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どうした日本
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20: 01/27 02:51 ID:ao
おやおや 21 最近、値上がりが激しいのが砂糖で、1ポンド(0.45キロ)の価格が昨年春の
0.15ドルくらいから今は0.3ドルを超え、30年ぶりの高値。コーヒー豆も、ここ
4、5年で、1.8倍から2倍くらいに上がっている。

 世界銀行の推計によると、過去3年間で世界の食糧価格は平均で83%上昇。これが
原因で、少なくとも1億人が食糧不足にさらされるとみられている。その原因として
は、気候変動による収穫量の減少や、中国やインドの食糧需要が増大したことなどが
挙げられている。
 さらに、ここ数ヶ月で、基本食品の値上がりが加速しており、世界各地で食糧をめぐ
る暴動にまで発展している。エジプト、フィリピン、コートジボワール、セネガル、
イエメン、メキシコなどで暴動が発生。カリブ海の島国・ハイチでは、商店の略奪が
1週間以上続き、事態を収拾できなかったとして国会が首相を解任するという事態に
発展している。
それ以外にも、苦肉の策を取らざるを得なくなる国も多い。例えばパキスタンでは
食糧の配給制が復活し、ロシアでは卵などの価格を固定。インドネシアでは補助金を
増額し、インドでは高級米以外の米の輸出を禁止した。価格高騰の要因の一つは、新興国の食料需要の大幅拡大。例えば砂糖消費量は中国と
インドで5年前と比べ3割、 ブラジルで15%増えたという。コーヒーについても、
「ブラジルやインド、ロシアなど新興国の需要急増」(業界関係者)が、今回の相場
急騰の要因とみられる。
 加えて、世界的な異常気象の影響も大きい。オーストラリアの大洪水で小麦などの
生産が減る恐れがあるほか、アルゼンチンの干ばつでトウモロコシの生産が打撃を受
けている。小麦は2010年夏、ロシアが不作のために輸出をストップしており、オース
トラリアの洪水が追い打ちをかけている形だ。
 さらに、マネーゲームが相場上昇に拍車をかけている。日米欧は金融緩和を競って
いるが、企業が金を借りて事業を拡大するという、本来の景気回復のパターンになら
ない。余ったカネが流れ込んだ新興国はバブルの恐れが強まり、金融引き締め、外資
規制に転じた。そこで、いよいよ行き場をなくしたカネが商品相場を上昇させている
というわけだ。Jcast ニュース より
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