたのですが、その後彼らが
しだいに離れることなく、郊外の安くてアクセスのいい地域の物件を求めるようになり
移住して集まってきた。そしてIT企業のエンジニア用の寮として借り上げられている
ので更に増えた。こうした背景でもともとの中国人は日本語に堪能ですが、他に友人や
親戚など中国人同士のクチコミを頼ってきた人の中には、そうでない人もいて、彼らは
中国人コミュニティーを形成して壁を作っている。」(ウオッチャー)。14年に同団地に
自治会が住民200人に対して行った出身を聞くアンケート調査では、朝鮮族の多い東北3
省(遼寧、吉林、黒竜江の各省)出身者が多く、主に30代のファミリー層が多い。「蕨市
立病院には中国人看護師がいるので心強い」という面もある。しかし団地に住む日本人
は、中国人経営の店にはまず行かない。日中で通う店は違うし、同じ団地に住んでいて
も、コミュニケーションすることはほとんどない。だから目立ったトラブルはありませ
んが、交流がないから表面化していないだけ。ともいえる」ある意味「川口冷庫」であ
る。これで地方自治が成り立っているから不思議だ。
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sage
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