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もっと成長しよう
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[憂鬱人敵 1054]

Valeとの鉄鉱石事業
鉄鉱石は鉄の原材料です。1トンの鉄を作るのに、どれくらいの鉄鉱石が必要かご存じ
でしょうか? 答えは約1.6トン。鉄鉱石に含まれる鉄は6割程度で、コークスによる
還元や、製鋼過程で不純分が取り除かれ、純度の高い鉄が作られるのです。日本の鉄鋼
業は、戦後の高度経済成長期に飛躍的な発展を遂げました。その際、日本の鉄鋼メーカ
ーにとって最も重要な課題は、海外から製鉄原料を長期安定的に調達することでした。
三井物産はそのニーズに対応するために、1960年代から豪州と南米を中心に、海外にお
ける鉄鉱石資源開発に乗り出しました。2014年に世界で消費された鉄鉱石は20億トン強
で、このうち13億トンが海上貿易で流通していますが、三井物産は、投資事業を通じて
権益ベースで5,500万トンの持分権益生産量を保有し、そのうち1,600万トンがVale社に
関連する鉄鉱石権益です。三井物産は、鉄鉱石事業を通じ、地域社会や地球環境に配慮
した鉱山開発・インフラ整備を行い、資源保有国の成長への寄与と顧客への鉄鉱石の安
定供給を通じて、世界経済の発展に貢献しています。
リン鉱石事業
植物が育つために必要な三大栄養素は窒素、リン酸、カリウムで、これらは農業におい
て「肥料の三要素」といわれています。リン酸の原材料となるリン鉱石は、主に古代の
動植物の化石や糞が鉱床となったものです。中国、米国、モロッコなどが主な産出国で
、全世界で年間約1.9億万トンが産出されており、その約85%が肥料用として利用されて
います。2010年、三井物産はVale社がブラジルの隣国ペルーのピウラ郡バイオバール地
区で開発を進めていたリン鉱山の開発プロジェクトに、米国肥料最大手のMosaic社と共
に、資本参画し、三井物産は25%の議決権および経済権益を獲得しています。現在、同
リン鉱山の年間生産量は約390万トン。生産期間は2010年より27年間の計画です。
米国・アジア市場へのアクセスに優れ、埋蔵量、品位、共に非常に恵まれていることが
特徴です。今後伸び続けると予想されるグローバルな食糧需要への貢献につながること
を期待しています。


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