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さてさて
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210: 11/14 18:23
         バサラの海    56   

 ほとんどの旅客機は、大勢の乗客を快適に載せるため安定して飛行するように設計さ
れている。アジア太平洋戦争での日本列島空襲に用いられたB-29として知られる「爆撃
機(Bomber)」仕様でも爆弾を降り注ぎ命中させるために安定性が重視されている。そ
のため墜落のおそれは少ない。しかし、戦闘機、攻撃機は急激に上昇したり降下したり
小さく旋回するなど戦闘のための「機敏性」を評価する為、機体には意図的にも飛行が
不安定になるように設計されている。戦闘機を安全に飛行させるには操縦士の技量が高
い事が最低条件となる。F15のエンジン仕様が当時の流行として機体設計の倍の推進
力で「化け物」「暴れ馬」と言われたように、敢えて性能を高めて行くマルチロール機
の多弾頭戦闘機に設計思想が変化している。F-35は2006年に初飛行して。今年2018年ま
でにF-35A、F-35B、F-35Cと合わせて300機以上が生産されて種類も多い。開発時も含め
1件の墜落事故も発生していないのが売りで、20万飛行時間無事故という戦闘機として
は異例の無事故記録を達成していた。しかし9月28日(金)アメリカ海兵隊のF-35Bでの
「短距離離陸・垂直着陸型」が、アメリア東海岸サウスカロライナ州ビューフォート海
兵隊航空基地近辺において墜落、大破するという事故が発生した。F-35型機墜落事故は
これがが初であった。しかし、その後運悪く日本も夜間飛行で最初の日本組立一号機が
海に沈んだ。いわくつきの不良機で、何回も収納庫行きの整備点検したが不良個所が見
つからないまま人を乗せて破損した形である。アメリカ合衆国が費やす軍事関係費は約
1分間に一億円とされる。(約100万米ドル=1.17 億円)に及ぶが、これだけの巨費を
投じても、アメリカ軍は必ずしも最良の兵器を備えているわけでもなく、最強でもない
。この巨額の軍事費は米国経済を大いに圧迫しているため、アメリカ国民を守っている
とも言い難いのが現状である。これを見越してトルコは最良兵器として、戦車をドイツ
から、地対空ミサイルをロシアから購入している。このようにアメリカ軍を有り難がっ
て盲目的に信じてしまうと同じ失敗を繰り返すことになりかねない。そのことを自衛官
や日本国民はよく知るべきだろう。ま最もトルコもB35には購入予定してように評判
はよい機体ではある。最新の垂直に離着陸できる機能を備えれば機体構造は複雑になり
、操縦士の訓練も余分に必要になる。日本でも2016年、海兵隊 第542海兵攻撃飛行隊の
AV-8B戦闘攻撃機が嘉手納基地(沖縄県)を離陸した直後、沖縄県の辺戸岬の東の約153
キロメートルの地点で墜落している。こうした墜落について懸念すべきは、重大事故を
起こす宿命的特徴を持つ垂直離着陸型の戦闘機・攻撃機であるということだ。実際の処
MV-22B「オスプレイ」は米軍のほかの戦闘機やヘリコプターと比べて重大事故は少ない
まま推移はしている。原因として、現在の射出式座席は機体が地上で停止している高度
0速度0の状態からでも、パラシュートが十分開く高度まで打ち上げる「ゼロ・ゼロ射出
」を可能にしているた。つまり脱出時の高度不足よりも射出式座席の故障である可能性
が大きく、これらは、機能より整備点検の良さが勝敗を決め、パイロットの命を守る事
を示している。
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