反小沢一郎・反菅直人・親鳩山由紀夫・親鳩山邦夫


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反小沢一郎・反菅直人・親鳩山由紀夫・親鳩山邦夫

1: 加藤弘の上(全人類の上):11/08/07 11:59 ID:xdQ
本当に政権を与えてはいけない香具師は「小沢一郎・菅直人」の2人のみ。
多分、ポッポ兄は大丈夫じゃないかな。
この2人、「2大政党制」と言う概念を捨てる可能性はゼロに近いし、下手したら「小沢一郎・菅直人」の2大政党制を構想してるかもしれない。
※なぜ「2大政党制」を捨てる必要性があるかは>>2に記述する。

215: 名無しさんAA:13/04/05 11:26
新 国際町民 162

 この行政サービスでしかない負担で 各種の日本人としての老後までの生活保障を求
める行為や朝鮮人学校の様に自ら反日判断で作った学校経営に 資本投下援助費用を行
おうとする政府にそのまま権利があるなどとする無茶苦茶な論理が結構多く 書類審査
でのみ通過する儀礼的申請行為に 子供助成金や海外渡航疾病など各種の詐欺事件を起
こしている。何よりも国内事情が安価競争や労働力供給で市場原理で上下していたもの
を一気に下げさせて 機械化と効率化で更に下げ需要喚起といわんばかりの大型店舗で
の大量販売で国内事情を一変させたのだ。つまり労働者と消費者と納税者と言う3面の
顔のあるものが 労働者と言う面をそのまま海外からの安価に頼った為に消費者という
人間のみを求め更に納税者という国内企業という看板さえはずそうとする企業の倫理観
の欠如が現れる。すなわち 法人法で言う法人は この営業を通じて国民の福祉増進に
資する事を目的として認可されるのである。その法人法違反の疑いが濃い海外からの特
に中国からの現地法人あるいは奇妙な天下り法人或いは東京電力などの公益法人などは
特にその資格を失っている。実は社会保険庁も同じで違法があったから法人化するなど
というのは全く間違っていて こうした違法性をどう是正するかを本来考えるべきで、
そうした事がなかったから 今の原子炉事故だったりJR事故だったりが起こっている
のである。その真摯な反省と凝視し的確な判断をする国民であったが 民主党政権など
の対応やらの景気対策が外国人観光客に頼るなどと馬鹿な国策をし今までの不法入国者
やら過去からの入り込んだ ゾルゲ事件のような他国の工作者などの一掃や取り締まり
や公式なそうした人の公表や発表をしていない。特に大学などの日本的精神論を説くべ
き公共資金をかけた多くの講師の中にも中国やら韓国人が多数いる事は不思議な話であ
る。勿論いてしかるべきものだがTVの中ではかなりの密度で放映されるのは不思議な
のである。つまり日本人にその教養ある人がいないのだろうか。と思うのだ。




216: 名無しさんAA:13/04/06 11:31
尖閣問題にみる中国  104

大紀元 赤龍解体記から引用
中国科学院の院士で政治協商会議委員の姚檀棟氏は7日、会議のなかで、ネットで有名
になった諧謔詞「沁園春・霾」を朗読したところ、同席した委員の爆笑を誘った。同会
議に出席した習近平主席も堪えきれずに笑ってしまったという。 この「沁園春・霾」
は、毛沢東の詞「沁園春・雪」を書き換えたものであり、語呂よく韻を上手に踏んだ
うえ、軽妙な現代語とりわけ諷刺的な口調で北京の大気汚染を揶揄している。次は、
それの現代語訳である。
         「沁園春・霾」(1)

217: 名無しさんAA:13/04/06 11:32
 北京の風光は、千里のはてまで朦朧たり、
 万里の果てまで塵が漂っている。
 四環(2)の内外を望めば、濃霧が莽莽(ぼうぼう)たり、
 鳥の巣(3)の上も下も、汚い靄は滔滔(とうとう)たる。
 車は長蛇を舞い、煙は道路を封じ、六環を疾走したくてたまらず、
 晴日を須(ま)って、心を尽して車の内外を洗って掃除しよう。
 空気は此れの如く滅茶苦茶であり、
 無数の美女を引いて競ってマスクをかけさせる。
 だが惜しいことに一枚のマスクで顔を遮れば、
 せっかくの化粧は無駄になってしまう。
 ただ双眼だけを顕しては、その色気が判り難い。
 一代の天驕(4)である中央テレビ局のさるまた(5)までも、
 ただ尻だけが見えて腰は隠れている。
 塵が肺に入っていても、命を惜しまない者がおり、
 未だに早朝に体操をやる。

 注:
 (1)霾(バイ)=汚い靄のこと。
 (2)四環=北京市中心部を周回する都市環状道路であり、後の「六環」も同じ。
 (3)鳥巣=2008年北京五輪開催時のメインスタジアムであり、
       鳥の巣の形に酷似していることから、その俗称を得た。
 (4)一代の天驕=漢代の人が匈奴単于に対して用いた称呼。天の寵児の略である。
 (5)中央テレビ局のさるまた=中央テレビ局(CCTV)の新本社ビルは、
    ショートパンツに似ているので、国民から俗にそう呼ばれ、揶揄の意味が濃い。


218: 名無しさんAA:13/04/17 20:30
尖閣問題にみる中国  105

 中国内の鳥インフルエンザは 16人の感染者のうち6人の死亡者とニュースは伝え
ている。が19の市場や公園などでそのインフルエンザは発見されている。だが今週に
に入って状況がかなり変わった感染者64死者14人と発表された。この事はサーズに
対応して、少しでも予兆や危険があると病院の外で拿捕され生きたまま焼却される人間
大勢いた。とする証言を思い出させる。というのも大体多くの感染症については死亡率
はほぼ一定している。これまでも発表されていたのは死亡率20%〜40%を推移して
いた。つまりおおよそ3人に1人もしくは4〜5人に1人の死亡率である。それが突如
感染人員が64人に上がり14人という確かに7人に2人の死亡でおかしくはない様に
装ってはいるもののちょっと不信である。というのもサーズ(重症急性呼吸器症候群)
はサーズウイルスすなわち新コロナウイルスの流行は実は2002年11月16日に広東省で40
代の農協職員が発症した例が最初とみられているが、今だ解明されていないからだ。広
州市呼吸病研究所は最初の患者が2002年の7月までさかのぼるとされるが このサーズの
危険性とWHOへの報告の最初は中国人旅行者の手当に当たったハノイの病院での処置
に当たった医療関係者の同じ症状の死因から感染報告されたものだったからだ。今回も
起こった事は同じで一ヵ月は放置していたとされサーズの3〜4ヵ月よりはいいだろう
と言う意見すらある。が現実はサーズの時と違い人人感染ではないとし鳥人感染のルー
トが主だとしている点だ。すなわち鳥鳥感染では毒性がなく野鳥にまで蔓延している事
が判明している中で人に毒性を持つとし サーズの死亡率が1〜2割に対して今回の鳥
インフルエンザは2〜3割なのだ。更に野鳥はとても全滅には出来ない。この所の患者
の移動は北京に向かっている事は何れ韓国や北朝鮮に及ぶと見られ果てしない闘いが続
くと見られる。



219: 名無しさんAA:13/07/18 04:32
新 国際町民 183

 ロイター通信は17日、中国国有大手の中国海洋石油などが東シナ海で、七つのガス
田の開発を新たに中国当局に申請する準備をしていると伝えた。計画を直接知る企業関
係者の話としている。中国による東シナ海でのガス田開発をめぐっては今月初め、日中
中間線付近の海域で採掘関連施設の建設に着手していることを日本政府が確認して抗議
したばかり。七つのうち二つのガス田は中間線付近にあるとみられる。かつて30年間
境界をはっきりさせないという中国のしたたか外交で翻弄させられる中での交渉だった
が 6月18日には、高村正彦外相と甘利明経産相が揃って外務省で会見を開き、中国
とガス田の「共同開発」が行なわれる見通しになり、まさに「戦略的互恵関係」の第一
歩が始まった。と自画自賛し 記者が「それでは中国のいいなりか。」という問いに、
「やっとお互いの権益を反故にして友好の基礎を築いたという発表の席に、いちゃもん
をつけなさんな。関係者は日中共に苦労してここまでこぎつけたのだから。」と怒った
。だがこの会見を踏まえて、2日後、中国政府関係者が改めて凱歌をあげ、経産省OB
が日本側の無能ぶりに落胆していたのだ。「中国が開発を進める東シナ海北部にあるガ
ス田、翌檜(中国名・龍井)の南側地域を共同開発する旨が記され、白樺(中国名・春
暁)については、「中国企業は、日本法人が、中国の海洋石油資源の対外協力開発に関
する法律に従って、白樺の現有の油ガス田における開発に参加することを歓迎する」と
謳われた。これだけ読んでも「外交敗北」と取るれるが更に中国の国内向け声明では、
超ど級の「無戦略的完全敗北」という失態が見える。「日中双方は、日中間で境界が今
だ画定されていない東シナ海を平和・協力・友好の海とするため、(中略)境界画定が
実現するまでの過渡的期間において双方の法的立場を損なうことなく協力する」とされ
「中国企業は、日本法人が、中国の海洋石油資源の対外協力開発に関する法律に従って
、白樺の現有の油ガス田における開発に参加することを歓迎する」と謳われ「共通認識
は東中国海(東シナ海)における中国側の主権と管轄権を損なわず、東中国海の関係問
題における中国側の法的立場と主張を損なわない。中国側は東中国海の境界画定問題に
おいて、日本側の主張するいわゆる『中間線』を認めないし、中日間には『中間線』画
定の問題も存在しない」ことを認めたもので、中国権益の保護と開発が中国主体である
ことを強調した上で、中間線はおろか、問題の存在すら認めない説明を続けた。




220: 名無しさんAA:13/10/28 19:39 ID:C2s
  新国際町民 236


 近年、中国の汚職官僚が不法に持ち出した資本は香港だけでなく、欧米の不動産価格
も引き上げました。一方、中国資本だけでなく、外国資本や銀行も相次ぎ中国から撤退
しています。先日、日本のメディアが文章を発表し、中国の国内資本および欧米有力銀
行が、地震を予知した動物さながら“脱中国の動きを強めている”と指摘しています。
 中国共産党中央紀律委員会が発した通達によると、中国からの流出ブラックマネーは
、2010年の4120億ドルから、2011年には6000億ドルに達し、2012年には1兆ドル、今年
は1兆5千億ドルに達すると推測されて、加速化する中国のブラックマネーの流出規模
が、今の中国のGDPの20%を占めていると言われる。そして恐らくは来年は3割を超える
 これをどう考えて良いのか。既に“中国国際移民報告”は、個人資産規模が1000万元
を超える富裕層の6割が海外移住または移民を考えていて、85%の人が子供に海外の教
育を受けさせる予定をしている。こうした自国をも愛せない国民を育てた責任が今の政
府つまり共産党政権にある。その為 その報いとして現下の中国は様々な問題が山積し
、噴出して来ている。とりわけ有毒食品の氾濫や深刻な汚染は、中国国民の公衆道徳感
の無さが起因している。その道徳の無さは信用の欠如や汚職城官などを増やし その為
大手企業や銀行家、富豪が相次ぎ脱出する原因になっている。そして今や雪崩現象の様
に、欧米の銀行もが大挙して中国から撤退しているらしい。アメリカの金融グループで
世界最大の投資銀行であるゴールドマン・サックスは中国工商銀行の持ち株を売却した
。クレディ・スイス銀行やロイヤルバンク・オブ・スコットランド(略称:RBS)も中国
銀行株を売却した。今年9月には、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)は中国建設銀
行の持ち株を全て売却すると発表した。日に日に悪化している中国の経済商業環境は、
インフレの加速化とともに、中国国内の人件費や投資コストが上昇し、中国資本が少数
の汚職官僚と利益集団に集中し、中間層が少ないため、内需の潜在力が貧弱で投資コス
トのみならず欧米の市場要素に比べかなりの高くつく経費に今までの中国大陸に抱いて
いた西側資本の想いや希望や夢は その現実の前に崩壊したようだ




221: 名無しさんAA:13/10/29 03:04
  新国際町民 237

 今度安倍首相が打ち出した自衛権問題で お隣韓国は国民・政府共に 巨大な狂言と
妄想の中に居る事が24日に判明した。韓国当局者は米国政府に対して、「日本の集団
的自衛権問題については韓半島(朝鮮半島)の主権と関連する為に、我国の立場を反映
してほしい」と要請したらしい。そして 「韓国政府としては 韓半島有事の際には、
在韓米軍が攻撃を受けたとしても、これを口実に日本軍が韓半島に介入する事態は絶対
に容認できない。」との立場を米国に伝え、更に「日本の武力が韓半島に再び踏み込む
ことは、いかなる場合であれ絶対にあってはならない。」と 勢い込んでいる。だが、
歴史を紐解けば解る話だが 日本が強くなければ朝鮮半島は平和ではないし 一度朝鮮
が戦争が起きた時には 日本が乗り込んではその騒乱を止めている事は事実だ。蒙古の
襲来によって朝鮮半島が蒙古人に溢れかえった頃 日本も又襲撃を受けて鎌倉幕府は滅
ぶが室町幕府も又同じ運命で一度目を文永の役(ぶんえいのえき・1274年)、二度目を
弘安の役(こうあんのえき・1281年)というが この蒙古襲来で肥後の御家人・菊池氏
が赤坂の松原の陣に襲撃をかけ散々に駆け散らしたが敗戦し これから九州騒乱が始ま
った。これを平定してやって来る秀吉まで二百年が過ぎるが その時が大航海時代に重
なり、大型帆船や鉄砲や大砲がもたらされたのだろう。日本は下剋上戦国時代をなかな
か抜け出せなかった。この日本を征服するには4万の軍勢は、3回目の元寇を企てた時
ベトナムを兵員を獲ろうしてその目論見は敗れたが 中国や朝鮮半島はその元の意向の
ままに秀吉の朝鮮出兵まで元王朝が続いたのである。つまり信長や秀吉の時代まで執拗
に日本は元の臣下となれ日本の領土を渡せと迫っていたのである。そして女真族の国と
される後金国を1628年に打ち立てて内部争いが起きるまで北元としてその支配は残
り1636年満洲族の愛新覚羅氏が清王朝を建てるまで続いたのである。そして又この
清王朝も明時代に秀吉の朝鮮出兵が無い限りなかったと言われる。こうした歴史を韓国
人は全く知らないらしい。更に近代化の歴史でもアジアにおいてこの中国や朝鮮半島が
如何に重荷になって欧米列強支配の下に先兵となってきたかはどの局面でも現れる。も
ちろん愛国心や自国浮揚の為ではあろうが 最後の朝鮮戦争やベトナム戦争でもこの国
の兵士達の犯罪的行動は比類をみない悪道である。多くの日本人が米国の要請で派兵を
余儀なくされ自由主義の旗の下で募集ではあったろうが朝鮮を38度線まで追い返すま
で韓国という国も朝鮮半島の平和もなかったのである。



222: 横浜市人権侵害都市:13/12/19 16:19
2013年1月下旬、校長のパワーハラスメントへの抗議を浜教祖分会長と共に行う席上、いきなり恋を荒げながらお前を指導改善研修送りにすると暴言を吐く校長。こういう校長が横浜市には、多く存在するのである。
5:横浜市人権侵害都市 12/16 17:43
校長が気に入らない職員をターゲットに指導改善研修送りにする場合、まず行うことは、アラ探しである。校長はお前を指導改善研修送りにしてやると豪語する。しかし元来指導改善研修対象外の教員にとってみると、そのようなことは不可能であると感じるものである。もともと不適格教員に該当しないからである。そこでこう尋ねる。認定審査会に上げても指導力不足教員には認定されませんよ。するとこう答えてきたのである。申請すれば100%通る。つまり横浜市では、校長が気に入らない職員がいたら、100%認定されるのである。そこには、人権というものは存在しないのである。
6:横浜市人権侵害都市 12/16 17:47
続き
認定審査会に上げても指導力不足教員には認定されませんよ。するとこう答えてきたのである。申請すれば100%通る。つまり横浜市では、校長が気に入らない職員がいたら、100%認定されるのである。そこには、人権というものは存在しないのである。
仮に認定されなければどうなるのですか?と訪ねるとこう答えた。教育委員会送りにするよ。横浜市の校長はこんなレベルなのである。
7:横浜市人権侵害都市 12/16 17:48
教育委員会送り
つまり教育委員会預かりというのである。

223: 名無しさんAA:19/01/09 02:45 ID:Ms
 イミテーション・ゲームは続く

 アラン・チューリングは「クリストファー」を完成させた。これは機械語の完成を意
味していた。アランの悲劇は全寮制の神学校に行きつくのだろう。チューリングは、近
所に住んでいた1歳年上のお兄さんクリストファー・モルコムと非常に仲が良かったと
いわれる。殆ど「愛して」いたと揶揄されるが、多分全人類的に愛に囲まれた生活では
人は、LGBTと関係なく「未性の成長体」であるはずだ。人類学的には成長ホルモン
に於いて、男性女性のそれぞれのホルモンの発現は強いて生物進化で起こした異常であ
る。つまり幼児時代の仲のいい友達がたまたま男性であっただけの話である。通常兄弟
とか同じ年の女性とかが姉の様に男の子の世話をしたがる。それが女性の母性心を作り
男の異性愛を作る。ところが核家族ではそうはいかない。孤独で苛められるか悪との悪
戯に乗りだすかである。つまりLGBTの殆どは殻を破って飛び出したガチョウが人を
親鳥とみなすように、そうした境遇の幼児は男を愛慕したのである。そして今や錯覚の
まま自分は幼いころからゲイであることを意識していたと語るにいたっている。その、
懐かしい過去への望郷の念がチューリングマシンに「クリストファー」の名をつけさせ
たのだろう。機械語の完成は、「中国語の部屋」問題でもある。アラン・チューリング
は論文「COMPUTING MACHINERY AND INTELLIGENCE ?」の冒頭で「機械は人間的な思考を
するか?」という普遍的な「問い」を掲げた上で、「問いの視点を変えてみよう」と提
案した。何故、視点を変えようと提案したのか。それは、チューリングは「人間には扱
えて」「機械には扱えない」概念があると考えていた。「停止性問題」は、つまり「人
間を完全に再現する事は不可能」である事が確定している以上、それ以上論じても仕方
が無い。と言う結果から建設的な議題として、「考え方に対するプロセスは考慮せず」
、「出力された結果の正しさに着眼する。」べきであると展開している。中国語の部屋
(ちゅうごくごのへや、Chinese Room )とは、哲学者のジョン・サールが、1980年に
“Minds, Brains, and Programs(脳、心、プログラム)” という論文の中で発表した
思考実験である。例えば「ある小部屋の中に、アルファベットしか理解できない人を閉
じこめておく(例えば英国人)。この小部屋には外部と紙きれのやりとりをするための
小さい穴がひとつ空いており、この穴を通して英国人に1枚の紙きれが差し入れられる
。そこには彼が見たこともない文字が並んでいる。これは漢字の並びなのだが、英国人
の彼にしてみれば、それは「*∴〇∇」といった記号の羅列にしか見えない。彼の仕事
はこの記号の列に対して、対応する新たな記号を書き加えてから、紙きれを外に返すこ
とが仕事であった。

