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464: 06/19 11:25
宇宙仏教説 ---- ---- ----１２４
産経新聞ワシントン駐在客員特派員、麗澤大学特別教授の古森義久は、嘘をついては
いけない。「中東和平への新参者が苦痛の教訓を得た」──米国の、大手紙ウォール・
ストリート・ジャーナルが安倍晋三首相の６月中旬のイラン訪問を、このように厳しく
批判した。と書いている中で、米国政府はイギリス政府とともに、タンカー攻撃を行っ
たのは イランの革命防衛隊だとして、その証拠となるビデオ数点を公表した。一方、
イラン側は攻撃の責任を全面的に否定する。だがこの種の見解の対立では過去の事例を
見る限り米国や英国の政府の主張のほうが正しい場合が多い。と言っている。バカをい
うのではない。正確に書くなら「過去の事例を見る限り、米国や英国の政府の主張の様
に工作され見立てられ正しいものとされる場合が多い。」と書くべきだろう。世界中の
事件の中で６割は米軍がらみであり中国・ロシアを含めると９割を超える。その中で、
英国や米軍の勝手な振る舞いで戦争になったものは７〜８割を超えている。ベトナム戦
争しかり、アフガン戦争しかり、中東戦争しかり、９１１以降の事件しかりである。今
だ９１１は極秘のものとされペンタゴン強硬派が行ったネオコン・テロとは認定されて
いないが、その後の原油積み出し、倒壊状況、現地でのメディア報道でも分析から自己
爆破のいわゆる解体事件であった事が知られている。キシッシンジャーはじめ３８人の
ユダヤ上層部の役員はみんなこの事件を知らなくともこうなって戦争を仕掛けることは
わかっていた。なぜならこの隠れた３６人＋ジョージブッシュＪｒ＋ドナルド・ラムズ
フェルド国防長官はそれを知っていたからだ。軍産複合体を率いる彼らには非道などと
いう文字は敢えてない。元々が人殺しの道具で生計を得ているからだ。そもそもイラン
の革命防衛隊はそんなにバカなのだろうか。中国の人民解放軍同様にアメリカ支援の下
で作られたこの軍隊は、実は革命成功で解体される運命だったはずだがそうならなかっ
た。毛沢東と同じに宗教指導者ホメイニ師の帰国と共に、ただの国王退位と退去を迫っ
たのみの独裁集団国家となった。一番たちの悪い、幾人かの共同支配体制である。中国
よりまともなのは無神論者の横暴な群れではなかった事だけだ。ウォール・ストリート
・ジャーナルは、安倍首相はイランを訪問し、米国・イランの紛争の調停を試みたが、
米国ではトランプ政権からの否定的な反応こそないが、メディアや専門家からは、安倍
首相の調停工作が何も事態を改善せず、かえって日本企業が運航するタンカーが攻撃を
受けたことへの冷ややかな評価が出ていて、日本の戦後外交の特徴だった「架け橋外交
」の限界が期せずして露呈した。と評した。更に、ポンペオ国務長官は「イランは安倍
首相の外交努力を完全に拒み、さらに日本籍のタンカーを攻撃することで、安倍首相を
侮辱した。」と今回の安倍首相のイラン訪問を総括し、米国人学者の「軍事という要因
にまったく無力な日本はこの種の紛争解決には効果を発揮しえない。」という見解を示
した。しかし、それは全く米国流のお角違いである。確かにハリス氏の言うように、「
日本にとっては、米国とイランの間の緊張を緩和するという控えめな目標さえも、達成
は難しい。」し、「日本は国およびイランの両国と良好な関係にあり、両国の対決をも
左右できるテコは持っていない。なぜなら日本には軍事パワーがまったくない。」が、
さりとて、欧州のこの核合意各国の様に、指をくわえて見ていることが出来ようか。更
に米国はこのタンカー攻撃の元が、トランプの一方的なテーブルなしの核合意破棄にあ
る事を知っての発言だろうか。もっと言えばホルムズ海峡閉鎖で得するのは、米国のみ
である中で、米国もしくはサウジなどの同盟国の工作の可能性が極めて高い中では、こ
の能天気外交しかないのが現実だろう。裏にあるロシアへの低濃度ウランの売り捌きを
やめさせたいなら、それはどうどうと発言すべきであろう。
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