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178: 04/10 18:32
朝鮮人に 喝！ ２２０
実はこの李承晩が作った暗殺部隊の犯罪団体に、誰も支持民衆が居なかったのなら、
いつでも南北統一が出来る中にあった。正に金大中事件（きんだいちゅうじけん）は、
そうした中に起こっている。金大中は1971年大韓民国大統領選挙で新民党（当時）の正
式候補として立候補したが、民主共和党（当時）の候補・朴正熙（パク・チョンヒ）現
役大統領（当時）に、わずか97万票差で敗れた。朴は辛くも勝利したが、民主主義回復
を求める金に危機感を覚え、そんなさなかの大統領選直後、大型トラックが金の車に突
っ込み３人が死亡し、金は腰と股関節の障害を負った。後に韓国政府はＫＣＩＡが行っ
た交通事故を装った暗殺工作であったことを認めている。つまり朴正熙も金大中も認め
ないとする李承晩の暗殺部隊や北の諜報隊が政治中枢に隠れていたのだ。この後朴正熙
大統領も６回も次々と暗殺団に狙われいるのである。つまりＫＣＩＡも大統領擁護では
なく双方を狙う都合のよい韓国を掌握する政府に巣食う暗黒集団であったのだ。1973年
8月8日、大韓民国の民主活動家および政治家で、のちに大統領となる金大中が、韓国中
央情報部 (KCIA) により日本の東京都千代田区のホテルグランドパレス2212号室から拉
致されて、船で連れ去られ、ソウルで軟禁状態に置かれ、５日後にソウル市内の自宅前
で発見されたと言う奇妙な事件である。この金大中拉致事件（きんだいちゅうらちじけ
ん）は、丁度その頃朴の側近であった李厚洛（イ・フラク）中央情報部長が平壌を訪問
し、平壌の金英柱組織指導部長と会談し、逆に英柱の代理として朴成哲第二副首相が同
年05月29日から06月01日の間ソウルを訪問して李と会談し、7月4日には南北共同声明を
発し祖国統一促進のための原則で合意した頃で、この歴史的会談によって李の韓国国内
の評価は一気に高まり「ポスト朴正煕」との噂さえ囁かれるようになった頃だった。そ
んな中で、首都警備司令官尹必縺iユン・ピリョン）将軍が李との談話で漏らした失言
があり「大統領はもうお年だから、後継者を選ぶべき」と言う声に激怒した朴正煕は、
両人ならびに関係者を拘束し徹底的に調べ上げるように命じた。しかし、ここで側近か
ら造反者が出たように見られるのは朴政権にとって痛手となるため、李厚洛は釈放され
た。こうして朴の機嫌を損ねた李は、何とか名誉挽回に朴の政敵である金を拉致する計
画を立てるに至り、日本の暴力団への依頼も検討していたことが国家情報院の過去事件
の真相究明委員会で明らかになっている。金大中は、翌年に朴は非常事態宣言を発布し
憲法を無視して国家を戒厳令下においた（十月維新）のだが、そのとき海外にいた。金
は韓国に帰れば殺されると判断し帰国を断念し、日本やアメリカの実力者と会見をした
り、海外在住の同胞達に講演したりして、韓国の民主主義と自由選挙を求める運動を行
った。こうして最終的には外国での殺害を断念して拉致になった。
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