224: 名無しさんAA:19/01/09 02:46
 イミテーション・ゲームは続く02

この時には、およそどういう記号の列に、どういう記号を付け加えればいいのか、それ
は部屋の中にある1冊のマニュアルなり一覧表の中に全て書かれている。例えば「*∴
〇∇」と書かれた紙片には「#&∇」と書き加えてから外に出せ」などと書かれている
。彼はこの作業をただひたすら繰り返す。外からの記号の羅列された紙きれを受け取り
(実は部屋の外ではこの紙きれを"質問"と呼んでいる)、それに新たな記号を付け加え
て外に返す(こちらの方は"回答"と呼ばれている)。すると、部屋の外にいる人間は「
この小部屋の中には中国語を理解している人がいるから。」と考える。しかしながら、
小部屋の中には英国人がいるだけである。彼は全く漢字が読めず、作業の意味を全くの
理解しないまま、ただマニュアルどおりの作業を繰り返しているだけである。それでも
部屋の外部から見ると、中国語による対話が成立している。」と言う思考実験である。
この思考実験全体はコンピュータ回路の理論形成になっている。すなわち小部屋全体が
コンピュータを表し、マニュアルに従って作業する英国人は、プログラムに従って動く
CPUに相当する。この思考実験から帰結する論点は、基本的に単一のものだが、分野
によってその表現が若干異なる。ここでは中国語の部屋の思考実験についてよく議論さ
れる三つの分野、心の哲学、言語哲学、人工知能の哲学からの問いかけがある。@心の
哲学からこの実験を見ると、これは心身問題に対する立場の一つ、機能主義に対する反
論を提示している。すなわち意識体験は機能に付随しない。機能主義は間違っている。
単純作業の高度化は人を作れないし、人を進化させない。と言う論点である。つまり、
意識と言う物はこうした機能に付随しても、それを補わないし従わない。と言うことで
ある。A言語哲学の観点からの表現は、次のようになる。統語論は意味論を含まない。
というものだ。統辞論(とうじろん)は日本的には、構文論(こうぶんろん)ともいう
。統語論は文法である、音韻論(音の仕組み)、形態論(語が構成される仕組み)など
を含む言語の構造を、成り立たせている諸原理の一つとして論じられる。特に統語論の
ことを指して「文法」や「構文」ということもある。伝統的な考え方では、文を構成す
るもっとも基本的な単位は語(単語)であり(→語彙主義)、文は複数の語を持って、
一定の手順で組み合わせて行くことによって形成される。文を形成する上での語のまと
まりを句または構成素といわれおよそ5つの業態で示す。品詞・動詞・接続詞・主語・
述語などの業態で、それらの完成を節としている。節の中では、名詞句が述語に対して
いくつかの異なる関係を持ち、これを文法関係という。主語、目的語、斜格語がおもな
文法関係である。つまり単語そのものは意味を持たない。と言うより発した音でしかな
い、と言う考え方で、それを理解するのは受け取る方である。と言う幽霊写真のような
話である。

225: 名無しさんAA:19/01/09 03:00
 イミテーション・ゲームは続く03

 言語学の分野の統辞論は、文法論の一領域で、文がどのような構造で成り立っている
かを明らかにしようとするものだが、こうした一般的構文論は言語哲学は意味や歴史や
思想が大事とされ音そのものには意味がない。と証明された事になる。また、B人工知
能の哲学の観点から表現すると、次のようになる。強い人工知能は製作不可能である。
と言う話だ。つまり箱の中の作業、或いは小部屋の中の仕事は単に手順に従った記憶の
取りだしとそれに合わせた出力を行っているだけで意思を持たないとされたのである。
もう一つの思考実験に、同じく、中国脳(ちゅうごくのう、China brain )と言う物が
ある。哲学の一分野である心の哲学の領域で議論される思考実験のひとつで中国人民(
ちゅうごくじんみん、Chinese Nation)とも呼ばれる。次のような内容である。1.中国
人全員に携帯電話を渡す。2.一人一人に連絡先の電話番号が書かれたリストを渡す。3.
もし自分のケータイが鳴ったら、自分が貰ったリストにある番号すべてに電話をかけて
もらう。4.この電話をかける作業を、中国人全員に延々とやり続けてもらう。と言う思
考実験である。1980年にジョン・サールによって提出された中国語の部屋の思考実験と
は別に議論した。ただし、どちらも意識や志向性に関して機能主義や物理主義的な観点
からの説明の限界について問うている議論である点では類似している。人間の脳にある
神経細胞の総数は数百億個から数千億個と言われており、中国人全員を集めても実際に
は脳の神経細胞の数には遠く届かない。ただこれは思考実験であり、こうした点が気に
なるのであれば、適宜仮定を補完していきながら、たとえば人間の数が十分にいるのだ
と考えて議論を進めていけば良い。と言う思考実験である。「もし中国の人民一人ひと
りにニューロンを一つずつシミュレートさせ、彼らに無線によるリンクを装備させて、
シナプス結合を再現させれば、それで脳の機能構成が出来上がる。しかし、まちがいな
くこの奇怪なシステムに意識はないだろう。」と1978にはネド・ブロックは発言した。
これは、あまりにも的外れな中国を馬鹿にした論議ではあるが、これが西洋式の思考法
なのだろう。これは蝙蝠のレーダパラドックになぞえたもので性格と条件反射の問題だ
った。この中国脳の思考実験はパラドクスにはならない。他者の脳を中国脳として考え
るのなら、その一人々は「言語ゲーム的意味論」を持っている。「現象的な意味論」は
自分の脳ではないのでその有無は調べようが無く、語り得ない。だから、パラドクスは
無い。ただこれには性善説でも性悪説でも好いのだが、終末思想に煽られた時人に優し
く接するか、人に冷たくするかが問われる。これは持っている癖ではない。環境が作っ
た癖だ。つまり人殺ししてでも生き延びる事を選ぶか、共に生きる事をを選ぶかである
。基本連絡ツールの携帯電話はどういう役割を持つかの問いだがやはり中国人民は失格
者であろう。つまり情報や技術や科学と言った道具も、人類滅亡に利用されるのがオチ
である。


226: 名無しさんAA:19/01/09 03:23
 イミテーション・ゲームは続く04

 自分の脳のニューロン一つ一つが中国人であったとして、そこには「語り得ない非機
能的な現象的授感」があることが想像できる。同じ人間だからだ。だからパラドクスと
言う逆理は存在しない。もっと正確に言うと、想像できたとしてもその対象は「反省的
授感」でしかなく、本来の「現象的授感や現象」は語りえないので、もともとパラドク
スは無い。授感とはクロリアとも言われ個体特有の認識と考えてよい。西洋は民主化の
プログラムとしてこの思考実験を考えたのだろうが、数式は導かれない。一般的に日本
を基準にして中国や朝鮮を同じ思考と勘違いしている。しかし現実は、韓国や中国は脳
科学の生理的な性質からも、脳組織のマルチスケール構造や、その他様々な文化的指数
からも、全く違っていて、中国政府の意欲的な、形の認知機能や、脳疾患の関連性や、
人類の行為の認知メカニズムを研究し、人工頭脳の研究に活かそうと意気込んでいる事
の中国型洗脳計画と、日本の研究が混同や誤解されるほど困った内容である。中国政府

227: 名無しさんAA:19/01/09 03:24
の提唱し実現しようとしている脳のマルチスケール構造と認知メカニズムを参考にした
、脳の情報処理メカニズムの啓発を受けた人工知能フレームワーク・アルゴリズム・シ
ステムは恐らく大変危険なものだろう。中国工程院院士の鄭南寧氏は、「ヒトの脳の情
報処理メカニズムおよび人類の知能の研究に基づき、人工頭脳の計算理論・技術が形成
され、未来の情報技術のスマート化への邁進をリードする可能性がある。人工頭脳は今
世紀の科学界における重大な課題の一つであり、現在コンピュータ科学と人工知能の分
野で注目されている大問題だ。」と述べている。中国科学院院士の譚鉄牛氏は、「脳の
情報処理のメカニズムに基づく次世代スマートシステムの開発が、人工知能の研究の重
要な流れになっている。未来のロボット知能の研究は、脳と神経科学、認知科学、心理
学の深い融合が必要だ。人工頭脳の研究は、すでに主要先進国の戦略的行為になってい
る。中国は人工知能の発展を加速し、新たな産業革命の要衝を占めるべきだ。」と提案
したのだ。これは今世紀最大の危険なナチズムの再来とも言える。人権も優しさも自己
認識もない国が、恐らく今だ国際規約を守るべきものとは全く思わない国が米国の真似
して自由貿易や民主主義堅持を物言うほど 笑い話にならないブラックジョークである
。あるネットユーザーは、「ロボットを、大学入試に参加させたら、何点とることがで
きるか?」というユニークな質問を提起した。記者は中国科学院自動化研究所パターン
認識国家重点実験室研究員補佐の汪昆氏は、「ロボットの大学入試」というと、ユニー
クで簡単な話題に思えるが、自動翻訳および自然言語処理を専門とする汪氏にとってこ
れは、複雑な科学技術に関わる問題だ。経済日報のロボットの入試参加を描写した姿は
。ロボットは問題文を読み、リスニングを行い、図形を識別する際に、まず人類の言語
・図形をコンピュータが処理できる形式言語に変換する。さらに解析・理解・処理を行
い、最終的に人類に理解できる形によって答案を提出する。と汪氏は答えている。なん
と中国政府は、真剣そのものである。倫理や道徳や人権も論じずに突き進むと言う意思
が透けて見える。彼らに疑問や恐怖は無いのだろうか。

228: 名無しさんAA:19/01/09 03:29
 イミテーション・ゲームは続く05

 汪氏は、「これは音声認証、自然言語処理、自動回答、自然言語生成などに関わって
くる。例えば私たちがロボットに対して、元プロバスケット選手の身長は?という問題
を出したとする。ロボットはまず分節化を行い、この言葉に含まれる重要な人物や場所
などの情報を特定し、文法と語義の分析を行う。質問を理解した後、知識バンクを使い
答案を導き出し、人類に分かる手段により回答する。」と述べた。しかし、これらは既
にアラン・チューリングが「クリストファー」を完成させた時に起こった問題で回答は
でている。つまり、この原題のイミテーション・ゲームの意味なのだ。言葉は単なる言
葉であり、現実では無い、つまり贋物なのだ。イミテーションなのである。単なる疑似
世界を奏でているだけが言葉なのである。暗号解読にそれを利用した。それが「ハイル
ヒットラー」の万歳の掛け声なのだ。人々は不思議だ。どんなにあっても夢を語る時や
鼓舞する時に同じスローガンを奏でる。これは同じスローガン出なければ伝わらないか
らだろう。中国では「愛国無罪」であり「共産党万歳」である。アメリカでは「自由主
義の為に戦え」であり「無法者国家を叩け。」である。ところが不思議にも暗号解読機
では無かった意思がコンピューターになって意思が出来た。それがAIである。この、
機械や中国大陸を誤解しているのが、戦後の日本社会である。既に田中角栄の訪中の頃
から、台湾を捨てて中国を取る池田隼人や吉田茂には、相当数の戦前の人間は警告を出
し続けていた。広すぎる、巨大すぎる、キチガイすぎる大陸である。と。しかし吉田を
始め池田他官邸は言った「だからこそ、仲良くなって 日本の危機を回避する必要があ
る。」と。しかし田中角栄時代、多くの者が想う「交渉」と言うのは行われずに、外圧
のままに不用意に出かけて行って平和条約を取りつけ、何もかも日本国民の願いを取り
下げて丸く収まった形にして条約を結んだ。そして報道各社までも体制批判しないとの
条件をのんだ。これが本末転倒の行為であった事は歴史が示す。日本のODA他補助金
は中国を百倍太らせ瀕死の重傷を負っていた貧乏国家が今や世界を振り回す覇権国家で
ある。これは夢でも仮想社会でなく現実の国際社会なのだ。勿論世界標準として移民国
家アメリカのやり方に異を唱えていた者も多い。しかしやっとこの自由・平等・博愛の
掛け声が2世紀経って秩序の形が整い始めている矢先に、紀元前の時代からの華帝王の
犠牲牛に祈りを捧げていた頃の仕組みに変えて中国が世界を乗っ取ろうとしている。こ
れでは人類は滅びるのみである。基本的に人間と機械の違いは痛みを知るか、恐怖を感
じるかが違う。これが思考の基本に来る。実は一般的国家は全てがそうした自国の安全
さや健全さが大事だ。だが中国・韓国は違う。恐怖がない。第二次世界大戦でも解る様
に、助けに行った筈の村を消滅させ壊滅させても平気なのだ。これでは話にならない。


229: 名無しさんAA:19/01/09 03:38
 イミテーション・ゲームは続く06

 今日本で起こっている事は、進まない意識改革の中で米中覇権戦争に巻き込まれてい
る事だ。およそ「自由主義を守る為に!」はアメリカの意思統一の方便にすぎない。が
それでも中国の周辺国が集まった社会では無く、世界中から集まって来た移民の国であ
る為の権利の利害調整機能は、中国の「中華の夢」などに比べようのないくらい大きな
妄想で人の真理である。そもそも戦後には6割以上の世界経済を担っていた米国が今や
2割に落ち込み中国も2割に台頭している。又米露冷戦時には米露の話し合いがついて
いた物が今や中国・中東の台頭で拒否権ばかりで国際機関は機能しない。チューリング
テストは、人工知能が真に「知能」をもっているかどうかを確認するテストだ。人間と
会話ができる人工知能を、壁を隔てたところに置き機械と人間に対して、人間の審査員
が質問を発して、その回答から人間と機械を区別できなければ、機械は人間並みの知能
をもっていると判断する。というものだった。そもそもここに題名「イミテーション・
ゲーム」と書いたが、日本流で「ものまねゲーム」の意味であり、それはチューリング
テストを意味している。映画ではチューリングがノック刑事の尋問を受ける際に、この
話をする。「機械は人間になり得るのか」の問いに「機械は人間とは違った風に考える
(think differently) 」というチューリングが答えている。事実例えばIBMマシン
の登場した頃選挙予想が人の予想と違い大勝すると思われた候補が敗れ、それを予想し
ていた事で一躍有名になった。又チェスマシンが人間チャンピオンを破ったが、その時
の勝利は単純化して言えば、可能なあらゆる手をしらみつぶしに調べることで最適手を
考えた結果もたらされたものだ。そして今でもAI将棋や囲碁の世界はその勝利の確率
の高い方に手を打つ事で勝利している。一方、人間は、良く考えても考察しても結局は
どこかで直感でパッと考える。このパッと考える「やり方」が人それぞれ違う為、天才
は一部しか現れない。空を飛ぶのに、飛行機と鳥の飛び方に差があるようなものだろう
。この「違った風に考える」という言葉に、もっとも深い意味が付随する。多くの人は
人工知能に、意識があるのかとか、感情があるのか、或いは作れるかを問う。しかし、
それは人間中心的な考えで無意味である。この時に言う知能は、人間の思う知能ではな
い。思索中のある知的な問題を解決する能力のことで、今やっと身体を持ち通信し映像
も記録するが、それでもその記憶に、意識や感情などは必要ない。鳥のように進化の過
程で得た常に食べて身を軽くする努力も、しなやかに身を飛ばず努力も、そもそもの飛
んでいる意味も違っている。飛行機は燃料を貰い馬力で力強く飛び多く賢く運ぶ為に産
まれた。しかし、鳥は生死を分けた闘いの上仕方なく空へ向かった。天敵のいない孤島
では羽は退化したのである。ここに生き物と機械の違いがある。将来の人工知能の超能
力的方向が見えると、人々は、ひれ伏すしか他に手は無い。しかしその判断に命の重さ
はない。

