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180: 04/10 18:41
朝鮮人に 喝！ ２２１
金大中事件は、警視庁の判断によると「少なくとも４つのグループがいて、総勢２０
〜２６人が事件に関与していた。」とされる。アメリカの「ファーイースタン・エコノ
ミック・レビュー」の記事によると「朴正煕と関係の深かった町井久之（鄭建永：チョ
ン・ゴンヨン山口組系東声会会長）がホテルのフロアをほとんどすべて借り切りにして
ＫＣＩＡの行為に協力した。」という。「ニューズウィーク」東京支局長バーナード・
クライシャーは、本社に「町井久之はＫＣＩＡと緊密に行動を共にし事件の背後にいた
。しかし日本のどの新聞もこのことを取り上げない。それは町井の組が自分達を誹謗す
る者を拷問し殺すことさえ厭わない組織だったからだ。」との記事を送っている。韓国
政府が金大中を中傷する情報を、日本の新聞社に流す役割をしていた柳川次郎（梁元錫
：ヤン・ウォンソク山口組系柳川組組長）も関与していた。日韓関連の著書が多いジャ
ーナリスト五島隆夫によると「柳川は、日本の暗黒街の他の人物と同様に、児玉誉士夫
（自民党の後援者：右翼の黒幕）を通じて韓国政府と接触をとっていた。」という。又
、退官陸自３佐で興信所を営んでいた坪山晃三に、拉致設定の依頼が金東雲からあった
が、坪山は拒否した。その情報を聞いて、当時の後藤田正晴官房副長官から、しばらく
身を隠していろと忠告されて伊豆地方に潜伏していた。と言われる。この事件の責任を
取って李厚洛は中央情報部長職を解任された。又日本国内では反韓感情が高まった。そ
の運動の中から総連系に唆された文世光（ムン・セカン）が朴正煕殺害を更に試み、陸
英修（ユク・ヨンス）大統領夫人が死亡する事になった（文世光事件）。この事件の真
の責任者の警護室長朴鍾圭（パク・チョンキュ）も解任された。その後、中央情報部長
に就任した金載圭が、警護室長に就任した車智K（チャ・ジチョル）に対する反感から
、朴正煕暗殺事件をおこし、朴政権の滅亡とその事件を率先して調査した全斗煥の台頭
を生むきっかけともなった。日本政府は主権侵害に対する韓国政府の謝罪と、日本捜査
当局による調査を要求していたが、韓国政府はKCIA職員かどうかも認めず不起訴処分と
し、国家機関関与を全面否定していた。同年11月の金鍾泌（キム・ジョンピル）首相（
当時）の訪日と1975年07月の宮沢喜一外相の訪韓で政治決着を図り、韓国側の捜査打ち
切りを確認したが、全面否定のままだったとされる。1973年11月02日に行われた田中角
栄首相と金鍾泌首相との会談の内容を収めた機密文書が、盧武鉉政権により公開（2006
年2月5日）され、日韓両政府が両国関係に配慮した政治決着で穏便に事を済ませようと
していたことが明らかになった。又『文藝春秋』2001年２月号の記事によると田中角栄
時代「田中首相が、政治決着で解決を探る朴大統領側から少なくとも現金４億円を受け
取っていた。」と現金授受の場に同席した木村博保元新潟県議が証言している。また、
田中真紀子によると、事前に田中角栄は「殺人をしないこと」を条件に、拉致すること
を了承済であった。といわれる。角栄の当時の対応については「金大中を殺害するつも
りなら爆破するぞ。」と強く殺害の中止を求めたという説と事なかれ主義的に拉致を認
めたという説がある。
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