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川中島周辺に住むスレ
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205: 09/25 08:28 ID:Fs
 国連温暖化対策サミットの16歳のグレタ・トゥンベリさんが訴状。

 私が伝えたい事は、私達は貴方々を見ているということです。そもそも、全てが間違
っているのです。私はここにいるべきではありません。私は海の反対側で、学校に通っ
ているべきなのです。貴方々は、私たち若者に希望を托そうと集まっています。よく、
そんなことが言えますね。貴方々は、その空虚な言葉で私の子供時代の夢を奪いました
。それでも、私は、とても幸運な1人です。人々は苦しんでいます。人々は死んでいま
す。生態系は崩壊しつつあります。私たちは、大量絶滅の始まりにいるのです。なのに
、貴方々が話すことは、お金の事や、永遠に続く経済成長というおとぎ話ばかり。よく
、そんなことが言えますね。三十年以上にわたり、科学が示す事実は極めて明確でした
。なのに、貴方々は、事実から目を背け続け、必要な政策や解決策が見えてすらいない
のに、この場所に来て「十分にやってきた」と言えるのでしょうか。貴方々は、私達の
声を聞いている、緊急性は理解している、と言います。しかし、どんなに悲しく、怒り
を感じるとしても、私はそれを信じたくありません。もし、この状況を本当に理解して
いるのに、行動を起こしていないのならば、あなた方は邪悪そのものです。だから私は
、信じることを拒むのです。今後10年間で(温室効果ガスの)排出量を半分にしよう
という、一般的な考え方があります。しかし、それによって世界の気温上昇を1.5度以
内に抑えられる可能性は50%しかありません。人間のコントロールを超えた、決して後
戻りのできない連鎖反応が始まるリスクがあります。50%という数字は、貴方々にとっ
ては受け入れられるものなのかもしれません。しかし、この数字は、(気候変動転換点
)「ティッピング・ポイント」や、変化が変化を呼ぶ相乗効果、有毒な大気汚染に隠さ
れたさらなる温暖化、そして公平性や「気候の正義」という側面が含まれていません。
この数字は、私たちの世代が、何千億トンもの二酸化炭素を今は存在すらしない技術で
吸収することをあてにしているのです。私たちにとって、50%のリスクというのは決し
て受け入れられません。その結果と生きていかなくてはいけないのは私たちなのです。
IPCCが出した最もよい試算では、気温の上昇を1.5度以内に抑えられる可能性は、
67%とされています。しかし、それを実現しようとした場合、2018年の1月1日にさ
かのぼって数えて、あと420ギガトンの二酸化炭素しか放出できないという計算にな
ります。今日、この数字は、すでにあと350ギガトン未満となっています。これまで
と同じように取り組んでいれば問題は解決できるとか、何らかの技術が解決してくれる
とか、よくそんなふりをすることができますね。今の放出のレベルのままでは、あと8
年半たたないうちに許容できる二酸化炭素の放出量を超えてしまいます。今日、これら
の数値に沿った解決策や計画は全くありません。なぜなら、これらの数値は貴方達にと
ってあまりにも受け入れがたく、そのことをありのままに伝えられるほど大人になって
いないのです。貴方々は私たちを裏切っています。しかし、若者たちは貴方々の裏切り
に気付き始めています。未来の世代の目は、貴方々に向けられています。もし貴方々が
私たちを裏切ることを選ぶなら、私は言います。「あなたたちを絶対に許さない」と。
私たちは、この場で、この瞬間から、線を引きます。ここから逃れることは許しません
。世界は目を覚ましており、変化はやってきています。あなた方が好むと好まざるとに
かかわらずに。ありがとうございました。


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