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関西人のクズっぷりは異常
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227: 05/23 21:09
 戦禍 の欲望        1−14   

 しかし、第二次世界大戦では、先の大戦である第一次世界大戦において潜水艦の有効
性が立証されたことから、第二次世界大戦では各国がこぞって潜水艦の運用に乗り出す
ことになった。ドイツでは潜水艦Uボートは、第二次世界大戦でもドイツの主戦力であ
り続けた。大戦初期には連合国にとっては大きな脅威であった。実を言うと、ドイツは
第一次世界大戦後、ヴェルサイユ条約で潜水艦保有が禁止されていた。しかし1935年の
再軍備後は、再び建造を再開し、急速に大量に造船している。ただ第一次世界大戦同様
に英国貨客船を多数撃沈したものの、連合国が投入した新型対潜兵器や護衛艦・対潜哨
戒機・対潜水大型潜水艦などの投入によって今度はUボードが撃沈される側になってい
った。これを重く見たドイツ側がシュノーケの開発などでUボートの隠密性の向上をは
かりましたが、イギリスで開発された波長の短いレーダーによって補足されるようにな
り結局根本的解決にはならなかった。シュノーケル型が開発される前は、浮上している
時にしかエンジンでの推進はできず、浮上した時にディーゼルエンジンで発電して二次
電池に充電して潜れば蓄えた電気でモーター推進するのが一般的だったん。シュノーケ
ル型は浮上せずとも艦内から海面につきだした吸気管により、ディーゼルエンジンへの
吸排気を可能に海中推進をした。こうして連続潜航時間を大幅に伸ばすことを可能にし
たのだった。だがそれ以上に、この敵軍を発見をする為に、イギリスで開発された波長
の短いレーダーや感知レーダー発達によって補足されるというような事のほうが画期的
だった。日本の最新空母「大鳳」のN氏は語る。「太平洋戦争が始まった直後、海軍に
徴兵され、「手旗信号」を操る通信兵になり、戦争末期には日本海軍が誇る空母「大鳳
(たいほう)」に乗艦した。「大鳳」は日本の技術の粋を集めた空母の集大成だった。
そして日本での最後の正規空母だった。この時代、アメリカ空母の「エセックス級」を
別格とすれば、おそらく世界最強の空母であっただろう。日本の空母のほとんどは、巡
洋艦の改造型だったからだが、この大鳳によって初めから空母として設計された。つま
り、生まれながらの正規空母であった。しかし、大鳳が就航した1944年には、戦局は既
に絶望的で、日本の空母はアメリカの空母に太刀打ちできなかった。とくに、防御力に
おいては話にならなかった。そのキモとなったのが「VT信管」である。あの広い大空を
、高速で飛び回る航空機を、砲弾で直撃するなんて、どだい無理な話だった。そこで、
砲弾が一定高度に達した時点で、爆発させ、その飛び散った破片で飛行機を撃ち落とす
。と当時の軍は各国とも考えていた。破片で飛行機を撃ち落とすというのも、へんな話
だが、軽量化が重視される航空機は意外にもろかった。その為にアメリカは、高高度の
B29を製造したし、偵察機も戦闘機もこのB29も運転席の飛行士の命を守る工夫を
した。さて、問題は爆発させるタイミングの話だが、敵機の間近で爆発させないと、何
の意味もない。当時の日本の信管(起爆装置)は時限式、つまりタイマーで爆発のタイ
ミングを決めていた。敵機の高度の見当をつけ、砲弾の速度で割り算すれば、発射して
から爆発するまでの時間が分かる。これがタイマーの設定値であった。とはいえ、こん
なアバウトな方法では、命中率はたかが知れていた。結局、テキトーに撃ちまくるしか
なかった。ヘタな鉄砲も数撃ちゃ当たる。とばかりの海軍の高射砲だが、陸軍でもそう
かわらなかっただろう。ところが、アメリカのVT信管の精度は驚異的だったのである。
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