230: 名無しさんAA:19/01/09 11:09
 イミテーション・ゲームは続く07

 この機械・器具にひれ伏した社会は既に始まっている。第一次大戦時ソンムの戦いで
死んだ人々の多くは当初は、凍傷や餓死や病死や精神の病で、鉄砲で死んだ者は八人に
一人とされ、2割も満たなかった。しかし、科学兵器や航空機や戦車の登場で一変する
。それは大国の経済も戦争の質も一変した。それが第二次世界大戦だった。この時から
人は武器を道具でなく機械として見る事になった。石油など内燃機関の発達はいまでも
人々に恩恵をもたらし一大産業になっているが、実はそれ以上の産業が電気機器或いは
電子機器である事は実感できるだろう。平成の時代が終わろうとして日本では平成とは
何だったのか。なんていう議論がTV放映されたりしている。しかし、昭和の時代が、
単なる大正時代から平成時代への橋渡し時代だった様に、単なる過去をかき消す為にで
きた時代に過ぎない。それでも恐らく今は明治時代と全く同じになっている様に見えて
仕方ない。というのも、そもそも超古代文明で解説される様に、人の文化というものは
、地球が太陽と水で成り立っている事を知り得て、信仰して現代に行きついたが、その
中身は違っても、この大枠の自然の恵みは、全く一辺も欠ける事無く変わっていない。
太陽の下で水に育まれた森林に下に動物達が生きて その頂点で食物を得て人は生きな
がらえている。それは酸素も道具も同じ様に有用である。が、ここにアラン・チューリ
ングの教えがが現実味を帯びる。チューリングマシンの「クリストファー」から一つの
結果を導き出している。つまり一ヶ月も前に完成した「クリストファー」は、暗号が与
えられても、その暗号を解くに至らなかったのである。実はこの暗号解読機も解読しな
さい。の命令では解読出来なかったし答えが出なかったのである。それは発信した暗号
の答えが理論上は A-Zのアルファベットの多表式暗号であれば、多表の数は26! = 403,
291,461,126,605,635,584,000,000 通り得られる事で時間が足りなかったからではない
。解読文字を人が確かめなければならなかったからだ。当初ローターの代わりにプラグ
ボードを利用すればこの多表全てを所望の順番で変更利用できるが、1文字を暗号化す
る度にプラグの差し替えが必要であり実用性に乏しく、答えが見つかる事無く済んでし
まっていた。暗号を発するエニグマ暗号機の方は、さかのぼること 約100年前、1918年
にドイツの発明家アルトゥール・シェルビウスによって発明された電気機械式暗号機械
である。エニグマ (Enigma) とは、第二次世界大戦のときにナチス・ドイツが用いてい
た。有名なローター式暗号機で幾つかの型がある。その暗号機の暗号も広義にはエニグ
マと呼ばれる。1925年にはドイツ軍が正式に採用し、続いてドイツ国政府や、国営鉄道
なども採用し、3万台以上を販売する。暗号方式は換字式であり、順変多表式とされて
いる。


231: 名無しさんAA:19/01/09 11:10
 イミテーション・ゲームは続く08

 そもそも暗号化機は、エニグマ以前の100年も前から存在していた。木製の節穴機
と呼ばれる樽文字である。そしてそれはタイプライター型の M-209となって結実した。
エニグマはM―209と同様な反転暗号となり、暗号文を同じ鍵で再暗号化すると平文が
得られる。大戦中に連合国側は、エニグマ解読に成功したが、その事実は徹底して秘密
にされた為、ドイツ軍は終戦までエニグマを使用し続けた。このエニグマ暗号解読機は
、1918年にドイツの発明家アルトゥール・シェルビウスによって発明された電気機械式
暗号機械で、1925年にはドイツ軍が正式採用し約3万台が軍用として使用されたが、他
に高級暗号機があった。ローレンツ式の暗号機である。この暗号機は当時の最高レベル
の暗号技術とされて、ナチス・ドイツの高官らでは、極秘通信用により複雑な暗号機「
ローレンツ」を使っていたことはあまり知られていない。エニグマは第二次世界大戦の
当時の暗号機として桁違いな性能を誇っていました。エニグマの意味はギリシャ語では
「謎」という意味の単語だ。正に暗号機にふさわしいネーミングだが、世界中に4台し
か残っていない大変貴重なエニグマ暗号機は2015年に1500万円で落札されて現存する。
ところがこの名の知れられていないローレンツ暗号機が、2016年、インターネット・オ
ークションのe-Bayでわずか9.5ポンド(1500円)にて落札されたニュースが世界中に配
信されて人々は驚いた。このローレンツ暗号機はイングランドの片田舎の小屋に長年放
置されていたもので、イギリスの国立コンピューティング博物館のボランティア・スタ
ッフがe-Bayで発見している。実は、ヒトラー総統や側近らはエニグマより更に複雑な
暗号機「ローレンツ」はより複雑な暗号でより簡単な仕組みのタイプライター型であっ
たからだ。エニグマ暗号機が数万台も作られたのに対して、ローレンツ暗号機は高級の
士官事務用にと、わずか二百台しか作られていない。絶体絶命の危機にあったイギリス
は、実はこのドイツのローレンツ暗号解読にこそ総力をあげて取り組んでいたものだっ
た。つまり戦況よりは今後の政府情勢を知りたかったのは当然だ。イギリスは、数学者
や言語学者らを総動員して暗号解読部隊を編成し、先に暗号電文の解読に成功したのが
エニグマのものだったのだ。つまり戦況報告の方だった訳だ。ドイツ軍司令部と各部隊
との間でやり取りされる膨大な暗号電文やドイツ軍から奪った暗号表やエニグマ暗号機
を緻密に分析することで「謎」は解かれ、1943年イギリスは全精力を結集し、ローレン
ツ暗号の解読用に世界初のコンピューター「コロッサス」を開発し既に解読していた。
大戦後もイギリスはこのコロッサスコンピューターを極秘にし、設計図を償却し関係者
には戦後も口外を禁じ、中には暗殺も辞さないほど、徹底的に存在を隠したのである。


232: 名無しさんAA:19/01/09 11:36
 イミテーション・ゲームは続く10

「コロッサス(Colossus)」は Lorenz SZ40/42(ロザンヌ)という機械を使って暗号化
されたテレタイプ端末のメッセージを解読する際に使われたのだが、イギリスの暗号解
読者は、この暗号化されたテレタイプ通信トラフィックを "Fish(遊魚)" と呼んで、
SZ40/42 という機械とその暗号を "Tunny(並遊魚)" と呼んだ。「コロッサス(Colos
sus)」は ローレンツ暗号機の鍵の組み合わせを探すのに使われたもので、傍受した暗
号メッセージを完全に解読したわけではない。「コロッサス(Colossus)」は、ブレッ
チリー・パークの数学者マックス・ニューマンが提起した問題を解くため、英国の中央
郵便本局研究所の技術者トミー・フラワーズを中心としたチーム(Sidney Broadhurst、
William Chandler、Allen Coombs、Harry Fensom ら)が設計し制作した。プロトタイ
プの Colossus Mark I は1943年12月に完成し、1944年2月からブレッチリー・パークで
動作した。改良版の Colossus Mark II はノルマンディー上陸作戦直前の1944年6月1日
に完成した。戦争が終わるまでに10台の Colossus が製造された。という。大戦初期に
エニグマは、ドイツ軍の快進撃に貢献していた。ドイツ軍のUボート潜水艦には、連合
国軍の船団に壊滅的ともいえる損害を与えてるほどになっていたし、連絡には常にエニ
グマが使われていた。やがて連合国軍側も研究を重ねて、実は第二次世界大戦中期には
連合国側はエニグマ解読に成功していた。が、その事実は徹底して秘密にされた。しか
し隠し続け、ドイツ軍は終戦までエニグマを使用し続けた。第二次世界大戦中にドイツ
が使用していた暗号機といえば「エニグマ」が有名ですが、これよりも複雑な暗号化方
式を採用した「ローレンツ暗号機」もヒトラーやその配下の将軍たちにより使用されて
いました。そんな12個の歯車を用いてテキストを暗号化する貴重な暗号機が、ドイツの
技術を供与され、なんと、日本でも使われていたとは驚きでもある。しかし、米国で開
発されたエニアック、( ENIAC: Electronic Numerical Integrator and Computer)
は、第二次世界大戦中にアメリカ陸軍が支出し。その契約は1943年に結ばれ、ペンシル
ベニア大学電気工学科にて "Project PX" の名で秘密裏に設計されて1946年の2月の夕
方に完成した電子計算機としてマシンが公開されている。電子式でディジタル式だがプ
ログラム内蔵方式とするにはプログラムのためのメモリはごくわずかで、パッチパネル
によるプログラミングは煩雑ではあったものの、必ずしも専用計算機ではなく広範囲の
計算問題を解くことができるものだった。その内容や仕組みは複雑だが、実は寺社建築
の金尺を使い切る事が出来れば、日本では至って簡単な事だった。問題はそれが円周率
ではない事であり、英語の仕様だっただけなのである。((sy)g)c=Xである。
つまり、何かの方法SYで、文字を抜き出し、そのやり方をg回行った答えの文字Xが
回答である。と言うのが暗号で、このSYをより単純化したのが8つの方法があった。


233: 名無しさんAA:19/01/09 13:03
 イミテーション・ゲームは続く11

英国の中央郵便本局研究所の技術者トミー・フラワーズの「コロッサス(Colossus)」
は任意の計算可能な問題について計算できるという能力でなく、アナログ機械式計算機
の一種類である微分解析機と同様に微分方程式で表し多くの種類の問題について積分法
によって数値的な解を得る事が目的の機械であった。後の改良により、ごく小規模だが
プログラミング的な使い方も可能になり、円周率の桁数向上記録の歴史で有名な1949年
の2037桁という記録は、そのような改良後の機能を活用した。日本側の名称は1941年(
昭和16年)12月12日に東条内閣が閣議で「大東亜戦争」と決定した頃、当時植民地下に
置いていたアフリカ東岸のケニアのキリンディニ港まで撤退した英海軍は、この攻撃に
加わった日本の潜水艦伊号第三十潜水艦が、戦争開始後初の遣独潜水艦作戦(第一次遣
独潜水艦)としてドイツ占領下のフランスへと派遣されて、エニグマ暗号機などを日本
に持ち帰った。とされる。しかし、実際には英国の「コロッサス」と「クリストファー
」の成功を得て、エニアック(ENIAC)が完成し、既にもうコンピューターが要らない程
日本の暗号は解読され、当のコンピューターは、原爆設計の為の化学計算に使われてい
て、沖縄上陸に先駆けて行われた1945年2〜3月後半にかけて硫黄島の戦いの頃はすっか
り暗号は即読解通だったのだ。1946年米国ペンシルベニア大学で開発された、公式上は
世界最初のコンピューターは、約1万8000本の真空管と1万5000個のリレーから構成され
、水爆実験で使用された。既に1944年に小型の試験品が造られ動作環境が確定されると
ハワイにおくられ、正式なエニアック広大な一棟として建築され運用されていた。まあ
日本の2階建て小学校一棟がコンピューター本体と思ったらいい程だ。つまり試用の廃
棄されハワイに送られた機械も住宅一棟程の大きさだっただろう。だが戦後は秘密裏に
この初代ノイマン型コンピューターは次々に進化を遂げて行く。消費電力が街一都市で
あった交換台式巨大真空管型のコンピューターは一棟から一室ぐらいにコンパクト化し
その後も真空管からトランジスタに変わりICに変化し高集積ICになった。そうして
今やカードまで集積回路が組み込まれる程になった。こうした発達・発展をみても今も
尚アラン・チューリングのチューリングマシンの「クリストファー」で得た質問と答え
とは全く変わっていない。つまり「コンピューターは人類を遥かに超えた能力を持つ。
」「しかしコンピューターは感情は持たないが、感情に似せた行為は出来る。」という
ものだ。更に意味深な事に、「この遥かに優れた機械によって、悪い人間にひれ伏した
社会に人類は行き詰まる。」との予言をしていたのである。だがその予言の論文は時の
大英帝国を怒らせた。そして同性愛法で投獄され出獄後もアラン・チューリングは41歳
の若さで死んだ。検死では青酸中毒による自殺とされたものの、迎えた死は謎で他殺説
や事故説もあり、未だに解明はされていない。



234: 名無しさんAA:19/01/09 13:03
 イミテーション・ゲームは続く12

 エニグマ暗号は同じアルファベット26文字が、同じ26文字に変換されていたと言
う事が解決の手掛かりだった。しかしその文字が同じ文字に辿りついてもその過程を行
く鍵は、159,000,000,000,000,000,000通り/26文字 であった。この天文学的な数字の
中から、たった1つの正解を探すのは、時間的に無理だったのである。そこで登場した
のが数学的解決だった。ひとつずつ探す総当たりではなく、探索空間をある程度区切っ
て探すことで、「高速な計算機械により、探索時間も短縮する」というのが、チューリ
ングをリーダーとする暗号解読チームのとった方法と言われる。そこで出て来た最初の
5文字が日付であり更に最後の文字がヒットラー万歳であろう事が予測される文面から
「コロッサス(Colossus)」が造られ、多くの予測を十数通りぐらいに狭めた。これに
よって、チューリングマシンの「クリストファー」は確実に、十数通りの電文を書きあ
げる事に成功し、その中の一つの成文が暗号化された電文と人が認識するまでに至った
のである。その為「クリストファー」は一台しか作られなかったが「コロッサス」は、
各地に作られ英国を勝利に導いた。「この遥かに優れた機械によって、悪い人間にひれ
伏した社会に人類は行き詰まる。」との予言は、「人は何故暴力を振うか。それは暴力
によって脳が気持ちいいと感じるからだ。」と言う言葉と重なる。ここが機械のデータ
と生物の進化によって得た知識との違いだ。人は常に祝福されて生き残って来た。更に
糧を得る事は生きる証であった。常に融合や共生と排除や競争の中でルールや定理は導
かれた。しかし機械における定理はプログラムであり機械の意識は絶対正義でしかない
。何が大事で何を思うかは各人の自立におもねく人とは違う。この違いは大きく感情は
行き詰った人の脳の痛さからやって来る。しかしコンピューターや機械には痛点はない
。自動保護のプログラムは出来ても生物の様にはくまなくない。これは、米国と日本の
違いと同じだ。かつて、日本が成功や高度成長を果たした事を多くの学者が分析してい
る。だが本末転倒な欧米流の出鱈目で仕上がっている。日本の成功はこの人間主義の、
頂点を極めたからだ。痛さや苦痛が社会にまんべんなく在り続け、地位と責任を富とし
た。欧州社会の様な分離をしなかった。つまり金を必要としない社会を実現し、「宵越
の銭は持たない江戸の粋」の生活を創り上げた。ここには、生活できない障害者救済を
含めた社会の存続を決めた姿があった。一方他の全世界は文化が進む程に地方分権と中
央集権の嵐と共に、敵対した野心が権力構造をより強固にしていた。富の分配ではなく
富の集約や搾取利潤の追加や増加である。今の仮想通貨のごとくに、保証の無い金貨に
よって権力は増幅され、人殺しの兵士が職業から一般兵士まで及んで貧困救済が戦争で
あった。と言う矛盾を存在させたのである。さながら「中国民の箱」の創造である。


235: 名無しさんAA:19/01/09 13:57
 イミテーション・ゲームは続く13

 アラン・チューリングの悲劇は戦争が終わってからも続いた。つまり 自分がゲイで
あり、男に対したもどかしい恋愛対象とする脳が解っていたのである。つまりLGBT
の殆どは意識錯覚操脳であり、卵の殻を破って飛び出したガチョウが人を親鳥とみなす
ように、そうした境遇によって幼児時に男を愛慕した環境だったのだろうと自覚してい
たのだ。そして今や錯覚のまま自分は幼いころからゲイであることを意識していたと語
るにいたっている。ホモサピエンスのホモはかつてはゲイと言う男性同性愛者を現して
いたホモと同じである。言語学的にはホモ(homo)とは、「同一の〜」、「等価〜」な
どの意味のギリシア語、または「人間」を意味するラテン語に由来する単語であった。
この事から、本来同性愛者という意味合いだった、男性同性愛者を指して特化して使わ
れてきた為、もともと差別的意味合いを含んだ言葉ではないが、男性同性愛者に対して
差別的文脈で使われ始めて、近年では「ゲイ」と言い換えるケースが多くなった。均一
の或いは、平等の人々がホモなのである。異性愛(ヘテロセクシュアル)と対比して、
ホモセクシュアル(homosexual)からきている言葉でホモセクシュアルは「同性愛者」
全般を指す言葉であったようだ。実はこの世に現実的に完成した完全な人などはいない
。それは一般的に健康で5体満足を示した最大公約数的な人間、つまり平均像を指すの
みであり、遺伝学的にも尻尾が生えてきたり、6本指だったり、あるいはあのシャムの
子の様に体がくっついた双生児が生まれたり、色んな事情と原因で色んな人間は産まれ
た。又産まれた後も、障害を持つ事は戦争でも通常でも事故が起って産まれていた。否
普通の一般民もいずれは老い、体の機能は損なわれたままで死んで行く事も日常である
。これに従い人生も同じだった。この色々をバラ色のキャンパスにして描くか、混ぜ込
み黒一色として塗るかは人の現世の社会構造であった。アラン・チューリングはその意
味ではよりよい分別と機能主義に徹していた。異性愛(ヘテロセクシュアル)と対比し
てホモセクシュアルは嫌がられた世界だったのは宗教的意思からだ。一方日本は武将の
太刀持ちは、実は太刀即ち男の棹の相手役で、堂々と男色家は供を連れた。日本へやっ
て来た宣教師達は、曰く日本の最大の病は仏教を礼拝し男娼がいる事だ。と、言った。
言語的には、レズはレズビアンとして、常識的な性道徳や社会通念から逸脱した性的嗜
好を指す言葉で、精神研究から起こった新しい言葉だ。性的倒錯(せいてきとうさく)
、性的嗜好障害(せいてきしこうしょうがい)、あるいは性嗜好異常(せいしこういじ
ょう)でパラフィリア(Paraphilia)科学が研究され、人間の性に関連する行動におい
て、精神医学における病理的な精神疾患と診断される症状(性的嗜好)を「レズ」と指
した事から始まった言葉である。しかし、イスラム教社会は、行為そのものが、中東で
一夫多妻が紀元前から起こっているから、夫のいない時の欲求不満のはけ口として行わ
れていた。

