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もっと成長しよう
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51: 01/29 07:35
中江君の叫び 21「何だそうか。豪傑君も自由主義や民主主義に賛同してはいるのか。只今は 西洋列強
が虎視眈々と亜細亜を見つめている中では 軍備増強国土防衛に徹して今は国が一丸と
なって守りを固めるべき時だ。日本の品位品格を壊してまで 西洋文明を物真似する必
要など何処にも無い。とこう言う事なんだな。そしてその理由が 既に亜細亜に進出し
て凡そ百年も経って やっと中国に影響が出ている頃合いだからと言う訳か。」
「そうです先生。山の渓谷にはいって勝景を眺めるに綺麗とは言え その峰々の奥にあ
る急流難解な土地の起伏を持って生活する民を詳らかに知ることは無い。此の進化とい
う過程に於いて 先行せし文明は只々機械化が先行しているというのみで 他国を上回
る文化では無い。勿論人々へ自由の灯火を立て松明にして馬を走らせて制度を整備した
る事は人々の自由への希求が為したものだったろう。しかしその旗印の袂では畜生外道
の祭りを行わんとしてる様は 万人の知るところなり。近古に至りては最も初めに宗教
で袂を分けた英国において議会を作りその実りを持って 汝我らが安屈魯撒孫(アング
ロサクソン)の種族を人類の長と言わんばかりの寵眷(ちようけん)にして大不列?(
ブリテン)に光臨せし。よって此の国の人士競いて海に出て志を揮ひ気を鼓し自由の旗
幟を飜へし、号呼して撞(どら)を鳴らし、王の膏血をして刑を行い 他国の者にまで
刑場にあるごときに 自ら起草の憲章の大文字を作り斯(ここ)に光彩を世に放てり。
ここ至っては 素は温仁でも人を殺す事を認めるならば 人情溢れ激する時においては
何とするか。所詮進化の理という第二の界境とは詰まる所は立憲の制度そのものにて 
君主制であれ議会制であれ民主制であれこの法の制度において何をか守らんとするかの
みの事なり。国が拡大し他国を犯す事のみ也 頑迷して路を塞ぐ事あらば敵対して蹴倒
す事のみで 自らの選民思想せし事は視野の狭くある中で甚だ迷惑千万な事のみ」「そ
れが進化の制度であり進化の理成り。国強固にして大きくなるを心配するは陳腐な理論
なりて 強くあるを心配するは陳腐な事此の上もなく 嗚咽し嘔吐すら覚えん。」
 


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