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82:詩人 ◆GpSwX8mo 02/01 21:42 ID:16 [sage]
それからの話だ。
少女が突然私の家に気てから一週間が経った。
彼女は毎朝部屋まで私を起こしに来た。
「お姉ちゃーん朝だよー遅刻するよー起きないとあさげをうどんげにするよーお」
この生活にも馴染んだようで、甘えてくる姿が妹のようだ。
だけど本当の家族ではなく、限りなく近い存在。
そこに境界線はなく、私の「領域」に触れるのもすぐであった。
「お姉ちゃん・・・眠れないよ・・・」
私の部屋のドアを開けたのは0時を回ってからだった。
「こっちへおいで」
私はベッドの中に彼女を受け入れた。
懐かしいような、新しいような、くすぐったい匂いの中で二人は見つめ合った。
「あったかい・・・」
明かりのない部屋でもはっきりと見えるほど輝く笑顔は、私を衝動的に突き動かした。
「ねぇ・・・もっと温かくしてあげよっか?」
おもむろにぱzy
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