236: 名無しさんAA:19/01/09 13:58
 イミテーション・ゲームは続く14

 この女性達を部屋に詰めこみ、赤ちゃんの生産工場とした歴史は古く古来より形は違
っても、ナチスドイツ、王侯諸族の娼婦部屋、日本の城の大奥や中国の後宮など多い。
この性嗜好異常(せいしこういじょう)での歴史を変えた話は多く、特に中国での暴君
訓話や西洋のギロチン話では数多く登場する。西洋では近世を作った改革は、こうした
差別主義のこの怒りから始まっている。ここで今や人が両善愛を持っている事が精神医
学から解って、こうした事から両性愛(りょうせいあい)、バイセクシュアリティ本能
が見つかった。人間にはは男性にも女性にも見られ、異性・同性にかかわらずいずれの
性の人に対しても、美的な憧れや情緒的・精神的な魅惑、あるいは性的・肉体的な欲望
を抱くような性的指向があったのである。これを全性愛(バイセクシュアルオモニ)と
され、文化的教養の社会における歴史的な記録は、古代より男性の両性愛が日常的な事
で、実際に望ましいことであったと示されている。つまり人類の人口調整役であった。
このような性的関係は一般に年齢的構造をとり、古代ローマ帝国時代は少年愛や、日本
では衆道のようなもので、多くは文化・社会的構造を取り、アフリカやアメリカなどの
古代社会では、同じ身体に2つの異性が存在すると考えた伝統的な形で伝承された。中
央アジアのイスラム社会でも幼児愛や剥奪愛の形成をして存在し、男性の異性愛や同性
愛は記録はある。例外的なものとして書かれてしまうのは、異性愛者を特権化して行き
、同性愛や両性愛を強く弾圧する宗教社会が存在する為とされる。先の古代文化におけ
る男性「同性愛」の例としてしばしば引用されるものの多くは、実は両性愛に分類した
方が適切である。として見ても同じだ。というのもそれは古代から人も物も支配階級の
「品物」であり、奴隷法では奴隷が産んだ子供は支配者利潤とみなされたのである。つ
まり国王は、国民を増やす事は国力と考えていたのである。ここに大きな落とし穴があ
った。ユヴァル・ノア・ハラリはここに大きな示唆を与えている。『サピエンス全史』
の著者の彼は「人類滅亡」の現実的なシナリオを説き、文明は「虚構」の上に成り立っ
ていると発している。すなわち、一般的に我々に説明される歴史的虚構は、1割程度の
支配者層からの見方で解説し、9割の庶民である市民の代弁者となっていない姿である
。と言うのである。チューリングマシンの創造で箱に入れる紙が、「幸せ」と書いて、
出て来た紙に「神・宗教・戦争」と出て来たようなものだった。つまり箱に当たる人類
の社会というのは、この哲学なしに集団とはならなかった。とも言えるが、実は間違い
でアランにはSEXと共生=家庭、が一緒ではなかったのである。実に現代的公式であ
る。つまり「LGBT」(レズビアン、女性同性愛者・ゲイ、男性同性愛者、バイセク
シュアル、両性愛者、トランスジェンダー、性の不一致障害)は、いずれも病気でない
疾患でSMの嗜好者やスリやアルコール患者と何ら変わらない虚弱意思者であった。

237: 名無しさんAA:19/01/09 14:09
 イミテーション・ゲームは続く15

 ハラリの書いた『サピエンス全史』が『文明の構造と人類の幸福』として日本でも、
翻訳出版された様だ。世界中の主要メディアから称賛され、ジャレド・ダイアモンドな
ど歴史家、ダニエル・カーネマンなど経済学者、さらにはビル・ゲイツやマーク・ザッ
カーバーグらも、熟読したとされ有名になった。内容は至って簡単だが、全くその深く
長い俯瞰した視野の広さは他には勝る事の無い論陣をはっている。よく、日本の歴史を
専門に研究すれば、その頃の日本の歴史に詳しく、さまざまな面白い発見をする。しか
し、特定の地域の特定の時代だけに注意を向けていると、歴史の長期的なプロセスを見
逃しがちで、ここでユヴァル・ノア・ハラリは、人類の歴史は、一体何向かって行って
いるのか。という問いに答えた本を書いた。特定地域の特定の時代のみ調べていると、
このような大きな問いを立てる事を忘れる。ある地域では、国が統合されて帝国が誕生
したかと思うと、やがてその帝国が崩壊して、また無数の小国に分裂し、しばらくする
と、また帝国が登場する、ということが繰り返されているだけに見える事もしばしばだ
。そんな興亡の歴史を知ったら、「歴史は循環する」という説を唱えたくなる人も出て
くる。だが、こうした物語は、統一に向かっているか。それとも分裂に向かっているの
か。は、その時々で変化する。しかし本は超巨視的に俯瞰していて、地球の各地に数千
の部族が点在していた時代が続いた後、数ヵ所に古代文明が誕生し、人類を統合してい
く流れが続いている事を知る。いまでは地球全体が一つの「グローバル・ヴィレッジ」
になって統合統一に一心腐乱に向かっている事が明らかになったと言えるだろう。事実
現人類は、一つの巨大なコミュニティに属しており、世界全体が密接につながった社会
にいる。今の現代人の世界観は、世界のどこに行っても、ほぼ同じ形で、サウジアラビ
アのような国と言えども、基本的なものの考え方は、どこの国に行っても、あまり変わ
ない。と言っている。つまり、国が変われば、物質や人体への理解の仕方も変わるわけ
ではなく、東京のがん患者も、テルアビブのがん患者も、トロントのがん患者も、小さ
な差異はあるかもしれませんが、未開の部族でさえ今は、基本的には同じように診断さ
れ、同じような治療を受けることにおいて社会が進んでいる。ところが古代社会の例え
ば1000年も前では、そうではなかった。1000年前は、国が変われば、物質の理解の仕方
も、人体のとらえ方も、病気の治療法も異なった。これが近代化と言う共通のルールに
集まった社会に変化している。と唱えている。非常に長期的な視点に立たないと、なか
なか見えてこない大きなパズルを解く様に、小さなピースだけを見ているだけでは答え
にたどりつけない。と、こうユヴァル・ノア・ハラリは示唆し、提唱する。事実日本で
さえつい最近まで「神の御心」で癌が治ると言うオウム真理教が流行った位である。そ
少し前まで加持祈祷の世界で、人は病を治していたのである。


238: 名無しさんAA:19/01/09 14:29
 イミテーション・ゲームは続く16

 ここで面白いのは、計画を立案する人さえいればそれが行えたか。実は違う。中国も
テクノロジーや経済力はあった。中世後期や近代初期の中国の技術力と経済力は、西ヨ
ーロッパに優り、15世紀には、中国(明)の鄭和の艦隊をアフリカ大陸に到達してい
る。大航海は成し遂げたにも関わらず移住計画はなしていない。中国からヨーロッパや
アメリカ大陸に艦隊を送る力はあった事は明白だ。経済力についていえば、当時の中国
では、この西ヨーロッパよりずっと上だった。中国にくらべれば、スペインもポルトガ
ルもオランダもイングランドも小国だった。またオスマントルコや元帝国やイスラムの
国々が海で船を使った覇権を考え、船の技術に特化すれば、多くの領土が取れたであろ
う。それにもかかわらず、中国はアメリカ大陸に艦隊を送ってはいない。ヨーロッパ人
の冒険家のみしか、アメリカ大陸の存在を知り得なかった。つまり、誰もがアメリカに
艦隊を出し得なかった。中国と比較すれば圧倒的な小国であるオランダやデンマークが
、アメリカ大陸に遠征部隊を派遣している。対照的である。オスマン帝国も清帝国も、
やろうと思えば、10隻の船を集め、そこに2000人の船乗りを入れて送り出すことはでき
た。しかし、オスマン帝国も清帝国も、そんな事業に関心を払わなかったしアメリカ大
陸の存在すら気にしていませんでした。いや鄭和の艦隊すらもヨーロッパ社会の噂は知
っていた筈だがヨーロッパ大陸まで辿りついては居ないのである。そうした意味では、
ヨーロッパ人は、かなり変わった人たちである。彼らは、未知の領域を見つけて探検す
れば、そこで得た知識を自分の力にできるという信念を持っていた。その信念は結局、
現ヨーロッパ諸国の富に繋がり、アメリカ大陸を征服して、そこで得た力と富をバネに
、世界を支配する勢力になっていったのである。もっとも 今では、「探検と征服」と
いうこの精神構造は、ヨーロッパ人の専有物ではなくなり、世界の人々が共有している
。自然科学の研究者であれば、日本人も、中国人も、インド人も、みなこの精神構造を
持って現代まで続いた歴史を足蹴にした文化を築いている。つまり自国で整った文化を
捨てても西洋主義に走りだしたのが現在である。この危険性はかなり高い。「この研究
は、未知の領域だから、そこを探ろう。得られた知見は、きっと私の力となり、人類の
糧となる。がんの治療や核兵器の開発でも、人の生活に活用できるはずだ。」と科学の
研究者は、みなそんな風に考えているはずだ。同じことは、経済の世界でも言える事で
、中国企業も、日本企業も、米国企業も、みなこう考えている「この未知の領域を研究
するための投資をしよう。その結果、何か有益な発見ができれば、巨万の富が手に入る
。」と、こうした、この「探検と征服」という精神構造は、すでに全世界に広まり、一
つの地位を得て現実にこうした発見や発明者達は、例え巨悪の根源の核兵器であっても
、一つのステータスを得ている。

239: 名無しさんAA:19/01/09 14:35
 イミテーション・ゲームは続く17

 この、東アジアでも計画を立案する人さえいれば、中国の世界からヨーロッパやアメ
リカ大陸に艦隊を送る力はあった。しかしそこには「欲望の旋律」が必要だったのであ
る。経済力では、当時の中国は、西ヨーロッパより上で、スペインもポルトガルもオラ
ンダもイングランドも小国だった。それにもかかわらず、中国はアメリカ大陸に艦隊を
送っていない。ヨーロッパの冒険家が江戸時代初期に、アメリカ大陸の存在を教えられ
た後でも、アメリカに艦隊を出していない。中国と比較すれば圧倒的な小国であるオラ
ンダやデンマークが、アメリカ大陸に遠征部隊を派遣しているのとは対照的だ。ここに
現代の国富論の存在がある。つまり大国には、動けない理由が付随するのである。欧州
が世界の黎明期に入ってのち、アメリカ大陸の一部の征服をめざして部隊を送った最初
の非欧州勢力は、日本だった。シベリア駐留やドイツ領南洋を任せられ、第二次世界大
戦中では、日本がアラスカ州アリューシャン列島のキスカ島とアッツ島を占領したので
す。それまでの15〜19世紀の間、東洋の帝国は、どこもアメリカ大陸の一部を征服する
ために部隊を送ったことがありません。その意味では、日本軍のキスカ島とアッツ島の
攻略は、歴史上特異な出来事でアメリカの帝国主義の脅威であったといえる。これは、
結果的にはヨーロッパが世界の支配的勢力になったのは、技術力や経済力の差ではなく
、精神構造の差によるものだった事を物語っている。オスマン帝国も清帝国も、やろう
と思えば、船を集め、そこに大勢のの船乗りを入れて送り出すことはできた。しかし、
オスマン帝国も清帝国も、そんな非常識な危険な事業に関心を払ってはいない。が歴史
上はこの「探検と征服」という精神構造は、今や、全世界に広まったといえる。「未知
の領域を研究するための投資をしよう。その結果、何か有益な発見ができれば、巨万の
富が手に入るはずだ。」というこの構造が、今や国力に置き換わった。つまり富でなく
力や権力である。同じに経済の世界での覇権に、中国企業も、日本企業も、米国企業も
、みなこう考えているのだ。この危険性や現実は、ややもすると人類はこれまでの平和
を忘れたがる。そこにそろそろ真面目にグローバル・ポリティクスを確立する必要があ
る。というのがハラリの主張だ。経済も技術も文化も消費もすでにグローバルになって
いる。にもかかわらず、ただひとり政治だけがナショナルな国土国民の枠に囚われ続け
て世界や世界市民になっていない。早急にどうにかしないと手遅れになってしまう。と
懇願しているにも関わらず、英国は自国の権利が保たれない。とEU離脱を決めてしま
った。なんと理不尽で独りよがりな考え方であろうか。人類の一人として情けないかぎ
りである。が、この醜悪な「欲望の旋律」は人類を悩まして止まない。


240: 名無しさんAA:19/01/09 16:56
 イミテーション・ゲームは続く18

 2018年は、中国の海洋権益拡大とりわけ南シナ海での軍事的優確保が着実に進展した
年であった。現実的に無茶苦茶な無手勝手流の野蛮な中国の台頭に踊らされて困惑する
国際社会の年が終わったとも言いかえられる。「南シナ海の教訓は、中国に取られたら
もう取り返せない。」と言う現実だ。取り換えせないとなれば、日本もロシア・韓国の
奪った土地も取り返せない事を示している。中国ではICPOの国際刑事機構の長官す
らも簡単に拉致監禁する。データーの情報利用のみに長官に選任し用済みでは拉致する
。この国家犯罪に国際社会が対応出来ない。何とも情けない国際社会だ。トランプ政権
は、しかし、アメリカの国防戦略を「テロとの戦い」から「中国やロシアとの対決」に
大きく進路を変針したが、中国の拡張主義的な海洋戦略を抑え込むことはできていない
。「牙を剥いた中国艦、アメリカ駆逐艦に突進」(10月4日) のニュースが踊る。中国
海洋戦力(海軍力・航空戦力・長射程ミサイル戦力)は今やアメリカを凌ぐ物量を持つ
。アメリカ海軍自身の「戦闘部隊艦艇」の軍艦保有数は「戦闘艦艇」が227隻 「補助艦
艇」が60隻、合計287隻である。対して、中国海軍は、艦艇保有数などが 明確ではない
が「戦闘艦艇」が356隻、「補助艦艇」が55隻、合計411隻となる。したがって、東アジ
ア海域(南シナ海、東シナ海、西太平洋)での米中海軍の戦闘艦艇だけを単純に比較し
た場合、137対356と中国側が2.6倍負けているということになる。NATO 海軍の間の慣例
に従い、中国海軍の「戦闘艦艇」356隻のうち98隻が旧式艦艇、258隻が近代的艦艇とい
うことにしても、この数字比較しても、中国側が1.9倍 ということになるのだ。代って
比較的優位だった防空力がアメリカ海軍がリードしていたが、今や対艦攻撃力でも中国
海洋戦力(海軍、航空戦力、長射程ミサイル戦力)に、東アジア方面に展開してくるア
メリカ海軍を上回る。凌駕しているのだ。これは何を示すか。米国も単独では、中国と
戦えない事を示している。また同時に、中国も発展途上でも自国を破壊するだろう戦争
は既に起こせない事ではある。それに付随した北朝鮮の核ミサイルはそうした事で登場
し振り回される位置にある。ここに経済も、神の見えざる手は見えず神は死んだ。と言
われる現実がある。市場も戦争には無意味なのだ。トマ・ピケティ、ジャック・アタリ
と並ぶ欧州最強の知性が、タイラー・コーエンと言う最高知識は言う。今後はグローバ
ルファステーク(国際矛盾の疾患)シンギュラリティ(特異点掲出)をして需要不足で
保護主義が台頭し世界の需要を縮小させる。つまり世界は自由主義を押しつぶすだろう
。と人類史という壮大なアプローチからも、「閉じてゆく」21世紀世界を読み解く視点
を提示する。すなわち、「経済は成長しなければならない。」は正しいのか。と言う問
いである。ここで反論する。「国は国民と違う」と言い「物語は統一に向かっている」
と反対するのがユヴァル・ノア・ハラリである。なるほど超史眼的には世界統一する人
類の流れがあるかもしれない。しかし近史眼的に本当にこのままの勢力でこの社会構造
でいいのだろうか。どの国の何処の国民も次世代の孫達に今の自分が胸を張る事は出来
るのだろうか。



241: 名無しさんAA:19/01/09 17:08
 イミテーション・ゲームは続く18

 「造反有利」造反有理(ぞうはんゆうり)とは、中国語で「造反に理有り」(謀反に
こそ正しい道理がある)の意で、「革命無罪」「愛国無罪」と並び、中華人民共和国の
文化大革命で紅衛兵が掲げたスローガンである。実はこの存在はYMO(1978年に細野
晴臣、坂本龍一、高橋幸宏の3人が結成した電子音楽ユニット)はソリッドステートサ
バイバーにおいて赤い人民服で出てその頃の日本の人々に興味をそそらせていた。これ
はYMOシリーズ8作目「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」の表紙の話だが、「
イエロー・マジック・オーケストラ」の2ndアルバムや「テクノポリス」「ライディー
ン」という代表曲を収めたこのアルバムはYMO最大のヒット作となった。米国ヒット
から発展し、日本でミリオン達成「テクノポップ奏者」の先駆として、日本レコード大
賞優秀アルバム賞を受賞している。その後「YMO チルドレン」と呼ばれる若きミュージ
シャンたちに多大な影響を与えた伝説のアルバムとなったが、奇抜な人民服ジャケット
のファッションや「テクノカット」は大流行、社会現象を巻き起こした。がここに日本
の不思議がある。米国では、この中国人民達の行って来た忌まわしい共産主義に、少し
は事実誤認があり拡大した理想願望が見えていても不思議ではないが、日本人は中国が
どんな国かは知っていない筈はなく又隣国として教えていた筈だった。1978年結成
時代は、およそ米国ではNASAでスペースシャトルのプランが発表した頃である。ハ
ラリの関心は「人類の滅亡を避け、できれば人類の存続を願いたい。」というところに
ある。これは宇宙時代を提唱したジョン・F・ケネディと同じと言える。だが今や、人
の未来社会が、いみじくも今や民主主義が共産党社会の独裁に利用され、「我々には、
我々の民主主義と我々の時間がある。」と表明され「我が国は我が国の法がある。」と
けんもほろろに国際社会の規律や常識は否定されたた。こうした歴史にハラリは、種と
しての「サピエンス」ではなく、近代西欧が生み出した「ヒューマン」の繁栄が失われ
ることを憂えている。しかしそもそもが「造反有利」で出来た国である。レジスタンス
の集結をしその帰結に於いて、何千年も平和を果たさなかった国である。この国が台頭
して「平和や幸福」の意味が理解出来ているとは思えない。その事をYMOも知ってい
る。と日本の先人は思っていた。ところが無知極まり無かったのだ。この現在に至るま
でに、たとえば1692年から1694年までの間にフランスでは人口の15%にあたる280万人が
飢餓で死亡した。一方2010年には、飢餓や栄養失調による死亡者数は全世界で約百万人
である。反対に、肥満に起因する死亡は3百万人に達する。又戦争の兵士よりは紛争地
の誤爆や飢餓で死ぬ人が圧倒的に多い。そして、そうした死人より飽食の結果に死んだ
病死が多いのだ。かつて王や貴族しか食べなかったであろうケーキや刺身やフルーツや
菓子や酒の蔓延が産んだ喜劇なのである。この矛盾をYMOは悲惨な社会とは思わなか
ったのだろう。かつてボブデュランの歌に、これが今の若者か。と思った先輩は落胆し
たのである。意味の無い雅楽に興じた只の馬鹿の日本人だった事に悔しがり死んだ。


