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川中島周辺に住むスレ
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211: 09/25 20:01
  歴史の群像     124

 第二次世界大戦は、真に不思議な戦争だった。日本の満州国建設を米国が反対したが
、ソ連が侵攻し、日中戦争は蒋介石将軍が日本に頼って来て進駐したのに、北伐の為に
共産党軍との戦いを熾烈化し、いつの間にか共産党と国民党が一緒になって抗日戦線な
どを言い出した。もともと日本はアジア解放に向けて戦っていたが、米国も又同じ様に
奴隷解放植民地解放と偽って蒋介石を入れたカイロ会談をしていた。そして終わってみ
ると、ドイツの為に作られた卑劣な原子爆弾を日本に落とされ、ベトナムのフランスか
らの解放もなく、フィリッピンの独立にも難色を示し、蒋介石将軍の共産党との戦いに
は兵すら寄こさず、軍艦の台湾寄港すらなかった。戦争突入時も勝手に敵国呼ばわりさ
れて、物資輸入を国際法違反しても止められ、開戦もあれだけ新聞記者70人海外新聞
16社がいる中で宣戦布告を皇居広場で天皇みずから発表したのに、次の日にアメリカ
の新聞に載ることなく、その次の日に突然の強襲あるいは秘密の不意打ちの真珠湾攻撃
とされてその後は、真珠湾を忘れるなと宣伝工作された。真珠湾攻撃の前に日本の偵察
潜水艦はすでに攻撃され拿捕されている。もちろん、ノルウェーでも領海に侵入してき
たソ連の潜水艦が問答無用で撃沈されているし、イギリス・ドイツの艦船は戦争前から
鉄鉱石の資源確保にノルーウェーやスエーデンやデンマークはいずれも小国でロシア側
もドイツ側も、イギリスやフランスの同盟国として戦争していた。「領空、領海、領地
を侵犯するものは攻撃していい。」が大戦後も国際的ルールの範疇であり、日本だけが
それをしなかった。北海道沖カムチャッカの樺太よりで大韓航空機が撃ち落されたのも
それが原因だった。戦争上の「先制攻撃」とは全くことなる理論で日本も実は宣戦布告
なしにアメリカやイギリス艦船を撃沈させる事は可能だった。今でも尖閣や竹島を防衛
として空爆は可能だがあえてしていない。「真珠湾の先制奇襲が恥ずべき行為」っての
は、まさに戦後にアメリカの宣伝広告であり戦後の日本人にまで植えつけた概念である
。又新聞社各位も不埒にも真珠湾攻撃当時の見出しに「真珠湾奇襲攻撃は見事なる快挙
」「胸のすくような出来事」「周到に準備され実行された素晴らしき名作戦」「日本は
完璧な形でアメリカに宣戦布告を叩きつけた。」という言葉を文字にしている。実際に
も、大本営発表映画も、描かれ方は勇壮痛快な音楽に載せて壮挙として報じ、各新聞社
もそれに倣って真珠湾奇襲を華々しく報じたのだった。こうして日本政府自体は、天皇
以下ちゃんとした宣誓布告の正義の正面戦争を模索していたにも関わらず、軍部も新聞
も「痛快な先制奇襲攻撃を行った」と認識させていた間違い報道し、国民もそれに酔っ
たし、米国もそうした主張を大統領が声明した。ここで不思議がらない訳にいかない。
なぜ、この米政府と軍部と報道各社がなぜにこうも息があったように「先制奇襲攻撃」
を認識としているのか。ここに米国のしたたかな戦略があった。都合よく事を運ぶため
徹底して環境遮断する計画を、日英同盟を外す時から行ってたのだった。日英同盟は、
ロシアは厳しい環境地が多いが、実は国そのものが国民はよりよい環境を求めて勝手に
未開発の周辺国に移り住む事から始まった国だ。国家権力側もこれを利用して、人々が
苦労して入植・開墾した土地に後で追いかけ、政治力・軍事力を用いて、労せず入手す
る。これを繰り返して出来た国だった。これは、今中国の官民一体の南進運動で行う、
領土拡大策と同じだ。これが第三者に強い警戒感をもたらせたのは当然で、これに日英
が立ち向かったのである。

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