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961: 06/04 22:21
不思議・不思議 311
（地震は予知できうるか 02）
そのまま Ｊ新聞の言うゲラー博士の言い分を伝えれば 次のように言っている。
ゲラー教授はこの地図と、1979年以降に国内で発生した地震で10人以上の犠牲者を出し
た規模のものがどこで起きたかを重ね合わせ。1993年の北海道南西沖地震や95年の阪神
大震災、2008年の新潟県中越沖地震など該当する地震は9件あるが、そのいずれもが
「予測地図」に示された東海、東南海、南海地震の場所から大きく外れているのが分か
る。と指摘し 東日本大震災に関しては、宮城県の一部が地図上で高確率地域となって
いるものの、震度6強を観測して大きな被害を受けた岩手県や福島県、また栃木県や茨
城県北部は「発生率6％以下」と低い確率に区分けされている。という更に
「今回の震災で壊滅的な被害を受けた三陸沿岸は、歴史的にも頻繁に大規模な地震や
津波が起きている点を説明する。過去において 1933年の昭和三陸地震では死者が
1500人以上に達しているほか、1896年に発生した地震で「高さ38メートルにも及ぶ津
波に襲われて2万2000人以上が亡くなっている」という。さらに歴史をさかのぼって、
平安時代にあたる869年の「貞観津波」についてでも、論文で触れている。そして次の
ように主張する。 「地震発生の場所や時間を特定することはできないが、世界各地の
地震活動と、東北での過去の記録に基づいて地震発生の危険度を予測したのであれば、
3月11日の東日本大震災は『想定』できたに違いない」と。
つまり 何処ででも何時ででも起こりうる地震が 今回の場合は恐らく注意深くして
見つめていたなら 地震が起こる事は 想定出来たはずが 東海地震等にのみ固執し
より 他の地域が安全なように見せかけている事は 大いに危険であると言っている
のである。
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