242: 名無しさんAA:19/01/09 17:09
 イミテーション・ゲームは続く19

 2018年は、中国の海洋権益拡大とりわけ南シナ海での軍事的優確保が着実に進展した
年であった。現実的に無茶苦茶な無手勝手流の野蛮な中国の台頭に踊らされて困惑する
国際社会の年が終わったとも言いかえられる。「南シナ海の教訓は、中国に取られたら
もう取り返せない。」と言う現実だ。取り換えせないとなれば、日本もロシア・韓国の
奪った土地も取り返せない事を示している。中国ではICPOの国際刑事機構の長官す
らも簡単に拉致監禁する。データーの情報利用のみに長官に選任し用済みでは拉致する
。この国家犯罪に国際社会が対応出来ない。何とも情けない国際社会だ。トランプ政権
は、しかし、アメリカの国防戦略を「テロとの戦い」から「中国やロシアとの対決」に
大きく進路を変針したが、中国の拡張主義的な海洋戦略を抑え込むことはできていない
。「牙を剥いた中国艦、アメリカ駆逐艦に突進」(10月4日) のニュースが踊る。中国
海洋戦力(海軍力・航空戦力・長射程ミサイル戦力)は今やアメリカを凌ぐ物量を持つ
。アメリカ海軍自身の「戦闘部隊艦艇」の軍艦保有数は「戦闘艦艇」が227隻 「補助艦
艇」が60隻、合計287隻である。対して、中国海軍は、艦艇保有数などが 明確ではない
が「戦闘艦艇」が356隻、「補助艦艇」が55隻、合計411隻となる。したがって、東アジ
ア海域(南シナ海、東シナ海、西太平洋)での米中海軍の戦闘艦艇だけを単純に比較し
た場合、137対356と中国側が2.6倍負けているということになる。NATO 海軍の間の慣例
に従い、中国海軍の「戦闘艦艇」356隻のうち98隻が旧式艦艇、258隻が近代的艦艇とい
うことにしても、この数字比較しても、中国側が1.9倍 ということになるのだ。代って
比較的優位だった防空力がアメリカ海軍がリードしていたが、今や対艦攻撃力でも中国
海洋戦力(海軍、航空戦力、長射程ミサイル戦力)に、東アジア方面に展開してくるア
メリカ海軍を上回る。凌駕しているのだ。これは何を示すか。米国も単独では、中国と
戦えない事を示している。また同時に、中国も発展途上でも自国を破壊するだろう戦争
は既に起こせない事ではある。それに付随した北朝鮮の核ミサイルはそうした事で登場
し振り回される位置にある。ここに経済も、神の見えざる手は見えず神は死んだ。と言
われる現実がある。市場も戦争には無意味なのだ。トマ・ピケティ、ジャック・アタリ
と並ぶ欧州最強の知性が、タイラー・コーエンと言う最高知識は言う。今後はグローバ
ルファステーク(国際矛盾の疾患)シンギュラリティ(特異点掲出)をして需要不足で
保護主義が台頭し世界の需要を縮小させる。つまり世界は自由主義を押しつぶすだろう
。と人類史という壮大なアプローチからも、「閉じてゆく」21世紀世界を読み解く視点
を提示する。すなわち、「経済は成長しなければならない。」は正しいのか。と言う問
いである。ここで反論する。「国は国民と違う」と言い「物語は統一に向かっている」
と反対するのがユヴァル・ノア・ハラリである。なるほど超史眼的には世界統一する人
類の流れがあるかもしれない。しかし近史眼的に本当にこのままの勢力でこの社会構造
でいいのだろうか。どの国の何処の国民も次世代の孫達に今の自分が胸を張る事は出来
るのだろうか。


243: 名無しさんAA:19/01/09 17:31
 イミテーション・ゲームは続く20

 『サピエンス全史』は、人類 250万年の歴史を全く新しい驚きの視点から読み解き、
世界中に注目されている衝撃の書となった。とされる。そして、日本で2018年9月に、
刊行された続編『ホモ・デウス(神となった人間)』では、テクノロジーの進化が人類
の未来をどう変えるか。を「未来予測」している。と言う。著書では、人類=ホモ・サ
ピエンスが、なぜ地球上で最大の力を得たのか?という人類誕生の原点から、認知革命
、農業革命・人類の統一という“発展”に隠された真実、さらには宗教の問題から未来
までを描く壮大な物語を説いた書物となった。「この先、人類は超エリートと“無用者
階級”に二分される」という刺激的な未来予測を語った。その内容は、結構刺激的であ
る。彼の前半の物語は、およそ7万年前から始まる。ネアンデルタール人は、リンゴな
ど、実際に見えるものを、言葉にして周りに伝えた古代社会からだ。ホモ・サピエンス
は、神様のようなフィクションを想像し、形の無い「観念」すらも伝える事が出来た。
それを全く見知らぬ他人に伝えることができた為に、この違いが生き残りを決めたとい
う。即ちフィクションを想像し、みんながそれを信じる。そのことで多くの仲間と協力
し、大集団での作業が可能になった。とこう説くのである。これが人類の最初のターニ
ングポイントで「認知革命」がここで起った筈だ。としている。そしてこの「認知革命
」で起こった大集団の統一行動や共生生活が人を進化させた。と説く。その後第二の全
人類的革命がおよそ1万2,000年前に始まった。「農業革命」である。「農業」即
ち、植物栽培の成功は、集団で力を合わせ小麦などを栽培することで、食料の安定確保
ができ、人口が増加を招く事に成功を果たした。この事で社会は大きく発展した。とい
うのは、定説になる程の通説でそう語るのだ。ところが、この本は、ここで全く新しい
視点で考え方を持ち出している。その時、集団としては発展したけれど、人間一人一人
は、狩猟採集時代より働く時間が長くなり、不幸になる人が何倍も増えた。しかも貧富
の差までここで生まれた。と説く。つまり「文明の発展が人間を幸せにするとは限らな
い。」と、この本は語る。衝撃である。一般的に文明や国の発展は国民の発展である。
と考えやすい。しかし国と国民は明確に違う。と言う。国の歴史は支配者の歴史であり
、それは王であり指導者であり独裁者などの1%に満たない人々の歴史で、国民や人類
の歴史ではなく、特に幸せや自由或いは「幸福」と言う観点からの視点では、この革命
によって束縛された生活に陥った。と悔いのある革命となった事を告げる。事実、日本
の発掘された古代史では、縄文時代の豊かな生活が、後の弥生時代に稲作文化到来によ
って 戦いの大集落の日々に乗り替わり、盛んに飾りの強い宗教的儀式が行われだして
イミテーションの世界にかわる。すなわち贋物主義。物真似ゲームの世界に変わったと
いうのだ。


244: 名無しさんAA:19/01/09 17:32
 イミテーション・ゲームは続く21

 当時この力が強い、ネアンデルタール人という別の種族もいた中で、生き残ったのは
ホモ・サピエンスだった。私たちの祖先の集団が大きな力を発揮し、地球上の覇者にな
った源は、こうした儀式を行う「フィクションを信じる力」が社会を成り立たせたたか
らだ。というのだ。お金や会社は、実は全てフィクション。みんながあると信じている
から成り立つもの。国家や法律なども、私たちの社会はフィクションだらけと、本には
書かれている。そして、この「フィクションを信じる力」こそが、人類が繁栄した鍵だ
という。人類の集団は発展した。しかし、人間一人一人は、狩猟採集時代より働く時間
が長くなり、不幸になる人を増し続けた。しかも、貧富の格差まで生まれ、奴隷まで作
ったという。つまり「食糧の増産」は、よりよい食生活やより長い余暇には結びつかな
かったのだ。平均的な農耕民は、平均的な狩猟採集民よりも苦労して働いたのに、見返
りに得られる食べ物は劣っていった。「農業革命」は、史上最大の詐欺だった。作者は
更に、この詐欺を作ったのが小麦の意思としている。大胆な仮説展開では「小麦という
植物から見れば、人間を働かせて小麦を増やさせ、生育範囲を世界中に広げた。つまり
、農業革命は、小麦によって人間が家畜化された行為。と言える。」というのである。
びっくりである。これは植物の逆襲、小麦の世界制覇戦略が始まっていたのである。今
までの常識では、植物に意思があるとは誰も言わなかった。これをひっくり返す考え方
だ。ジャーナリストの池上彰は「これまでは国家や権力者を描いたものが多く、この本
のように個人の幸せから歴史を見るのは、新鮮だと感じる。」との感想を言う。実業家
堀江貴文でも、「今でも満員電車で通っている人たちは、農耕社会の名残みたいなもの
。何千年も続いた社会規範をなかなか捨てることができないから、サピエンスとは矛盾
をはらんだ生き物である。矛盾を受け入れる柔軟性がサピエンスのサピエンスたるとこ
ろ。」と言う。はたしてそうか。著者は言う。「実は幸せかどうかを考えるのは、最も
大事なことなのです。歴史を振り返ると、人間は集団の力や権力を手に入れても、それ
を、個人の幸せと結びつけるのは得意ではない。現代人は、石器時代より遥かに何千倍
もの力を手に入れていますが、一人一人はそれほど幸せになったとは見えません。」と
「これまでの歴史書は、個人の幸せには目を向けず、国家や権力にだけ注目してきた。
幸せを軽んじ『国家や権力の発展は必ずしも、みんなの幸せにつながらない』というこ
とを忘れ、拡大や成長ばかりを追い求めることになってしまう。」と警告して止まない
。アラン・チューリングが「クリストファー」を完成させた時に言った。「問題はそこ
ではない回答はでている。」つまり、この原題のイミテーション・ゲームの意味なのだ
。言葉は単なる言葉であり、現実では無い、つまり贋物なのだ。・・・・理想や夢に、
人は足元が見えなくなっている。とアランは警告している。「何かが足りない」「何か
が間違っている。」と


245: 名無しさんAA:19/01/09 18:08
 イミテーション・ゲームは続く23

 今世界を動かしている大きな仕組みが、資本主義と言われる物だ。しかしここにも又
フィクションがあると説く。資本主義では経済成長が無限に続き、幸せになるという考
えを、世界の誰もが盲信した。と、この本では話す。実は今、多くの国で資本主義経済
が限界に来ていると噂される。2010年をピークに、世界全体の経済成長率は上向か
ず、停滞し続けているのが統計上現れ、AI革命などと言う影の支配者から浸食されて
行こうとしているからだ。資本主義は産業革命を経て飛躍的に発展した社会を夢見て着
想され、論じられた構想で幻想であった資本主義。それでもこの中の、国富論は各国の
指導者の中の欲望を焚きつけてやまなかった。そしてその中でその資本論からはみ出し
、全く意に解せず異を唱えて自国の浮上しか考えなかったの後進国が、日本とドイツと
スペインであった。スペインは帝国覇権の闘争に敗れ国内に内乱の悪化を持っていた。
ドイツも同じだったが、小国単位で集まった国としてドイツ帝国を目指して内政を抑え
て発展していた。日本も実はシベリア出兵から身を引いてシベリアの大地を物にしよう
と言う欲望はなく その経費の赤字に悩んだ世界にいたのだ。この時は中国も穏やかに
資本投下した工場では 共産党の呼びかけを中国国民が馬鹿にするくらい豊かなものだ
った世界を形作っていた。しかし、教育制度を断ち切った中国の国民の中には、蒋介石
や毛沢東の明日の無い掛け声になびいた者が多く輩出した。戦後の朝鮮人民が李承晩に
付いて行き、盛んに暗殺部隊になった事と同じだ。しかしそうした民の不満に納得する
文章がある、著者ハラリは言う。「2014年の経済は、1500年のものよりはるか
に大きいが、その分配枠はあまりに不公平で、アフリカ農民やインドネシアの労働者が
一日身を粉にして働いても、手にする食料は、500年前の祖先よりも少ない量だ。」
「人類とグローバル経済は発展し続けるだろうが、さらに多くの人々が飢えと貧困にあ
えぎながら生きていくことになるかもしれない。」「資本主義経済が、どんどんグロー
バル化する一方で、格差はますます広がっていっている。」と言う。事実中国も韓国も
自国経済は回らなかった。又他力本願で他国に頼る程グローバリズムに陥った。つまり
自己努力の無い国民は、当初から現代まで浮力になる経済は存在しなかったのである。
残るのは近代の技術に支えられた豊かな甘えた社会のみだった。それは豊かさしか不満
の解消がない国民だったからだ。「欲望の旋律」の高い国民事情である。ダニエル・カ
ーネマンも同調する。この本が指摘する通り、世界は今後は資本主義によって、分断や
対立を深めていくと思う。この本でも、今後一層格差が拡大するといっていますが、私
も全く同感で、経済の停滞は勝者と敗者を生みだし、自分を敗者だと思う人々は『この
世界は不公平だ』と怒りをあらわにしています。それこそが最近、毎日ニュースになっ
ていることのほとんどの根源なのです。」と言う。戦前どれだけ身を粉にして朝鮮経済
の浮上に日本人が尽くしたか。それでも今の韓国の姿である。先人達は浮かばれない。


246: 名無しさんAA:19/01/09 18:09
イミテーション・ゲームは続く22

 この本では、むしろ農業を定着してやることになって、私たち人類は、実は生きてい
くのに大変危険なリスクを背負い込むようになったと、鋭い視点をかざしている。「幸
福」を探す為の人類史の中では、会社やお金だけでなく、宗教・法律・国家も全て、人
間が生み出したフィクションである。それをみんなが信じることで人間は発展してきた
という発想である。また農業革命で、確かに人間の集団全体や一部の権力者たちは豊か
になりましたが、一人一人はむしろ不幸になった。これだけ文明が発展した現代でも、
過労死だとか貧困や格差社会が問題になっている。このことの原因も、この本を読むと
納得がいくこれまでの人類の成長である。更に、気になるのは私たちが暮らす、2017年
の今の時代の世相である。世界はどこへ向かうのか「幸福」を探す人類史の現世界は、
資本主義の限界に来たのか。実はここに「ナビブの原種」と言われる現象がある。とい
う。ナビブとはナビブ砂漠の事で、ここには近年の研究では生物の原種が数多く残って
いる多様性の高い環境である。と発表された。夢の国の社会である。ではなぜナビブは
発展しなかったか。実は多くの動植物学者では、ナビブ砂漠は楽園だったから。と言う
のだ。実はナビブは意外にも雨こそ少ないが湿度も温度も食物も多い所と言う。アフリ
カ南岸で暖流と寒流が集まる場所でプランクトンの多い好漁場だからだ。この波で育つ
プランクトンの多さから魚が多く、その為にナビブの海岸にオットセイは多く生息する
。「ナミブ」とは主要民族であるサン人の言葉で、「何もない」という意味であるが、
ここは風も強く潮風も運ばれる。しかし植物は小さくしか育たない。実はここにミソが
ある。つまり多くはないがキリンもゾウも固有の馬や鹿が存在し、この地に生える木々
の枝は喰われてしまうのだ。その為風が運ぶ霧はそのまま海に戻ってしまう。更に言え
ばこの「何も無い」と言われる処に、この動物達は、わざわざいついたのである。それ
は、それだけ獲物を狙う天敵が少なく、隠れる所も少なかったからだ。しかし束の間の
梅雨みたいな雨に繁殖する物がある。それが昆虫である。特に白アリ類は土中に潜り、
奇妙な草のアート模様を見せる。つまり何も無いと言う事が、此処の動物達の平和を築
いていたのである。そしてその安心が苦労してもいい動物を生き延びさせていたのだ。
我々日本人は世界から見捨てられた世界で社会を築いてきた。例えガラパゴス社会と言
われようとも、世界の異端とされようとも平和と繁栄の祈りに長けて文化を築いて来た
日本の様でもある。この現実は江戸時代の文化の醸成や後の明治時代の発展でもよく解
る。事実南極のペンギンや北極海のクジラなどは、実は逃げて来て楽園を築いた種であ
るとされる。これは巨大なクジラさえ、教育し体を鍛え、アザラシと同じ世界で逃げて
生きて来た事を物語っている。これが進化だったのである。機械と生物の違いの一つで
ある。つまり身を引く賢さを自ら知る。これが痛みを持つ体を持つ生体の規範だったの
だ。無駄な闘いも努力もしない。生き延びるセオリーかもしれない。



