[*]前 次[#] [0]戻 [4]履歴
[1]最新 [2]最初 ▼[3]コメント欄

どうした日本
4/102頁 (1015件)
37: 02/15 04:00
ew nipponn acrob news

日本の現状09

 この海外から高い評価を浴びている 1割納税と官公庁改革と政府による福祉充実
の施策は 国内では そんなに賞賛されてはいない。しかしながらおよそ7・8割の
人々が 反対しない姿勢を示している。そしてそれが 今の内閣の人気にはつながっ
てはいないどころか 野党の批判のもとになっている。これは何を示すのだろうか。
 こうした二律背反の施策は 国民からはどうしても見えにくい。多分今よりは苦し
いだろう高納税と スリム化し減額すべき公務員給与と 少子高齢化に伴うデフレの
為の社会福祉の充実は 実は 日本の抜本的施策の避けられないものだが それでも
小泉内閣からこの方 政府与党は 多数与党に甘んじていて 特に自民党政治などは
全く下らない 国際的戦争加担と郵便局解体に終始して 時の経済大臣は銀行相手に
数字をもて遊んだだけだったのだ。そうした経緯からいぶかしく見つめる国民の目は
 たぶん 不快な面持ちのままで 相当な政治不信の中にあるのだろう。
こうした姿を見ると 日産自動車の不調な中で ルノー自動車に突然吸収された事を
思い浮かべる方も多いだろう。橋本内閣が外圧によってビックバン構想を掲げてから
幾たびか日延べをしたにも関わらず 日本人の多くというよりは銀行の多くは 逆に
ATMを増やし利率の横並びの中顧客競争をしていた。其のために 運用高利を払う
大手の巨大企業は 銀行のリスクを取らない投資先としては いいお客様であった。
そう 投資をしないで 大きな金で損失補てんしてやれば 貸し出し金利を大きく返
してくれるのだから。そうしたおんぶに抱っこの甘え構造が 日本の起業家を育てな
かった為に日本は 数ある先進国の中で最低の企業発達発信のない国になっていった
。其のために 並み居る自動車会社には 国際的業界再編のうねりに対応する術が無
かったのだ。二輪車まで網羅していたホンダと 先駆的にハイブリッドを作っていた
トヨタはともかく 三菱は他の同系企業に頼り その多各社共にその対応に翻弄され
たのである。中でも日産は トヨタを追い抜く事を目標に売り上げは良かったが内容
は惨憺たるものだったと言われている。がこの巨大企業も 腐っても鯛という中にあ
り 外国のとんでもない弱小企業がこれを買い 一気に社内改革を押し進め3年後に
は 利益を出して日産復活を見せたのだった。その内容を知る社員は 殆どが当然の
すべき事をしただけだったと回想する。つまり時の塙会長は 会長職に甘んじていた
のみで改革に着手しなかった為に日産は沈んでしまい ルノーに乗っ取られたという
のだ。が 塙氏にとっては 工場閉鎖や社員解雇或いは車種限定に 多くの壁があり
その模索や意思統一の期間が 押し寄せる波に対して時間的に余裕が無かったと言う
であろう。 つまりその指導者や渦中の社員 税で言えば我々国民に情報が知れる頃
は 既にとり急いでまとめて改革すべき頃合いなのである。  
 
 
[*]前 次[#]
▲[6]上に [8]最新レス [7]ピク一覧

名前:
Eメール:
コメント:

sage
IDを表示
画像を投稿(たぬピク)
現在地を晒す