[*]前 次[#] [0]戻 [4]履歴
[1]最新 [2]最初 ▼[3]コメント欄

さてさて
22/22頁 (217件)
213: 11/14 21:09
         バサラの海    59

 ここで問題なのは、自衛隊装備の少なさだ。海に囲まれていながら、潜水艦も艦船も
野党の批判そのままに、まったく自国防衛すら足りないぐらいの兵員と貧装備のママで
、日本の双竜型潜水艦もSS501〜512の12隻であり、イージス司令艦のこんごう
型ミサイル護衛艦は、あたご、きりしま、あしがら、ちょうかい、みょうこう、とたっ
たの6隻しかない。更に空母型の多目的艦に至っては、「いずも」「かが」に加えて、
大改修をほどこした「ひゅうが」「いせ」の4隻で世界の中でもミニ空母であり、未だ
に戦闘機は乗せられない。虎の子のF-35戦闘機を載せても、日本にいなくなるという、
茶番の状態で、とても世界に通用する警備システムは持たない。それどころか日本憲法
の交戦規程から剥奪された対火砲は見せかけに過ぎず、のこのこ行って打てる火器も、
無人偵察機と判明して撃ち落とすぐらいで、他の艦船に守られなければ航行できない。
 CTF-150(第150合同任務部隊)は、アラビア半島を取り巻くホルムズ海峡〜オマーン
湾〜アラビア海(北部インド洋)〜アデン湾〜バブ・エル・マンデブ海峡〜紅海〜スエ
ズ運河における海洋テロやテロリストの移動など国際テロ集団の活動を抑制するための
作戦(海洋安全保障作戦)を実施する部隊である。CTF-150 には、かつては海上自衛隊
も加わっていたが、現在は加わっていない。現在のCTF-150 参加国は、オーストラリア
、カナダ、デンマーク、フランス、ドイツ、イタリア、韓国、オランダ、ニュージーラ
ンド、パキスタン、ポルトガル、シンガポール、スペイン、トルコ、イギリス、アメリ
カの15カ国となっている。CMF では、海洋テロを抑止するための海洋安全保障作戦と並
行しての、海賊行為や麻薬密輸などの取り締まりにも尽力している。それらの違法行為
は、テロ集団の資金源ともなっているため、海洋テロを助長し連携していると考えられ
ているからだ。この作戦には、国連安保理決議2316号に基づいて、CTF-151(第151合同
任務部隊)が実施しており、海上自衛隊も参加している。現在のCTF-151 構成国は、オ
ーストラリア、バーレーン、ブラジル、ブルネイ、インドネシア、日本、韓国、ニュー
ジーランド、サウジアラビア、タイ、イギリスである。そして本体の CTF-152であるが
、ペルシア湾における海洋安全保障作戦と、ペルシア湾岸諸国(イランは除く)の石油
や天然ガスの積み出し港ならびに関連施設に対するテロ攻撃阻止を実施している。この
任務がCTF-152(第152合同任務部隊)である。989Km に及ぶペルシア湾岸とペルシア湾
を警戒監視しているCTF-152 参加国は、現時点では、オーストラリア、バーレーン、フ
ランス、イタリア、ヨルダン、クウェート、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国
連邦、イギリス、アメリカの11カ国が名を連ねる。この CTF-152の、ペルシア湾岸での
作戦にはアメリカ沿岸警備隊も参加しているという。さてさて、日本独自の護衛もいい
が、今度は自衛隊を守る外国人部隊がいないとなれば、威嚇もない状態である。はたし
てタンカーの護衛になるだろうか。
[*]前 次[#]
▲[6]上に [8]最新レス [7]ピク一覧

名前:
Eメール:
コメント:

sage
IDを表示
画像を投稿(たぬピク)
現在地を晒す