247: 名無しさんAA:19/01/09 18:09
 イミテーション・ゲームは続く23

 今世界を動かしている大きな仕組みが、資本主義と言われる物だ。しかしここにも又
フィクションがあると説く。資本主義では経済成長が無限に続き、幸せになるという考
えを、世界の誰もが盲信した。と、この本では話す。実は今、多くの国で資本主義経済
が限界に来ていると噂される。2010年をピークに、世界全体の経済成長率は上向か
ず、停滞し続けているのが統計上現れ、AI革命などと言う影の支配者から浸食されて
行こうとしているからだ。資本主義は産業革命を経て飛躍的に発展した社会を夢見て着
想され、論じられた構想で幻想であった資本主義。それでもこの中の、国富論は各国の
指導者の中の欲望を焚きつけてやまなかった。そしてその中でその資本論からはみ出し
、全く意に解せず異を唱えて自国の浮上しか考えなかったの後進国が、日本とドイツと
スペインであった。スペインは帝国覇権の闘争に敗れ国内に内乱の悪化を持っていた。
ドイツも同じだったが、小国単位で集まった国としてドイツ帝国を目指して内政を抑え
て発展していた。日本も実はシベリア出兵から身を引いてシベリアの大地を物にしよう
と言う欲望はなく その経費の赤字に悩んだ世界にいたのだ。この時は中国も穏やかに
資本投下した工場では 共産党の呼びかけを中国国民が馬鹿にするくらい豊かなものだ
った世界を形作っていた。しかし、教育制度を断ち切った中国の国民の中には、蒋介石
や毛沢東の明日の無い掛け声になびいた者が多く輩出した。戦後の朝鮮人民が李承晩に
付いて行き、盛んに暗殺部隊になった事と同じだ。しかしそうした民の不満に納得する
文章がある、著者ハラリは言う。「2014年の経済は、1500年のものよりはるか
に大きいが、その分配枠はあまりに不公平で、アフリカ農民やインドネシアの労働者が
一日身を粉にして働いても、手にする食料は、500年前の祖先よりも少ない量だ。」
「人類とグローバル経済は発展し続けるだろうが、さらに多くの人々が飢えと貧困にあ
えぎながら生きていくことになるかもしれない。」「資本主義経済が、どんどんグロー
バル化する一方で、格差はますます広がっていっている。」と言う。事実中国も韓国も
自国経済は回らなかった。又他力本願で他国に頼る程グローバリズムに陥った。つまり
自己努力の無い国民は、当初から現代まで浮力になる経済は存在しなかったのである。
残るのは近代の技術に支えられた豊かな甘えた社会のみだった。それは豊かさしか不満
の解消がない国民だったからだ。「欲望の旋律」の高い国民事情である。ダニエル・カ
ーネマンも同調する。この本が指摘する通り、世界は今後は資本主義によって、分断や
対立を深めていくと思う。この本でも、今後一層格差が拡大するといっていますが、私
も全く同感で、経済の停滞は勝者と敗者を生みだし、自分を敗者だと思う人々は『この
世界は不公平だ』と怒りをあらわにしています。それこそが最近、毎日ニュースになっ
ていることのほとんどの根源なのです。」と言う。戦前どれだけ身を粉にして朝鮮経済
の浮上に日本人が尽くしたか。それでも今の韓国の姿である。先人達は浮かばれない。

248: 名無しさんAA:19/01/09 19:02
 イミテーション・ゲームは続く24

 今後、日本が戦前の政治システムや社会システムに戻って行くのは必須だろう。又、
中国がかつての様に、資本主義に対抗し共産主義を強めて行くのも歴史上どうしようも
ない。そして中国領土が戦火に見舞われるのも中国人民の性格からして仕方ない。日本
はかつて米国支援によって裏切られ負けた戦争になった。今後の米中戦争でも米国は必
ず負ける。だがこの時支援するのはロシアでもEUでもない。助けるのはAIであろう
し中華思想であろう。「資本主義によって我々は豊かになった。その資本主義によって
、私達は今、翻弄されている。今や世界経済が非常にうまくいっていない。あるいは、
世界中の中央銀行が なんとか景気を良くしようとしているが、これがみんな、ことご
とくうまくいっていない。」と池上彰は説明質問する。イアン・ブレマーは、トランプ
大統領で、政治や経済、社会が根底から変わろうとしているアメリカは、これまで資本
主義のリーダーとして世界を引っ張ってきた。しかし、世界経済が停滞する中で、アメ
リカ中心の資本主義は限界にきていて、新たなフィクションが求められていると言う。
ユヴァル・ノア・ハラリは、「資本主義は近代で最もうまくいった考え方で、宗教とさ
えいえる。しかし、その為の大規模な経済破たんや政治的な問題も起きています。今、
たった一つの解決策は全く新しいイノベーションを起こすことだ。」という。「SF映
画ではロボットやコンピューターに人間が支配される未来が描かれる。この本は、近い
将来科学の進歩によって、人類は今の姿と変わってしまうはずだ。」と指摘をしている
。未来のテクノロジーの持つ真の可能性は、乗り物や武器だけではなく、感情や欲望も
含めて、ホモ・サピエンスそのものを変える。おそらく未来の世界の支配者は、ネアン
デルタール人から私たちがかけ離れている以上に、私たちとは違った存在になるだろう
。」とも言う。しかし、これには異を唱えたい。古代人の暮らしと現代人が、何処がど
う変わったか。全く変わったどころか、人類が終わった様に悪い。勿論日本と西洋では
違うだろう。しかし、概ね古代人の生活力は高い。では、科学の進歩で人間の姿が変わ
るとは一体どういうことか。「これまで次の革命が起こるまでには、何千年もかかった
。が、これからは、ほんの2、30年で済んでしまう。つまり今後1〜2世紀の内に人
類は姿を消すと思います。でもそれは、人間が絶滅するということではなく、バイオテ
クノロジーや人口知能で、人間の体や脳や心のあり方が変わるだろうということです。
」著者ハラリはそう予測をする。「人間の能力をはるかに超えたコンピューターの登場
。遺伝子を思いのままに操作した、デザイナーベイビーの技術。科学技術の進歩で人間
を取り巻く環境は、急速に変化する。私達ホモ・サピエンスは、一体どこへ行くのか。
いや行くべきなのか。」と池上は投げかける。

249: 名無しさんAA:19/01/09 19:03
 イミテーション・ゲームは続く25

 しかし、この話は馬鹿げている質問だ。人類は変わらない。無能になるだけである。
コンピューターの登場し、遺伝子を思いのままに操作した、デザイナーベイビーの技術
。科学技術の進歩で人間を取り巻く環境は、急速に変化する。これは間違いない。何千
年もかかった変化が、これからは、ほんの2、30年で済んでしまう。つまり今後1〜
2世紀の内に人類は姿を消す。これが何を意味するかが問題である。アステカ文化の中
の2万5千年説では、2025年に新しくなる。と予言されている。かつては、多くの
文化や宗教が、人間は神や自然の法則が定めた偉大なプランの主役を演じていると信じ
てきた。それは人生に意味を与え続けた。それが今や、その神や自然の法則に背けない
。という禁則とした足かせをはずそうとしている。と言う。反対に、神は想像上の産物
に過ぎない」と考えることは、人生の意味を失わせたけれど、それまでタブーとされて
きた領域の研究を可能にして人間の能力を拡張していく。この神のいない世界や戦いは
、秩序の無い、ルールの無い社会や非情の殺戮を意味する。正に今の世の中国の築いた
共産党社会の姿なのである。つまり、既に先が見えた社会である。といえる。もがき、
いまさらながら不毛の明日に駆けて行く日本の姿は滑稽でもある。特に東京思想は何ら
生み出さない。この物まねに走る考え方は馬鹿と言うしかない。これまでが貧乏で欠乏
物資の中から産み出された生活空間の豊かさを理解していないのは意外な日本人観であ
る。例えば近くの災害は、雲仙普賢岳、関西大震災、東北大震災、九州の水害 西日本
大降雨 北海道 と続いたが、雲仙であれほど市長や県知事の苦労が関西では報われて
いない。又関西震災の後 北陸のタンカー流出事故によってボランティアの活動の素晴
らしさが公になったが、東北以降の災害が行政災害出会った事が見てとれる。特に東北
の津波災害は全く聞く耳を持たなかった日本政府の怠慢である。津波は農地改良で3割
程被害が増えたし、更に住宅の軽量化で土蔵は残り新築が流され、あれほど低いとされ
意味が無いとされた防潮堤は、政府の安心宣言でかき消され死人を増やしたのである。
これは地方からの馬鹿な国会議員を選出した為である。北海道地震や真備町に至っては
今でも性懲りもなく 又災害の多い住宅地提供に至ろうとしている。どれだけ国民負担
を増やすつもりか不明のままの日本政府安倍内閣の姿だ。クジラの街出身で簡単に馬鹿
げたWTO脱退宣言をしたこうした行為を 許している以上は 日本社会も幸福には、
なろうはずもない。馬鹿かキチガイ議員のやりそうな強欲権利の行使だ。まるで加計学
園や森友学園の汚職縮図と言うわけである。どこに国民を守る、国民に説明を果たす。
と言う宣言の一端があろうか。山崩れ、洪水市街、液状化住宅にわざわざ引き込んで暮
せと案内する市町村を指導できずに 税を取る資格があるだろうか。


250: 名無しさんAA:19/01/09 22:04
 イミテーション・ゲームは続く16

 西ヨーロッパは近代以前、巨大な帝国の中心地だったこともなければ、経済の中心地
だったことはなかった。西ヨーロッパから広まっていった世界宗教もなくローマ帝国の
領地で、西ヨーロッパは支配者でなく支配された土地で、地中海を中心とした帝国の下
にあった。ところが、大航海時代そんな後進地域だった西ヨーロッパが、突然に世界を
支配することになった。その謎を解く鍵は、「近代科学」と「資本主義」の二つが西ヨ
ーロッパで産まれ組み合わさったことにある。此処に「近代科学」と「資本主義」或い
は「科学者」の共通点があった。それは、「未知の領域を探検し、その領域を征服した
ら、飽くことなく次の未知の領域をめざす。」という考えである。これはユダヤのポグ
ロムと言う残虐な差別の反感からの「欲望の創造学」と共に発展していった。出る釘は
打たれる。という日本的な文化では出来ない思考部分でもある。「地平線の先に何があ
るのか、誰も知らない。だから探検しに行こう。そうすれば、何らかの知識を得ること
がある。その知識は自分の力になるはずだ。」と考えたのは、西ヨーロッパの科学者、
帝国主義の征服者、みなこのような精神の持ち主だ。そして「われわれも此処を出て、
新天地で新しい社会を築きたい。」と言うユダヤや清教徒や貧民の想いと一緒になった
。こうしたエネルギーを産んだ社会で、日本でそれができたのは信長ぐらいであったろ
う。こうして、西洋の人々は旺盛な欲望の下僕となって、既知の領域に出て未知の領域
を調べ、新しい自然法則や新しい知識を得ることになり、この文明や文化は興奮して、
知識は自分たちの力になると考えて進んで来た。手に入れた知識を使えば、周りの世界
を管理し、変化させられるとさえ見ていた。コロンブス、マゼラン、ドレーク船長も、
この帝国主義や帝国思想に染まり、あらゆる冒険家も、同じ様な発想で。水平線の先に
興味が尽きなかった。だから、探検し、知識や力を手に入れようとした。当時の、こう
した発想は特別ではなかったが、全世界全時代では、特異な振る舞いだ。西ヨーロッパ
以外で、なかった訳ではない。しかし 近代以前の帝国は、未知の領域を探検する遠征
計画では、そのまま領土拡大計画に過ぎず、知識拡大や探検の為の拡大はほとんど試み
られていない。つまり古代技術では失敗しているのである。経験則からも、自分達が、
よく知る既知の領域を支配することのほうが優先されていた。当然である。中国でも、
歴代の王朝も、既知の領域を支配し拡大することに力を注いた。モンゴルの元朝も日本
を超えてどこかの島やインドネシアを征服しようなどとはしなかった。地球一周などと
は思わなかった。どの王朝も、中国の領地支配も、拡大安定すればほぼほぼ満足し、地
平線の向こう側の土地の支配や移住や移民など、企てようとはしていない。



251: 名無しさんAA:19/01/09 22:09
 イミテーション・ゲームは続く 27

 このイミテーションゲームの底は既に見えている。先進国では、「不足」から「過剰
」の時代に入っている。日本では、白物家電は売れず電気店は軒並み中国の餌になり下
がった。物の不足のない成熟した社会になっていて、人々のニーズは物質的な不足を満
たす事は過去になった。今では心を満たすことへと転換している。ここで、アメリカは
戦争を持ちだし、強欲な「禁断の旋律」を満たしゴールドカラーを産んで大不況を世界
に提供した。成熟社会では、いくら融緩和策を行っても内需の大幅な拡大は期待できな
い。物価の大きな上昇は難しいと考えられている。従って経済学では、国内の中の低い
インフレ率は構造的なもので、金融操作や海外への移民或いはインフラ投資や戦争など
で人々を競り追い立てる必要に迫られる。その為に税率を上げる。その証拠に先進国に
なれば、すべてでインフレ率は下がる事は証明済みだ。原因はグローバリゼーションの
進展や技術の発達である。先進国と新興市場国や途上国との経済交流が活発になること
で、後者の物価レベルが引き上げられると同時に、先進国の物価レベルが緩やかに押し
下げられる。つまり経済成長率が低いのは日本だけの現象ではない。ヨーロッパの先進
諸国はいずれも1%前後の成長率であり、この20年間の日本の成長率とあまり変わりは
ない。では、こうしたヨーロッパ諸国の成長率の低さは、経済が成長段階から成熟段階
に入った国において殆どで、1%前後という成長率に、不調でも停滞でもない。と言う
国はあろうか。かつて一国の金融政策だけである程度は物価をコントロールできた時代
発展途上なら金融を緩和すれば物価が上昇した。しかし今、グローバリゼーション時代
には、各国間の交易は盛んで、1つの国に対するほかの国々からの影響が大きく、他に
も一大産業の1社で国の予算を上回る予算と経営を成す。そうなっては、自国の金融政
策で物価やGDPコントロールすることも、税制で大企業規制も出来ない。この事象の
現在世界は、中世以降で4回目のデフレ期に入っており、これから百年程はデフレ傾向
が続くと予測されている。事実、1990年代の平均とここ5年の平均を比べると、先進国
のすべてでインフレ率が低下しているし、中国でもインフレ率は下がって安定期に入っ
ている。しかしこれには大きな落とし穴があった。つまり、需要と供給の問題だ。物は
不足する事は無い。しかし人間の衣食住において人が必要としているのは食のみである
。この食文化に異変が起こっている。乱獲し根こそぎ漁で中国民が海を食いつくしてい
る。その上陸上の家畜は自国では衛生管理出来ずにウイルスが蔓延し他国から買い漁り
まくり、最先端技術はその完成をみない未完成の物を世界にばら撒いて利益をむさぼる
のだ。今回のレーダー照射問題と同じだ。腐れた韓国新聞やTVメディアは政権批判は
出来ない。なぜなら何でも報道出来た朴久恵大統領を引きずり降ろし、独裁でわがまま
で不条理な文政権を押しだし祭りに加わった。つまり醜悪政権の一味となったのである
。そこには不参加には一撃が待つ掟の下に管理され 正に西側の共産党政権となった姿
が、見え隠れしているのである。

252: 名無しさんAA:19/01/10 10:13 ID:B6
 イミテーション・ゲームは続く 28

 今や新興国とされるベトナム、タイ、インドネシアなど東南アジア諸国でもインフレ
率が下がっている。当然の事ながらインフレが無い事は平和が続いた為だ。文明進化が
行われたと言う結果なのだ。言わば餓死当然の経済が豊かな物質経済に変わった事を示
しているのだ。戦争を終えて先進国の経済は成熟期に入った。日本でも経済の安定的な
成長は、1990年代前半に終わった。1955年から1973年までかつての高度成長期には、実
質GDPの平均成長率は9.1%にも達していましたが、それに続く1974年から1990年は
実質成長率は平均でも4.2%と安定した成長期を続け、1991年から2011年までの20年間
、平均成長率は0.9%と低迷している。アメリカ隷属の政策失敗と共に「失われた20
年」と呼ばれるほどの失速ぶりを示したのである。ところがこの失速は、すべき物や、
やって来る物を いち早く強制的に米国にやらされたからに他ならない。1970年代から
米国は日本に西洋主義のシステムで標準化するよう次々に内政干渉して来た。つまり、
少しだけ早く成熟期を迎えただけに過ぎなかったが、その為に日本の基礎経済と伝統の
文化は破壊されつくした。開国時、戦前の大陸進出期、戦後期そして第四の破壊である
。何故にこうも西洋社会や大陸社会は破壊が好きなのか。実は歴史的に、中世以降で4
回目のデフレ期と言われる。では先のデフレ期、つまり世界的減速期には何が起こった
のか。これこそが飛躍的発達をした産業革命などを起した原因だったのである。これに
起因している。今現在の日本で、近代資本主義システムを維持してゆくには、困難な程
低金利(=利潤率)時代にあえいでいる。なぜなら、名目長期金利が2.0%以下にま
で低下したということは、長期の期待インフ率がゼロになったことを意味しているから
だ。こうした時期を「利子率革命期」といい、デフレと長期不況が異常に長く続く現象
を指す。成熟社会の傾向だ。現に日本は1997年9月以降、日本の10年物の国債の利回り
(金利)は、2.0 %以下で推移していて、今年で13年目にまでも突入している。この
2.0%以下という国債の異常な低金利は、今現在の近代資本主義システムを維持する
事が不可で、銀行活動が停止している事を意味する。現在の日本の13年にも及ぶ「利子
率の2.0%以下までの異常な低下」「利潤率の異常な低下」は、近代資本主義制度の
下では計算されない「極めて珍しい現象」である。過去の近代の中の金利の歴史(金利
史)の中では、なんと400年前の中世末期のイタリア・ジェノバで、やっとこういっ
た現象が見つかる。「国債の金利が異常に低い時代が20年もの長きに渡って続いた事
」が見受けられる。この400年前の中世末期の17世紀初頭において、「利子率革命
」(=デフレと長期不況が長期に及ぶ現象)が起きていたのだ。

