[*]前 次[#] [0]戻 [4]履歴
[1]最新 [2]最初 ▼[3]コメント欄

モラハラ相談
35/42頁 (412件)
344: 09/23 19:52
     世界閲覧 35      死者の魂と共に生きて  040     

(2)ビンラディンは潜伏ではなく、ISIに早くから身柄を拘束され、パキスタン軍
の管理下でアボタバードに軟禁されていた。難病を患っており、主治医がいたが、そこ
からDNAがアメリカ側に渡っていた。アメリカは男がビンラディンであると知ってい
た。ビンラディンをアメリカに「売った」のは前出のハリッド個人ではなくISIとい
う組織の判断だった。米当局のあるテロ対策担当者はこう解説する。「当時、ビンラデ
ィンを殺したがっていたのは、アメリカ政府ではなかった。アルカイダが戦略を転換し
、後の『アラブの春』のような民族蜂起を画策して、パキスタンもその芽を早めに摘み
たがっていた。」つまりパキスタンには邪魔だった。しかし、パキスタンにはビンラデ
ィンに直接手を下せない事情があったという。「パキスタン軍がビンラディンを殺した
りすれば、国内外のイスラム過激派に漏れて、激怒し何が起こるかわかりません。しか
し、アメリカに殺させすればその心配はない。復讐心に燃えるアメリカに居場所を教え
れば必ずアクションを起こす――彼らはそう考え、ハリッドに裏切りを命じた。」と推
測されている。これは、再選を狙うオバマ大統領にとっても吉報だった。こうして両国
の利害が一致した、という。(3)オバマ政権は、情報漏洩を恐れて暗殺作戦を事前に
パキスタン側に知らせなかったと発表している。しかし、対空砲で護る重要施設で撃ち
込まれる可能性のある中で病人をわざわざ急襲する危険性は冒せない。実際は11年1
月に合意が結ばれ、作戦当日、ビンラディン邸の警備員たちは、ヘリの音が聞こえたら
立ち去るように命令されていた。と言われる。SEALs隊員は、一緒のISIの将校
に案内されて3階の部屋へ入り、無抵抗のビンラディンを撃った。事前に作戦の情報共
有がなされていたという点については軍事評論家の多くは同意する。「領空に侵入した
米軍ヘリがパキスタン軍に迎撃されなかった。ビンラディンの潜伏集落が作戦決行前に
停電した。これらのことはパキスタン側の協力を仰がなければまず不可能である。」
(4)当初の予定では、「ビンラディンはアメリカの無人暗殺機が殺害した」という、
ストーリーを1週間後に発表するということでアメリカとパキスタンは話をつけていた
。ところが、着陸に失敗したヘリは、尾部が現場に残ってしまった。このことを理由に
オバマ大統領はすぐに会見を開き、急ごしらえの別のストーリーを発表。ここでCIA
の追跡、SEALsの銃撃戦といった“ウソ”が流布された。作戦に参加したSEAL
s隊員が後に出版した本では、すさまじい銃撃戦が繰り広げられたことになっているが
、ハーシュの記事ではこれらの事もも全面的に否定されている。

[*]前 次[#]
▲[6]上に [8]最新レス [7]ピク一覧

名前:
Eメール:
コメント:

sage
IDを表示
画像を投稿(たぬピク)
現在地を晒す