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モラハラ相談
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384: 10/29 17:19
 しかし、これはこれで厄介な事だ、当初からリスクある独裁国家だと解っていて国際
社会は、特にIMFや銀行団は付き合っていた筈だ。米国もドルショック以来サウジの
原油に米国紙幣の「信用担保」に置き今まで民主主義に導く事が出来無かった。一方で
まったく非の無いイラクを崩壊させ、一方で殺人をアラーに捧げる聖戦とするアルカイ
ダを焚きつけ、サウジのイエメン攻撃にも武器を与えた。余りにも国際社会は矛盾し、
平和国家は臆病で都合が良すぎるのである。又これを利用したのが、トルコであった。
西洋社会にはイスラムの盾として利用して来た。今までも最新のドイツ戦車の輸出先だ
ったし、避難民の仮の留め置き場所として機能していた。地政学的にも東西文化の出会
う場所で、曲りなりにもこのエルドアンが出る前はイスラムの自由主義の旗手であった
。トルコも北朝鮮も常に大国のはざまにいる国で、戦前はロシアから戦中は西洋から戦
後は隣国から、その圧力があった。つまり、トルコからすれば、西側陣営だろうと東側
だろうと、自由主義だろうと共産主義だろうと、隣国の圧力が重圧となって現れる国な
のだ。特に国内に愛国主義者を産めば、疲弊と混乱をもたらす原因となるのである。こ
の暗殺とは言えその殺され方よりは、殺した場所が問題で領事館である。しかしサウジ
のみならず、社会主義国家は、ロシアはイギリスでのKGBの元スパイ暗殺、北朝鮮は
マレーシア飛行場での義兄殺し、という暗殺は場所は選ばないでいる。こうした理不尽
な行為を広めたのは英米である。これまで特に米国は一貫して自由と博愛を宣伝しなが
らも、防衛の為にと人殺し兵器を資本主義として広げ商売をしてきた。今やロシアのみ
ならず、イラン・中国・北朝鮮の中距離核攻撃での武装を始める事を見越して、アメリ
カは、ロシアと結んでいるINF条約(中距離核戦力全廃条約)を破棄すると表明した
。ロシアでINF条約に違反するとした10倍音速ミサイルを開発配備することが原因
だとしている。つまり、アメリカだけが条約に縛られているわけにはいかないという。
と言う話である。INF条約には 射程500〜5500kmの中距離核戦力を投射する兵器を、
全廃する条約であった。1988年に発効され、アメリカはパーシング2弾道ミサイルと、
グリフォン巡航ミサイル(トマホーク地対地型)、ロシア(ソ連)は SS-20(RSD-10)
弾道ミサイルを廃棄した。がここに新冷戦を幕開けさせた形で、軍拡経済戦争が起こっ
た事になる。だがこれはペギダ(PEGIDA)イギリスを初めとする新たたに出た極右翼の
「何でも自由」を謳う声の実現に他ならない。つまりトランプが言う「アメリカは一つ
だ。一つになろう。我々も武器を取って国を守ろう。」と言う馬鹿な矛盾がここにある
。武器や兵器産業で栄えた武器商人も「地球や国」が金に換えられない宝と言う事が、
今もまるで理解していない行動に戻る事になる。しかし、命と変わらず、破壊し崩壊し
た平和生活世界は、決して戻ってはこない 貴重な物なのだ。
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