253: 名無しさんAA:19/01/10 10:14
 イミテーション・ゲームは続く29

 この「利子率革命」(=デフレと長期不況が長期に及ぶ現象)が起きていた理由は、
簡単だった。今までユダヤから資金を借り出していたユグノー職人が、キリスト教会の
後ろ盾の高利によって運営されていた事がわかると、誰もがバチカン離れした事にあっ
た。それまで教会を通じて資金を調達し 工場を建て、機械を起き、職人を育て 都市
を発展させてきた。が、教会が大きく建て替える為に、競って商売して、悪どい高利や
免罪符販売に走り、聖職者に汚職が流行だし、宗教対立などを起し、市民は自ら職人組
合を作り、民間銀行を低利貸し出しの運営し、そうした融資を組合で興して、教会融通
を否定して、増産を図る事が出来たのである。明らかに中世が近世に変わる変換期で、
4〜500年前においても、様々な点で「歴史的大転換」が起きていることが分かる。
こうして、イタリア国債の金利が 2.0%以下の時代を迎え、16世紀半ばから17世紀
にかけての「中世の終わり」が起こった。バチカンと帝国時代の終末である。これは、
まさにメジチ家苦悩の時代であった。「歴史的大転換」は株式会社を創造させ、保険・
銀行・株が出た黎明期になった。当時の覇権国家はスペインで、イタリアはスペインに
追随していた。正に中世覇権国家の「スペイン」が、現代の覇権国家「イギリス・アメ
リカ」に置き換えられ、中世末期に歴史の表舞台に躍り出始め、当時の新興国の「イギ
リス・オランダ」はその後、世界を席巻した。この歴史は現代の「新興国」の中国・イ
ンド」やロシアに置き換えた混迷の時代だったと考えればぴったり当てはまるのである
。そして次に来たのが、チューリップ革命の時代である。つまり 既にイギリスが覇権
国家として踊り出た頃で、中東のオスマン軍との確執に陥っていたのである。このオス
マン軍を避ける様に海に出たのが大航海時代になった。この流れを現代で予測するのは
とても難しい。しかし、既に覇権国家はイギリスからアメリカに移り、中国やロシアは
台頭しようと待ち構え、IMFの仲間入りを果たして大きな貿易で巨利を貪っている。
中東のオスマンと英国が対立し国が縮小したように、米国と中国の貿易戦争は他を太ら
せる。それは中東のトルコかインド若しくはロシアであろう。米国が大きくなったのは
英国が日本や中国から踏ん奪喰った金銀からだ。しかしそれは戦争を起した。様々な要
因はあったが最終的には、何故だか資源も土地も無いドイツと日本を敵に見立てて戦争
が終わった。つまり見せしめだったのである原爆遂行の様に。歴史のイミテーション・
ゲームの中での一コマだ。もともと人々に愚衆政治を進めた先駆者で、野蛮で大胆な、
格差社会の創始者はアメリカ人以外になかった。全く異様な欲望の旋律に踊る、独特の
市民社会を創ったのである。中国ほどには醜悪ではないにしろその議会政治は異端尋問
と同じに、一歩間違えれば国も首長もない社会でとても法治国家となれない。それが、
今の中国や韓国社会の現実である。つまり独裁や高所得者にすっぽりはまった民主主義
社会というのである。

254: 名無しさんAA:19/01/10 10:18
イミテーション・ゲームは続く30

 その昔にも大英帝国の格差主義によってデフレと長期不況が襲い、世界の混乱が起こ
った。これが日本の明治維新をそそのかした黒船を派遣する米国の独立を促した。その
後日本は、第一次大戦前の日露戦争に国際社会から駆りだされる理由となった。この大
航海時代の終わりにさしかかり、スペインと並んで世界最強国だったポルトガルが、少
しずつ、その座から滑り落ちていく時代には格言が産まれた。「今日よりいい明日はな
い。」と言うものだ。もはや成長が見込めない時代。軍事的にも経済的にもピークが過
ぎ、これから悪くなることはあっても良くなることはないだろう。という見通しの言葉
だ。けれども この格言を口にしているポルトガル人達には、今の様な悲壮感はない。
別に悲観していたわけではなかったからだ。これから先、良いことはないなどと思って
悲嘆にくれていたわけではない。むしろ、楽観的に事を収める決意に至った。この先の
自分たちが没落していくだろうとは予測しても、最高の時代に生きていることを喜び、
感謝し、楽しもうと言っていたわけだ。この格言は、現代の日本人にとって重要な大き
な示唆を与えてくれる。この、21世紀の日本は16世紀のポルトガルと同じように、大き
な成長が難しい時代にさしかかったが世界も同じだ。成長しないことを、没落の予兆と
とらえて怯(おび)えるのではなく、成熟ととらえて喜ぶ事に意味があるし、それらを
指針や施政に活かす事。これが求められている。その意味では東京5輪も2%のインフ
レ目標も増税も茶番の幽である。最後に起こったのが第二次世界大戦の前の軍票に追わ
れたデフレ時代が脳裏にに浮かぶ。この時世界が大不況に陥ったが、日本での朝鮮建設
や満州国建設で3年間で国家予算の10倍と言う多大な出費を行った事は、誰もが知る
日本の歴史であり政府の過去にない大きな転機で投資した過渡期だった。戦後も又戦争
不況が訪れた。その為、米国製品は売る事が出来ず欧州に供与し奉仕を続けた。こうし
たリセッション(recession)時代を救ったのが日本の技術と知恵だ。「リセッション」
すなわち景気後退とは、アメリカにおいては物が売れない時代と思っている。経済学的
にも四半期ごとのGNPが2四半期連続して前期を下回ればリセッションになるという
原則を謳っている。日本においては今だ明確な定義はない。しかしアメリカは朝鮮戦争
でその不況を凌いだしその後も兵器を高値で売って凌いだ。各国の製品供与先になった
のだ。日本は、そのアメリカの民生品を貿易相手国として生産し復活した。食料供給を
海に求めた為にそれが可能となった。米国はTVを見ながら、日本人が魚を食べる事に
偏食家の民族と見ていた。アフリカで昆虫を食べる民族と同じ様に奇異さに驚き嘲笑し
、ビーフステーキを食べながら見ていたのだった。

255: 名無しさんAA:19/01/10 10:29
 イミテーション・ゲームは続く31

 アラン・チューリングは言う。「その小箱にAと書いて入れてBが出れば成功とすれ
ば、それ以外では失敗である。」と。同様に成功した箱では文字を入れて言葉が出てき
ても、食料を入れて機械が出てきてもその箱は成功した箱である。それは富をいれて富
が出て来ても同じだ。だが、それが人類の通る道でも正解とならない。と言う。つまり
この箱の中でどういう動作や状態があろうとも、それが理解不能でも、出て来た答えが
あれば不正解でも答えである。つまり小箱(機械)は成功したものだ。しかし出た答え
は正解ではない。と言うのだ。これはチューリング理論の基礎である。2つ変数の連立
偏微分方程式を考えてみる。波や一連の同じものの連動運動である。数式では、
∂ u /∂ t = f ( u , v ) + D u Δ u
∂ v /∂ t = g ( u , v ) + D v Δ v
ただしu ≡ u ( r → , t ) v ≡ v ( r → , t ) と書かれる。これは一般的に
チューリングパターンとされる。大きさと空間比が一定では変わらない事で拡散する事
を証明する物で、波の波形や刷りガラス模様や年輪や木の肌など色んな物に求められる
数式と考えていい。このような形の方程式は一般に反応拡散方程式と呼ばれる。チュー
リングは1952年、2つの拡散係数Dが大きく異なり反応項の 変化率f、と空間比率g、
が一定の条件を満たすとき、上記の方程式系で空間的パターンが自発的に生じることを
証明した。とされる。このような自発的パターン形成は特定の波数の不安定化が原因で
あるがこの不安定性を拡散誘導不安定(もしくはチューリング不安定)と呼ぶ。チュー
リングの頭の良さは、この方程式系を用いて生物の形態形成を説明することにあり、こ
の世界の大部分が表せる事にある。この方程式は長らく生物学に影響を与えなかった。
しかし1995年に近藤滋にタテジマキンチャクダイの体表面の模様がチューリングパター
ンであることが実験的に確認されて、近年再評価されている。虎やシマウマ豹柄などだ
。彼の業績は、暗号論だけでなく、チューリング理論におけるモデルの数々は、今でも
大学でのコンピュータサイエンス、数学、および哲学のカリキュラムで取り上げられて
いる程新しく不変の公理である。彼の計算モデルは、数学者や計算機科学者らにとって
、金字塔で、何が解決可能であるか、および 解答可能な問題をアルゴリズム的に解く
ための効率化の基礎となっている。彼のチャーチ=チューリング理論は、ゲーデルの不
完全性定理と相まって、人間の知能に関する普遍的制約の存在について未だに哲学者の
議論が続いている。誰でもが近づく事はあっても越えられない。アインシュタインさえ
もである。従って、事実上の基準として、未だにチューリングテストが使われている。
という事実が現代のAI花盛りのITにあるのだ。チューリングの仕事が学界、産業界
教育界、自然界などで、高い重要性を持っていることに驚かされるだろう。


256: 名無しさんAA:19/01/10 10:34
 イミテーション・ゲームは続く32

 こうして、チューリング・パターン(Turing Pattern)がイギリスの数学者アラン・
チューリングによって1952年に理論的存在が示された自発的に生じる空間的パターンが
あみだされたが、これが10歳頃からの概念であるから驚きだ。現代でコンピュータは
ハードウェアがあり、ソフトウェアがなければ動かない。今では当前の話だが、殆どが
当時理解しなかった。歴史をたどってみれば、17世紀に発明された計算機械は歯車で動
いていて、特定の計算をすることしかできなかった。唯一日本の計算尺に表面の代用数
値を薄い漆塗りの竹で差し込んで変えると言う手動式の暗号解読計算尺のみがそろばん
と同じに存在していた。つまり、現在のようにソフトウェアを入れ替えて、色々な用途
に使用することはできなかった。違う計算をするためには、歯車自身の構成を変えなけ
ればならなかったのだ。チューリングは、今で言うソフトウェアという概念を考えだし
た。チューリングの『計算可能数とその決定問題への応用』が出版された1930年代に、
ソフトウェアを入れ替えて、1台の機械にさまざまな計算を行わせるという考え方は、
西洋ではとても斬新だった。計算機科学の分野におけるノーベル賞をチューリング賞と
言いますが、それだけすばらしい功績であった。チューリングの計算理論が、それがど
うして現在のコンピュータにつながるのか、その道筋に日本人のリコー計器からビジコ
ンに移った一人の技術者がそれを叶えている。嶋 正利(しま まさとし)である。日本
のマイクロプロセッサアーキテクトとして1967年の秋に日本計算機製造(株)茨木工場に
出向となり、電卓開発の仕事につくことになったが、相次いで開発されるICに対応する
ため、担当した電卓の開発チームが渡米してしまい、他の事情もあり嶋は一旦ビジコン
を離れたが、電子技研工業(1971年にビジコンに合併)から開発の仕事の打診を受け、
3ヶ月後に開発の仕事の出向社員としてで電卓の世界に復帰し、そして1970年、Intel
4004の マイクロプロフェッサーを開発し汎用計算ICを世にさすこととなったのだ。
既にプログラムの概念はあったが、OSとアプリの境目やICの汎用チップは、ここで
確立された。ここでチューリングの言った「どんな計算でもアルゴリズムさえ書くこと
ができれば計算可能なことだ」と言うチューリング・マシンという計算モデルを使って
理論的(数学的)に示したものが形になったのである。チューリングは、具体的には、
どのような方法でアルゴリズムを書くかについては、何一つ残してはいない。もちろん
、物理的機械としてチューリング・マシンを作るなど、当時はまだ非現実的なことだっ
た。しかし可能性を彼は知っていた。その後、シャノンは論理演算の理論であるブール
代数を使えば、あらゆるアルゴリズムを「回路」という物理的な手段で表現できるとい
うアイディアで、「回路」を電子回路で実現したのが、現在のノイマン型マイコンチッ
プコンピュータだった。

257: 名無しさんAA:19/01/10 10:49
 イミテーション・ゲームは続く33

 ここで代数計算の代数に計算式を入れると言う行為こそ、「中国人民の部屋」なので
ある。人々は未来と言う答えは不明である。しかし、過去と言う文字で綴られた現代と
言う物語は記入して、この世界と言う小箱に渡す事は出来ている。これがチューリング
の最も言いたかった事であろう。AIではこうした過去の一部しか入力できない。どん
なに大きな大容量のICであってもだ。つまり確実な結果はない。確率は高くなっても
現実ではないのである。それが感覚や痛点や触覚であるし死や痛みと言う負になる不安
を持つ生物の特殊能力である。計算はデータがあって予想する物でそれがアルゴリズム
(計算式)と言われるものだ。先のチューリング理論はパターン理論の特化したもので
こうした物と同じに、自然界定理にはフラクタル図形がある。モチーフの部分と全体と
が相似形になっている図形である。これは、いくら細部を拡大しても複雑さを保ってい
る形状をフラクタルという。フラクタルな図形は測れば測るほど微細な凹凸が現れるた
め、その図形の輪郭の長さは無限であると考えられている。自然界にも山の形状、海岸
線、稲妻など、フラクタルなものが数多く存在する。といわれる。これに先のチューリ
ングパターンが加わる。そしてこの現象に一時曲線と二次曲線の合同が見られる。今の
二次方程式の足し算である。比例反比例の相対値に不可抗力ができる相乗効果を狙った
計算式で、良く経済効果などで試算される計算式だ。よく初詣客の人数が発表される。
がこの計算は至って単純で、10平米の神社でもし満員なら1平方の中の人数を10人
が定員とすれば、掛け算で100人がいる事になる。ところが時間を追うとか神社本宮
から離れて、まばらになるとしたら、その減り具合が必要になる。こうして掛け算を駆
使すれば人数が不確かでも一応答えが出る。ところがこれが天気や景気で違うとなれば
年で違うフラクタルパターンの分布のままの初詣客の出入りとなる。又神社によって、
特質があるとすれば、それはチューリングパターンの仕様となる。つまりこのデーター
を集めてアルゴリズム(計算式)が完成すれば仮想空間の中に、同じ神社が出来あがり
初詣客の予想出来る形が出来る。そして今では逆にアルゴリズムをデーターから機械に
造らせる方法がなされ、これが顔認証実験などに利用される。AIへのビックデーター
活用である。がしかし、これは、あくまで仮想値や仮想空間で現実の理論値では無いの
だ。何を言いたいかと言えば、ここには、例えば街が錆びてしまい、とか目の前の道路
が通行止めになった。或いは地震で誰も来ないとか、神主が嫌われた。とか突拍子もな
い出来事は、全く含まれないのである。これがAIのミソで想像値でしか出ない。かつ
て人間程の確かな目ではない。という話である。こうした複雑系の話はAIに限らず、
カルノーサイクルとして数多く存在する。要は言わば 壊すのは簡単だが 造るのには
エネルギーは多大であると言う話である。「言うは易しするは難し」が自然の大法則な
のである。破壊は建設の一割、継続の二割の力で充分である。と先人は伝えている。

258: 名無しさんAA:19/01/10 11:03
 イミテーション・ゲームは続く 34

 「サイレントナイト。ホーリーナイト」、静かな夜、聖なる夜のクリスマスである。
正月も昔の日本人は祇園精舎の除夜の鐘であったし、初詣と言うのは2月の節句までで
お里の無い人は少なくとも「20日正月(はつかしょうがつ)」までは休みであった。
欧州における「クリスマス」の時期とは、12月25日を指すのではなく、それに至る1か
月間や、4週間ほどの期間を指し、これを待降節「アドベント」と呼んでいる。日本も
「師走(しわす)の賑わい」とされ、正月からの1ヵ月程を冬眠の様に過ごす為の用意
であった。「お節料理」とは神道ではあっても、所謂精進料理と同じく祝い料理である
。昨今は「カウントダウン」イベントなども増えて初詣を元旦に行く行為としている。
だが、本来の日本の風習は、全く違っていて食べられない貧民を「うじこやうぶこ(氏
子や産子)」を客としてもてなす事だった。他人から食べれる事、物乞いの人が堂々と
出来る日、としての祭りにしたのであり、初詣で初日に神に祈るのは乞食や貧乏人や旅
人に決まっていたのである。一般人はその頃は、百姓や武家以外は出稼ぎや奉公人であ
り、旅人となって郷里に帰る行事なのだ。さまよう浮浪者を助ける行為と同じであった
のだ。にわかに、こうした厳かで深々とした元旦を宗教行事のイベントとしたのは明治
天皇の崩御からだ。西洋思想が入り洋風の威厳である催し物が必要と考えた軍部は、か
つて宮中の秘儀であった同時に即位する天皇に、「大嘗祭」や「新嘗祭」あるいは、そ
こらの宮中行事を片っ端から、西洋の戴冠式になぞらえて国家行事にした。これに合わ
せて商用文化は、トルコ人のごとくに祭りの店を出し的屋(てきや)などを夏の夜店の
ごとく並べ出したのは、ごく最近の100年程の話である。というのも、実は御正月と
いうのは神社を参拝する祭りではなく、歳神様(さいじんさま)に来てもらう祭りであ
ったのが古来からのものだったからだ。お正月は家に歳神様をお迎えする為に時を待つ
、そうして家で祝う行事で、この時来た者をもてなす行事だったのだ。歳神とは1年の
初めにやってきて、その年の作物が豊かに実るように、また家族全員が元気で暮らせる
約束をしてくれる神様の事だ。この歳神祭がほぼほぼの縁故や日取りを決めていたのだ
。その後、戦国時代になって、敵か味方かと色分けする危険な踏み絵に変わった。平安
貴族の色分けに習ったものになったのだ。その為、その土地のお殿様に挨拶し、お土産
を用意し食事を貰う為には、早くから支度して行う大事な事業になった。ある配下の城
主は近くの有力武将の殿の為に一ヶ月掛けて貢物を用意し、一ヶ月かけて少数の家来の
お供を従って山の上の城まで会いに行っている。それが正月であったのだ。つまり歳神
様(としがみさま・さいじんさま)は一つであり俗にいう三社参りなどありえない話で
、商魂たくましく今の者が広く宣伝しみんなつられてしまっている。その意味では、当
日に はしゃいでいるという、全く不謹慎な態度は許されない。出歩く事は死さえ意味
した祭りであったのである。

