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世界閲覧 ３５ 世界は踊るリンボーダンスの様に ０３
しかし、そのとてつもない嘘もニュースとなりワシントンポストなど一般誌や新聞や
ＴＶで取り上げられると、通ってしまう。それが大統領選のトランプ効果のマジックで
あった。ここでも、信じた正義漢は数多く信者を輩出した。こうして脅迫はおさまらず
、直近では、周辺の店や会社なども脅されるようになっていたという。「『お前たちを
銃殺隊の前に並ばせてやる』と言っている人もいました。」と、コーヒーショップの、
オーナー、マット・カーさんはワシントンポストに語った。この事件についてカーさん
は、「最悪の恐怖でした。誰かが一連の話を読んで、銃を持ってやってくるだろう。と
心配していましたが、今日、それが本当に起ったのですから。」と語った。魔女裁判や
ユダヤ狩り現象である。警察によると、ウェルチ容疑者は危険武器による襲撃の罪には
問われた。警察はレストランから銃を２丁、ウェルチの車から他の武器を１点押収した
。しかし、このフェイクニュース発信は、大統領になったトランプさえも起こそうとし
ている。「アメリカのドナルド・トランプ大統領は２月１８日、フロリダ州メルボルン
にあるオーランド・メルボルン国際空港の格納庫で行われた集会で、就任後の１ヶ月で
環太平洋連携協定（ＴＰＰ）の離脱や雇用の確保、不法移民の取り締まりなどの成果を
強調して、『アメリカを再び偉大にするために驚くほどの進展があった』と語った。そ
の一方で、『昨夜、スウェーデンがテロ攻撃を受けた』と、フェイクニュース情報を流
したのである。トランプ氏は、連邦高裁が差し止めていた『イスラム圏７ヶ国の入国禁
止を命じる大統領令』に代わる新たな入国規制策を導入する計画を発表した後、ドイツ
やスウェーデンなど、移民受け入れに積極的なヨーロッパの国名を引き合いに出し、移
民、特に難民を受け入れる危険性を訴えた上で、『ドイツで何が起きたのか見ただろう
。昨夜、スウェーデンで何が起きたのか見ただろう。』と、トランプ氏は支持者の群衆
に向けて話したのだった。『スウェーデンだ。誰が信じられる。スウェーデンだぞ』と
彼は付け加えた。『スウェーデンは難民を大勢受け入れた。彼らは今、思いもよらなか
った問題を抱えている。』とトランプ氏のその後の発言で、過去２年間にテロ事件が起
きたヨーロッパの場所について述べていたことがはっきりした。」この妄想果敢な御仁
は「ブリュッセルで何が起きたか見ただろう。世界中で何が起きているかご存知だろう
。」と語り「ニースのことを考えてみてほしい。パリのことを考えてみてほしい。」と
まで言った。まるで見ていない９１１のテロをＴＶで見たかの様な演説をしたブッシュ
と全く同じに攪乱神経衰弱者となったのである。
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