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未来からのキス
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965: 06/05 13:38
不思議・不思議  315

(地震は予知できうるか 06)

 そうした中 政府の地震調査委員会は、宮城県沖の海溝型地震(M7.5前後)が
30年以内に起きる確率を99%と推定。東側の震源域(三陸沖南部)と連動した場合
はM8.0となって津波被害の恐れもあるとしていた事に及んで。三陸沖から茨城県沖
までの「大連動」は過去に例がなく想定外だった。とした結果を公表した。
 最大震度7の激しい揺れを起こした今回の地震だが、揺れによる建造物の被害は意外
に少ない。建物被害を増大させる「キラーパルス」と呼ばれる周期1〜2秒の地震波が
、地震の規模のわりに弱かったためで、周期0.5秒程度の短周期の地震波が相対的に
強かった。 一般に、地震の規模が大きいと長周期の地震波が強く放出されるが、数秒
以上の長周期地震動もあまり強くなかった。 数十年周期でM7〜8級の海溝型地震が
発生する東北地方の太平洋沖で、「大連動型」の巨大地震はどんなメカニズムで起きた
のか−。地震研究者は大きな課題を突きつけられた形になった。
 それでも 東北大ニュートリノ科学研究センターの林野友紀准教授が、こんな解析結
果をまとめている。 東日本大震災の震源付近で約50時間前に起きたマグニチュード
(M)7・3の地震は、直後の活発な余震活動を精査し、前兆的な「前震」と見極めて
いれば「巨大地震発生があり得る」と警告できたのではないか−。という
わずか2日前.3月9日午前11時45分に発生した M7.3の地震のことだ。宮城県で最
大震度5弱、岩手県で最大60センチの津波を観測した。気象庁は大震災後になって後
「前震」との見方を示したのだが。
 林野准教授は、日本周辺で過去約80年に発生し「本震」と確定した昭和三陸地震
(1933年)などM7・0以上の海溝型地震43例について、本震から20時間以内
に起きた大規模余震の回数を調査。本震との差がM1・5未満の余震は平均0・8回
(0〜2回)、1・7未満でも同1・2回(0〜5回)だった。これに対し、前震とさ
れるM7・3の地震の余震は、差がM1・5未満のものが7回、1・7未満が8回など
過去の地震より際立って多かった。としている

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