259: 名無しさんAA:19/01/10 11:39
 イミテーション・ゲームは続く35

 本来、こういう日は教会に行くとか、おうちで家族揃っておとなしく過ごすとか、そ
ういう事が習慣としているのが人類の本当の姿だ。だが、同じ事がトルコ人の移入で、
賑やかに祭り、罰が当たった国がある。それが、スペインとイタリアである。この人々
の視野の無さや治安の悪化、あるいは商売心の逸脱が始まると、このスペインやイタリ
アはモラルの低下で、大きなリセッションを迎えるのである。つまり教育を捨てていた
行政に、苛まされ何をやっても景気後退に拍車をかけてしまいイスラムとの文化摩擦は
高まっていくのである。今米国ではリセッション予測をする人々が増加した。ブルーム
バーグが算出する米リセッション確率予想指数は、米国が向こう1年にリセッション入
りする確率は一割以上だ。米経済は来年にも多少減速すると予想されつつも、エコノミ
スト予想は、向こう1年で平均 2.6%の成長が見込まれている。リセッション予測では
、エコノミストはどこの国の場合でも、必ずしも的確な成功や成績を収めてはない。と
いうのも投資家は不安なままも投資を続け、相対的に乗切るディフェンシブ銘柄に資金
をシフトさせるのみしか手がないだからだ。今は出遅れていた公共株は唯一、9月以来
上昇している。結果株式市場の波乱からの避難先として、価格変動が抑制された銘柄に
注目が当たる。こうしたリスク回避姿勢の投資家が殺到し、「インベスコS&P」低ボ
ラティリティーETF(公共資産投資)の株は始まった相場急落以来、公式運用株であ
るS&Pを大きく上回る上昇をする。米株式市場の時価総額は、3兆ドル(約 340兆円
)一瞬にして一割が減少した。 売り浴びせられ、S&P500種株価指数は、高値から10
%下落し、テクノロジー株は調整局面の基準予想を超える下げが起こる。激しい売り浴
びせである。移動平均を割り込んでいる銘柄の数を見れば一目瞭然に大きい。つまり、
今や6割が、既にシフトをさせ終わっている事になる。投資家がリセッションのような
シナリオを織り込み始めている。と指摘し、こうした動きは行き過ぎで、ファンダメン
タルズ(基礎的諸条件)の調査結果と一貫しないと叫ぶ。こうした見方を関係者は示し
たが、しかし、人々の直感はモメンタム(はずみの指標)の恐怖は日を追いて日々深ま
っている。リポート(報告)では、エコノミスト(株売買人)が選ぶこうしたディフェ
ンシブ(公共企業)銘柄と、本来の価格を引き上げるだろう景気敏感株のパフォーマン
ス(振る舞い)の差は近年になく高い。かつての欧州の「中世荘園システム」を、現代
の製造業を中心にした「近代資本主義システム」に、置き換えて読み反す歴史家には、
4〜500年前の中世末期のヨーロッパの再現に見えている。つまり暴れ株は不良株で
あり、国家や公共株は市民が持つべき街を守る株だ。という話だ。ここに優良株という
話は出てこない。つまり健全な投資の株式相場であり、売買の利殖株の発想を捨てたの
である。「メジチ家の悪夢」の始まりである。公共利潤という市民生活が売り飛ばされ
国が捨てられる危険が迫っているのだ。


260: 名無しさんAA:19/01/10 11:40
 イミテーション・ゲームは続く 36

 近代資本主義システムが崩壊しかけている21世紀の今は、中世とが、不思議なほど
に一致した共通点を数多く見る。16世紀半ば以降、中世にスペイン・イタリアでは、
土地バブルが幾度も幾度も起きている。が、しかしスペイン・イタリアの国民には自国
の土地にしか投資していない。言わば他国の土地には信用がなかった。対してイギリス
・オランダは海洋国家(海賊国家)と変貌し、初めて海へと出かける様に、次々と港に
投資し、船やその海運会社や荷物や船乗りなど投資した。これが株式の始まりである。
今の米国と中国の行動に似ている。フランスでは、財政破たんが起きた。この海洋進出
による経済競争に巻き添えを食い負けたのである。当時の王は、宗教家に救われず市民
裁判を受けて、死刑を執行されるに至った。内政があまりにも悪かったからだが、そう
した事項は、当時のその国の主力産業であった農業が、ほぼほぼ衰退してしまった。と
言うことを意味している。この時にイタリアも同じ様に、国債の金利もその内情から、
20年間長きにわたって2%以下になった。中世イタリアのメディチ家は大金持ちで、
多くの諸侯や国王の金庫番だった。しかし、あまりに低金利の国債を買い続け、投資し
ているのが馬鹿馬鹿しくなってしまうのだ。こうしてこの当時、東インド株式会社の株
式を購入し始めだしたのは、ロシアよりずっと後だったが、それは国よりは私的資産を
守りたかったからだ。当時東インド株式会社の株式の配当は、18%もあった。初期の
ロシア皇帝に至っては4割ほどもあったと言う。しかし、この事で同じ時期にメディチ
家所有の大量のスペイン国債も売られ、ある日を境に、イタリアは哀れに、買い手がい
なくなりおよそ6%近く急騰せざるを得なかった、スペインもイタリアもフランスも、
その後は経済史の表舞台から姿を消し英国に譲った。こうした「利子率革命期」を経て
「中世」は終わりを告げて「近代」が幕開けとなったとされる。こうして世界の覇権は
スペイン・イタリアからオランダ・イギリスへと覇権は移動し、「ローマのカソリック
教会のシンボルであるバチカン支配の中世荘園制度」から「近代主権国家による資本主
義システム」が確立されてゆく事になる。この時起きたメディチ家の苦悩は、今の中央
銀行協会すなわちIMFや世界銀行などにあるようだ。日本で言えば日本銀行となる。
IMFはこれまでも、数々の失敗を繰り返して来た。それは、これまでアメリカの国家
と共に政治力を行使じたFRBの政策によってであったが、事ここに至っては、中国の
軟直陸は不可能だろう。かつて中国に資源はあったし資産もあった。しかし、今や何も
無い。つまりつき放せば、世界恐慌の起因となり、引き寄せても毒や害にしかならない
。この不吉さは、今の考えや発言に見える。きっとこれこそが未来の工程図なのだろう
。しかしその姿は忌まわしく醜く醜悪そのものなのである。


261: 名無しさんAA:19/01/10 11:40
 イミテーション・ゲームは続く37

 韓国が日本の哨戒機にロックオンレーダーを突き付けた。これまでも事あるごとに、
日本を茶化した行為で、世界の人々を困らせては韓国をアピールし、興味を引かせては
資金や援助を獲ると言う行為で歴史を綴っている。日本が黒船で開港する以前から一貫
した戦略である。近年でも苦しくなれば李承晩ラインで拉致、竹島上陸、原子力開発と
北朝鮮と全く同じ試みで他国の援助を引き出した。これらは支那人好(しなじんこう)
とされ日本から見て異様なものである。しかし、こうした嘘や騒ぎたてる行為は人間の
本質なのか、どこの国でも2枚舌3枚舌の外交によって世界を混乱させている。しかし
中でも中国・朝鮮は自国民を苦しめる行為を平然と行う。かつて、取りたかった豊かな
領土さえも国境線になれば平気で皆殺しして火をつけ、焦土作戦を実行して生きてきた
と言う歴史がある。その為日本の様に真面目に、城やアンコールワットの様な権威の発
揚の出城などを許していない。その為代わりに在ったのが少林寺などの自分を守る寺院
などである。福建土楼(ふっけんどろう)とも言われる客家土楼(はっかどろう)も、
そうした非常識中華の名残りである。国から家族や個人を守るしか生き延びる道がなか
ったのだ。ユネスコは世界遺産に登録されたが「生活と防衛を集団で行う組織の、特徴
的な伝統的建築と機能の例と、またその環境と調和したあり方に関して優れた点。」を
認めた。としているがそういう防衛を、党員や国ではしなかった。というよりは、国や
都市が、街や市民を痛めつける国として成り立ってきたのだ。こうして悠久の3千年間
の生活は一つとして思想や意識は発展していなかった。実は、こうした拗(す)ねた見
方や考え方と、取り残された集団との確執と、更に現代社会の浸食が、今の世界の全人
類の大問題の要因なのである。今後恐らく中国とは五十年以上の覇権争いになるであろ
う。米国はこれまでもこれからも、全く不思議な威嚇した搾取社会を作ろうとする全く
不埒な国家であろう。しかし、その不埒な米国よりも中国は、醜悪でいい加減な、無法
国家なのだ。ここに問題がある。恐らく双方から相当の圧力がかかる。だが日本は自由
である。日本がいなければ世界は収まらない。地政学的にも思想信条的にも科学技術的
生産消費活動的言わば経済学的にも、日本は西側世界の最前線である。ドイツは間違え
てトルコを最前線と思って武器輸出したが、日本の開国の頃も今も彼らは西側でも東側
でない中東の最前線なのであり、世界をリードする事は中国と同じ様に不可能なのだ。
それはその教育の悪さに根源がある。刺激を求める破壊的精神はアメリカも中国も変わ
らない。ところが米ソ冷戦で米国は数々を学び紳士的にあろうとするが、中国はしたた
かに生き延びる事を学び中国政府はあくまでも残虐と恐怖を至高とした性格で、人民を
威嚇して政治を行っている。そしてその姿勢は韓国にも伝染して蔓延している。

262: 名無しさんAA:19/01/10 12:04
 イミテーション・ゲームは続く38

 日本がいなければ世界は収まらない。地政学的にも思想信条的にも、経済学的にも、
日本は西側世界の最前線である。それは中国文化とよく間違われ易いが、東洋文化とは
日本であって日本以外では無い。言わば中国は中華文化であり極東ではなく日本が東の
果てであったからだ。かつて開国以前に、西洋社会に日本に目が注がれた時代があった
。それはジャポニズムと言われ中国のチャイナメニューの5年の後に繋がった。チャイ
ナメニュー即ち中華料理と共に王国諸侯には中華料理の料理人としてコックを招いた。
しかし、中国の内乱で、江戸期日本に陶磁器生産地帯が変わった。つまり有田や愛知の
陶磁器が浮世絵の包み紙で八女の茶箱と共にアメリカ・イギリス・フランスに渡航して
行ったのである。こうしてパリ万博ロンドン万博などに出展された日本の物は、東洋の
神秘の品として大きな潮流を産んだ。ここに中国や韓国の様な嘘が無かったからだ。今
日本の発展には、この英国や仏国或いはアメリカなどの親西洋主義者の興した商業や鉱
工業を抜きにして日本の発展は語れないのは歴史的事実である。と同じ様に韓国中国も
、親日家の業績を語らずして国の歴史や今の産業が全くない事を理解しなくてはならな
い。上海や北京或いは韓国釜山などあらゆる所に今は影も形も無い様に見えるが、国の
形さえも日本が無ければ今やこんな発展など皆無だった歴史が中国韓国にはある。これ
には理由がある。つまり信用ならない支那人や朝鮮人に対して、西洋人は何も教えなか
ったが、日本人には感動し日本文化に惚れ日本の情景に多くの西洋人が居ついて生活し
余生を送った為である。勿論、当時に臭く汚なかった朝鮮半島は論外だが、中国やベト
ナムインドネシアフィリピンインドと東南アジアには、必要上で住んでも住みみ着いた
事はない。マラリアや黄熱病など まだその頃対処できない病気が多かったからだ。そ
うした理由から、日本が一番居心地が良く、清潔だった上安全だったのだ。そうした、
日々の生活に感謝して、日本名を取得し骨を埋めた西洋人が多かった。今回内閣が外国
人労働者に対する門戸を広げたことで、恐らく今後は日本は沈む。政府は日本列島に対
して全く感謝がない。神への冒涜である。国民の恥辱だ。そのままでは全人口の15%
を外国人に占められ10%を中国人が占める。4人に一人が外国人では、これまでの習
慣や憲法は踏みにじられるのは当然だろう。フランスの様にテロ対策中で国費はうなぎ
のぼりで15%が対策費となる。債権に20%外国人対応に15%と更に事務や維持費
は3割となれば7割が予算前から出来ている話になる。その残りが住民サービスという
事になる。ところが、この住民サービスも日本は特殊な形態で、公共料金と言う形で、
人々は税金以外に払っている。保険料・運賃・電気料・年金・水道料金などなどだ。も
ちろん、他の国と形態は同じだがその料金の金額が手当てが少なく異常に高いのである
。この官僚マジックは至る所に秘んでいて、国会議員が馬鹿の集まりである事をさらけ
出している。国民にはいい迷惑だが、しかし、その議員の選出は国民が選んでいるので
ある。今度の税率も口に含む食料を5%他を10%と即断すれば一律でいいものを、わ
ざわざめちゃくちゃな税制ににして政治運動化している。もはや政治家でなく利権屋で
ある。

263: 名無しさんAA:19/01/10 14:26
 イミテーション・ゲームは続く39

 わずか3ヶ月前、アップルの株価は過去最高値を付け、時価総額は1兆ドルを超えた
。日本円にして100兆円以上である。だが2018年10月以降、株価は落ちる傾向にあっ
た。この後、年を明けて2019年1月に同社CEOのティム・クック氏が2018年10月〜12月期
売上高の下方修正を発表したことを受けて、翌3日には株価はさらに9.96%下落した。急
落。1月3日の終値は142.19ドル、時価総額は6747億5000万ドルとなり、10月から比べる
と、約4450億ドル(約48兆円)が消失した。同社の時価総額は約4450億ドル(約48兆円
)が消失した。この額はフェイスブックの時価総額を上回る規模だ。中国の経済成長が
落ちていることにアップル・ショックの起因があるのは確かだが、これが原因とするの
は適切でない。それは今、中国は「量から質へ」の新常態(ニューノーマル)に突入し
ているからだ。国家戦略「中国製造2025」に見られるように、徹底した研究開発への、
大型投資案件を重んじて投資している。結果、その間はGDPは量的には成長しない。
その分だけ、「2025年」までには、飛躍的な成長を半導体や宇宙開発などで遂げ、その
後に質を高めた量的成長をも始めることになると、習近平は決意しているようだ。今は
まさに「雌伏(しふく)の時」だと、位置づけているのである。今般の、アップル・シ
ョックは、中国の真相を正確に把握し、それに基づいた正確な戦略を練らなかった見返
りが来たと見るべきではないだろうか。言論弾圧をするような国が世界の覇権を握るよ
うな事態にはなって欲しくないので、アメリカが中国に圧力をかけることには賛同する
。しかし正しい圧力のかけ方をしないと逆襲され、日本の国益をも損ねる。が、これを
隠れ蓑に中国は日本の経過を見てしたたかな戦略上にある。強欲な米国と非情なロシア
更に欲張りな中国と悪果の扇動者韓国と日本の周辺は全く異常である。クリスマス・シ
ョック日本株を売って帰ろうとした海外投資家が興した。アップル・ショックは中国の
国際化しない国内流通市場にアップルが音を上げた事に起因する。それぞれに理由はあ
るだろうが、いずれも持ち直しはしたが一斉に引けば直ぐにでも大暴落は起こしかねな
い危険を意味する1日1割である。3日も続けば株式市場は崩壊する。そうした期弱な
株式市場にしているのが、経済予想を僅かなニューヨーク市場なり市場なりに求めて、
世界を論じている社会である事に原因がある。株価の上昇と利潤に文句はないが、世界
は一体どういう成立してるか。実は全人類は別に株式で人は生きていない。これが小麦
や魚では解るが、只の会社の価値判断である株価は数値にすぎないのだ。これが大国の
怠慢やエゴであるのは当然であった。株価は経済指標だが生活指標にならず社会指標と
は特にならない。なのに、株価は暴落を繰り返す。

264: 名無しさんAA:19/01/10 14:26
 イミテーション・ゲームは続く 40

 こうした事の未来予想では、その祭は、政府は税率を変えるしか給与上昇どころか、
事業存続や組織存続は果たせない。つまり政治はおぼつかない。そうした社会に誰がこ
うしたか。と言う責任が無さ過ぎる。勿論官僚や政府要人全てではないだろうが、私が
みる限りの国会では殆どがくだらない役人と国会議員達で凡そ未来を見ているとは思え
ない。最も皮肉なことは、あれほど日本の独自性と自主性を叫ぶ日本人自身が優秀な人
たちは、こうして腐れていく日本を見たくなく、耐えられずに出て行こうとする事だ。
今の統計でも、1989年のバブル期に海外で就労 または居住していた日本人が58万人
だっが2018年は138万人まで増えている。特に研究分野の日本の頭脳流失は深刻で、
多く分野で海外に行き、高齢の実績ある高齢者は中国に引き抜かれる現象までも起こっ
ている。ナショナリズムが台頭してはいるが、およそ必要な人材は各国共に国を離れて
新たな一からの環境に行き萎えてしまっていると言う世界の現実である。著しいのが、
中国であったが、中国も一筋縄ではいかない。日本でも大半の留学生は、共産党宣言の
「中国国民は他国籍になろうとも中国共産党の命令に従わなければならない。」との誓
いの誓約書で来ている。つまりおよそ日本人の様な頭脳流出はない。ただ大金を掴み、
自由社会を手に入れたいと出国している人間は多いが、それは極一部で逃避共産党幹部
でしかない。しかし、あのヘンリー・キッシンジャー元米国務長官(91)でさえも、
最近の巨悪化した中華に警戒感を持ち始めた。キッシンジャー氏は超現実主義者で寛容
な異文化の理解者として名高い。しかし、自国益のために「工場廃液や下水を精製して
作る食用油」や「人間の毛髪で作る醤油」といった「中国製格安食品」のある中で混入
や輸入すらあるやもしれぬ。と不安を隠さない。「中国は米国主導の海洋秩序安定活動
を必ずしも規則とは捉えていない。上級指導層を含め中国人は、国際システムにおける
規則順守や責任を求められても、むしろ敵国のシステムで我々とは違う世界、破壊すべ
き社会としている様だ。要はシステム自体の構築時に参画していなかった上、順守義務
など毛頭ない。と考えているのだ。それでも「戦勝国」を詐称し、国際秩序構築に参加
しなかったと言い張りながら、国連の常任理事に無理やり押し入って席に座っている。
実際中国は国際法や国際規範の無視はもとより、国際的破壊を続けたままだ。南シナ海
で領有権紛争を平和的に解決すべく、2002年に調印した国際法順守を謳う行動宣言
は、簡単にプラスチックごみ同様に棄てられた。フィリピンの島民の島を守る10人程
をを銃砲射撃して捨てた。この中国に唯一凄味が利くのがロシアであろう。勿論お客と
して米国も大事には思っていようが脅威ではない。と思っている。




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